新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION(第1期)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』とはTBS系列『アニメサタデー630』の枠内で全76話放送されたアニメ作品である。鉄道に関する細かな設定が忠実に再現されており、子供向けアニメにも関わらず、大人の鉄道ファンにも人気の高い作品となっている。
鉄道が大好きな主人公・速杉ハヤトはひょんなことから巨大人型変形ロボ「シンカリオン」の運転士の適合者に選ばれる。仲間と共に日本の平和と安全を守る為、謎の巨大怪物体と戦っていく物語である。

新幹線超進化研究所関係者

シャショット

CV:うえだゆうじ
E5の為に開発された車掌型ロボット。
主にハヤトの戦闘をサポートし、プライベートでもリュック型に変身してハヤトと行動を共にする相棒。本作品のマスコットキャラクター的存在である。
口調は丁寧で「~でございまーす」や「~でありまーす」等車内アナウンス風な口癖が特徴的。落ち込んだりすると、「ドア、閉まりまーす」と言って自ら機能を停止することもある。
イサブロウが設計したものを基に超進化研究所内で作られた、自己学習能力を持った高性能なAI。人物認識システムや飛行能力等の様々な機能が付いているにもかかわらず、何故かナビゲーションシステムが搭載されていない為たまに迷子になる。
E5専用のサポートロボットではあるが、セイリュウと一緒に乗り込んだブラックシンカリオンとデータが同化し、ブラックシンカリオン紅を生み出す鍵となった。カイレンとの戦いでハヤトの適合率を100%にする為、自らプログラムを初期化して勝利へと導くが、バックアップができない状態となっていた為電源は入れられても今までの記録は全て消えてしまった。しかし、カイレンとの最終決戦でブラックシンカリオン紅に同化したシャショットのデータが黒い粒子と同調して復活を遂げた。

速杉 ホクト(はやすぎ ほくと)

CV:杉田智和
ハヤトの父親。
大宮支部の指導長。
本来の職業を隠す為、家族には当初「鉄道博物館の職員」と嘘をついていた。JR東日本東京支社の上野新幹線第二運転所で運転士として働いていたが、大学院時代に書いた修士論文の「超進化速度」に目をつけたイサブロウにスカウトされて超進化研究所でシンカリオン開発に携わる様になった。
大宮支部でシンカリオン運転士の指導を担当していたが、西日本の拠点作りを目的に京都支部への異動が決まり、単身赴任で京都へ向かう。子供だけがシンカリオンに乗って戦うことに不安を感じていたホクトは大人でも乗れるシンカリオン開発を進め、500こだまの運転士に就任し、終盤では923ドクターイエローに搭乗する。
出水とは大学時代からの知り合いで、出水の先輩にあたる。同じ歴史研究サークルで共に活動した仲で、現在でもその仲の良さは健在である。
仕事に対しては非常に真面目でてきぱきと物事をこなすが、プライベートではだらしない為、妻のサクラには頭が上がらない。

出水 シンペイ(いずみ しんぺい)

CV:緑川光
大宮支部の指令長。
大宮支部管轄のシンカリオン出撃命令をはじめ、様々な指令を出す最高責任者である。
シンカリオンの戦闘中は厳しい表情で冷静に状況を見極めて適格に指示を出すが、普段は温厚で優しい性格。ホクトの大学時代の後輩にあたり、同じ歴史研究サークルで共に活動していた。その後JR東日本に就職し、東京支社丸の内車掌区に所属する車掌として働いていたが、イサブロウやチクマに声をかけられシンカリオン開発に携わる様になる。シンカリオン開発初期からのメンバーの1人。
所員旅行と称してやってきた温泉郷では、エージェントと接触して黒い粒子をサンプルとして1つ手に入れることに成功する。この時入手した黒い粒子は超進化研究所内で人工培養され、ゲンブに付着させることで、エージェント達のアジトが桜島付近にあることを突き止めた。

三原 フタバ(みはら ふたば)

CV:雨宮天
大宮支部の女性指令員。
指令員研修を済ませたばかりの新人であるが、巨大怪物体の活動が活性化したことを受けて早々に大宮支部に配属された。主にシンカリオン運転士との通信やオペレーション業務を行っている。
シンカリオン運転士の指導長であったホクトが京都支部に異動になったことで、フタバが指導長代理としてハヤト達の健康管理や訓練も担当する。超進化研究所内では、出撃以外でハヤト達と接する機会が一番多い。ホクトや出水とは出身大学が同じで、2人の後輩にあたる。
プライベートでは特撮ヒーローが好きで各地のローカルヒーローを訪ね歩くと言う珍しい趣味を持っている。美人でスタイルも良いが、服のセンスはイマイチでアズサには残念がられている。

本庄 アカギ(ほんじょう あかぎ)

CV:古島清孝
大宮支部の男性指令員。
フタバの大宮支部着任より前からシンカリオン運転士との通信やオペレーション業務を行っている。巨大怪物体のコードネームを付ける役割でもある。他にもシンカリオン運転士の健康管理や行動パターンの分析なども行っている為、出撃以外でもシンカリオン運転士と接する機会は多い。
普段ハヤト達からは頼れるお兄さん的存在として見られているが、プライベートでは少々抜けている部分があり呆れらせてしまう場面もある。一緒に働くフタバに想いを寄せているが、意識しすぎて慌ててしまったりすることが多い。

小山 ダイヤ(おやま だいや)

CV:天﨑滉平(第8話)/ 観世智顕(第26話以降)
大宮支部の男性指令員。
本庄が行うシンカリオンのオペレーションを補佐する立場で、本庄とは同期入所である。近視であり、いつも分厚い眼鏡をかけている。
論理的に状況を把握・分析することに長けている為、冷静沈着に業務をこなす。しかし、時には使命感に燃え感情的に行動することもある。
古代生物にも詳しく、クレアツルスの容姿や特徴がが古代生物に酷似していることを見抜いた。

三条 ミノリ(さんじょう みのり)

CV:金魚わかな
大宮支部の女性指令員。
シンカリオンのオペレーションを補佐しているが、立場的にはフタバの先輩にあたる。
26話で作戦の成功に興奮して同僚のダイヤと抱き合ったことがきっかけとなって、以後ダイヤと交際するようになる。忘年会で「BOYS AND MEN」のサプライズ登場に立ったまま気を失ってしまう程感動していた。

久留米 ミドリ(くるめ みどり)

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