赤ちゃんと僕(赤僕)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『赤ちゃんと僕』とは、突然の事故で最愛の母を亡くしてしまった、主人公の小学5年の拓也が、父と協力しながら慣れない2歳の弟の実の子育てや家事に四苦八苦しながら日々を過ごす日常生活を舞台にしたホームコメディ。拓也と実を中心に友人やご近所の人と繰り広げられる笑いあり涙ありの物語の中には、家族のあり方や子育ての大変さ、DVやイジメについてのエピソードも多く描かれているため、人として大切なことを教えてくれる作品になっている。多くのファンからは「赤僕」と呼ばれて愛され続けている作品である。

玉館 時男(たまだて ときお)

拓也のクラスメイトで、お金持ちの家で育ったお坊ちゃん。周りの人よりも自分が有利な立場にあると分かると、偉そうな態度をとる嫌味な性格をしている。後藤正とは犬猿の仲で、いつもいじめられている。

竹中 七海(たけなか ななみ)

拓也のクラスメイトで、女の子と間違われるほど綺麗な顔立ちのため、女の子からの人気度は高い。父は船乗りをしているため、普段は母と二人暮らし。

漫画版では、6年生の時に夢精をしてしまうが、誰にも相談できずに拓也の父である春美に相談する場面がある。

深谷 しな子(ふかや しなこ)

拓也のクラスメイトで、絵が下手で話べた。小さなウソを重ねたり意地悪なことを言ってしまう。そのためクラスの女の子たちからは嫌われていた。しかしその裏には、両親ともに高齢ということが恥ずかしく隠したがっていたという事実があった。一人で公園にいた実を連れて行ってしまい拓也とケンカになってしまう。この出来事がきっかけで、クラスの女の子達に両親が高齢であることを打ち明けられ仲良くなれた。父は貿易会社を退職。母は元舞台女優の日比野オヲル。拓也のことが好き。

中題 公美(なかだい くみ)

しな子の友達で、綺麗な顔や可愛い顔の人が大好きな面食いタイプ。

漫画版にのみ登場している。

平井 果子(ひらい かこ)・萌(もえ)・希美(きみ)

拓也と同級生で2組の児童。常に3人で行動することが多いため、「2組のかしまし娘」と言われている。強い絆で繋がっているため、考え方の違いからケンカをしてしまうこともあるが、最後には必ず仲直りをしている。

日影 秀(ひかげ すぐる)

拓也の同級生で一週間だけ6年2組に転入してくる。父の浮気が原因で両親が離婚してしまう。父への当てつけのように息子を私立中学へ入学させようとする母との不仲から、性格が歪んでしまった。えんま帳をつけている。実と同じ保育園に通う弟がいる。不仲だった母と和解ができ、母の実家がある京都へ引っ越すことになる。これを機に、今まで書き溜めていたえんま帳を破り捨て改心する。後に移り住んだ京都へ修学旅行に訪れた拓也と再会する。

漫画版にのみ登場している。

紅南小学校の2組以外の児童

広瀬 努(ひろせ つとむ)

拓也の同級生で1組の児童。美少年なのに、口が悪く万引きの常習犯だったこともあった。漫画家の父を持ち、連載が決まると努も父の手伝いをすることもあった。父の苦労を知らずに漫画を楽しむ拓也達に憎しみを感じ始める。漫画が描けずに苦しむ父に無理をして欲しくないと親思いな一面もある。

漫画版にのみ登場している。

熊出 充(くまで みつる)

拓也の同級生で1組の児童。サル顔で目つきが悪いためよく怖がられるが、村田兄弟は「顔は怖いが心は清い人」と言っている。惚れっぽい性格で、告白するも一度も成功したことがない。女の子から人気がある男の子達へライバル心剥き出しで、いつも迷惑をかけている。大好きな亜由子にもふられてしまい、亜由子が好意を寄せる拓也へ嫌がらせをする。

漫画版にのみ登場している。

村田兄弟(むらたきょうだい)

拓也と同級生で1組の児童。同じクラスの熊出とは仲が良い。熊出が周りに迷惑をかけるたびに二人揃ってフォローをして回っている、熊出の良き理解者。話の中でも自ら「村田兄」と「村田弟」と自己紹介をしているため、二人の本名はわからない。

漫画版にのみ登場している。

中西 亜由子(なかにし あゆこ)

拓也の同級生で1組の児童。美少女なので、多くの男の子から好意を寄せられている。素直で思いやりがある性格をしているが、思いこみが激しい一面もある。拓也へ好意を抱いていたのだが、実は拓也に名前も思えてもらえてなかったのだ。

漫画版にのみ登場している。

藤原 幸夫(ふじわら ゆきお)

拓也の同級生で1組の児童。「ゴリ夫」と呼ばれるほどゴリラ顔が特徴。長距離走が得意。普段はおとなしいが、なぜかマラソン大会の時だけは嫌な性格が出てきてしまう。その性格と見た目から、女の子からは人気がない。

漫画版にのみ登場している。

槍溝 愛(やりみぞ めぐみ)

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