グリザイアの楽園(ゲーム・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『グリザイアの楽園』とは2013年5月に発売されたアダルトゲームである。『グリザイアの果実』『グリザイアの迷宮』の続編であり、シリーズ完結作にあたる。メインルート「ブランエールの種」では前作「カプリスの繭」の最後から直接繋がっており、主人公・雄二がオスロに立ち向かい、ヒロイン達と平穏な生活を手に入れるまでを描く。同時収録の「Prologue De La GRISAIA」は『果実』の前日譚でありヒロイン達が学園に集まる過程を描いている。「萌えゲーアワード2013」では準大賞受賞。

CV:野々村紗夜(PC版) / 小林みい(他媒体)
雄二が入ったアメリカ海軍訓練学校の教官だった女性。
作画担当はフミオ。

雄二が奪還された際に雄二のことをよく知る人間として赤坂に呼ばれた。アダムを用なしと判断した一姫に指定され電話にでる。
癪に障るしゃべり方をする一姫に苛立ちを見せつつアダムに一姫の話を伝えた。

ラングレー

ゾーイ・グラハム

CV: 青葉りんご(PC版) / 北野愛(他媒体)
ラングレーに所属する潜入捜査官の女性。
作画担当渡辺明夫。

ラングレーのに所属している潜入捜査官でありジミーの嫁でもある。任鵜の際にジミーと夫婦を演じた際に本気になりそのまま本当の夫婦となった。ジミーの経営する蕎麦屋で猫耳メイドの姿で愛嬌たっぷりな姿とは裏腹に任務になると無表情で冷酷な性格になる。
千鶴とJBの居酒屋でも店員として接触してきており、この時にうっかり蕎麦屋の時のノリで「にゃん」とぎ日につけてしまい2人を困惑させた。後に千鶴が1人できた際にはタナトスフォンを千鶴に渡している。この時の店員のキャラは気だるげな女性であった。

父ポール・グラハムは記者をしていたがオスロに目を付けられ雄二をに暗殺されてしまったことを恨んでいる。本来アダムと組み内密に「タナトス・システム」をアメリカに持ち込む筈であったが、一姫に雄二に会わせてやると言われアダムを裏切った。

伊号の医療室にて雄二と対峙して拳銃を突き付けるが、雄二に付けられている爆弾のことと決着をつけるという雄二の強い意志を感じたことから拳銃を下ろし、雄二をオスロの下に行くことを黙認する。

明言はされていないが学園を飛び出す際にみちるにぶつかりポケットにタナトスフォンを仕込んだのはおそらくゾーイである。

オスロ関係者

ヒース・オスロ

CV:秋山樹(PC版) / 鶴岡聡(他媒体)
雄二の宿敵であり国際的テロリスト。
作画担当フミオ。

雄二と「タナトス・システム」を狙い日本へ入国してきたテロリスト。危険な爆発物を日本国内に持ち込み、雄二の腕輪に仕込みつけさせたうえに都内にも仕掛けた。

テュポーン計画のために雄二の遺伝子を欲しており、雄二の殺人装置としての能力をコピーして大量の兵士を作ることを目的としている。この計画には遺伝子をコピーする能力がある「タナトス・システム」が必要であると考えている。

雄二がタルタロス島へやってきて自室にやってきた際には大量に人を殺してきた雄二を見て喜んでいた。そして、本能に飲まれ自身を殺しにかかってくる雄二に麻子の置き土産である刀で応戦した。しかし、長物の弱点である距離を詰められ雄二が隠し持っていたボールペンで刺され死亡。
ボールペンを使った殺傷法は人を殺すのに銃も刃物もいらず、その辺のボールペンで十分だとオスロ自身が雄二に教えたものであった。

ヒース・オスロ本人であると思われていたが、実はオスロはオリジナルのヒース・オスロの人工的なコピー人間であり意思を受け継いでいただけで本物のオスロではなかった。

ヒース・オスロ(オリジナル)

CV:秋山樹(PC版) / 鶴岡聡(他媒体)
オリジナルのオスロであり、物語の真の黒幕。
作画担当フミオ。

雄二がヒース・オスロを倒した後に姿を現した。作中でのオスロを裏から操っていた男であり、オリジナルのオスロであると名乗る。

生命維持装置がなければ命を維持できないほどに置いており、体も満足に動かすことが出来ないことから車いすに乗っている。
オスロの名前が出たのは70年代とされているが実際には160年歴史を持つ社会貢献組織であり世界を裏から操る戦争管理人を自称している。戦争はゲームであり、ゲームには対戦相手が必要であり、その相手は適度に強くいいタイミングで負けてくれる。それがオスロであると言う。人間は痛い目に合わないと学習しない害虫であると考えている。

雄二に新たなオスロになれと言うが断わられ、腕に爆弾を付けられてしまう。雄二に解除のためのカギを置かれ、立ち去られていしまう。その後爆弾が爆発して死亡した。

トラビス

CV: 神宮寺穂波人 (PC版)/ 宮下弘充(他媒体)
オスロの部下であるイタリア人の男性。

雄二の襲撃の指揮を担当していた。雄二を運ぶ際中に雄二の腕に爆弾を付けた。幸による襲撃の際に雄二を捕獲するだけの簡単な仕事だと思っていたためにろくに訓練のされていないチンピラ同然の人間しか集めなかったことを後悔している。チンピラしかいなかったことで幸1人に敗北する結果になった。

タルタロス島では雄二の襲撃されたときは前線に出て行った。この時の装備は兄の形見であるリボルバーでありお守りのようなものであると語っている。基地内の惨状に恐怖を感じたトラビスが無線で応援を呼ぼうとしたときに雄二に気づく間もなく左手を切り落とされてしまう。腕を切り落とされたことと雄二の姿が見えないことに恐怖のあまり叫びながら銃を乱射して弾切れになりリロードしようにも文字通り手がないためにできず、もたついているうちに右手も切り落とされてしまう。
恐怖のあまり叫ぶことしかできなくなったところを雄二により殺された。

ジェイソンという兄がおり、トラビスとは違い口下手で口癖はわぁかれよ~であった。トラビスと雄二曰く禿げであったという。格闘術を教えておりしごかれた雄二は思い出すだけで気分が悪くなると言わしめた。
ジェイソンが使っていた銃で麻子は撃たれ、そして麻子の刀により死亡した。

テュポーン(試験体TP-427)

左側銀髪の青年

CV: やじまのぼる(PC版) / 須藤翔(他媒体)
テュポーン計画の唯一の成功例にして雄二のコピーである青年。
作画担当フミオ。

テュポーン計画の成功例であり、オスロには「ユウジ」と呼ばれている。雄二になりすまして領事館を襲った犯人である。雄二のクローン体であることから顔は瓜二つだが髪色と目の色は一姫と同じであり、これをテュポーンは天才の遺伝子の表れだと言っている。
実際は外部からヘイフリック限界(細胞の分裂回数の限界のこと)を操作して細胞死の促進による新細胞の活性化、テロメア( 染色体末端を保護する役目を持つ構造のこと)の強制リライトでの急速成長を繰り返した結果である。

一姫のことを姉さん、雄二のことを兄さんと呼ぶ。一姫と自身の天才性に自信を持っており、雄二に対して惜しかったねと声をかける。試験のたびに雄二と比べられることにうんざりしており、雄二を殺すことで自身の方が優秀であると示そうとする。
ナイフと銃を使った激しい攻防戦の最中に大口径の銃弾を食らうも雄二が殺しに躊躇い見せたすきにブースターの使用で足掻き、雄二を追い詰める。
自身と雄二の違いが気にかかり雄二に戦う理由を聞くが、無駄を排した生き方をよしとして目的のために死ぬことが潔しとして育てられたテュポーンと、無駄も糧として視野を広げて死んで帰っても褒めてくれない麻子に育てられた雄二とでは根本的に違っており理解することはできなかった。しかし、雄二と対峙する中でほんの少しの自身が間違っているのではないだろうかという迷いに気を取られ隙を見せたことで雄二により殺される。

テュポーンの母体は雄二がオスロの少年兵育成機関にいた時に親しくしていた少女マーリンである。マーリンは卒業試験後に「赤ん坊工場」へ送られ、テュポーンを身ごもっている中逃走し、その最中に対物ライフルに撃たれ上半身を吹っ飛ばされ死亡。その衝撃で胎児であったテュポーンは飛び出したが奇跡的に生き残った。

その他

山本

奥右側男性

CV:藤沼健人
蒔菜のライフルを用意した男性。

森島ラケットを経営する男性であり、「タナトス」からの発注を受けて蒔菜のライフルを調整した。職人気質の気難しい性格をしており、蒔菜が会いさした際には作業中であったことから怒鳴り返した。

幸が「タナトス」により「コロスゾ」とだけ言っていればいいと言われていたために山本が何を言っても「コロスゾ」と返ってくるので物騒な女だなと言った。
蒔菜が用意したバレットM82A1に不満を漏らしL115A1が良いと言った際には作っているAI社が倒産してからはいい話を聞かないからやめておけとほだした。
喫煙者であり煙草を取り出して吸っている最中に幸が「コロスゾ♪」と言いながら灰皿を持ってきたり、煙草を切らした際に「コロスゾ♪」と言いながら煙草を差し出してきた際には礼を述べながらもキレていた。

麻子の幼少期を知っており、蒔菜とやり取りをするうちに麻子を思い出し蒔菜をさっさと追い出した。
作中での発言から以前は現場で引き金を引く仕事をしていたようだが、引き金を引く際に迷いを持ってしまい(殺人もしくは負傷させることに対して)以降は引き金が引けなくなってしまった。

『グリザイアの楽園』の用語

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