赤ちゃんと僕(赤僕)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『赤ちゃんと僕』とは、突然の事故で最愛の母を亡くしてしまった、主人公の小学5年の拓也が、父と協力しながら慣れない2歳の弟の実の子育てや家事に四苦八苦しながら日々を過ごす日常生活を舞台にしたホームコメディ。拓也と実を中心に友人やご近所の人と繰り広げられる笑いあり涙ありの物語の中には、家族のあり方や子育ての大変さ、DVやイジメについてのエピソードも多く描かれているため、人として大切なことを教えてくれる作品になっている。多くのファンからは「赤僕」と呼ばれて愛され続けている作品である。

春美の部下で、英会話や幽霊が苦手な男性。自由奔放な社員が多い中の数少ないまともな社員だが、江戸前へのツッコミ役として定着していた。

山崎(やまさき)

春美の上司で、開発Bチームの担当。まとまりのないチームメンバーに困り果てていた。

漫画版にのみ登場している。

安西 律子(あんざい りつこ)

仕事に厳しく、人を寄せ付けない雰囲気を持っていることから、社内ではお局様的存在の女性社員。夫と娘の三人暮らし。

漫画版にのみ登場している。

平松(ひらまつ)

仕事が遅く、備品の無駄遣いが多いという少し困ったOL。開発Bチームのメンバー。

漫画版にのみ登場している。

大谷(おおたに)

春美と同じ会社の同僚で、子連れの男性と結婚することが決まっている女性。結婚すると同時に拓也と同年代の子の母になるための予行演習と、拓也と実の母親代わりを兼ねて榎木家と一緒にピクニックに行く。

その他

朝日 勇貴(あさひ ゆうき)

慶応大学医学部卒業の救命救急の医師で春美の親友でもある。交通事故に遭ってしまった実の担当医として、久しぶりに春美と再会する。

漫画版にのみ登場している。

春日 淳(かすが じゅん)

史穂の夫で、疾実の父親。仕事ばかりして家庭を顧みず、疾実の世話は史穂に任せきりだった。しかし、その背景には、幼い頃に母親から受けた虐待が影響していたのだ。史穂が育児ノイローゼになっていることを知った成一と春美に説得され、史穂と二人で疾実の世話をするようになる。

漫画版にのみ登場している。

春日 史穂(かすが しほ)

可愛らしい雰囲気の19歳の女の子で疾実の母親。仕事人間の夫は育児に関心がなく、周囲に友人を作ることもできず一人で疾実を育てていた。何をしても泣きやむことがない疾実に困っていた史穂は徐々に追い詰められてしまい育児ノイローゼになってしまう。そんな時、智子が史穂に声をかけたことがきっかけで、少しずつ育児ノイローゼから回復していく。

漫画版にのみ登場している。

春日 疾実(かすが はやみ)

淳と史穂を両親に持つ生後6ヶ月の男の子。長男。

漫画版にのみ登場している。

公治(こうじ)

関西から大学に通うために上京してきた21歳の男性。「大学で会おうね」という同級生で初恋相手の幸子からの手紙を信じて同じ大学に入学する。幸子がアルバイトする本屋がある商店街で、うさぎの着ぐるみを着て風船配りのアルバイトを始める。大学の友人に二人が釣り合わないと言われている幸子の態度に喪失感を抱き、頬を叩いて怒鳴ってしまう。後を追いかけてきた幸子を庇ってオートバイに撥ねられてしまう。

幸子(さちこ)

公治の初恋相手。幸子が転校した後も手紙で連絡を取り合っていた。大学生になり、商店街にある本屋さんでアルバイトをしていた。公治の気持ちに気付きながらも、公治をバカにする大学の友人達を選んでしまったことで、自分の想いを公治に伝えられないまま、目の前で公治を事故で亡くしてしまう。

さちこちゃん

オスのウサギだが、公治の初恋の人の名前がつけられている。公治がペット禁止のアパートで飼っていたが大家さんにバレてしまい、公園裏の林に捨てられた。牛乳やナチュレ、漬物などうさぎとは思えない食べ物が大好物。公治が交通事故で亡くなった直後、拓也と実が林を訪れると、公治のあとを追うように亡くなっていた。

hitsuki57
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@hitsuki57

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