モンキー・D・ルフィ（ONE PIECE）の徹底解説まとめ

モンキー・D・ルフィの概要

プロフィール・人物像

異名：麦わらのルフィ
年齢：17歳 → 19歳
身長：172cm → 174cm
懸賞金：3000万ベリー（アーロンパーク崩壊後） → 1億ベリー（バロックワークス崩壊後） → 3億ベリー（エニエスロビー脱出後） → 4億ベリー（新世界突入時） → 5億ベリー（ドフラミンゴ討伐後） → 15億ベリー（万国脱出後）
肩書き：最悪の世代、5番目の「海の皇帝」
所属：麦わらの一味船長、麦わら大船団大頭
所属船：ゴーイング・メリー号 → サウザンド・サニー号
悪魔の実：ゴムゴムの実（超人系）
覇気：覇王色、武装色、見聞色
出身地：東の海 ドーン島 ゴア王国 フーシャ村
誕生日：5月5日（こどもの日）
血液型：F型
夢：「海賊王」になること、シャンクスとの再会
好きな食べ物：肉全般
嫌いな食べ物：ある店のチェリーパイ（何となく）
得意料理：生肉のお皿のせ
趣味：冒険、宴
イメージ動物：サル
イメージナンバー：01、56（ゴム）
イメージカラー：赤
イメージマーク：麦わら帽子をかぶったドクロ
イメージ国：ブラジル
イメージ県：沖縄県
イメージの花：コスモス
イメージ職業：消防士
家族に例えると：四男
ニオイ：肉のニオイ
弱点：海（カナヅチ）、斬撃、騙しや催眠術（単純な性格のため）
家族：モンキー・D・ドラゴン（父）、モンキー・D・ガープ（祖父）、ポートガス・D・エース（義兄）、サボ（義兄）、カーリー・ダダン（育ての親）

ONE PIECEの主人公であり、麦わらの一味の船長である。
幼少の頃に会ったシャンクスに憧れ海賊となった。そして海賊王になるべく、『ひとつなぎの秘宝』『偉大なる航路（グランドライン）』の最後の島『ラフテル』を目指す。
『ゴムゴムの実』を食べたゴム人間で、自在に伸縮する身体を使って戦う。

容姿

シャンクスから貰った麦わら帽子がトレードマークで、通称も『麦わらのルフィ』となっている。
左目尻に傷跡がある。『マリンフォード頂上戦争』で海軍大将である赤イヌから重症を負わせられ、胸に巨大な傷跡ができた。
基本的には赤いノースリーブのシャツに、短パン、草履を着用している。『新世界』以降では、シャツの袖が肘辺りまで伸び、黄色い腰巻きを着用している。上陸する町や島によって様々な衣服を着用する。

性格

子供がそのまま成長したような性格。どこまでも明るく、楽観的主義者。思うままに行動・発言し、いつもトラブルを招いている。
仲間をどこまでも大事にする。仲間の為であればどの様な敵が相手でも躊躇なく戦う。その為、仲間から絶対的に信頼されている。初対面の人でも敬語を使う事がない。例え相手が王族であってもそれは変わることがない。しかし、ルフィを嫌う者は少なく好意を抱く事が多い。『マリンフォード頂上戦争』でも初対面の白ひげが傘下の海賊にルフィをサポートするように告げた。それを見たジュラキュール・ミホークは『能力や技じゃない。その場にいる者達を次々に自分の味方につける。この海においてあの男は最も恐るべき力を持っている…！』と感じていた。

どこまでも自由人であり、偉そうにしている人物を嫌う。弱虫の子供でありながら、屈強な侍を家臣に持つモモの助が偉そうな口調で話していた時には、それをヤジっていた。また泣き虫にも冷たく、すぐに泣き出す魚人島の人魚姫『しらほし』の事を『よわほし』と呼んでいた。

海賊だが、残虐性や、悪意は皆無。仲間や、しかし、仲間や虐げられている者達の為であれば犯罪行為の及ぶ事がある。しかし、それでもルフィを知っている者であれば信頼は揺るがない。『アラバスタ王国』の王女『ネフェルタリ・ビビ』は「彼のやる事は全て…信じられる。」と発言している。
これまで様々な善行を行っているが、『ヒーロー』になるのは嫌がる（ルフィの中での『ヒーロー』は『肉を分け与える』というイメージであるから）。

大食漢であり、麦わらの一味の出費のほとんどはルフィの食費である。1日5食が基本。その上で夜な夜な冷蔵庫からつまみ食いを行っている。エニエス・ロビーの後の戦いでは眠りながら食事をする術を見つけている。好物は肉。

モンキー・D・ルフィの能力・悪魔の実

悪魔の実：ゴムゴムの実

超人系の悪魔の実であり、口にした者は『ゴム人間』となる。
全身が伸縮するようになり、ルフィはその能力を生かして戦闘を行う。どこまでも伸びるわけではなく、限界は存在する。『ホールケーキアイランド編』で手を杭で打ち付けられて拘束された際には、腕を限界まで引き伸ばし、引きちぎって拘束を解こうとした。
打撃や、高所からの落下など、衝撃にはめっぽう強い。しかし、斬撃には耐えられない為に避けなければならない。
またゴムである為に電撃を無効化する。『ゴロゴロの実（自然系の悪魔の実で、雷の力を得られる）』の能力者であるエネルの電撃が全く効いていなかった。

ギア2

全身の血液をゴム人間だからこそ耐えられる速度で循環させ、身体能力を大幅に上昇させる。発動させると、体温が上昇し、身体が赤くなって蒸気が立ち上る。使用し始めた時には、肉体にかかる負荷が大きく、長時間使用すると動けなくなっていた。しかし、『新世界編』になってからは疲労しているような描写はない。

ギア3

身体の中に空気を注入し、一部を巨大化させて攻撃する。ギア2に比べて、攻撃のスピードは落ちるが、その破壊力は比べ物にならない。
骨も膨張しているため、ギア3は非常に硬く、銃弾も弾き飛ばす。使用初期は、膨張していた反動で身体がしばらくの間、収縮してしまうデメリットがあった。しかし、『新世界編』以降では収縮する事がなくなった。
覇気の消耗が激しく、一定時間しようするとギア4が解け、10分間は覇気を使えなくなる。

ギア4

ルスカイナでの修行の果てに編み出した技。覇気を使用し、能力を更に引き上げている。
ギア2寄りで、スピードに特化した『スネークマン』、ギア3寄りで、攻撃力に特化した『弾む男（バンドマン）』がある。
武装色の覇気を纏うことにより、硬いままゴムの弾性を保持する事が可能。それにより、耐久力が大幅に上昇する。また、攻撃もギア2やギア3とは比べ物にならない。空を飛ぶことも可能になっている。

覇気

武装色、見聞色に加え、数百万人に1人ほどしか使えない覇王色の覇気も使用できる。
武装色を纏う事により身体を硬化させ、攻撃力、防御力が遥かに上る。また、これまで弱点を突く事でしかダメージを与えられなかった自然系の能力者にも攻撃が可能になった。
見聞色を使用すると、敵の存在や、敵の攻撃を感知する事が可能となる。『ビッグ・マム海賊団』の大幹部シャーロット・カタクリとの戦いにより見聞色の覇気に磨きがかかり、近い未来を予知する事が可能になった。
覇王色の覇気は『新世界編』以前から度々発揮してきたが、レイリーの修行により完全にコントロールできるようになった。覇王色の覇気を浴びせる事により、大きく実力差がある相手を気絶させられる。『魚人島』で『新魚人海賊団』と戦った時には、5万人の魚人を気絶させた。

モンキー・D・ルフィの必殺技

ゴムゴムの実の能力を用いた肉弾戦で戦闘を行う。技名には、武器や動物の名前が付く。
『偉大なる航路編』では、肉体を活性化させた『ギア2』、肉体を膨らませた『ギア3』、そして『新世界編』では、ギア2、ギア3に覇気を組み込んだ『ギア4』を会得している。