『Fate/stay night』解説まとめ【あらすじ・登場人物・名言・主題歌など(ネタバレあり)】

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2004年にTYPE-MOONから発売されたテレビゲームおよびそれらを原作としたアニメ、小説、漫画作品。あらゆる願いを叶える万能の杯「聖杯」に選ばれた7人の魔術師と対になる7人の英霊たちが、己の願いを叶えるべく、最後の1組となるまで殺し合う「聖杯戦争」。聖杯戦争に巻き込まれた少年・衛宮士郎は、偶然にも召喚した英霊の少女・セイバーと共に、苦難の道を歩み始める。

用語解説

「聖杯戦争」

聖杯戦争――それは数十年に一度行われる、万能の杯「聖杯」をめぐる戦い。
参加者は聖杯に選ばれた7人の魔術師と、彼らが召喚した7体のサーヴァント。
魔術師とサーヴァントは主従契約を結んだ一対となり、聖杯戦争の参加者達と命を賭けた戦いを繰り広げる。

「サーヴァント」

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聖杯戦争の勝敗の要は、サーヴァントの戦力といっても過言ではない。
魔術師が召喚したサーヴァントは、別名「英霊」とも呼ばれる存在。
その正体は歴史・神話に名を残す英雄や神の霊である。
騎士・セイバー、
弓兵・アーチャー、
槍兵・ランサー、
騎乗兵・ライダー、
魔術師・キャスター、
暗殺者・アサシン、
狂戦士・バーサーカー。
彼らは生前の戦闘スタイルに応じて、いずれかの7クラスに振り分けられ、召喚される。
なお、召喚には「媒体」が必要であり、ある種の霊体として召喚されたサーヴァントはマスターからの魔力提供によって実体化することも出来る。

冬木の地の聖杯戦争システムを構築した「始まりの御三家」

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かつて冬木の地の聖杯戦争システムを作り上げたのが、「始まりの御三家」と呼ばれる魔術師の家系である。

1つ目は、土地の提供と、世界への孔を開く秘術を教えた「遠坂(トオサカ)家」。
2つ目は、魔術師とサーヴァント間の契約印”令呪(れいじゅ)”を考案した「間桐(マキリ)家」。
そして3つ目が、聖杯を完成させるための生贄を用意した「アインツベルン家」だと言われている。

始まりの御三家の魔術師は本編にも登場し、ターニングポイントで重要な役目を果たしていく。

主要人物

主人公「衛宮士郎(えみやしろう)」

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穂群原学園に通う高校2年生。
セイバー(※後述)のマスター。
一般家系に生まれながら、訳あって魔術師の養父・衛宮切嗣(※後述)の養子となる。
8年前から魔術の鍛錬に励んでいるが、その実力は半人前以下。

10年前に起きた冬木の大火災の体験がトラウマとして刻まれており、地獄のような状況で唯一生き残った罪悪感から「正義の味方」を志すようになる。それ故に、自らをを顧みない奉仕精神を持つ「異常な善人」である。

伝説の騎士王「セイバー」

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『Fate/stay night』のメインヒロインの1人。
セイバークラスのサーヴァント。
マスターの衛宮士郎から十分な魔力が供給されないために本来の実力を発揮できず、聖杯戦争では苦戦を強いられる。
しかし性格的な相性は抜群であり、彼女自身も士郎に絶大な信頼を寄せている。

凛とした雰囲気をまとい、敵であろうとも礼儀作法を尽くす様は、大英雄「アーサー王」の真名にふさわしい。かと思えば、頑固で大食い、ちょっぴり天然な一面も見せ、見た目相応の少女らしい一面を見せる事もある。

可憐な見た目に反し、ひとたび剣を握れば、華麗な剣技で他を圧倒する気高い騎士となる。

士郎と共闘する一流の魔術師「遠坂凛(とおさかりん)」

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『Fate/stay night』のメインヒロインの1人。
穂群原学園に通う高校2年生で、士郎の同級生。
冬樹の地を代々管理する「始まりの御三家・遠坂家」の6代目当主。
アーチャー(※後述)のマスター。
戦力増強の名目で、衛宮士郎と共闘し聖杯戦争に望む。

幼い頃より魔術の鍛錬に励み、地水火風空の高レベルな魔術を扱う「五大元素使い(アベレージ・ワン)」の魔術師。その腕前は、士郎と真逆で超一流レベルである。

才知に長けるツンデレ属性の美少女。
一方、重要な場面で遠坂家お得意の「うっかり」を発動するおっちょこちょいでもあり、それ故に切望するセイバーの召喚に失敗し、アーチャーを召喚してしまった(と本人は思っている)。

記憶を失った英霊「アーチャー」

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アーチャークラスのサーヴァント。
本人曰く「マスター(遠坂凛)の乱暴な召喚のせいで記憶が混乱し、曖昧になっている」らしい。
ツンツン時の凛と喧嘩腰になる場面も多いが、凛に紅茶淹れの腕前を褒められた際は満足気な表情を見せた。

キザで皮肉屋な一面を持つ過剰なまでの現実主義者。「正義の味方」という名の綺麗事を吐く衛宮士郎とは折り合いが悪いが、誰よりも的確な助け舟を出すことも。
凛に勝るとも劣らないツンデレ野郎であり、マスターとセットで「最強のツンデレコンビ」と言われている。

弓兵にも関わらず戦闘時は双剣を使用したり、初対面のセイバーに対して意味深な反応を見せたりと、謎多きサーヴァントである。

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