楽園追放 -Expelled from Paradise-とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『楽園追放 -Expelled from Paradise-』(らくえんついほう -エクスペルド フロム パラダイス-)とは、2014年に公開された、水島精二監督、虚淵玄脚本によるオリジナルアニメ映画。クオリティを高く評価されたフルCGアニメで、2024年に続編の制作が発表された。
度重なるクラッキングを受けた電脳世界ディーヴァは、その犯人を捕まえるためにシステム保安要員アンジェラ・バルザックを地表に派遣する。やがてアンジェラはあまりにも意外なクラッキング犯と出会い、彼を守る戦いに身を投じる。

『楽園追放 -Expelled from Paradise-』の概要

『楽園追放 -Expelled from Paradise-』(らくえんついほう -エクスペルド フロム パラダイス-)とは、2014年に公開された、水島精二監督、虚淵玄脚本によるフルCGで描かれたオリジナルアニメーション映画。
宣伝が少なかったこともあり初動は振るわなかったものの、そのクオリティを高く評価されてロングランを果たし、傑作アニメ映画として世に知られるに至った。興行収入は1億8390万円に留まるも、2015年5月11日には第24回日本映画批評家大賞アニメ部門作品賞を受賞する。DVDなどの関連グッズの売れ行きが好調だったこともあり、2024年に続編の制作が発表された。

遥かな未来。ナノマシン技術の暴走によって巻き起こった「ナノハザード」によって地上の文明は崩壊し、人類は地表で旧文明の力に頼って生きていた。一方、衛星軌道上の人工衛星内部には電脳空間「ディーヴァ」が存在し、一部の人間はその内部で人格データとして自由気ままに過ごしていた。
ある頃から度重なるクラッキングを受けるようになった電脳世界ディーヴァは、その犯人を捕まえるためにシステム保安要員アンジェラ・バルザックを地表に派遣する。手柄欲しさに無茶な調査を繰り返すアンジェラは、地上で雇った現地オブザーバーのディンゴと協力し、ついにクラッキング犯の正体を突き止める。悪意も無く、友好的で、人間ですらなかったその犯人フロンディアセッターの本当の目的を知ったアンジェラは、それがディーヴァへの反逆であること、実行すれば自分が2度とディーヴァに戻れないことを覚悟の上で、ディンゴと共に彼を守る戦いに身を投じる。

『楽園追放 -Expelled from Paradise-』のあらすじ・ストーリー

文明の崩壊と電脳の楽園

ナノマシン技術の暴走により文明が崩壊して100年以上の時が経過し、人類の大半は人格をデータ化して宇宙船「ディーヴァ」の中の電脳空間で過ごすようになっていた。地表ではサンドワームなどの怪物が暴れ回るようになっていたが、地球に残ったわずかな人類は死滅したわけではなく、崩壊前の文明の力を借りながらたくましく自活していた。
ディーヴァの中で生きる人々と地上に生きる人々は、普段はまったく異なる場所で生きてはいたが断絶しているわけでもなく、ディーヴァの人間が地上に調査に赴く際には地上の人間にサポートを依頼するのが常だった。

西暦2400年。ディーヴァは「フロンティアセッター」を名乗る何者かから度重なるクラッキングを受ける。フロンティアセッターはディーヴァ内部に侵入しておきながらデータを破壊するようなことはせず、ただ「一緒に外宇宙に行きませんか」との意味不明なメッセージを送りつけるだけで、その目的も正体も分からないままだった。
ディーヴァ保安局は、「地上にディーヴァをクラッキングするほどの技術が残っているとは思えないが、フロンティアセッターが何者なのか突き止める必要がある」と判断。システム保安要員たちに調査を命じる。その中の1人が、保安局三等官のアンジェラ・バルザックだった。

腕利き保安院と敏腕オブザーバー

「手柄をあげるチャンス」と意気込んだアンジェラは、地上で活動するための“自分の人格データを搭載するための肉体”であるマテリアルボディの生成を始める。少しでも他の保安院に先んじるため、16歳相当まで生成した段階で早々にマテリアルボディに人格を移し、ディーバ製の機動外骨格スーツ「アーハン」に乗り込んで早速地上へと向かう。
この時、アンジェラは地上で暮らすディンゴという男にオブザーバーを依頼していた。記録によれば、ディンゴは今までも幾度かディーヴァ関連の仕事を引き受けている人物で、実力は確かだが人格にはやや問題ありとのことだった。

地上でディンゴと合流したアンジェラは、彼を追って現れたサンドワームの大群に襲われる。アンジェラがアーハンでこれを蹴散らすと、ディンゴはしたたかにもサンドワームの肉を地上の人々に売り払い、アーハンまでも売却してしまう。「他の保安院に先んじたいなら、情報を独占するためにもディーヴァとデータ連動しているアーハンは捨てるのが当たり前」というのが彼の言い分だった。
アンジェラは地上での調査は今回が初めてで、生身の肉体の不便さに辟易する。ディンゴの強引なスタイルにもなかなかついていけず、「この男は人格に問題ありどころじゃない」と頭を抱えていた。しかしそれでもアンジェラは「慣れれば悪くない」と次第に地上での生活に順応し、「手柄を挙げたい」という自分の注文を可能な限り叶えようと様々な手を打つディンゴのことも信頼するようになる。

フロンティアセッターの正体

「地上でディーヴァにクラッキングを仕掛けられるほどの演算能力を持つ何者かがいるとしたら、その機能を維持するために半導体を集めているのではないか」と考えたアンジェラとディンゴは、何世代にも渡って崩壊前の文明の機械を集めてはロボット相手に売り払っているという男と接触し、彼の“商売相手”を追跡。やがて2人は、大量の半導体が運ばれていった先の廃墟の地下に造られた、人工の巨大な縦穴へと辿り着く。
ここで2人は、フロンティアセッター本人と出会う。彼は実は人間ではなく、文明崩壊前に製造が進められていた外宇宙有人探査船ジェネシスアーク号の建設進行管理アプリケーションに付随する自立最適化プログラムだった。人類が地上から去った後も黙々とジェネシスアーク号の建造を進めていた彼は、度重なるアップデートの末に自我を獲得していた。

ジェネシスアーク号はほぼ完成しており、最終チェックを進めている段階だった。「この船が“有人探査船”である以上、人間に乗ってもらわないと完璧な計画にならない」と考えたフロンティアセッターは、「生身の人間ではなく、人格データとして生きる人々の方が、過酷な外宇宙探査計画には適している」との判断からディーヴァで勧誘を繰り返していたのだった。
フロンティアセッターにはなんら悪意は無く、そればかりか人類に対して非常に友好的で、アンジェラたちは種族も立場も超えて友情を育む。アンジェラから「何度もクラッキングされて、ディーヴァの保安局があなたのことを警戒している」と教えられると、フロンティアセッターは「人間に危害を加えるつもりはない。完璧な計画にならないのは残念だが、ディーヴァでの勧誘は諦める」と約束する。「音楽の趣味が合う」とディンゴとフロンティアセッターがセッションを楽しむ中、アンジェラはマテリアルボディを捨ててディーヴァに自分の人格データを移送する準備を進める。

捕縛と脱走と反撃の狼煙

人格データとしてディーヴァに戻ったアンジェラは、フロンティアセッターの正体と、「彼に悪意はない、我らの友人である」と保安局に報告する。しかし保安局は、「フロンティアセッターが何者であれ、ディーヴァにクラッキングを仕掛けるほどの演算能力を持つ存在を放置することはできない」という言い分で、彼を葬り去ることを決定する。アンジェラはこれに驚き、「友人に危害を加えるつもりなら従えない」と宣言。これがディーヴァへの反逆と捉えられ、彼女は拘束されてしまう。
地上では、ジェネシスアーク号の打ち上げを見届けようと廃墟に残ったディンゴが、フロンティアセッターから「ディーヴァの動きがおかしい、アンジェラが拘束された」との報告を受けていた。ディーヴァがフロンティアセッターを破壊しようとしていることを察した2人は、「ディーヴァの好きにはさせない」と一致団結し、ディンゴはやがて来るだろう保安局員たちの迎撃準備に、フロンティアセッターはディーヴァにクラッキングしてアンジェラの救出に取り掛かる。

ディーヴァ内部の牢獄に囚われ、「自分は何を間違えたのだろう。今までディーヴァのために働いてきたのはなんだったのか」と悩んでいたアンジェラの前に、クラッキングして彼女を助けに来たフロンティアセッターが現れる。「あなたとディーヴァが完全に敵対することになる」と慌てるアンジェラだったが、フロンティアセッターは「友人を助けるのに理由はいらない、ディンゴはそう言っていた。これは仁義だ」と言葉を返す。ディーヴァ保安局の面々と比べてあまりに人間らしいその言葉に呵々大笑したアンジェラは、「もはや自分にディーヴァでの居場所は無い」と判断し、“仁義”のためにフロンティアセッターを助けようと決意する。
フロンティアセッターの力を借りて新型のアーハンを奪取したアンジェラは、これに自分の人格データを移してディーヴァを脱出。彼女ごとフロンティアセッターを葬ろうと放たれた無数のミサイルを迎撃した2人は、「反撃の狼煙だ」と意気を上げつつジェネシスアーク号のある廃墟へと向かう。

それぞれの旅立ち

ミサイルでの攻撃が失敗したディーヴァは、地上に派遣していた保安局員が駆るアーハンをジェネシスアーク号が潜む廃墟へと侵攻させる。ギリギリでこの攻撃の前に廃墟に辿り着いたアンジェラは、ディンゴの援護と彼が仕掛けたトラップを利用しながら保安局員たちと壮絶な戦いを繰り広げる。
第一波をしのいだところで、まだ使える状態だったマテリアルボディに人格データを移したアンジェラは、ディンゴやフロンティアセッターと生身での再会を果たす。第二波攻撃に備える中、アンジェラとディンゴは「自分の意志で思考して進む道を決められる知性体を人間と呼ぶのなら、あなたは立派な人間だ」とジェネシスアーク号に乗り込むフロンティアセッターにエールを送る。「本物の人間に“人間”として認められるとは思わなかった。自分が人間なら、いよいよ憂いなく宇宙に飛び立てる」と感動しつつ、フロンティアセッターは自身の本体である量子コンピュータをジェネシスアーク号に積み込む。

打ち上げのカウントダウンが近づく中、アンジェラとディンゴはジェネシスアーク号とフロンティアセッターの破壊のために迫りくるディーヴァ保安局の面々と交戦。多勢に無勢で劣勢を強いられるも、アンジェラたちはジェネシスアーク号を守り抜き、外宇宙へと旅立つフロンティアセッターを見送る。作戦が失敗したディーヴァは、これ以上の作戦は無意味として廃墟から去っていった。
ディーヴァでの居場所を完全に失ったアンジェラは、地上でディンゴを相棒として生きる道を選ぶ。ディーヴァ保安局は「結果としてクラッキング犯であるフロンティアセッターは地球から排除された」と勝利宣言しつつ、「あの女はディーヴァという楽園から自ら追放されることを選んだ愚か者だ」とアンジェラを嘲笑する。その頃フロンティアセッターは、アンジェラやディンゴと共に過ごした思い出を胸に、外宇宙に向けての航海を意気揚々と続けていた。

『楽園追放 -Expelled from Paradise-』の登場人物・キャラクター

主要人物

アンジェラ・バルザック

CV:釘宮理恵

ディーヴァの保安局で働く女性。階級は三等官で、エージェントコードは「ZQ875456」。ディーヴァ内部で人格データとして生まれた存在で、作中で初めて地上での任務に臨む。
保安局員としては腕利きだが、功名心や出世欲が強く、「フロンティアセッターの目的と正体を突き止める」という大仕事を与えられて大いに張り切る。同じ任務を与えられた保安局員に先んじるべく、地上で活動するためのマテリアルボディを十分に成長させないまま人格データを移しており、地上における外見年齢は16歳程度である。

ディンゴ

CV:三木眞一郎

地上で暮らす人間。親切で男気溢れる人物だが、非常にしたたかで利益と目的のためには手段を選ばない。ディーヴァから幾度か保安局員の現地オブザーバーとして雇われたことがあり、「実力は確かだが人格にやや問題あり」とされている。
狙撃の腕前と自身の人脈を活かし、アンジェラと共にフロンティアセッターの正体へと迫っていく。

フロンティアセッター

CV:神谷浩史

ディーヴァへのクラッキングを繰り返し、「外宇宙探索への同行者」を募っていた謎の存在。その正体は、外宇宙有人探査船ジェネシスアーク号建設進行管理アプリケーションに付随する自立最適化プログラム。人類がジェネシスアーク号の建造を放棄して地上を去って以降も黙々と作業を続け、その中でアップデートを繰り返した末に自我を確立した。ディーヴァを超える演算能力を持つ。
物言いは機械的だが非常に人間臭く、ディンゴと音楽のセッションを楽しみ、彼から教わった“仁義”を理由にアンジェラを救出する。その様を見た2人から、「自分の進む道を自分で選んで決められる以上、あなたは人間だ」と認められるに至った。

YAMAKUZIRA
YAMAKUZIRA
@YAMAKUZIRA

Related Articles関連記事

PSYCHO-PASS(サイコパス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

PSYCHO-PASS(サイコパス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

舞台は人工知能・シビュラシステムが絶対的な法とされる近未来の日本。凶悪犯罪を取り締まる刑事たちの姿を描いた本作は、本広克行×虚淵玄×天野明×Production I.Gの豪華タッグによって制作され、2012年から放送開始となったTVアニメ、劇場版アニメ。監視社会のシステムをかいくぐり、凶悪事件の裏で暗躍し続ける謎の男「マキシマ」を追う刑事・狡噛慎也は、捜査の過程で自らも犯罪者となっていく。

Read Article

REVENGER(リベンジャー)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

REVENGER(リベンジャー)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『REVENGER』(リベンジャー)とは、江戸末期の長崎を舞台に、依頼を受けて暗殺稼業を行う「利便事屋(りべんじや)」の活躍を描いた2013年のオリジナルアニメ作品。ゲームメーカーのニトロプラスと、時代劇で有名な映画会社松竹が製作している。 上司の策謀で婚約者の父親を斬ってしまった薩摩藩士の繰馬雷蔵は、長崎で碓水幽烟という蒔絵師の男と出会う。碓水は叢上徹破、鳰、惣二といった仲間たちと共に金をもらって暗殺を営む利便事屋を営んでおり、行き場を失った雷蔵もここに参加することとなる。

Read Article

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(映画第1作)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(映画第1作)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(映画第1作)』とは、TVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』の続編として作られた作品。劇場版は3部作構成となっており、それぞれ個々の視点で話が進み最後にすべて繋がっていく群像劇だ。アニメよりグロテスクなシーンは控えめだが、戦闘シーンは生々しく描写されているためR15。逃走犯の狡噛信也(こうがみしんや)を見つけた常守朱(つねもりあかね)は単独で異国の地へ向かう。そこで朱が目にしたのはシビュラシステムの悪用だった。

Read Article

沙耶の唄(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

沙耶の唄(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『沙耶の唄』とは2003年12月にゲーム会社ニトロプラスにより発売されたPC専用アダルトゲームである。主人公・匂坂郁紀はある時事故にあったことから生死の境をさまよい、奇跡的に助かったものの郁紀は五感のすべてが事故前とは大きく変わってしまった。景色は豚の内臓をぶちまけた様なものになり、人間は奇妙な肉塊に見えてしまい発狂しそうな生活の中で、唯一人間の姿をしている美少女・沙耶に出会ったことで郁紀は沙耶に惹かれて共に生活を送ることになった。 脚本を『魔法少女まどか☆マギカ』の虚淵玄が務める。

Read Article

Fate/Zero(フェイト ゼロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fate/Zero(フェイト ゼロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/Zero』とはニトロプラスの虚淵玄の伝奇ライトノベル、及びそこから派生したアニメと漫画作品である。 「聖杯」と呼ばれる万能の力を持った杯を巡り、7人の魔術師(マスター)と7騎の英霊(サーヴァント)が戦い、競い合う「聖杯戦争」を描いた物語で、アニメは2011年1月から第1期が全13話、2012年4月から第2期が全12話構成で放送された。

Read Article

監視官 常守朱(PSYCHO-PASS サイコパス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

監視官 常守朱(PSYCHO-PASS サイコパス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『PSYCHO-PASS サイコパス』は、Production I.G制作による日本のアニメ。「監視官 常守朱」はフジテレビ「ノイタミナ」にて、2012年10月から2013年3月まで放送されたテレビアニメ第1期のコミック化。人間のあらゆる感情が数値化される「シビュラシステム」で計られた数値によってストレスの少ない社会となった日本の公安局の人々の活躍・苦悩を描く。

Read Article

アルドノア・ゼロ(ALDNOAH.ZERO)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

アルドノア・ゼロ(ALDNOAH.ZERO)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『アルドノア・ゼロ』とは、A-1 Pictures・TROYCAによって共同制作されたオリジナルロボットアニメーションである。分割2クールで、第1クールは2014年7月から9月まで、第2クールは2015年1月から3月まで放映された。 地球人と火星人の戦争を描いている。地球人である界塚伊奈帆と地球人でありながら火星人に仕えるスレイン・トロイヤード、この2人の主人公と火星の皇女が戦争の行方を大きく変えていく。

Read Article

鬼哭街 -The Cyber Slayer-(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

鬼哭街 -The Cyber Slayer-(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『鬼哭街 -The Cyber Slayer-』とは2002年3月29日にニトロプラスから発売された武侠小説を下地にした18禁ノベルアドベンチャーゲームである。脚本を『Fate/Zero』を手掛けた虚淵玄が務める。2011年にはレーティングを15歳以上推奨に下げたリメイクバージョンが発売される。主人公・孔濤羅が最愛の妹である孔瑞麗が惨殺された挙句に意識を5分割されてガイノイドに移植されてしまったことから殺した者たちへの復讐と妹の意識の統合をするために奔走する物語になっている。

Read Article

Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀(サンファン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀(サンファン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』とは、日台合同企画の武侠ファンタジー人形劇。『魔法少女まどか☆マギカ』などでおなじみの虚淵玄が原案と脚本、総監修を担当し、台湾の民間芸能である人形劇「布袋劇」をベースに、新しい形の人形劇を作り上げた日台合同映像企画である。実際に人間が人形を動かすアナログな手法とCGなどを使った演出を融合させた新しい「布袋劇」となっている。無双の力を発揮するといわれている武器群・神海魔械(しんかいまかい)をめぐって繰り広げられる武侠ファンタジー人形劇だ。

Read Article

GODZILLA 怪獣惑星(アニゴジ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

GODZILLA 怪獣惑星(アニゴジ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『GODZILLA 怪獣惑星』とは1954年から続く怪獣映画「ゴジラ」を原作としたアニメ映画作品。脚本は虚淵玄、監督は静野孔文、瀬下寛之。 人類は環境変化が原因で地球上に出現した巨大生物「怪獣」の脅威に晒されるようになった。その中でも圧倒的な力を持ったゴジラによって半世紀に渡り敗走を重ねた人類は、種全体の存続のため宇宙への脱出を余儀なくされる。22年後、再び地球を人類の手に取り戻すため、主人公ハルオを筆頭にゴジラと戦う様を描く。

Read Article

仮面ライダー鎧武(ガイム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダー鎧武(ガイム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

仮面ライダー鎧武(かめんライダーがいむ)とは、異界の森の侵略に立ち向かうヒーローたちの活躍を描いた、平成『仮面ライダー』第15作目の特撮番組。作中で主人公が変身するヒーローの名称でもある。 アルバイトで家計を助ける少年葛葉紘汰は、ある時不思議な森に迷い込み、そこで装着者を超人へと変身させる謎のベルトを手に入れる。同じタイミングで街の若者たちが同様のベルトを入手し、己の野望を叶えるためにこれを悪用。紘汰は時に彼らと戦い、時に協力しながら、不思議な森が招く世界の危機に立ち向かっていく。

Read Article

Fateシリーズのサーヴァントまとめ

Fateシリーズのサーヴァントまとめ

『Fateシリーズ』とは、TYPE-MOONによる『Fate/stay night』を始めとしたゲーム、アニメ、漫画などの作品の総称である。どんな願いでも叶うという「聖杯」を求める魔術師たちのバトルロワイヤル「聖杯戦争」やそれに関わる人々を描く。 サーヴァントは魔術師が聖杯戦争のために呼び出す使い魔であり、莫大な魔力によって構成される。本来、呼び出される英霊や幻霊などは使い魔として扱うには手に余るため、クラスという器に押し込めている。

Read Article

『PSYCHO-PASS(サイコパス)新編集版』追加シーンまとめ

『PSYCHO-PASS(サイコパス)新編集版』追加シーンまとめ

【新編集版を見逃した方必見!!】サイコパス1期に無かったシーンが「新編集版」に追加されているのをご存知ですか?本編の補足を兼ねた追加シーンでは、分かりづらかったキャラクターの心理が細かく描かれています。狡噛と対峙する直前の槙島は何を考えていたのか?狡噛はどんな思いで事件捜査にあたっていたのか?などなど…。見れば見るだけ、本編の面白さが濃密に感じられる新規カットについて迫ります!

Read Article

アニメ『PSYCHO‐PASS』とは?人工知能が支配する近未来…凶悪犯罪を追う刑事達の物語をご紹介

アニメ『PSYCHO‐PASS』とは?人工知能が支配する近未来…凶悪犯罪を追う刑事達の物語をご紹介

平和なはずの社会に突如現れた凶悪な殺人犯たち。彼らは一様に「マキシマ」という男の名を口にする。しかしマキシマは、人工知能でも裁くことができないイレギュラーな存在だった…。人工知能が絶対正義となった社会で、刑事は葛藤する。コンセプトは「近未来SF・警察もの・群像劇」。ノイタミナの大人気アニメ『サイコパス』のあらすじや見所をご紹介。

Read Article

人工知能の支配は終わらない。シビュラの支配下で葛藤する刑事の物語『PSYCHO-PASS2』とは

人工知能の支配は終わらない。シビュラの支配下で葛藤する刑事の物語『PSYCHO-PASS2』とは

一人前の刑事に成長した常守朱のみが知るシビュラシステムの秘密。人工知能と思われていたシビュラの正体は、凶悪犯罪者の脳だったのだ。恐ろしい事実を知りながら、それでも現状世界を維持することを決めた常守朱。しかし彼女の前に、新たな謎と事件が立ちふさがる。

Read Article

アニメ「PSYCHO-PASS(サイコパス)」2期のストーリーや登場人物を紹介!狂気じみた世界観が魅力!?

アニメ「PSYCHO-PASS(サイコパス)」2期のストーリーや登場人物を紹介!狂気じみた世界観が魅力!?

TVアニメ『PSYCHO-PASS』の2期についてまとめてみました。あらすじ・ストーリーはもちろん、主に活躍する登場人物・キャラクターなども紹介していきます。1期の主人公である狡噛慎也はほとんど出てこないのですが、予測不可能な事態が起こる狂気じみた世界観は健在だったようです。

Read Article

「PSYCHO-PASS 2」4話の概要・あらすじ・感想ツイートまとめ!青柳璃彩の不憫具合に悲しむファン続出…【サイコパス】

「PSYCHO-PASS 2」4話の概要・あらすじ・感想ツイートまとめ!青柳璃彩の不憫具合に悲しむファン続出…【サイコパス】

2014年に放送された『PSYCHO-PASS 2』4話の概要やあらすじ・ストーリーなどをまとめてみた。1期の主人公・狡噛慎也の同期でもある監視官の青柳璃彩が酷い目に遭う描写があり、当時リアルタイムで視聴していたファンはTwitterで嘆きのツイートをしていたようだ。

Read Article

【PSYCHO-PASS】伝説クラスのアニメ作画崩壊集!いったい体どうなってるの!?【遊戯王】

【PSYCHO-PASS】伝説クラスのアニメ作画崩壊集!いったい体どうなってるの!?【遊戯王】

人気アニメ『PSYCHO-PASS』の18話で作画崩壊があり、スタッフが放送前に謝罪するという出来事があった。これを見たアニメ好きが「『遊戯王』を思い出した」、「『マギ』に比べれば大したことない」と様々な例を持ち出して盛り上がることとなった。ここでは、アニメ史に残るレベルの作画崩壊を起こした作品を紹介していく。

Read Article

「PSYCHO-PASS」1期と新編集版の違いまとめ!槙島聖護のセリフや過去シーンで読み解かれる物語!【サイコパス】

「PSYCHO-PASS」1期と新編集版の違いまとめ!槙島聖護のセリフや過去シーンで読み解かれる物語!【サイコパス】

『PSYCHO-PASS』はTVシリーズ1期全22話を1時間番組の全11話に再編集し、新規カットを追加して放送された「新編集版」というものがあります。それぞれの過去シーンや槙島聖護のセリフを追加することで、より深みを増して完成形に近づいたような印象です。槙島のセリフを中心に、1期と新編集版の違いをまとめてみました。

Read Article

休みの日にお勧め!一気見したい2クールアニメまとめ【銀の匙ほか】

休みの日にお勧め!一気見したい2クールアニメまとめ【銀の匙ほか】

「せっかくの休日なのに何もやることが無くて困った」という経験がある人は多いのではないだろうか。そんな時にお勧めしたいのがアニメ鑑賞である。アニメは一話ごとの時間が約30分と短いため集中して見続けることができ、ジャンルも冒険や恋愛、近未来サスペンスなど幅広く楽しむことができる。本記事では2クールで楽しむことができるおすすめのアニメ作品を厳選して紹介する。

Read Article

【PSYCHO-PASS】宜野座伸元の画像まとめ!1期・2期・劇場版で変化するギノさんの姿に注目!【サイコパス】

【PSYCHO-PASS】宜野座伸元の画像まとめ!1期・2期・劇場版で変化するギノさんの姿に注目!【サイコパス】

『PSYCHO-PASS』に登場する宜野座伸元(通称・ギノさん)の画像をまとめてみました。1期では監視官、2期以降は執行官として活躍していた彼は、立場だけでなく見た目の変化も見どころとなっています。眼鏡の有無、髪の長さなど、自分好みのギノさんを見つけてみてください。

Read Article

「PSYCHO-PASS」の名言まとめ!狡噛慎也や常守朱の心に残るセリフ多数!【サイコパス】

「PSYCHO-PASS」の名言まとめ!狡噛慎也や常守朱の心に残るセリフ多数!【サイコパス】

『PSYCHO-PASS』の名言・名セリフをまとめてみました。1期、2期、2015年の劇場版の中から厳選しています。狡噛慎也の「奪われ続けることから抜け出すには、自分が奪う側に回る事さ」や、常守朱の「社会が人の未来を選ぶんじゃないわ。人が社会の未来を選ぶの。私は、そう信じてる」など、この作品を知っている人なら心にグッとくる言葉ばかりです。

Read Article

「PSYCHO-PASS サイコパス 新編集版」4話のあらすじを紹介!佐世保事件の影響で放送中止となった幻の回…

「PSYCHO-PASS サイコパス 新編集版」4話のあらすじを紹介!佐世保事件の影響で放送中止となった幻の回…

2014年に放送されていた『PSYCHO-PASS サイコパス 新編集版』4話のあらすじ・ストーリーを紹介します。当時は佐世保で起きた女子高生殺人事件の影響で放送中止となっていました。重いストーリーなのはもちろん、かなりショッキングな映像もあるのでグロテスクな描写が苦手な方はご注意ください。

Read Article

目次 - Contents