真人(呪術廻戦)の徹底解説まとめ

真人とは、『呪術廻戦』の登場キャラクター。人の負の感情が形を成した呪霊という存在であり、その中でももっとも高位の特級に分類されている。
“人間への恐怖”から生まれた呪霊で、言動は無邪気かつ快活。しかし他者の命を玩具のごとく捉え、戯れに人を惨殺し弄ぶ危険な存在。人類の廃絶を目論む特級呪霊の一味に属し、そのリーダーを任されるも、導き手たる自覚は薄い。
主人公虎杖悠仁の仲間を次々手にかけ、「絶対に倒すべき相手」と目される。当人もまた幾度も邪魔してきた虎杖に強い敵意を抱き、殺す機会を狙っている。

真人のプロフィール・人物像

等級:特級呪霊(未登録)
根源:人間への恐怖
術式:無為転変

真人(まひと)とは、『呪術廻戦』の登場キャラクター。人の負の感情が形を成した呪霊という存在であり、その中でももっとも高位の特級に分類されている。
“人間への恐怖”から生まれた呪霊で、言動は無邪気かつ快活。しかし他者の命を玩具のごとく捉え、戯れに人を惨殺し弄ぶ危険な存在。“人間への恐怖”そのものが出自であるため、マイナスの要素こそ目立つものの呪霊の中でも特に人間らしい感性の持ち主で、詩集を読んだり理解不能な趣味を前にフリーズしたりする面も。

人類の廃絶を目論む特級呪霊の一味に属し、その目的に「もっともふさわしい」として、呪霊としては若輩ながらリーダーを任されている。しかし当人に導き手たる自覚は薄く、目的達成のための計画や具体的な作戦の立案は仲間たちにほぼ一任している。
「(負の感情=呪いが形を成したものが呪霊なのだから)呪いは呪いらしく本能のまま行動すべき」という持論の持ち主で、その点で仲間の漏瑚や花御など計画に従って理性的に立ち回ろうとする呪霊たちとはやや意見を異にしている。といって基本的には彼らの邪魔をするでもなく、時折り助言として自身の主義を披露する程度。
その奔放な行動を、特に漏瑚からはたびたび咎められているものの、人類の廃絶という目的自体は共有している。一味のアドバイザーとして加わった夏油とはウマが合うのか、一緒に行動する姿が目立つ。

生物の魂を捉えて形を変えることで、それに付随する肉体をも意のままに変形・改造する術式「無為転変(むいてんぺん)」の使い手。自身の魂をも変形させることでいくらでも肉体を作り替えることが可能で、そのため魂を攻撃されない限りどんなダメージでも瞬時に回復してしまう。攻撃に使えば一瞬で人体を損壊させ、高位の術師が呪力で身を守っていても数回触るだけで絶命させうるほどの威力を発揮する。一方“変形させていない自身の本来の手で直接触らなければならない”という条件があり、必然的にこれを使うためには近接戦闘を挑む必要がある。
自分より格上の存在の魂を変形させることはできず、作中では宿儺とその宿主である虎杖悠仁が該当する。最大の武器である無為転変が通じない上に、宿儺の宿主であることから“魂”そのものを攻撃する術を無意識に体得している虎杖は天敵である。

その虎杖からは、物語の中で友人となった吉野順平に始まり、先達の呪術師として見守ってくれていた七海建人、クラスメイトたる釘崎野薔薇までを手にかけた(釘崎のみ死亡が確定しておらず、意識不明の重体)こともあって不倶戴天の存在と目され、なんとしても祓う(=殺す)ことを固く誓われている。
一方の真人も、自身にとって虎杖が天敵であることを知りつつ、幾度となく彼に煮え湯を飲まされたことから並みならぬ敵意を抱き、その殺害を最大の目的としている。特級呪霊の一味は宿儺を利用することも計画しているため、その宿主である虎杖については生かしておく方針でまとまっているが、真人は唯一これに公然と異を唱えている。

虎杖の内に潜む宿儺からは“共に腹の底から小僧(=虎杖)を嗤った仲”として気に入られている。しかしあくまで「宿儺の基準」での話であり、彼が不遜だと感じた瞬間に容赦なく攻撃されて死にかけたこともある。フィジカルでは及ぶべくもなく、頼みの無為転変もまったく通じないなど手も足も出ない相手であり、真人側の認識としては「敵ではないが最大限の警戒が必要な存在」といったところ。

高校でイジメを受けていた吉野順平とは、短い間ながら彼に呪術を指南する間柄だった。これは善意などではなく完全に珍しい玩具で遊ぶような感覚で、表面上はフレンドリーに接しつつも順平個人に対してなんら思い入れを抱くことはなかった。順平が虎杖との交流でイジメっ子への復讐を放棄しかけた時は、イジメっ子による仕業と見せかける形で彼の母親を呪殺。改めて順平をイジメっ子への復讐に走らせるも、駆けつけた虎杖の説得で彼がそれを断念したため、これ以上この玩具では“遊べない”と判断。虎杖の目の前で順平を殺害し、彼との最初の因縁を作っている。

真人の呪術・能力

無為転変(むいてんぺん)

生物の魂を捉えて形を変えることで、それに付随する肉体をも意のままに変形・改造する術式。一瞬で相手の脳や臓器を破壊することも、自身の体の一部を動物のものに変えて機動力を上げることも可能。一級の呪術師が呪力で身を守っていても防げるのは数回までという、非常に攻撃性能が高い術式である。強力かつ応用も利くハイレベルな術式ではあるが、「変形させていない自分の手で直接触れなければならない」という大きな泣き所があり、必然的に敵に対して使う際は近接戦闘を挑むこととなる。
本作において、肉体は魂に強く結びついたものであるとされ、真人が自身の魂を変形させることでいかなる負傷も治療することができる。このため、魂に直接ダメージを与える手段が無ければ真人を倒すことはほぼ不可能である。

改造人間(かいぞうにんげん)

無為転変を応用し、生きた人間を化け物じみた姿に加工。こうなった人間は自我が完全に消えたわけではないものの、高度な思考は不可能となり、真人の命令のままに動く怪物と化す。真人はこれを体内などあちこちに隠し持っており、トラップや人海戦術など攻防に渡って利用している。

無為転変 多重魂 撥体 (むいてんぺん たじゅうこん ばったい)

無為転変によって姿を変えた二人の人間をむりやり一つに重ねると、一つの肉体に収まりきらなくなった魂が肉体ごと爆裂する。これを一種の爆弾のような形で利用して攻撃する術式。

無為転変 遍殺即霊体(むいてんぺん へんさつそくれいたい)

黒閃を成功させ、自身の呪力の本質を理解した真人が辿り着いた新たな境地。呪力無しの生身の状態でも術式を使用した脹相以上のタフネス、相手の顔面を捕えて地面に叩き込むだけで数メートルほど地盤を抉る怪力など、単純な身体能力が劇的に上昇している。
それまで搦め手を用いて戦っていた虎杖を相手に、純粋な格闘戦で圧倒した。

自閉円頓裹(じへいえんどんか)

真人の領域展開。
無数の手がある領域に対象を閉じ込める。領域展開の中では、それを発動した術者が放つ術式は必中効果を得るので、“魂に触れて肉体を変形させる”という一触必殺の「無為転変」が回避不能の即死攻撃となる。そのため領域の中に敵を巻き込んだ時点でほぼ勝ちが確定する恐るべき代物であり、そのことを理解している七海がこの術に巻き込まれた際はあっさりと抵抗を諦めた。
しかし「格上の魂には通じない」という無為転変の限界はそのままで、このため宿儺とその宿主である虎杖には効果が無い。さらに自身の魂に触れられることを嫌う宿儺は、この術の領域に巻き込まれた瞬間に「不遜だ」として真人を攻撃し、決定的なダメージを与えている。
このため非常に強力な攻撃手段でありながら、真人がもっとも殺したいと願っている虎杖に対しては使えない(効果が無いどころか虎杖の中にいる宿儺に反撃される)というジレンマを抱えている。

真人の来歴・活躍

特級呪霊一味の長

夏油の提案した策を受け入れる真人。

“人間への恐怖”が形を成したものとしてこの世に生まれる。呪霊としては若いものの、この頃から特級に相当する力に加え、高い潜在能力を秘めていた。
時期や経緯は不明ながら、同じく特級呪霊の漏瑚らと出会い、彼らの一味に加わる。この時点での実力は漏瑚の方が上だったが、「呪霊こそが真の意味での人類である」、「人類を廃絶して呪霊がその座に入れ替わる」という彼らの目的から真人こそが長にふさわしいと判断され、その立場を託される。つまりは組織の掲げる題目の象徴としての抜擢という意味合いが強く、実際に実質的な組織の運営や作戦立案は他の者が担っていた。

その漏瑚たちが見つけてきた夏油(この時点で何者かに肉体を乗っ取られていた)の意見を受け入れ、まずは五条悟の封印と虎杖悠仁の肉体の内に宿る宿儺を味方につけることを方針として決定。夏油とはウマが合うのか、この頃からよく一緒に行動するようになった。

加えて、同時期に呪術高等専門学校(以下呪術高専)の京都校の生徒である究極メカ丸の操縦者たる与幸吉に接触。与は生まれつき呪術的な要因によるハンディを持っており、それを自身の無為転変で治療する代わりに呪術師側の情報を横流しするという取引を持ち掛ける。与は「呪術高専京都校の仲間たちには手を出さない」という追加の条件を設けることでこれを承諾し、一味の目的のために本格的な暗躍を開始する。

天敵・虎杖悠仁

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