アオアシ(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『アオアシ』とは、2015年より小林有吾が『週刊ビックコミックスピリッツ』にて連載開始されている漫画、および原作としたアニメ作品。Jリーグのユースチームに所属している高校生を題材としている。主人公は愛媛県の中学校でサッカーをしていた青井葦人。元プロサッカー選手の福田に認められ、Jリーグユースの門をたたく。プロになることにフォーカスしたユースチームでの生活、チームメイトとの価値観の違い、青春を描いている。主人公のポジションがサイドバックとなっており、攻撃のみならず守備面の描写も多い。

ガノン大阪ユースの選手で森野のトップチーム就任と同時にトップチームへ昇格。

『アオアシ』の用語

ユース

スポーツでは高校生世代のことを指す「ユース」。しかし、サッカーにおいては「クラブユース」という意味で使われることが一般的。Jリーグのほとんどのクラブには育成組織があり、ジュニア(小学生)、ジュニアユース(中学生)、ユース(高校生)とステップアップしていく。スカウトやセレクションによって途中入団する選手を交え、外部から新しい血を取り入れながら、より強靱になっていく。

ジュニアから叩き上げてきた昇格組と、葦人たちセレクション組には、当然ながら大きな差が。その一つが「個人戦術」。昇格組は子供の頃から、サッカーにおける「思考(インテリジェンス)」を徹底的にたたき込まれていると、伊達コーチは伝えていく。

言語化

言語化とは文字通り「言葉にすること」。
エスペリオンでは、この作業が練習、試合含めて非常に重要視されている。
その日のミスやうまくいかなかったことを何となくで片づけることを禁止されている。
明確にすることでそこから学びを得て次にいかすことを求められる。
また葦人がエスペリオンユースに加入してから、最初にぶち当たる壁となる。

ロープ

視野の確認方法で富樫から葦人へ教えてもらう際に福田が彼らに提案した練習方法。葦人達DF同士にロープを持たせて動きの確認を行っていく。こうすることでDF陣がロープによって強制的に距離感を学ぶことができ、横の連携を形成できるようになる。プレミアリーグVANDS戦で機能し、攻撃を防いだ。

ファイブレーン

エスペリオンユースが船橋学院戦で見せた戦術。3レーンの真ん中のレーンをさらに3つに分け、「ハーフレーン」を作っていき5レーンを形成する。こうすることでピッチを5つのレーンに区切ることができ、攻撃側はより細かく複雑な動きをすることで相手を撹乱できるようになる。逆に守備側からしてみれば誰にマークすれば良いのかが絞れなくなる。ちなみに5レーンでは「トライアングル」が基本となる。同じレーンに3人立たないことが重要。それ故にポジショニングが大事になるが、刻一刻と変わる戦況の中でプレーヤーそれぞれが最適なポジショニングを常に選択しなければならず、難易度が非常に高い。福田より最初に提案された際は、高杉達から難しすぎるといわれていたが、船橋学院戦で見事機能させ点を取ることに成功。

『アオアシ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

福田「世界へ連れてってやる」

愛媛の海岸にて福田から葦人へ伝えられた言葉。
世界を知っている元サッカー選手に「世界へ連れてってやる」と言われて、中学3年生の葦人の心に海外での活躍の景色が浮かんでくる。
葦人は、その景色を見てみたいと思い、母の紀子へ東京行きをお願いすることになる。

大友「Lets it roll」

プリンスリーグVANS戦にて、 攻撃の要の桐木がマンマークされエスペリオンの攻撃が停滞してしまった。
そんな中、途中交代の大友が中盤で違いを出し、これまでとはうって変わって攻撃がスムーズになった。
結果、相手チームも大友へ対応しなければならず桐木へのマークが軽くなる。「Lets it roll」といいながら、エスペリオンの反撃が始まるきっかけを作る。
いつも緊張しているようで平常心、天才大友が垣間見える一面となる。

福田「自分でつかんだ答えなら、一生忘れない」

ジュニアユースの時に練習生としてエスペリオンに参加していた富樫に福田は少しだけサッカーを教えていた。その指導をもとに、富樫はグングンと成長していった。
しかし、福田は彼に一から十まですべてを教えようとしない。不満を持った富樫に対し、福田は「自分でつかんだ答えなら、一生忘れない」と自分で考える癖の大切さを説いた。
自分から考え、答えを見つけさせる。福田は葦人たちの自主練習においても度々ヒントを与えていくが、答えがその場で出なければ1週間後まで答えを考えさせるなどエスペリオンでは自発性が重要となっている。

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