MOTHERシリーズのPSI・PKまとめ

『MOTHERシリーズ』は任天堂から発売された、コピーライターの糸井重里がゲームデザインを手掛けるRPGシリーズ。個性的なキャラクターやユーモラスなセリフ回し、当時のRPGでは珍しい世界観などから高い評価を得ている。
『MOTHERシリーズ』のキャラクターの中には「PSI」(サイ)という超能力を扱える者がいる。ファンタジー系のRPGにおける「魔法」に相当する力で、主に攻撃、回復、アシスト、その他の4種類に分類される。攻撃系のPSIは頭に「PK」がつくため、「PK」と呼ばれることもある。

使用者:アナ(『1』)、プー(『2』)、クマトラ(『3』)
すべての作品に登場する、相手の神経に働きかけて敵を「混乱」「変」状態にするPSI。『1』では混乱に、『2』以降は変にする技だが、どちらも「味方を攻撃、敵を補助することがある」という効果は一緒。『1』では1段階しか存在せず、単体が対象である。

ブレインショックα

『2』『3』に登場する単体が対象のブレインショック。IQが高いほど効きやすい。

ブレインショックΩ

『2』『3』に登場する全体が対象のブレインショック。IQが高いほど効きやすい。

ブレインサイクロン

使用者:アナ(『1』)
『1』に登場する、相手の神経に働きかけて敵を「変」状態にするPSI。対象は全体で、『2』『3』におけるブレインショックΩに相当する。

サイコシールド

使用者:ニンテンとアナ(『1』)、ポーラ(『2』)、リュカ(『3』)
すべての作品に登場する、味方をPSIから守る防御壁を作るPSI。作品によって効果が微妙に異なる。『1』ではαとβが登場。『2』ではα、Σ、β、Ωの4段階が存在する。『3』ではαとΩの2段階となっている。

サイコシールドα

『1』では単体を対象に、あらゆるダメージを半減するシールドを張る。『2』では単体を対象に、PSI攻撃のダメージを無効にするシールドを張る。『3』では単体を対象に、PSI攻撃によるダメージを半減するシールドを張る。

サイコシールドβ

『1』では全体を対象に、あらゆるダメージを半減するシールドを張る。『2』では単体を対象に、PSI攻撃をそのまま相手に跳ね返すシールドを張る。

サイコシールドΣ

全体を対象に、PSI攻撃のダメージを無効にするシールドを張る。『2』のみ登場する。

サイコシールドΩ

『2』では全体を対象に、PSI攻撃をそのまま相手に跳ね返すシールドを張る。『3』では全体を対象に、PSI攻撃によるダメージを半減するシールドを張る。

パワーシールド

使用者:ニンテンとアナ(『1』)
『1』に登場する、攻撃を跳ね返す反射防壁を作り出すPSI。対象は単体に限るものの、ほぼすべての攻撃を反射することができる。一部のボス戦においては無効となる。

シールド

使用者:ネスとプー(『2』)、リュカ(『3』)
『2』『3』に登場する、味方を物理攻撃から守る防御壁を作るPSI。3回ほど物理攻撃を受けるとシールドが消えるが、重ねがけするとシールドの強さが増す。『2』ではα、Σ、β、Ωの4段階が存在する。『3』ではαとΩの2段階のみ。

シールドα

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