メカゴジラ(MechaGodzilla)のネタバレ解説まとめ

メカゴジラとは、東宝製作の怪獣映画「ゴジラシリーズ」に登場する怪獣の一体。
その名の如くゴジラを模した姿のロボットであり、視覚的に分かりやすいコンセプト、
カッコよさ、劇中で見せる圧倒的な強さから人気の高い怪獣である。
劇中の描写には、映画製作当時におけるロボットや機械に対するイメージが反映されており、各作品ごとの特色がみられる点が興味深い。

コントロールを離れ、初代ゴジラの自我が現れた機龍。目の下に光る赤いラインは「血の涙」を思わせる…

全高、重量は機龍と同様。
・武器:99式2連メーサー砲、4式レールガン、メーサーブレード、95式470mm多目的誘導弾、98式320mm多目的誘導弾、4式対獣掘削装置「スパイラル・クロウ」、4式3連装ハイパーメーサー砲

シリーズ第27作「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」に登場。前作の戦いの後損傷した機龍の右腕、胸部を中心に修復、改良を施したもの。胸部には経済的な事情から修復不可能となった「アブソリュート・ゼロ」の代わりにハイパーメーサー砲が装備されているが、火力は大幅に下回っている。代わりにバックパックの武装強化、右腕をドリル状に変形させて使用するスパイラル・クロウを装備するなど、その他の点では全体的に武装の見直し、改良が加えられている。

前作のダメージが癒えないまま再度東京に上陸したゴジラと、モスラを交えた戦いを繰り広げる。強化された武装を駆使してゴジラの動きを封じ込めることに成功するも、決戦終盤、原因は不明だが「初代ゴジラ」の自我が再び目覚めたためにコントロールを離れる(フレームに使用された初代ゴジラの骨内のDNAによるものとの説が濃厚)。機龍は動けなくなったゴジラを抱えて飛び、日本海溝に身を投げ、ゴジラ共々姿を消した。なお、海に沈む直前、機龍の整備担当だった中條義人に対し「SAYONARA YOSHITO」と別れの言葉のようなメッセージを残している。

その他作品のメカゴジラ

G型高機動戦闘ロボットSMG-Ⅱnd

ゲームならではの、やや特異なプロポーションが印象的だ。

・全高:120メートル
・重量:15万トン
・武器:レーザーカッター、2連メーサーキャノン、プラズマ光弾、プラズマキャノン、ワイヤークローアタック

ドリームキャスト用ゲーム「ゴジラ・ジェネレーションズ・マキシマムインパクト」に登場。国連G対策センターが開発した対ゴジラ用次世代型戦闘ロボットで、その形状はスーパーメカゴジラを踏襲している。ふくらはぎの部分にホバーユニットを搭載したことで、地上を高速で滑走可能。しかし凄まじい負荷がかかる事から乗り込み式操縦ではなく、人工頭脳「BH-3」によって制御される無人機としてロールアウトした。

スーパーメカゴジラ譲りの多数の火器による砲撃に加え、技術の大本となったメカキングギドラを思わせるワイヤークローによる攻撃も得意としている。ワイヤークローでの捕獲後、ホバーシステムを最大出力にしてジャイアントスイングの要領で振り回すワイヤークローアタックの一撃は強烈である。

裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

「ゴジラ」がいるなら…

横浜ベイスターズ、中日ドラゴンズに所属していた元プロ野球選手の佐伯貴弘は、一時期「ゴジラ」松井秀喜に対抗して「メカゴジラ」と名乗っていたことがある。

分離、合体!こんなメカゴジラも見たかった?

Gフォースメカゴジラは、企画当初7体合体ロボットとして発想されていたが、実現が難しいことから、2~3機合体メカとしてデザインが進められた。イラスト版のポスターでも、陸上用、空中用の機体で分離、合体出来るかのように描かれていたが、完成作品では背中にガルーダが合体するにとどまった。陸上用、空中用メカの分離・合体は翌年の「ゴジラVSスペースゴジラ」に登場するMOGERAで実現した。

そっくりさん!ヒーローの駆る「メカゴジラ」?

右がライゼロス。胸の回転ノコギリの自己主張が激しいヒーローメカだ。

2004年放送の特撮ヒーロー番組「幻星神ジャスティライザー」に、メカゴジラおよびガイガンをモチーフとしたヒーローメカ「幻星獣ライゼロス」が登場している。ゴジラと同じ東宝が製作したヒーローシリーズならではのモチーフと言える。また、当作ジャスティライザーを含む「超星神シリーズ」には、他にも東宝特撮映画に登場する怪獣を元にしたロボットや怪獣が多数登場することで有名である。

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