【追悼】2012年から2015年に亡くなった芸能人・著名人まとめ

芸能界やスポーツ界、財界などで活躍する芸能人・著名人の訃報が流れると、世間では大きな衝撃が生まれて、その人物の特集記事やコーナーが組まれることが多く有る。本記事では「2012年」から「2015年」の間になくなった芸能人・著名人の情報を、その方の生前の活躍ぶりと共にまとめて紹介する。

出典: ja.wikipedia.org

ガリーナ・ヴィシネフスカヤ

世界的なチェロ奏者として第5回高松宮殿下記念世界文化賞を受賞したムスティスラフ・ロストロポービッチ氏の妻で、ロシアの著名なソプラノ歌手。
1926年、旧ソ連のレニングラード(現サンクトペテルブルク)に生まれ、44年に歌としてデビュー。50年代以降、モスクワのボリショイ劇場のオペラで首席ソリストとして活躍し、ソ連邦人民芸術家の称号を持っていた。
1974年に米国に移住。1990年、ゴルバチョフ政権のペレストロイカ(改革)の下で帰国が認められ、晩年はパリとモスクワで暮らしていた。
12月11日、モスクワで死去した。86歳。

出典: www.jvcmusic.co.jp

小沢昭一

ラジオ番組での軽妙な話芸や一人芝居で知られる俳優。
早稲田大在学中に俳優座養成所に入所、俳優小劇場の中心的存在に。「幕末太陽伝」「豚と軍艦」など数多くの映画に出演。66年の「『エロ事師たち』より 人類学入門」で毎日映画コンクール男優主演賞を受賞。73年から始まったラジオ番組「小沢昭一の小沢昭一的こころ」は、江戸っ子らしいテンポのある風刺の利いた語りが広い支持を得て、放送回数が1万回を超える長寿番組に。また、浪花節、万歳、猿回し、女相撲など従来の学術研究の枠に収まらない芸能の出自や役割を探求し、「日本の放浪芸」「放浪芸雑録」などにまとめた。
12月10日、東京都内の自宅で死去した。83歳。

出典: news.qwe.jp

ジョセフ・ウッドランド

バーコードの共同発明者。
21年9月、同州アトランティックシティー生まれ。第2次大戦中、テネシー州のオークリッジ国立研究所で原爆を開発した「マンハッタン計画」に参加後、ドレクセル工科大(現ドレクセル大)を卒業。
同大大学院で研究中、商品データ管理の技術開発に取り組むことになり、ボーイスカウトで学んだモールス信号をヒントに、砂浜で何げなく指で4本の丸い線を引くうち、バーコードにつながる仕組みを思い付いた。共同発明者と共に52年、特許を取得、1万5千ドルで売却した。
12月9日、アルツハイマー病と老衰のため、ニュージャージー州エッジウオーターの自宅で死去した。91歳。

川島広守

プロ野球元コミッショナー。
島県会津若松市生まれで1942年に内務省入り。海軍主計大尉を経て、戦後は警察官僚としてキャリアを積んだ。田中角栄、三木武夫両内閣の官房副長官を務めた後、日本鉄道建設公団総裁に就任。84年、プロ野球界に転身し、セントラル・リーグ会長を務めた後、98年からコミッショナーとなった。プロ野球のトップに就いてからもグラウンドでの暴力や不正に対しては特に厳しい態度で臨んだ。フリーエージェント制導入やドラフトの一部自由化などに指導力を発揮した。2006年には、功績が認められ、野球殿堂入りした。
12月9日、都内の病院で死去。90歳。

出典: www.yakuren.jp

石井道子

元環境庁長官、元参院議員。
1984年に自民党から初当選。第2次橋本内閣で環境庁長官を務めた。
12月7日、肺炎のため死去、79歳。

篠原三代平

日本経済を実証的に分析し、景気循環論で知られる経済学者で一橋大学名誉教授。
東京商大(現・一橋大)卒で経済学者中山伊知郎氏に師事した。1962年、一橋大学教授に就任。70年に退職、旧経済企画庁経済研究所長を務めた。著書「日本経済の成長と循環」(61年)などで、88年日本学士院賞受賞。98年文化功労者。2006年文化勲章を受章。
12月7日、肺炎で死去した。93歳。

出典: www.cnn.co.jp

デイブ・ブルーベック

米国のモダンジャズの巨匠で、ピアニスト・作曲家。
「デイブ・ブルーベック・カルテット」のヒット曲「テイク・ファイブ」は日本のCMにも使われた。
伝統的ジャズと新しいリズムを融合させた音色は全米で大人気となり、ポップ音楽に押され気味だったジャズの復活に貢献。
12月5日、東部コネティカット州で死去した。91歳。

中畑仁美

DeNA中畑清監督の夫人。
2人は中畑監督が駒沢大学時代に知り合い、巨人の1年目のシーズンを終えた1976年のオフに結婚。79年にレギュラーに定着するまで夫を支え続け、おしどり夫婦として知られていた。
「かあちゃんに感謝したい。本当にいい女房だった。俺が野球をやる姿が一番好きな女房だったから」
結婚後35年がたった昨オフ。新生球団の初代監督の打診を受けた。迷う夫の背中を仁美さんが「これが最後のチャンスだよ、お父さん」と押した。
12月5日午後6時5分、子宮頸(けい)がんのため東京都内の病院で死去。59歳。

出典: depanew.com

中村勘三郎

俳優。
文化勲章受章者で、戦後歌舞伎の大物だった十七代目中村勘三郎の長男。3歳で五代目勘九郎を名乗って初舞台。天才子役と呼ばれた。早くから「芸の虫」として猛稽古を積み、粋な江戸歌舞伎の伝統を軸に、上方の芸風まで幅広く身につけ、舞踊でも正統派の名手として評価を確立した。
12月5日午前2時33分、急性呼吸窮迫症候群のため、東京都文京区の日本医科大学付属病院で亡くなった。57歳。

ベシー・クーパー

存命中の世界最高齢者に認定されていた米国人。
12月4日、死去した。116歳。
アトランタ・ジャーナル・コンスティテューション紙によると、クーパーさんは1924年、夫のルーサーさんと結婚。4人の子どもをもうけた。114歳の誕生日には、孫が12人、ひ孫、やしゃごもそれぞれ十数人以上いた。

渡辺芳則

指定暴力団山口組の前組長(5代目組長)。
直参と呼ばれる直系団体の山健組の2代目組長を経て、山口組が分裂して抗争をくり返した「山一抗争」終結後の1989年に5代目組長に就任。前組長は05年に体調不良などを理由に引退。
関係者によると、渡辺前組長は体調を崩し、神戸市中央区の自宅で療養していたが12月1日朝、自宅で倒れていたのが見つかった。病死とみられる。

11月

齋藤光正

映画監督。
大学在学中に映画会社の日活に入社し、昭和42年に太宰治の娘の手記を基にした映画「斜陽のおもかげ」で、監督としてデビューしました。
昭和46年に日活を退社してフリーになった後、推理作家の横溝正史のミステリー小説が原作の「悪魔が来りて笛を吹く」、自衛隊が戦国時代の日本にタイムスリップして戦うSFの「戦国自衛隊」、非行に走る娘と親との葛藤を描いた「積木くずし」など、幅広いジャンルの映画を製作。テレビドラマの「太陽にほえろ!」や、「子連れ狼」などの演出も手がけた。
11月25日夜、肺炎のため、東京都内の病院で死去。80歳。

井上雪子

女優。
1930年に松竹に入社。小津安二郎監督の「美人哀愁」(31年)や五所平之助監督の「マダムと女房」(同)に出演した。36年に引退宣言をしたが、2004年製作の映画「カナリア」(塩田明彦監督)に68年ぶりに出演し話題を呼んだ。
11月19日午前、老衰のため神奈川県内の福祉施設で死去、97歳。

出典: columbia.jp

宮史郎

歌手。
63年に兄の五郎、並木ひろしとぴんからトリオ(のちに、ぴんから兄弟に)を結成。72年に発売された「女のみち」が420万枚の売り上げを記録する大ヒットし、73年のNHK紅白歌合戦にも出場した。83年にぴんから兄弟解散。以後はソロで活躍し、浜崎あゆみと共演したCMなどでも話題になった。
11月19日午後1時5分、多臓器不全のため都内の病院で死去した。69歳。

出典: news.biglobe.ne.jp

牧野エミ

女優。
演劇ユニット「売名行為」や「劇団MOTHER」の中心メンバーとして昭和60年以降の関西小劇場ブームを牽引。一方で、テレビドラマやラジオ番組で活躍。
乳がんの経験を持つことから「ピンクリボン運動」などがん予防活動にも積極参加。
11月14日、レギュラーを務めるABCラジオ「ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です」には普段通り出演したが、翌15日に体調不良を訴え、入院していた。
11月17日、肝臓がんで死去。53歳。

出典: blog.livedoor.jp

小林俊一

演出家、テレビプロデューサー。
1968年に始まった渥美清さん主演の連続ドラマ「男はつらいよ」を演出し、映画版の「新・男はつらいよ」の監督も務めた。ほかに田宮二郎さん主演のドラマ「白い巨塔」、フジテレビ版「浅見光彦シリーズ」の演出や製作、映画「沈まぬ太陽」の企画などを担当した。
11月15日、心不全で死去。79歳。

出典: blog.livedoor.jp

荒川太朗

声優。
アニメ「サザエさん」のノリスケや、「忍たま乱太郎」の松千代先生など数多くの作品で声優として活躍した。
11月15日、多臓器不全のため死去、56歳。

出典: www.excite.co.jp

三宅久之

政治評論家。
1953年に毎日新聞社に入社。政治部副部長、静岡支局長、東京本社特別報道部長などを経て76年に退職し、政治評論家に転じた。テレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」や読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」など多くのテレビ番組に出演し、活躍していた。
11月15日、自宅で倒れ、搬送先の病院で亡くなった。82歳。

出典: data.yule.sohu.com

森光子

国民栄誉賞を受賞した女優。
上演2000回を超える舞台「放浪記」や人気テレビドラマ「時間ですよ」などで国民に広く親しまれ、文化勲章、国民栄誉賞を受けた。
11月10日午後6時37分、肺炎による心不全のため都内病院で亡くなった。92歳。

出典: newsokulog.com

桜井センリ

俳優。
早大学在学中からジャズピアニストとして活動し、コミックバンド「ハナ肇とクレージーキャッツ」に60年加入。故石橋エータローさんと共にピアノを担当。故植木等さん主演の映画「無責任シリーズ」やフジテレビ「おとなの漫画」、日本テレビ「シャボン玉ホリデー」に出演。
山田洋次監督の「男はつらいよ」シリーズや「十五才・学校4」などにも出演。テレビでも殺虫剤のCMで人気を集めたほか、ドラマ「前略おふくろ様」などにも出演。
11月10日に東京都新宿区の自宅で亡くなっていた。86歳。孤独死と見られている。

出典: spysee.jp

カーメン・バシリオ

国際殿堂入りしたボクシングの元世界2階級王者。
世界ウエルター級王座を2度獲得。1957年にはミドル級世界王者のシュガーレイ・ロビンソン(米国)を破り、2階級制覇を果たした。
11月7日、米ニューヨーク州ロチェスターの病院で死去した。85歳。

中曽根蔦子

中曽根康弘元首相の妻。
83年のレーガン米大統領夫妻来日の際、別荘「日の出山荘」(東京都日の出町)で接遇するなどファーストレディーとして首相の政治活動を支えた。長男弘文氏は自民党参院議員会長。
11月7日午前、心筋梗塞のため東京都内の病院で死去。91歳。

石上三登志

映画評論家。
電通で映像クリエーターを務める傍ら、「スター・ウォーズ」などの映画を中心にミステリー、SF、漫画と幅広い分野で評論家として活躍。雑誌編集や翻訳、映画脚本も手がけた。
11月6日、骨髄ガンのため死去。73歳。

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