ぷよぷよ(Puyo Puyo)のネタバレ解説まとめ

『ぷよぷよ』とは、ブロックピースとして落ちてくる『ぷよ』を4つ並べて消す落ち物パズルゲームである。魅力的なキャラクター達との掛け合いが今なお、人気を誇っているシリーズである。ぷよぷよシリーズは近年に至るまでの歴史も長く、ゲームのルールや連鎖ボイス、演出など、多岐に落ち物ゲームの礎を築き上げてきた作品と言える。
主人公のアルルが、毎度お騒がせな事件を引き起こすサタンを懲らしめに行き、ぷよぷよで戦う。

『ぷよぷよ』の概要

RPG『魔導物語』から流用したキャラクター達や、『連鎖ボイス』などの導入により可愛らしいキャラクター達も受けたのか、当時にしては女性プレイヤーも多かった。

『ぷよぷよ』とは、株式会社コンパイルが発売した落ち物パズルゲームのシリーズである。
現在は発売元であったコンパイルが1998年3月に経営破綻し、和議申請を行った際、『ぷよぷよ』シリーズの知的財産権がセガ(後のセガホールディングス)に売却されており、セガグループ各社がシリーズの販売を行っている。
また、タイトルの『ぷよぷよ』はこのシリーズを通して、ブロックとして登場するスライムタイプのモンスターの名称でもあり、どちらも縮めて『ぷよ』と呼ばれている。

落ちものゲームの代名詞、『テトリス』の登場により空前の落ち物パズルゲームブームとなり、1980年代末から1990年代初頭に掛けて、多くの亜流作品のパズルゲームが登場した。
『ぷよぷよ』もまた、そのような時代に生まれたパズルゲームの一つである。
ディレクター&サウンド担当の塚本雅信及びデザイナーの森田健吾は当時コンパイルから発売していた、雑誌とCD-ROMがセットになったパソコンソフトのシリーズ『DiscStation』に掲載されたユーザー投稿ゲームに着想を得て、『どーみのす』という、ドミノの牌が降ってきて、同じ数字や連番になるように積むというゲームを開発していた。
しかし、遊べる段階まで実際に作ってみたところ全く面白くなかったために作り直すことになった。
作り直しの際、PCソフトとしてコンパイルから発売されていたRPGである『魔導物語』のスタッフが関わり、落下するブロックを『魔導物語』に登場する『ぷよぷよ』に置き換え、それに伴いルールも一新した別のゲームに作り変える形で開発され、後に『ぷよぷよ』シリーズとして人気を博す事となる。

また、本作『ぷよぷよ』が当時斬新だった点として『連鎖ボイス』が挙げられる。
これは、キャラクターや設定などの流用元である、RPG『魔導物語』に搭載されていた、これもまた当時のRPGとしては珍しい『キャラクターボイス』を引き継いだものとなっている。
また、これ以外にもBGMやフィールドを囲っている枠、状況に応じたキャラクターの表情変化なども引き継いでおり、非常に大きな連鎖をしたときに「ば・ば・ば・ばよえ〜ん!!」と声が重なる演出など、『魔導物語』に登場する倍率が上がるごとに重なる回数が増えていく魔力倍加魔法(ダイアキュート)が元になっていたりする。

『ぷよぷよ』のあらすじ・ストーリー

内容は作品により多少は変わるが、『オワニモ』の呪文を開放した魔導士の卵、アルル・ナジャが、何かと迷惑な思い付きをする(時には、それが事件にまで発展する事も)魔界の貴公子サタンを懲らしめるというのが大まかにシリーズを通して毎度のように展開されている。
その道中において、顔見知りの、ルルーやシェゾと言ったキャラクター達や、モンスター達とのユニークな掛け合いを繰り広げている。

『ぷよぷよ』のゲームシステム

基本的なルールはほぼ各作品で同じである(ただし、細部は違う事もある)。
この項目ではシリーズ共通する部分をポイントとして記載。

基本ルール

左から3列目が一番上まで積みあがると窒息してゲームオーバー。大連鎖を狙ってぷよを積みあげる際は注意。

縦12マス×横6マスの格子で構成されたフィールドに、格子の1マスにつき1個のブロック(以降ぷよと表記)を置くことができる。
上から2つ1組で落下してくるぷよを回転、横移動、高速落下のいずれかの操作をしてフィールドに配置する。
ぷよは種類ごとに色が異なり、色は3~5色(通常は4色)ある。
次にフィールドに落下するぷよはフィールドの枠外にNEXTぷよとして予告されており、配られるぷよの配分は麻雀の『ツモ』に例えられている。
落下してきたぷよがフィールドの床やほかのぷよに衝突すると、その位置にぷよが固定される。
ただし、落下してしかぷよを横にして置いたりなどして、ぷよに1マス分でも下方向に空白がある場合は、強制的にそのぷよだけ落下する。
固定されたぷよと同色の『ぷよ』が周囲4方向にいる場合、それらは互いにくっつき、同色で4個以上くっつくと消滅し得点となる。
ぷよの消滅により千切れて余ったぷよが落下などした際、再びぷよが4個以上くっつくと消滅し、連鎖が起きる仕組みになっている。
普通に4つ色を並べて消す行為だけでも1連鎖とカウントされ、消滅した回数に応じて連鎖がカウントされる。また、複数色を同時に消した場合でも、1連鎖扱いとなる。
なお、ぷよを消したときに入る得点は、消したぷよの数に、設定された「連鎖倍率」を掛けることで計算されている。
フィールドの左から3列目にぷよが一番上まで埋まると『窒息』してゲームオーバーとなる。

対戦ルール

ぷよぷよは基本的にCPUまたは人間との対戦に主眼が置かれており、対戦形式の場合、ぷよを消すと得点に比例した量の『おじゃまぷよ』と呼ばれる無色透明なぷよが対戦相手のフィールドに降る。
一度にまとめ画面に降る最大量は30個で、それ以上のおじゃまぷよを送りつけられている場合、2回以上に分けて降ってくる。
『おじゃまぷよ』同士は4つ以上くっついても消滅せず、おじゃまぷよの近くで通常の色の付いたぷよを同色4つ以上つなげて消滅させる事で、その上下左右に隣接していたおじゃまぷよもつられて一緒に消える。
シリーズ2作目である『ぷよぷよ通』以降では、特殊なおじゃまぷよとして『固ぷよ』『得点ぷよ』などの種類もある。
固ぷよは2回以上隣接させるか、二ヶ所から囲んで消さないと完全には消滅せず、得点ぷよは通常のおじゃまぷよと同じだが、消すことで得点となる。
『ぷよぷよ通』以降では、予告ぷよにおじゃまぷよが表示されているときにこちらも連鎖をすることで、その得点分だけフィールドに落下するおじゃまぷよが減少する。
予告ぷよに表示されているおじゃまぷよを全て消して、こちらの相殺分のおじゃまぷよが余っている場合は、その差分だけ相手に送り込むことができる。

ゲームモード

ひとりでぷよぷよ

コンピュータが操作する、キャラクターと対戦するストーリー付き(漫才デモと呼ばれている)のモード。
因みに、『オワニモ』という、4匹以上の同色の魔物を時空の狭間へ消し去る呪文を解き放った魔導師の卵の少女アルル・ナジャが、『ぷよぷよ地獄』に立ち向かうという、シンプルなストーリーである。
ただし、オワニモの呪文の設定については、家庭用ソフトとして、一部販売された取扱説明書に記載されているのみとなっており、ゲーム中では一切言及されない。

ふたりでぷよぷよ

人間2人で対戦するモード。
それぞれハンディキャップ設定としてレベルを選択できる。
レベルは「激甘」「甘口」「中辛」「辛口」「激辛」と、カレーライスのに例えた名称になっており、このレベル名称は後のシリーズにも継承されている。

とことんぷよぷよ

エンドレスにゲームオーバーになるまで、ぷよぷよを消していくモード。
開始時のレベル選択は「激甘」「中辛」「激辛」の3段階となっている。

なぞなぞぷよぷよ

提示される条件に沿ってぷよぷよを消していくモード。元祖『ぷよぷよ』では一部のゲーム機種のみに収録されていた。
後に発売された単品版、『なぞぷよ』のシステムのベースとなっている。

画像は後に発売された『なぞなぞぷよぷよ』を元にゲーム化された『なぞぷよ』。
このように、お題が設定されており条件をクリアする事が目的となるモードである。

『ぷよぷよ』の登場人物・キャラクター

アルル・ナジャ

keeper
keeper
@keeper

Related Articles関連記事

今だからこそ見ておきたい「ぷよぷよSUN決定盤」のお漫才

SEGAの大人気ゲーム「ぷよぷよ」は、今でこそ「ぷよぷよフィーバー」が主流ですが、その相殺や原型はSUNにこそありました。「ぷよぷよ」で定番の勝負前の漫才は、このときからフルボイス化!当時流行ったネタや、昔ならではのボケとツッコミは、思わず笑ってしまうほどユニークで面白いです。今回はそんな「ぷよぷよSUN決定盤」の漫才をまとめてみました。

Read Article

目次 - Contents