プラネット・ウィズ(アニメ・漫画)のネタバレ解説まとめ

『プラネット・ウィズ』とは、「J.C.STAFF」製作のオリジナルアニメーション作品。2018年に放送。本作は漫画家「水上悟志」が書き下ろしたネームを元に製作されている。漫画版は水上悟志自らが描いている。主人公「黒井宗矢」は記憶喪失の状態で「先生」「黒井銀子」の二人と暮らしていた。ある日、街に「ネビュラウェポン」と呼ばれる謎の飛行物体が現れ、それをヒーロー7人が倒す。しかし宗矢は銀子にヒーロー達を倒すように言われるのであった。

宗矢と先生が念力合体することで現れる巨人。
宗矢が操縦している。
「ネビュラソルジャー」という名前はグランドパラディン側がつけた名称であり、正式名称は不明。
必殺技は「ギガキャット・ハンマー」「ギガキャット・ブレイド」。
ソルジャーの状態でドーピングアイテム「コスモマタンビZ」を飲むと翼が生え行動力が上がるが、次の日に先生と宗矢二人とも二日酔いに悩まされる。
閣下と白石も念力合体する事ができ、白いネビュラソルジャーとなる。

念動巨神装光(ねんどうきょしんそうこう)

グランドパラディンのサイキッカーたちの兵器。
サイキッカーたちが龍の念動装甲を削って出来た白い粉の入った小瓶を使うことで念動巨神装光に変身し、コックピットの中で操縦する。
小瓶に予備は無く、宗矢に小瓶を奪われたサイキッカーは変身能力を失う。
念動巨神装光のデザインはサイキッカーたちの名前に入った動物モチーフにデザインされており、大きさも人によって違う。
固有武器を持っているのは竜造寺親子のみ。
搭乗するサイキッカーの攻撃衝動が高まりすぎると、龍に酷似した姿に変形し攻撃力と再生力が上がる。
しかしその際サイキッカーは意識を取り込まれ、敵だと認識した物を只管攻撃する破壊衝動を持った暴走状態になる。

かつてはネビュラに属していたが、悪を許さず全て滅ぼすという過剰な正義感を持ち、リエルに侵略行為を仕掛けていたシリウスを滅ぼしてしまう。
シリウスの戦闘とは関係ない一般人や生物を全て消し飛ばしたため、ネビュラにその行為を「悪」と判断され、極刑である時空追放刑に処された。
ネビュラの最強の感応能力者1000人と77の封印装置の力によって亜空間に飛ばされ、そのまま死亡したものとされていた。
しかし龍は偶然にも生き残り、その後月の裏に墜落し休眠状態となり、その間竜造寺夫妻の養子「龍造寺隆」となった。
岳蔵は隆を隕石から発見した赤子だと冗談で言うが、それはどこまでが本当の事なのかは不明。
しかし龍が月の裏で眠っている間は、竜造寺隆としての意識があった。
隆もまた龍と同じく過剰な正義感を持ち、ネビュラを侵略者と見なして過剰な攻撃をしかけ、宗矢に倒される。
グランドパラディンが隆から貰った砂の入った小瓶は龍の念動装甲を削った粉であった。
龍の正体は、楽園の民の生き残り「アズラバラクラ」で、肉体を捨てることを拒み念動巨神装光を繰り返して巨大になった姿であった。
楽園の民曰く、アズラバラクラの肉体は既に滅んでいるがそれを超能力で維持し、破壊衝動と己の正義に捕らわれ続けている状態にあった。
楽園の民はそんな地獄からアズラバラクラを救うことを望んでいた。
龍の中には龍の格となる人物・アズラバラクラがいるが、すでに体が植物のように根を張り人の原型を留めていなかった。
最期は亜空間の中で消滅し、本来アズラバラクラが居るべきである楽園の民のコミュニティに迎えられた。

アズラバラクラ本体。

『プラネット・ウィズ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

宗矢の過去

シリウスにいた頃の宗矢と兄。

宗矢はシリウスでごく普通に暮らしていたが、龍によって住んでいた街や、大好きな兄を失ってしまう。
龍の攻撃を逃れ気絶してる所を先生と銀子によって保護され、その後目覚めると記憶を失っている状態にあった。
そして龍の力を宿す小瓶を見た事で全てを思い出す。
序盤では龍を恨んでいる事、龍が故郷を滅ぼした事のみしか明かされず、徐々にシリウス人とリエル人の話などが明らかになっていく。

龍が襲撃してきて、宗矢は先生と銀子に保護される。

シリウスとリエル

侵略活動をするシリウス。銀子は民を守るためにバリアを張る。

サイキック能力に目覚めた惑星シリウスと惑星リエル。
シリウス人は念動能力に優れ、テレパス能力に優れ平和を好むリエルを侵略しようとする。
リエルの姫であった銀子がシリウス人たちの攻撃から民を守っていると、そこに先生が助けに現れた。
銀子はリエルを愛の進化種族であるネビュラに加入させることを目指し、先生に弟子入りする。
先生と銀子はシリウスに向かった龍を追いかけ、銀子のテレパス能力によって龍の居場所を特定し、たった一人の生き残りである宗矢を発見した。
龍はシリウス人は全て滅ぼすべきだと言うが、先生はシリウス人でも愛や正義の感情は芽生えるのだと証明するために宗矢を育てる、と龍に言う。
龍に宣言した通り、宗矢は優しさや愛を持った人間に育ち、先生は龍へ証明して見せた。
シリウスとリエルは被害者と加害者の関係であったが、銀子は宗矢を恨まず、銀子曰くリエルの民もシリウス人である宗矢を受け入れるだろうと語る。
宗矢はそんな銀子を尊敬し、銀子も地球のために戦った宗矢を誇りに思い、血は繋がって居ないが二人は姉と弟の家族関係になる。

接近していく宗矢とのぞみ

高校生ののぞみと宗矢。

宗矢に始めて出来た地球人の友人がのぞみであった。
初めはのぞみの名前が覚えられない宗矢であったが、「のぞさん」と呼ぶようになり、次第にのぞみに会うために学校へ行く様になる。
学校の生徒達が次々と引越しや疎開していなくなってしまう中、のぞみは両親と共に街に居残り、宗矢にとって守りたい対象となっていく。
のぞみの方も、宗矢が何らかの方法で自分達を守ってくれている事に気づき、宗矢に感謝し応援する。
のぞみはネビュラソルジャーが宗矢だとは知らないものの、街を守るように闘う行動を見てネビュラソルジャーを悪や侵略者とは捉えていなかった。
また、宗矢が闘い理由を無くし、もう戦いたくないと泣き出すと、無力な一般人でありながらも白石から宗矢を庇おうとした。銀子と先生からは良い子であると高い評価を受けた。
大学生になった頃には二人は交際を始め、二人ともサイキックに目覚めたため、のぞみが何処にいるか宗矢がテレパスで当てるという修行をしていた。
初めはクラスメイトの一般人であったのぞみであるが、地球人とどこか距離を置いていた宗矢と心を通わせ、宗矢の心の成長を促す重要な存在となっていく。

大学生ののぞみと宗矢。

封印派の見せる優しい夢

死んでしまった先輩が実は生きているという夢を見ている紅華。

ネビュラ封印派は、ネビュラウェポン又は封印装置と呼ばれる兵器で、地球人たちを封印しようとする。
その方法は、封印装置で叶う事がない幸せな夢を見せ、その人の抱く願望を叶えさせる事により我欲を失くすというものである。
亡くなった人との再会や、コンプレックスの解消、現実ではありえない美少女ハーレム、札束のお風呂、など見る夢は人によって様々。
グランドパラディンでは根津屋が最初に夢を打ち破れずに眠り続け、目覚めた後は中二病気のない大人となってしまう。
その後、紅華が生身で封印装置に晒されたため眠りにつき、片想いをしていた警察時代の先輩である葉介の兄が生きていたという夢を見る。
目覚めた紅華はトゲトゲしさの抜けた別人となり、紅華が自分にとっての全てであった葉介はもう自分の知っている紅華はいないと絶望してしまう。
そして葉介は封印装置と合体して地球人全てを封印してしまうが、宗矢の呼びかけによって8割が夢からの目覚めへと至った。
2割は寝たままということでもあり、夢を見ることでしか救われない人もいる、ということである。
グランドパラディンたちはネビュラウェポンの中で各々夢を見せられるが、打ち破る際にそれぞれ何らかの言葉を囁かれている。
それは本人がコンプレックスに思っていたことや、誰かに言って欲しかったことであるのか、詳細は不明であるが、格キャラクターの本質に迫る言葉になっている。

目覚めた紅華は、以前のようなトゲのない穏やかな性格に。

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