【追悼】2012年から2015年に亡くなった芸能人・著名人まとめ
芸能界やスポーツ界、財界などで活躍する芸能人・著名人の訃報が流れると、世間では大きな衝撃が生まれて、その人物の特集記事やコーナーが組まれることが多く有る。本記事では「2012年」から「2015年」の間になくなった芸能人・著名人の情報を、その方の生前の活躍ぶりと共にまとめて紹介する。
出典： www.hotcore.jp
エスター・ウィリアムズ
元米女優。
6月6日、カリフォルニア州のビバリーヒルズで死去、91歳。死因は伝えられていない。
ロサンゼルス近郊に生まれ、姉に水泳を習って有力選手に。1939年には全米大会の自由形100メートルで優勝、五輪出場が期待されたが、第2次大戦開戦で断念した。
その後、スカウトされて女優に転身。水着姿が人気を集め、40～50年代にミュージカル映画などで活躍した。60年代に引退した後は、水着販売のビジネスなどをしていた。
中村誠
グラフィックデザイナー。
6月2日、肺炎のため死去。87歳。
資生堂でアート・ディレクションを担当。女優の前田美波里さんやモデルの山口小夜子さんを起用したポスターが話題を呼び、ブランドイメージの確立に大きな役割を果たした。平成5年に紫綬褒章受章。
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塩屋俊
俳優・映画監督。
6月5日、急性大動脈解離のため、宮城県仙台市内の病院で死去。56歳。同日上演予定だった舞台「HIKOBAE2013」の最終稽古中に倒れた。
塩屋さんは1956年大分県生まれ。1980年にテレビドラマ「離婚ともだち」でデビューし、NHK連続テレビ小説「おしん」、映画『釣りバカ日誌』シリーズなどに出演した。
01年に映画『6週間 プライヴェートモーメント』で監督デビューして以降は映画監督としても活躍しており、『ビートキッズ』『種まく旅人～みのりの茶～』といった作品を発表。1994年には塩屋俊アクターズクリニック（現「アクターズクリニック」）を設立し、後進の育成にも努めた。
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長門勇
映画やテレビで名脇役として知られる俳優。
6月4日、老衰のため神奈川県内の病院で死去。81歳。
テレビでは、時代劇『三匹の侍』で注目を集めたほか、金田一耕助シリーズにも多数出演。NHKの大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』、朝の連続テレビ小説『春よ、来い』などでも活躍し、名脇役として人気を博していた。
陳希同
98年に汚職罪などで懲役16年の実刑判決を受けた陳希同・元北京市共産党委員会書記（元党政治局員）。
6月2日午前（日本時間同）、北京市内で死去。
陳氏は30年6月、四川省生まれ。89年の天安門事件で北京市長として民主派の弾圧に関与した。4日が事件から24年の「敏感な日」に当たるため中国当局は中国本土での報道を認めず、中国系の同通信社を通じ、対外向けの報道だけを許可した可能性がある。
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森田和郎
将棋ソフトプログラマーの先駆者的存在で、1985年に発売された「森田将棋」シリーズの開発者。 12年7月27日に死去していたことが6月3日に判明。57歳。 コンピューター将棋の草分け的プログラマー。1980年代半ばのパソコン用ソフト「森田和郎の将棋」に始まる「森田将棋」シリーズが、人気を集めた。
相馬勝也
西武ライオンズのファームディレクター補佐兼育成担当。元プロ野球選手。
6月2日、東京・荒川区の自宅で死去したと西武が発表。50歳。相馬さんは東京都出身。日大二を卒業後、81年ドラフト外で西武に入団し、93年までプレー。
引退後はブルペン捕手を務め、08年には1軍コーチとして日本一を経験。チームメートからの信頼が厚く、誰に対しても情熱を注ぐ人物。10年2月に胃の悪性腫瘍の摘出手術を受け、11年からフロント入り。通算39試合で15打数1安打、打率・067。
5月
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吉村秀樹
ロックバンド「ブラッドサースティ・ブッチャーズ」のリーダーで、ボーカル、ギター担当。
5月27日、急性心不全のため死去。46歳。
吉村さんは北海道出身で、1987年に同バンドを結成。90年にファーストアルバムをリリースし、昨年11月には活動25周年記念のボックスセット「血に飢えた四半世紀」を発表。6、7月に出演予定だった6件のライブイベントはキャンセルに。
公式サイトによると吉村さんは「強い想いの新作を完成させており、リリースを楽しみに」としていた。「そんな矢先の突然の事にメンバー、スタッフもまだまだ受け止めきれずにおります」とコメント。
出典： www.pippo-jp.com
潮田益子
バイオリニスト。
5月28日午前6時15分（現地時間）、米マサチューセッツ州ケンブリッジで白血病のため死去、71歳。
世界的なバイオリニストとして知られ、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団の中核メンバーとして活躍。ボストンのニューイングランド音楽院教授として後進の指導にも尽力した。夫は元同音楽院学長のチェロ奏者、ローレンス・レッサー氏。
出典： www.nohkyogen.jp
茂山千作
狂言界で初めて文化勲章を受けた大蔵流狂言師で人間国宝。
5月23日午前0時15分、肺がんのため京都市の自宅で死去。93歳。
三世茂山千作の長男として生まれ、1924年（大13）に初舞台。66年に当主の名前である十二世千五郎を襲名した。他流の狂言師や新劇俳優との共演、歌舞伎やテレビドラマへの出演など、幅広い活動は、それまであった能楽界のタブーを破った。89年には人間国宝に。94年に隠居名の四世「千作」を襲名。07年に文化勲章を受けた。
伊藤忠治
元民主党衆院議員）が5月19日、食道がんで死去、79歳。
1983年、旧三重1区で旧社会党から初当選。その後、民主党に移り、通算6期務めた。党副幹事長などを歴任した。
南悳祐
韓国の元首相。
5月18日、ソウルの病院で死去。88歳。
69年、朴正熙大統領のもとで初めて財務相に。その後、朴政権で副首相兼経済企画院長官などを務め、全斗煥政権の80～82年には首相を歴任。「漢江（ハンガン）の奇跡」と呼ばれた韓国の経済成長を支える政策を指揮した。退任後、日韓・韓日協力委員会の韓国側会長を務めた。
瀬戸雄三
アサヒビールを業界トップに引き上げた元社長。
5月13日午前7時5分、心不全で死去。83歳。
瀬戸氏は神戸市出身。1953年、慶大法学部を卒業後、アサヒビールに入社。関西中心に営業畑を歩み、大阪支店長、営業本部長などを歴任。92年に樋口広太郎氏の後任として、生え抜きとしては21年ぶりに社長に就任した。
87年に発売した「スーパードライ」では、「鮮度」に着目して製造から出荷までの日数を短縮し、販売を急拡大させた。98年の年間出荷量でアサヒはキリンビールを上回り、45年ぶりの首位奪還を果たした。
出典： rugby-rp.com
中井太喜
ラグビー、トップリーグの近鉄に所属しているラグビー選手。ポジションはフランカー。
5月12日に大阪・枚方市内の病院で死去。24歳。胃がんだったという。
中井さんは2月ごろから腰と背中に痛みを訴え、検査の結果、4月中旬に胃や肝臓に悪性腫瘍（しゅよう）が判明、入院し療養していた。大阪府出身で啓光学園高、京産大を経て11年入部し昨季リーグは10試合に先発するなど中心選手として活躍していた。
出典： mydramalist.info
夏八木勲
映画「白昼の死角」「戦国自衛隊」などでの男くさい演技で知られ、名脇役としても活躍した俳優。
5月11日午後3時22分、膵臓がんのため神奈川県内の自宅で死去。73歳。
俳優座養成所などを経て66年、「骨までしゃぶる」で映画デビュー。74年、NHKの連続テレビ小説「鳩子の海」の脱走兵役で茶の間の人気を得た。
亡くなる直前まで多くの映画やテレビドラマに出演した。12年、園子温監督の映画「希望の国」で久々に主演。原発事故で周囲が避難する中、自宅に居残る老人役で、芸術選奨文部科学大臣賞を受けた。
出典： news.tbs.co.jp
小田晋
筑波大名誉教授・犯罪精神医学。
5月11日、心不全で死去、79歳。
元日本犯罪学会理事長。日航機羽田沖墜落事故（1982年）の機長、新潟県柏崎市の少女監禁事件（2000年）の被告らの精神鑑定を担当。オウム真理教元幹部の心理鑑定にも関わった。グリコ・森永事件（84～85年）、神戸連続児童殺傷事件（97年）など、犯罪心理についてメディアで積極的にコメントした。
レイ・ハリーハウゼン
米国を代表する特撮監督として知られた。
5月7日、ロンドンで亡くなった。92歳。
人形を使ったストップ・モーション技術を駆使し、「原子怪獣現わる」（1953年）、「シンドバッド七回目の冒険」（1958年）などのシンドバッドシリーズ、「アルゴ探検隊の大冒険」（1963年）、「タイタンの戦い」（1981年）などの作品を手がけ、「特撮の神様」とも評された。1992年に長年の功績を称えアカデミー特別賞を受賞している。
ジュリオ・アンドレオッティ
イタリア元首相。
5月6日、心不全のためローマ市内の自宅で死去、94歳。
ローマ生まれ。第2次大戦後、イタリア政界を長期支配した旧キリスト教民主党を率い、首相を計7期務めた。国防相や外相も歴任し、常に政治の表舞台で実力者として君臨。「魔王」とも称された。
一方で、イタリア政治の硬直化を招いた元凶と批判され、マフィアとの深い関係、殺人や汚職事件に関与した疑惑など暗い影も付きまとった。92年に首相の座を失い、94年にキリスト教民主党崩壊に追い込まれた。91年、終身上院議員。
出典： news.goo.ne.jp
河竹登志夫
歌舞伎研究の第一人者で文化功労者の演劇研究家。
5月6日午後0時28分、心不全のため東京都内の病院で死去。88歳。
幕末から明治にかけて活躍した歌舞伎作者、河竹黙阿弥の曾孫。歌舞伎と海外の演劇を比較した比較演劇学を提唱し、半世紀近くかけて『比較演劇学』3部作を執筆。河竹家4代の歴史をつづった『作者の家』も厳密な考証と高い文学性を評価された。歌舞伎の海外公演などで世界に広く日本文化を紹介した功績などで平成13年、文化功労者に認定。今年3月には東京・銀座の歌舞伎座で行われた「古式顔寄せ手打式」で演目を読み上げていた。
出典： webneo.org
岩佐寿弥
ドキュメンタリー映画作家。
5月4日、脳内出血で死去、78歳。
1959年、岩波映画に入社し、黒木和雄や小川紳介と「青の会」を結成。64年フリーとなり「ねじ式映画 私は女優？」「眠れ蜜」などを手がけた。昨年には、チベットの少年を追った「オロ」を劇場公開した。
3日に宮城県大河原町で開かれた「オロ」の上映会に出席した後、宿泊先の階段から落ちて頭部を強打した。
出典： www.cnn.co.jp
ジェフ・ハンネマン
米ヘビーメタルバンド「スレイヤー」の結成当時からのメンバーでギタリスト。
5月2日、肝不全のためカリフォルニア州南部の病院で死去。49歳。
スレイヤーは1981年に結成され、86年にリリースしたアルバム「レイン・イン・ブラッド」で有名になった。同アルバムに収録された「エンジェル・オブ・デス」「レインニング・ブラッド」の2曲はハンネマンさんが共同で作曲を手がけた。2006年と07年にはグラミー賞を受賞している。
出典： s.cinematoday.jp
クリス・ケリー（写真右）
ラップデュオ「クリス・クロス」の“マック・ダディ”として知られた。
米国時間5月1日、アメリカ・アトランタの自宅で死去。34歳。
ケリーさんは1990年、「クリス・クロス」のクリス“マック・ダディ”ケリーとして、わずかで13歳でデビュー。1992年のアルバム「トータリー・クロスト・アウト」が大ヒットを記録したほか、同アルバムにも収録されているシングル「ジャンプ」は全米シングルチャートで8週にわたって1位を獲得する快挙を達成。服を前後逆に着る独特のファッションスタイルとともに当時のヒップホップシーンをけん引した。
