時をかける少女(時かけ)のネタバレ解説・考察まとめ

『時をかける少女』とは、2006年に公開された、アニメーション映画である。監督は『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』などを手がけた細田守。筒井康隆の原作を元に作られており、原作の20年後が舞台となっている。時間を跳躍する力を手に入れた主人公が、その力を使いながら、本当に大切なものは何なのか気づいていく、青春SF作品。

『時をかける少女』の概要

1967年に刊行された筒井康隆の原作を元に作られたアニメーション映画。
監督は『サマーウォーズ』や『おおかみこどもの雨と雪』などの作品で知られている細田守。制作会社はマッドハウス。
筒井康隆の原作『時をかける少女』は、これまで実写映画・実写ドラマ・コミカライズなど様々な形で映像化・リメイクをされてきた。
このアニメ版作品は、1983年に実写映画化された主人公の姪(めい)を主役にして展開される。設定は、初代実写映画から約20年後の世界。
キャラクターの性格なども現代風に設定され、原作・初代映画版を知らない"若い世代"でも楽しめる内容に仕上がっている。
第10回文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門の大賞や第30回日本アカデミー賞の最優秀アニメーション作品賞など多くの賞を受賞。
劇場公開後も地上波で何度も放送されるほどの人気を、今なお持ち続けている作品である。
アニメ映画『時をかける少女』がヒットした理由には、「親と子、二世代が共に楽しみ、語り合えること」も大きく影響したのではないかと考えられる。
キャッチコピーは「待ってられない 未来がある」。

『時をかける少女』あらすじ・ストーリー

高校2年生、ボーイッシュな性格の少女・紺野真琴(こんのまこと)は、いつものように親友の男子同級生・津田功介(つだこうすけ)、間宮千昭(まみやちあき)と校庭でキャッチボールをして交流を深めていた。この2人とはあくまで"遊び友達"。だんだん進路のことを考えなくてはいけなくなってきた中、真琴は未だに将来の道を決められずにいた。そして、できることなら、2人とくだらない会話をしながらいつまでも笑いあえる、平和な日常がこれからも続くことを願っていた。

7月13日、日直だった真琴は理科室へノートを運んでいたところ、不審な人物を見つける。
その人物を追いかけようとしたとき、クルミのようなものを肘にぶつけ、異次元空間へと飛ばされてしまう。しかし、気が付いたときには理科室へ戻っていた。
その日の下校中、自転車で坂道を下っていた真琴だが、自転車のブレーキが故障しており、電車が通過しようとしている踏切へと突っ込んでしまう。
死を覚悟した次の瞬間、真琴は坂道の途中へと戻っていた。
その不思議な体験について、博物館で働く叔母の芳山和子に話したところ、時間を跳躍する力「タイムリープ」だと告げられる。
タイムリープのコツをつかんだ真琴は、小テストでいい点数を取るため、大好物のプリンを食べるためなど、小さな欲望のために何度となくタイムリープを繰り返す。

ある日、功介が下級生の果穂から告白をされるも、勉強を優先したいという理由から断る。
その日と同じ日に、真琴は千昭から告白をされる。
しかし今までの関係を保ちたい真琴はタイムリープでその告白自体をなかったことにしてしまう。
その後、真琴は千昭のことを避け続けていた。

そんなある日、調理実習の授業で起こったトラブルが原因で嫌がらせにあっていたクラスメートの高瀬が、学校の中庭で同級生と揉めていた。
始めは嫌がらせを受け続けていた高瀬だが、逆上し消火器を使い反撃を始める。そしていつの間にか反撃の対象が真琴へと移っていた。
元々、調理実習でのトラブルは真琴に降りかかるものだったが、タイムリープをして高瀬に押し付けてしまった。
高瀬が真琴をめがけて消火器を投げたが、ぶつかる寸前のところで千昭が真琴をかばい、怪我を負ってしまう。
それをなかったことにするため真琴はタイムリープをし、消火器が直撃することは避けれたが、クラスメートの友梨が怪我を負ってしまう。
この件をきっかけに親密になっていく千昭と友梨。
昨日は私に告白してきたのにとふてくされ入浴する真琴。
真琴が風呂で暴れていると、ふとした瞬間に、腕に赤色で90と記されているのを見つける。

翌日、相変わらず仲の良い千昭と友梨に嫉妬する真琴。
それを見ていた功介は真琴に話しかけ、その流れで「オレが彼女つくったら、真琴が一人になっちゃうじゃん」と思わせぶりな発言をする。

さらに翌日、真琴はタイムリープを使用し模擬試験を万全の成績で突破する。
進路希望調査票を出していなかったことにより、担任の福島に呼び出された真琴は、そのときに腕に記されていた数字が50になっていることに気づく。
福島からの呼び出しから解放された真琴は、廊下で果穂と上杉と野分と出会い、上杉と野分は真琴に功介と交際しているのかと詰め寄る。
功介が果穂を振った原因が自分の抜き打ちテストのせいだと知った真琴は責任を感じ、タイムリープを使用して抜き打ちテスト前に遡り、テストで悪い点を取る。
さらに、以前校内で遊んでいる男子にぶつかられたことがあった真琴は、その機会を利用しようと功介と果穂をその場所へ呼び出した。
真琴の思惑通り、功介と男子生徒はぶつかり、果穂の元へと倒れ込んでしまう。
その際に果穂が軽い怪我をしてしまい、功介は父親が経営している病院へ果穂を連れて行くことになった。
そのとき、腕に記されていた数字が変化していることに気づく。最初は10になったのだと思ったが、タイムリープを使用した回数を計算すると、腕の数字は本当は01であることに気づく。

2人を近づけて満足していた真琴だったが、功介が果穂を病院へと連れて行くために真琴の自転車を借りていってしまう。その自転車はブレーキが故障したままであった。
最初に真琴がタイムリープをするきっかけとなる踏切で事故が起きてしまうと思った真琴は、走ってその場所へ向かう。
しかし、そこでは事故が起きておらず、安堵する。そのとき、千昭から電話がかかってくる。
他愛もない会話をしていたが、聞きたいことがあると切り出した千昭は真琴に「お前、タイムリープしてねぇ?」と尋ねる。
気が動転した真琴は尋ねられたことをなかったことにするために、タイムリープをする。

タイムリープをしたことによって、千昭からの質問を回避でき、千昭は野球場で待ってると言い残して電話は終わった。
電話を切った後に腕の数字を確認してみると、00と記されており、真琴はこの数字がタイムリープの回数だと確信する。
その直後、真琴の自転車を使っている功介と果穂が真琴の横を通り過ぎて行った。
2人を乗せた自転車が止まることもできず、踏切に差し掛かり、衝突事故が起ころうとしている直前、目の前には時間が止まったかのような世界があらわれており、そこには千昭の姿があった。千昭はタイムリープを使っていた。
千昭は未来からやってきていた。真琴が理科室で見つけたクルミのようなものは千昭が落としたタイムリープの装置であった。
千昭はどうしても見たい絵があった。その絵はこの時代にしか所在がはっきりしていないらしく、千昭はその絵を見にこの時代に来ていた。しかし、その絵はまだ修復中であり千昭はその絵を見ることができていなかった。その絵は真琴の叔母である芳山が修復している絵であった。芳山の元へ通っていた真琴はもう少しでその絵が展示されることを千昭に知らせる。しかし、功介と果穂を救うために最後の1回のタイムリープを使ってしまい未来に戻れなくなったこと、そして、過去の住人にタイムリープの存在を知られてはいけないという掟を破ってしまったことを告げ、千昭はいなくなってしまう。

千昭がいなくなってから、呆然と日々を過ごしていた真琴であったが、タイムリープの回数が記されていた腕をふと見てみると、残りが1回に戻っていることに気づく。
功介と果穂を助けるために千昭がタイムリープをしたことによって、真琴自身が最後の1回のタイムリープをする前の状態に戻っていた。
その1回で過去に戻り、真琴は全てを千昭に話した。真琴がタイムリープをした故に、千昭のタイムリープの回数が戻っていた。真琴は千昭の見たかった絵を未来まで残すことを約束する。千昭は帰り際、「未来で待ってる。」と言い残し、真琴は「うん。すぐ行く。走って行く。」と返した。

『時をかける少女』の登場人物・キャラクター

紺野 真琴(こんの まこと)

CV:仲里依紗

主人公。東京の下町にある高校へ通っている高校2年生。
千昭と功介と親しく、一緒に野球をしたり、カラオケに行ったりと、放課後も遊ぶ仲である。
高校2年生という多感な年頃の女の子だが、恋愛経験は無し。サバサバとした性格で、ボーイッシュ。スポーツやカラオケが好きな、ごく平凡な少女である。寝起きが非常に悪いというだらしなさを持ち合わせ、授業中にも寝てしまうため成績は不良。進路が決められず、悩んでいる。
夏休みが間近に迫ったある日、タイムリープの力を手に入れる。
タイムリープ能力を自由に使っているうち、男友達の1人・間宮千昭に不思議な感情を抱き始めていく。

間宮 千昭(まみや ちあき)

CV:石田卓也

真琴のクラスメイト。
高校2年生の春、突如として真琴の通う倉野瀬高校にやってきた転校生。
数学の成績は優秀であるが、漢字にはめっぽう弱い。
この時代にのみ見ることができた『白梅二椿菊図』という作品を見るために未来からやってきた。
元々は一匹狼的な性格。喧嘩っ早く、クラスメイトと馴染めずにいた千昭だが、真琴と出会ったことで柔らかい性格へ変わっていく。
しだいに真琴と過ごす日々を愛しく感じ、その思いを伝えることになる。しかし、今までの友情関係が壊れてしまうことを恐れた真琴は、タイムリープで告白を無かったことにしてしまう。
そんな千昭は、自分が未来からやってきた人間であること、自分が現代にやってきた意味を、真琴に伝える決心をする。

津田 功介(つだ こうすけ)

CV:板倉光隆

真琴のクラスメイト。
中学生時代から真琴と付き合いのある男友達。スポーツ万能で成績も優秀。
夏休みにどこへ行きたいかという会話の中で「図書館」と答えるなど、非常に真面目な性格である。
家は病院で、功介自身も将来は医者を目指し、時たまだらしない真琴に対して苦言を述べることもある。
ボランティア部に所属しており、同じボランティア部に所属する藤谷果穂(ふじたにかほ)から好意を伝えられることになる。

芳山 和子(よしやま かずこ)

CV:原沙知絵

真琴の叔母。美術館で絵画を修復する仕事をしている。30代後半で独身。
真琴の良き相談相手。
初めてタイムリープをしたときに慌てた様子だった真琴に、なにも珍しいことなどないといった様子でタイムリープの説明をしたりと、独特な雰囲気をまとっている。
そのため真琴は「魔女おばさん」と呼んでいる。
自身も若い頃にタイムリープを経験しているため、真琴にいろいろと助言を与えるが、基本的に深く関与はしない。

藤谷 果穂(ふじたに かほ)

中央の女子が果穂

CV:谷村美月

真琴たちの下級生。ボランティア部所属。引っ込み思案な性格。
ボランティア部の活動で果穂の祖母が功介と知り合い、祖母が何度も功介の話をする過程で、功介のことが好きになる。
友人たちから背中を押され、告白をする。

早川 友梨(はやかわ ゆり)

CV:垣内彩未

真琴のクラスメイト。真琴と仲が良い。千昭のことが気になっており、千昭の話題をよく持ち掛ける。

紺野 美雪(こんの みゆき)

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