魔法陣グルグル(Magical Circle Guru Guru)のネタバレ解説まとめ

『魔法陣グルグル』とは1992年から2003年まで月間ガンガン(エニックス出版、現在のスクエア・エニックス出版)に掲載された衛藤ヒロユキによるギャグファンタジー漫画。本作を原作としたアニメ、ゲーム、スピンオフ作品が多数存在する。
舞台はドラゴンクエスト風ファンタジー世界。なりゆきで勇者となった少年ニケ、伝説の魔法「グルグル」を使う少女ククリが、さまざまな試練を「ギャグ」で乗り越えて行く姿を描く。

『魔法陣グルグル』概要

作者は衛藤ヒロユキ。1985年にゲーム漫画『時計屋の娘 SEKUNDEN ZEIGER GENT TICK TICK TICK』でデビューした。
RPG風世界観を舞台に、オリジナリティあふれるキャラクターが繰り広げる冒険ギャグマンガ。
月間ガンガンに1992年から2003年まで連載された。メディアミックスも多く、TVアニメ、ゲームなど幅広い展開がなされている。
基本的には魔王ギリ討伐を目的とする勇者の旅と言う王道ストーリーなのだが、さまざまな点でお約束を逆手に取るセンスが楽しい。
シュールなギャグ、ファンタジー世界観、キャラクターの個性など見所は多い。
巻を重ねるごとに絵が上手くなり、ギャグの味も進化して行くのもポイント。
冒険漫画の王道の謎解き、設定、バトルをこれでもかと笑い飛ばす発想の楽しさは絶品。
特筆すべきは「メディアミックス」の多さ。
RPGでのゲーム化はもちろん、2度もテレビアニメ化され、劇場アニメ化も行われた。さらに2017年には25周年と言う時期もあり、3度目のテレビアニメ化がなされている。
25年以上も人気が続く、非常に息の長い作品である。

勝手に勇者として育てられたニケと、伝説の魔法グルグルを使う可愛い魔法使いククリ。
二人は魔王を倒す旅に、成り行き任せで旅だった。
なんとなく魔物を倒してレベルを上げる二人。変な仲間も増え、魔王打倒を目指す珍道中を描いたファンタジーギャグ漫画だ。

『魔法陣グルグル』のあらすじ・ストーリー

物語はコーダイ王国の辺境にあるジミナ村から始まる。
ある日、唐突にジミナ村に「勇者募集!魔王を倒した者に金5万R(リン=通貨の単位)を与え、コーダイ国の王子とする」と書かれた看板が立つ。
封印されていた魔王ギリが復活し、世界征服を開始したのだった。
その村で暮らす平凡な少年ニケの父、バドは根っからの勇者マニアで、夢は勇者になることだった。しかしバドは高齢でもはや旅立てない。そこで息子のニケを無理やり勇者として旅立たせる。
ジミナ村の掟で、旅立つ際には魔法オババに会わねばならない決まりがあった。ニケはそこで「魔法グルグル」を使える種族「ミグミグ族」の少女ククリと出会う。魔法オババに命じられ、二人は一緒にコーダイ王国の王城を目指す。
ニケはコーダイ王国で国王から正式に勇者に任命される。勇者ニケ、魔法使いククリは、魔王ギリ討伐の旅に出る。
旅の道中、様々なイベント、謎解き、バトルを経て成長する二人。
さらに協力する組織や仲間のメンバーも加わり、物語のスケールも広がる。
モンスターや強力な敵キャラクターも登場し、シリアスな場面や過酷な戦闘も増えるが、二人はそれを乗り越えて行く。
最終目的である魔王ギリまで到達し、成長した勇者ニケの光魔法と少女ククリの闇魔法グルグルの力で魔王ギリは封印され、世界は平和になるのだった。

『魔法陣グルグル』の登場人物・キャラクター

ニケ

(CV.瀧本富士子/南央美/石上静香)

勇者であり本作の主人公。
勇者だが、実は本来の職業は「盗賊」。物語開始時の年齢は13歳。
基本的には弱いのだが、物語後半には光魔法「キラキラ」「かっこいいポーズ」を獲得し、独自の剣技で活躍を見せる。
トレードマークはバンダナ。

ククリ

(CV.吉田古奈美/小原好美)

魔法使いのヒロイン。物語開始時の年齢は13歳。
ミグミグ族最後の一人。闇魔法「グルグル」を使う。
髪型は長い三つ編みが多い。
ニケを「勇者様」と強く慕い、恋愛感情を持つ。
好物はチョコレート。

ギップル

(CV.高乃麗/櫻井孝宏)

風の精霊。一見マント姿で礼儀正しいが、実はふんどしであり、ククリのクサイセリフに反応して暴走する。
相手のレベルを調べる能力を持ち、テントの役割も果たせる。
「ギップリャ」と言う気合の声を発するが、これは一般公募からである。

キタキタおやじ(アドバーグ・エルドル)

(CV.緒方賢一/小西克幸)

本名アドバーグ・エルドル。登場時の年齢は52歳。
元キタの町の町長。
神聖な踊り「キタキタ踊り」を使い、いかなる場合(例えば魔王ギリとの決戦中や、ニケとククリのシリアスな話のとき)でもキタキタ踊りへの勧誘を踊りながら行うために、他の人々からは毎回ひんしゅくを受けている。
何があっても気絶ひとつせず、魔王ギリに攻撃を受けても無傷で踊り続けた、本作最強のキャラクター。
スピンオフ漫画『踊勇伝キタキタ』の主人公でもある。

ジュジュ

(CV.天野由梨/荒木香恵/大地葉)

正式にはジュジュ・クー・シュナムル。登場時11歳。
プラトー教の巫女でゲストキャラだったが、ニケとククリのパーティーに参加し、メインキャラクターになる。
通常時はクールだが、戦闘中には「戦う神官モード」に入り、過激な行動を見せる。
日課は「気になる言葉探し」。

トマ

(CV.神代知衣/藤井ゆきよ)

正式にはトマ・パロット。登場時11歳。
魔術師として活躍する。元々は僧侶を志望していた。
初登場時はジュジュと同じくサブキャラだったが、ニケとククリのパーティーに参加しメインキャラクターになる。
常識人で真面目だが、特技のアイテム開発中には踊り出すなど人が変わる。

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