【追悼】2012年から2015年に亡くなった芸能人・著名人まとめ
芸能界やスポーツ界、財界などで活躍する芸能人・著名人の訃報が流れると、世間では大きな衝撃が生まれて、その人物の特集記事やコーナーが組まれることが多く有る。本記事では「2012年」から「2015年」の間になくなった芸能人・著名人の情報を、その方の生前の活躍ぶりと共にまとめて紹介する。
出典： spysee.jp
金井務
元日立製作所社長、元経済団体連合会副会長。
3月19日、くも膜下出血で死去、84歳。
原子力発電の技術者出身で、国産初の実用原発として1974年に稼働した中国電力島根原発1号機の建設で中心的な役割を果たした。91年に社長に就き、05年に会長を退くまで14年間、日立の経営トップを務めた。
99年に会長。経済団体連合会副会長や通信機械工業会長、日本電機工業会長などを歴任した。
ボリス・ベレゾフスキー
ロシアの実業家。
3月23日にロンドン郊外の自宅で死去、67歳。
ソ連崩壊後のロシアで自動車会社「ロゴバス」を基盤に台頭した新興財閥を率いた。エリツィン政権下で政治的影響力を強め、安全保障会議副書記、下院議員などを歴任した。プーチン大統領と対立、横領容疑などで刑事責任を問われ、2000年に英国に亡命した。亡命後もプーチン批判を続けた。
いわしげ孝
「ぼっけもん」などの作品で知られた漫画家。
3月6日に死去したことが同23日に判明。
高校卒業後に鹿児島から上京した不器用な青年を描いた自伝的作品「ぼっけもん」で小学館漫画賞を受賞。純情な男性を主人公にした作品が多い。他の作品に五木寛之さん原作の「青春の門」や、「ジパング少年」「上京花日」などがある。
田中宥久子
美容家。
3月19日、肺がんのため死去、67歳。
顔を引き締める「造顔マッサージ」という独自の美容法を開発。関連書籍がベストセラーとなった。
ジルル・ラーマン
バングラデシュ大統領
3月20日、病気のためシンガポールの病院で死去、84歳。
1929年、バングラデシュ中部キショレガンジ生まれ。パキスタンからの独立運動に身を投じ、独立前年の70年に国会議員になったが、71年に投獄され失職。独立後、議員に復帰し、閣僚や現在の与党、アワミ連盟の中で要職を歴任。2008年の総選挙で同党が勝利したのに伴い、09年2月に大統領に就任した。
登川誠仁
沖縄を代表する民謡歌手で、映画「ナビィの恋」にも出演した。本名登川盛仁。
3月19日、肝不全のため沖縄県沖縄市の病院で死去。80歳。
兵庫県生まれ。沖縄県東恩納（現うるま市）で育つ。7歳で沖縄の楽器・三線を手にし、16歳で芝居の地方の弟子として修業を積む。50年代半ばから伝統歌謡の代表的歌手の一人に。「セイ小（セイグヮー）」の愛称で親しまれ、古典から民謡、即興の琉歌までこなし、速弾きの名手で知られた。89年、沖縄県指定無形文化財に認定。
琉球民謡の正調を広く伝えようと、県内外の野外音楽フェスティバルなどにも意欲的に出演し、「モンゴル800」など沖縄出身の若いアーティストとの共演を楽しんだ。
山田勝久
プロ野球・横浜DeNAベイスターズのチームドクターで、横浜南共済病院（横浜市金沢区）名誉院長。
2月21日、肺がんで亡くなっていたことが3月に判明。81歳。
山田さんは東京都出身で、1966年から同病院に整形外科医として勤務、80年に院長に就任した。日本整形外科学会副理事長を務めたほか、20年以上にわたってベイスターズの選手たちを支えてきた。
出典： pub.ne.jp
今邑彩
ミステリー作家。本名は今井恵子。
3月6日、一人暮らしの東京都内の自宅マンションで亡くなっているのが発見された。
2月上旬に病気で死去したと推定される。57歳。
長野県生まれ。1989年「卍まんじの殺人」でデビュー。主な作品に「ルームメイト」「七人の中にいる」など。
出典： news.goo.ne.jp
滝下毅
声優。
3月10日未明、転落事故のため亡くなった。37歳。
事務所によると「弊社所属俳優滝下毅が、帰宅途中の転落事故により、平成25年3月10日未明永眠致しました。生前、皆様から頂きましたご厚情に心より感謝致します」とコメント。
ゲーム「真・三國無双シリーズ」の司馬懿（しば・い）役などで知られる。
納谷悟朗
アニメ「ルパン三世」シリーズの銭形警部役などで知られる声優で、俳優。
3月5日午前3時、慢性呼吸不全のため千葉市内の自宅で死去。83歳。
1950年代に俳優としてデビュー。59年に「テアトル・エコー」所属後、俳優として活躍する傍ら、外国映画の吹き替えで人気となり、クラーク・ゲーブル、チャールトン・ヘストン、ジョン・ウェインなどの声を担当した。低音の渋い声が魅力で、ほかにアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の沖田艦長、仮面ライダーシリーズのショッカー首領役なども演じた。
石坂まさを
歌手の藤圭子さんを育て、ヒット曲「圭子の夢は夜ひらく」などを手がけた、作詞・作曲家(本名は沢ノ井竜二）。
3月9日、腎臓がんで死去。71歳。
東京都出身。作詞を担当した1970年発表の「圭子の――」が大ヒット。石坂さんが作詞、作曲し、藤さんが歌った「命預けます」で、同年の日本レコード大賞大衆賞を受賞した。ほかの代表作は、藤さんの「新宿の女」「女のブルース」、小林旭さんが歌った「北へ」など。長年、糖尿病を患い、脳梗塞にも見舞われたが、病と闘いながら創作活動を続けた。
アルヴィン・リー
1960年代から70年代にかけて活動したロックバンド、テン・イヤーズ・アフターのギターリストなど。
3月6日、死去。オフィシャルサイトによると、「通常の手術の後、予期せぬ合併症により死去した」とのこと。
アルヴィンさんは1965年にブルース・ロックバンド「テン・イヤーズ・アフター」を結成。1974年に解散するものの、今や伝説となっている1969年のウッドストック・フェスティバルに出演するなど、当時はアメリカ・ヨーロッパをはじめとする世界各地で高い人気を誇った。解散後、アルヴィンさんはソロとして活動。とりわけ、ギターの速弾きテクニックには定評があった。
出典： news.goo.ne.jp
南悠子
元宝塚歌劇団の女優、本名は上野悠子。
3月2日午前7時55分、急性呼吸不全のため兵庫県西宮市の病院で死去。89歳。
41年に宝塚歌劇団へ入団し、「虞美人」で春日野八千代さんらと共演した。淡島千景さん、久慈あさみさんとともに宝塚三羽がらすと呼ばれ、人気を集めた。
平井豊光
「エイシン」の冠名で知られる馬主で、（株）栄進堂代表取締役。
3月2日に東京都中央区の病院で死去。77歳。
馬主としてJRA通算1044勝、エイシンフラッシュで10年の日本ダービーを制したのをはじめ、エイシンプレストンでの香港マイル、クイーンエリザベス2世Cやエイシンサニーでのオークス、エイシンデピュティの宝塚記念など多くの大レースを制した。
辻亮一
作家。
2月6日、心不全のため死去、98歳。
昭和25年に『異邦人』で芥川賞を受賞した。
出典： ja.wikipedia.org
ウゴ・チャベス
南米ベネズエラの大統領。
3月5日、死去が報道された。大統領はがんで2年間にわたり闘病中だった。11年半ばに骨盤付近にがんが見つかり、これまでキューバで4度にわたり手術を受けた。最後の手術が行われた昨年12月11日以降、公の場に姿を見せていなかった。
チャベス氏は1999年に大統領に就任、在任期間は14年に及んだ。昨年10月の大統領選挙で野党の統一候補だったカプリレス氏を破って4選を果たしたばかりだった。
須藤薫
歌手。
3月3日死去、58歳。
1979年、「やさしい都会」でデビュー。アメリカンポップスを基調にした作品で人気を集めた。代表曲に「あなただけ I LOVE YOU」「涙のステップ」など。杉真理さんとのユニットでも活動していた。
2月
出典： www.haiyuza.net
大塚道子
劇団俳優座代表、女優
2月26日、死去、82歳。
昭和23年に俳優座入団。舞台「放浪記」で森光子さんと共演したほか、「次郎物語」など映画やテレビドラマでも名脇役として活躍した。平成22年に紀伊国屋演劇賞個人賞。
出典： d.hatena.ne.jp
バン・クライバーン
米ピアニスト。
2月27日、テキサス州の自宅で死去、78歳。
34年、ルイジアナ州生まれ。ニューヨークのジュリアード音楽院で学んだ。冷戦下の58年、ソ連で開催された第1回チャイコフスキー国際コンクールで優勝、国民的英雄に。03年に米文民最高位の勲章「大統領自由勲章」を、04年にはロシアから友好勲章を受けた。
62年から「バン・クライバーン国際ピアノコンクール」が開催され、09年には日本人で初めて辻井伸行さんが優勝。
出典： gensun.org
嶋村カオル
声優
13年2月25日、乳がんのため横浜市内の病院で亡くなった。43歳。
情報番組「ランク王国」（TBS系）のマスコットキャラクター・ラルフ役を1995年以来約17年近く務めた。ほか「ひとりでできるもん！」（NHK教育、2000～01年度）のエノケン役など。
稲垣瑞雄
作家、詩人。
2月23日、虚血性心疾患のため死去、81歳。
夫婦で文芸同人誌「双鷲」を発行。1月に短編小説集「銀しゃり抄」を発表した。
出典： www.narinari.com
本多知恵子
アニメ「キテレツ大百科」のヒロイン、みよちゃん役などで知られる声優。
2月18日、多発性がんのために死去していたことが判明。享年49歳。
「キテレツ大百科」のみよちゃん、「機動戦士ガンダムZZ」のエルピー・プル、プルツーなど、テレビアニメやゲームのキャラクターの声を多く演じた。
デーモン・ハリス
米ソウル歌手、コーラスグループ「テンプテーションズ」元メンバー
2月18日、前立腺がんのため米東部ボルティモアのホスピスで死去、62歳。
1971年、21歳でオーディションを受け、テンプテーションズ入り。72年に「パパ・ワズ・ア・ローリン・ストーン」で全米1位。75年にグループを離れるまでに3回のグラミー賞受賞に貢献。
