ライジングインパクト(ライパク)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『ライジングインパクト』とは、鈴木央によるゴルフを題材にしたスポーツ漫画。1998年に『週刊少年ジャンプ』にて連載を開始し、打ち切りで終了した。その後の反響が大きく、ストーリーを引き継いだ状態で同誌で連載を再開。連載終了後、完結編が『赤マルジャンプ』にて掲載された。2024年に「Netflix」にてアニメ化される。
主人公のガウェイン・七海は、「世界一の飛ばし屋」を夢見る少年。ある日ゴルフと出会い、ゴルフの名門校・キャメロット学院に通うことになり、ゴルファーとして成長していく。
そのガウェインがキャメロット杯の試合中、頭部にゴルフボールが当たったことによってゴルフの才能を開花させる。プニプニしていた時のガウェインから、キリッと精悍な顔立ちに変わった。”覚醒状態”のガウェインは父親のウーゼル・フェニックスの姓”フェニックス”を取り、ガウェイン・フェニックスと呼ばれる。ゴルフを始めて間もなかったガウェインは、ドライバーで遠くに球を飛ばす以外の技術が乏しかったが、”覚醒状態”になると全体的にゴルフ技術が向上。圧倒的な強者感を披露した。
『ライジングインパクト』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
ライパク現象
一度打ち切りで連載を終了した漫画作品が、その後主人公や設定などを全く変えずに連載を再開することを「ライパク現象」と呼ぶ。これは鈴木央の『ライジングインパクト』が語源となっている。打ち切り後に連載を再開させるということは、通常まずありえない異例なこと。長い『週刊少年ジャンプ』の歴史の中でも、それに該当する漫画作品は『ライジングインパクト』の他にあまり例はない。そのため連載が終了になってしまった漫画作品の熱狂的ファン達が『ライジングインパクト』を引き合いに出して、インターネットなどで連載再開を嘆願する署名活動などを行うようになった。
連載再開の合言葉は「『ライジングインパクト』よ再び」
『ライジングインパクト』は、一度打ち切りという形で連載を終了したが、その後の反響が大きく3ヶ月後に連載を再開した。打ち切りの形で終了した漫画が連載を再開させる事例は非常に珍しく、偉業と言える。以降、同誌で何かしらの作品が打ち切りで連載を終了した際、その復活を願う読者達が「『ライジングインパクト』よ再び」という合言葉を編集部に連載復活を訴えるようになった。
連載終了から25年を経てアニメ化
打ち切りで連載終了からの再連載。そして二度目の打ち切り。異例の連載経歴を誇る『ライジングインパクト』が連載終了から25年を経て、ストリーミング配信サイト「Netflix」にてアニメ化独占配信されることが発表された。
グラール・キングダム戦のアニメ化に高まる期待
本作は打ち切りという形で連載を終了しており、主人公のガウェイン・七海が所属するキャメロット学院のライバル的存在であるグラール・キングダムが登場して間もなく終了した。そのため、グラール・キングダムとの戦いの詳細は描かれていない。2024年にストリーミング配信サイト「Netflix」にてアニメ化の発表があった後、このグラール・キングダムとの戦いももしかして描かれるのではないかと、インターネット上ではファンの期待が高まっている。
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目次 - Contents
- 『ライジングインパクト』の概要
- 『ライジングインパクト』のあらすじ・ストーリー
- ガウェインとゴルフの出会い
- キャメロット杯
- 新たな勢力グラール・キングダム
- 『ライジングインパクト』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ガウェイン・七海(ガウェイン・ななうみ)
- ランスロット・ノーマン
- ガウェインの関係者
- 七海大造(ななうみ だいぞう)
- 七海笑子(ななうみ しょうこ)
- ウーゼル・フェニックス
- 西野霧亜(にしの きりあ)
- ランスロットの関係者
- カジェリ・ノーマン
- 西野胡桃(にしの くるみ)
- キャメロット学院 日本校
- リーベル・リングヴォルド
- 小泉祐美子(こいずみ ゆみこ)
- ライザー・ホプキンス
- 李王煉(り おうれん)
- プラタリッサ・ボネール
- 東堂院戒(とうどういん かい)
- 黒峰美花(くろみね みか)
- ハーシィ・エポア
- 荒井大地(あらい だいち)
- 金園秀美(かなぞの ひでみ)
- アリア・セイフォート
- ドルファ・ベントレー
- キャメロット学院 アメリカ校
- クエスター・フェニックス
- ビルフォード・クーパー
- ブリジット・バーロウ
- レイディル・ジャンセン
- ケイト・ビッカートン
- チャールズ・リビングストン
- ジェームズ・ヒューストン
- ティム・ロッシ
- キャメロット学院 イギリス校
- トリスタン・リオネス
- パーシバル・ロレンス
- アイス・カーマイン
- スフィーダ・ボネール
- マシュー・ダルシー
- ライアン・グルーム
- 李光鈴(り こうりん)
- ジェーソン・クレメント
- グラール・キングダム
- 六条若葉(りくじょう わかば)
- 須賀川紅葉(すかがわ こうよう)
- アシュクロフト・サラゼン
- アルロワ・グットルム
- ロビン・ローズウッド
- アーサー・フェニックス
- レイン・グレース
- 『ライジングインパクト』の用語
- キャメロット学院
- グラール・キングダム
- アヴァロン学院
- ギフト
- ライジングインパクト(太陽の光跡)
- シャイニングロード(月の導き)
- フォーリングスター(風の流星群)
- プライドスナッチ(誇りの略奪)
- 『ライジングインパクト』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ”覚醒状態”ガウェイン・フェニックスの強者感
- 『ライジングインパクト』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ライパク現象
- 連載再開の合言葉は「『ライジングインパクト』よ再び」
- 連載終了から25年を経てアニメ化
- グラール・キングダム戦のアニメ化に高まる期待