スタジオジブリ制作映画のキャラクター情報を一挙にまとめて公開!初めて見る人にもおすすめ

本記事ではスタジオジブリ制作映画に登場するキャラクターたちの詳細な情報を、まとめて紹介している。記事中では作品のキャッチコピーや興行収入などの評価、各キャラクターたちの簡単なプロフィール情報を記載した。まだジブリ映画を見たことが無いという人は、予備知識としてぜひ記事をチェックしてみてはいかがだろうか。

サン

声の出演:石田ゆり子

もののけ姫。犬神に育てられた人間の娘。かつて山を汚した人間が生贄として差し出した少女。不気味な土面を付け、自然を荒らされた恨みから、巨大な山犬に跨り、タタラ場やエボシ御前に何度も襲撃を繰り返す。

アシタカに出会い、荒ぶる神々と人の間で心が揺れ動く。アシタカが、シシ神に助けられた際には、彼を手助けした。映画のラストではアシタカのプロポーズに答えている。

出典: gpic.qpic.cn

エボシ御前

声の出演:田中裕子

深山の麓で、タタラ集団を率いる冷静沈着な女性。サンと互角の剣戟を繰り広げる実力を持ち、山犬の特性を知り戦略を立てるなど頭も切れる。山を削り、砂鉄を沸かし、鉄を打ち、石火矢をも造りだすが、それが今回の争いの元となる。売られた娘達を買い取り、本来は女人禁制のタタラ場で仕事を与えている。

終盤でジコ坊と共に部下を引き連れて、シシ神狩りに向かうが、石火矢でシシ神の首を落とした後、モロの君に片腕(右腕)を食い千切られる。シシ神が消えた後は、これまでの自身の所業を反省し、生き残ったタタラ場の者たちと共に新しい村作りを決意した。

出典: blogimg.goo.ne.jp

ゴンザ

声の出演:上條恒彦

エボシの側近。禿頭の大柄な男。牛飼いやワラット(藁徒:藁製の傘を被るエボシの護衛)の頭目。

威張り屋かつ短気であり、アシタカを間者と疑うが、本人は全く真面目。トキに言い負かされる場面があるなど少々情けない面が目立つ。エボシに惚れているという噂がある。カナヅチで泳げない。

ジコ坊

声の出演:小林薫

物語の序盤、シシ神の森の存在をアシタカに教えた人物。中年の小柄な僧体の男。実は謎の組織「師匠連」の一員で、その命令により、不老不死の力があるとされるシシ神の首を狙っている。

一本歯の高下駄を履きながら岩から岩へと身軽に跳躍移動したり、ヤックルと並走するなど高い身体能力を持つ。基本的に自身が率先して戦おうとはせず実力を隠しているが、緊急時にはアシタカと渡り合えるほどの武術の使い手でもある。

出典: blogimg.goo.ne.jp

トキ

声の出演:小林薫

タタラ踏みのまとめ役。ゴンザを言い負かし、夫の甲六にも愛情故のきつい言葉を投げつける肝の据わった人物。

女衆のリーダー的存在である。

甲六

声の出演:西村雅彦

牛飼いの一人。集中豪雨の中で米を運搬中、モロの子の山犬に襲われ谷へ転落し、川の中からアシタカに助けられ、村に着くまでにおぶってもらった。ドジだが憎めない性格。

牛と共に谷に落下した負傷によりエボシ率いる男衆のシシ神退治隊の戦力から外されたので、大勢の男衆がイノシシ軍団の突撃や味方の唐笠連の地雷火攻撃に巻き込まれて戦死する中で死なずに済んだ。

カヤ

声の出演:石田ゆり子

エミシの村の娘。13歳くらい。アシタカを「兄様」と呼ぶが、実の兄妹というわけではなく、エミシ村のように小さな村では、自分より年上の人間達は皆兄様(あにさま)や姉様(あねさま)と呼称する。

将来はアシタカの嫁になるつもりであり、そのように周りが認めた娘だった。アシタカが村を出て行く際には、エミシの乙女が変わらぬ心の証しとして異性に贈るならわしのものである玉(黒曜石)の小刀を贈った。

出典: pbs.twimg.com

ヒイ様

声の出演:森光子

エミシの隠れ里の老巫女であり、村をまとめている。

石や木片などを並べて吉凶を占う。呪いを受けたアシタカを占い、西へ向かうよう告げる。

出典: blogimg.goo.ne.jp

モロの君

声の出演:美輪明宏

二本の尾を持つ白く大きな三百歳の犬神。人間に捨てられたサンを育て、娘として側に置く。人語を解し、高度な知能と強靭な力を持つ。犬神として恐れられているが、性格は争いを好まない子想いのやさしき母。

サンと同様に人間を嫌っており、アシタカがサンを人間界に返すように抗議してきた際には一蹴している。最期は、完全にタタリ神になりかけた乙事主との戦いで力尽きるが、死に際、体から分離し首だけになりながらも、執念でエボシの片腕を食い千切り、自害して果てた。

乙事主

声の出演:森繁久彌

四本牙を持つ巨大な白い猪神。五百歳の最長老。老齢のために目はすでに見えないが、嗅覚と洞察力が鋭く、ジコ坊達の偵察部隊を見抜いた。一族であるナゴの守の死を受け、鎮西からシシ神の森を守るために海を越えてやって来た。

終盤、一族を引き連れて人間達と戦うも重傷を負い、錯乱状態となりタタリ神へと変貌を遂げていくが、最期は、完全にタタリ神になる前に、シシ神に命を吸い取られた。

出典: pbs.twimg.com

シシ神

声の出演: ―

生命の授与と奪取を行う山の神。夜そのもので、神の中では下級に位置する。新月の時に生まれ、月の満ち欠けと共に誕生と死を繰り返す。その首に不老不死の力があると信じられている。

昼の姿は角が無数に頭頂部から生えた人面の鹿のような生き物で、水面を浮いて歩き地面では歩く度、足下で植物が一斉に成長しては枯れる。夜の姿はディダラボッチで、独特の模様と半透明な体を持つ。

出典: stat.ameba.jp

ヤックル

声の出演: ―

アカシシと呼ばれる大カモシカ。主人であるアシタカによくなつき、常に行動を共にする。

サンやモロの子達と親しくなる。

ナゴの守

声の出演:佐藤允

猪神。山にある砂鉄を狙ったタタラ者達を退けていたがエボシたちの放った銃弾により傷を負い、祟り神になってアシタカの村を襲った。

アシタカの放った矢によって致命傷を負うが、引き換えに死の呪いをかける。最期は人間への憎しみを吐きながら息絶えた。

千と千尋の神隠し

千と千尋の神隠し

公開:2002年9月20日
上映時間:124分

興行収入:304億1000万円
(2000年より興行収入にて公表)

テレビ放送回数:7回

キャッチコピー
「トンネルのむこうは、不思議の町でした。」

興行収入300億円を突破した、日本映画史上最大のヒット作。洋画を含めた日本国内の興行収入ランキングでも堂々の歴代一位。

出典: pbs.twimg.com

荻野 千尋

声の出演:柊瑠美

荻野家の一人娘。すぐ卑屈になって我侭を言ったり両親に頼ろうとする典型的な都会育ちの一人っ子。罰を受けて豚にされてしまった両親を人間に戻し、元の世界に帰るために湯屋「油屋」の経営者である湯婆婆と契約を交わし、名前を奪われ「千」となって湯屋で働くことになる。

初めは仕事の手際も悪かったが、湯屋での経験を通じて適応力や忍耐力を発揮していく。終盤では暴れるカオナシを鎮め、坊の親離れに一役買い、傷ついたハクを救うなど活躍する。

出典: tibicoro.com

ハク

声の出演:入野自由

油屋で働いている謎の少年。外見年齢は12歳。魔法使いの見習いで、湯婆婆の弟子であり、また番頭として湯屋の帳場を預かってもいる。作中で初めて千尋と会ったときから彼女の力になる。

釜爺によれば、千尋同様忽然と湯屋に現れ、湯婆婆の弟子になることを懇願したという。釜爺は反対していたが止め切れず、その後は湯婆婆の手足として利用されるようになった。その正体は、千尋が以前住んでいた家の近くを流れていた「コハク川」という川の神だった。

出典: i1.wp.com

湯婆婆

声の出演:夏木マリ

湯屋「油屋」の経営者で正体不明の老魔女。二頭身という人間離れした体格で顔も大きい。強欲で口うるさく、老獪な人物として描かれている。

人間の世界から迷い込んできた千尋を雇い、名前を奪って「千」と呼ぶ。油屋が閉まる明け方になると黒いマントに身を包み、コウモリのような姿になって湯バードと共に彼方へ飛び去っていく。横暴な態度の客の撃退を試みたり、経営者として腐れ神やカオナシなどの客への対応を自ら行うなど、全てを従業員に任せっ放しというわけでもなく、経営者としての度量と気概も持ち合わせている。

出典: i1.wp.com

声の出演:神木隆之介

湯婆婆の息子。赤い腹掛けをした巨大な赤ちゃんで、銭婆に「太りすぎ」と評される肥満体型。怪力の上、性格は甘やかされて育てられている為かなり我儘。癇癪を起こすと暴れ泣き喚き、部屋を破壊する。物語の中盤で、銭婆の魔法によって小太りのネズミに姿を変えられる。

湯婆婆の過保護のもと部屋から出ずに暮らしていたが、千尋と出会って初めて外界を冒険し、精神的に成長する。湯婆婆の息子だが「お母さん」や「ママ」とは呼ばず、何故か「ばーば」と呼ぶ。

湯バード

声の出演: ―

首から上は湯婆婆と同じ顔、体はカラスという不気味な姿の鳥。常に湯婆婆につき従っている。言葉は話せず、カラスのような鳴き声を発する。中盤で銭婆の魔法でハエのように小さい鳥にされ、以降は終始この姿で行動する。

ネズミに変えられた坊を足で掴んで飛ぶこともできる。湯婆婆がネズミとなった坊と会った際、気付かずに邪険な態度と言動を見て、坊と共に批判的な表情を見せている。「湯バード」という名前は劇中では呼称されない。

銭婆

声の出演:夏木マリ

湯婆婆の双子の姉で坊の伯母。声や容姿、服装、髪型も含め湯婆婆と瓜二つで、甥の坊が湯婆婆と間違えてしまう程。彼女と同様に強力な魔力を持つ魔法使いである。カンテラなど無生物に魔力を吹き込んで使役しながら「沼の底」という寂しい田舎に住んでいる。

自身に害を及ぼす者には容赦はせず、湯婆婆の差し金で魔女の契約に用いる判子を盗み出したハクに紙の式神を差し向けて痛めつけ評判通り恐ろしい人物であるような印象を見せたが、実際は穏やかな心優しい性格で、強欲な妹よりも物解かりのよい気質である。

出典: pbs.twimg.com

釜爺

声の出演:菅原文太

油屋のボイラー室を取り仕切っている老人。蜘蛛のような姿で、伸縮可能な6本の腕・手を自在に操り、油屋で使われる湯を沸かし、薬湯の生薬を調合する仕事をしている。突如として現れた千尋に対し、厳しめの態度を取りながらも、彼女を気遣い、リンに湯婆婆のところへ連れてくように頼む。

その後も傷付いたハクを介抱したりするなど、千尋をサポートする。部下に石炭を運ぶススワタリがいる。湯婆婆と直接絡むシーンは無くお互いの関係は不明だが、かなり昔から湯屋に勤めている人物である。

リン

声の出演:玉井夕海

油屋で働いている娘。口調は荒っぽいが性格はサッパリとしており、人間である千尋を初めて見た時は驚いて当惑していたが、彼女の雇用が決まると湯屋の先輩として千尋に色々と仕事を教えて面倒を見る。

他の従業員は人間である千尋を差別的に嫌っているが、彼女にはそういった偏見は無く、千尋に対しても他の従業員と同等に接している。好物はイモリの黒焼き。

出典: a3.att.hudong.com

荻野 明夫

声の出演:内藤剛志

千尋の父親。建築会社に勤めるサラリーマン。愛車はアウディ・A4クアトロ。体育会系で引っ越しのときには道をよく確認しないままどんどん進んでしまい、いつの間にか不思議の町に迷い込んで面白がって進み続ける。町の飲食店に迷い込んだ際、勝手に食事に手をつけてしまい豚の姿に変えられてしまう。

最終的に元の姿に戻ったが、豚になっていたときの記憶は残っていない。モデルは日本テレビの奥田誠治で、千尋のモデルとなった奥田千晶の父。

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(ヱヴァ:Q)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』とは、社会現象をも巻き起こしたTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を、同作監督を務めた庵野秀明自らが再構成したアニメ映画作品。「新劇場版」シリーズの三作目である。 主人公碇シンジが目覚めると、前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』から14年もの月日が流れていた。自身が起こした大災害により滅亡に瀕する世界で、かつての仲間たちが新世界創世を画策する「NERV」とそれを阻む「WILLE」の二派に別れて相争う中、シンジは14年前の真実を求めてNERV本部へと向かう。

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(ヱヴァ:序)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(ヱヴァ:序)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(以下ヱヴァ:序)とは、ガイナックスの取締役だった庵野秀明氏が独立し、2006年に設立した株式会社カラーの第1回作品である。テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(以下TVシリーズ)に新たな設定とストーリーを追加して、再構築したシリーズの第1作目である。本作は全4部作の第1作目にあたる。またタイトルの『序』は雅楽の用語『序破急』から来ている。ヱヴァ:序はTVシリーズの第壱話~第六話までのストーリが基盤となっているが、TVシリーズの原画の流用は1枚もない。

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エヴァンゲリオンシリーズの使徒まとめ

エヴァンゲリオンシリーズの使徒まとめ

使徒とは、庵野秀明監督率いるGAINAX制作のアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』及び同作の再構築版『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』に登場する敵である。大きな災厄セカンドインパクトから15年。14歳の少年少女が人造人間エヴァンゲリオンに乗り、謎に包まれた敵、使徒と戦う物語が主軸となっている。使徒は戦い方やデザインが従来のロボット物の敵と一線を画しており、『エヴァ』の人気を支えた一要素でもある。

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エヴァンゲリオンシリーズの機体とパイロットまとめ

エヴァンゲリオンシリーズの機体とパイロットまとめ

『新世紀エヴァンゲリオン』とはGAINAXによるアニメ作品、及びそこからメディア展開された作品である。14歳の少年少女が、巨大な人造人間エヴァンゲリオンに乗り込み、使徒と呼ばれる謎の敵と戦うのが主軸。そこに聖書や心理学の要素を絡めた実験的な作風や人間ドラマが人気を呼び、社会現象にまでなった。2007年には「再構築」として『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズが公開された。今尚アニメ界で異彩を放つ作品である。

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エヴァンゲリオンシリーズのWILLE(ヴィレ)まとめ

エヴァンゲリオンシリーズのWILLE(ヴィレ)まとめ

WILLE(ヴィレ)とは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズに登場する組織で、反NERV(ネルフ)を掲げて行動する軍事団体。NERVによるフォースインパクトの阻止を目下最大の目標として活動している。 サードインパクトによって世界各国がほぼ壊滅した中、元NERVの職員や軍と民間の有志によって結成された混成部隊。それだけに兵器を扱い慣れている者もいればそうでない者もいるなど練度はまちまちである。組織のイメージカラーは青で、構成員はこの色のバンダナを身に着けている。

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エヴァンゲリオンシリーズの伏線・謎まとめ

エヴァンゲリオンシリーズの伏線・謎まとめ

社会現象にまでなったアニメ『エヴァンゲリオン』シリーズには、複雑怪奇な謎と詳細に語られることなく終わった設定や伏線が数多く存在する。それらは強烈な魅力ともなったが、「誰が何をしたいのかよく分からない」との評価の原因にもなった。 世界を滅ぼしかけたセカンドインパクトの真実。汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンの正体。使徒たちはどこから現れたのか。人類補完計画の全貌とその目的。綾波レイや渚カヲルは何者なのか。ここでは、『エヴァンゲリオン』シリーズで描かれた伏線と謎について紹介する。

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ヱヴァンゲリヲン新劇場版の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとは、1995年制作のテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を原作とした劇場版アニメ。総監督庵野秀明を始めとして、ほとんどの声優やスタッフがテレビアニメシリーズに引き続き制作を手掛けている。単なるリメイクではなく「再構築(リビルド)」と位置づけ、14歳の少年少女が人型兵器エヴァンゲリオンに乗って謎の使徒と戦うという大本の設定は同一ながら、中盤から全く新しい展開を見せている。2021年にシリーズ完結作となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』が公開された。

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新世紀エヴァンゲリオン・旧劇場版の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

新世紀エヴァンゲリオン・旧劇場版の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『新世紀エヴァンゲリオン』は1995年に製作された庵野秀明監督によるロボットアニメ作品。巨大な人造人間である「エヴァンゲリオン」のパイロットである14歳の少年少女たちと、謎の敵「使徒」との戦いを描く。謎めいたストーリー展開、今までにない独特の世界観から社会的ブームを巻き起こした。それぞれの個性的なキャラクターたちから印象深いセリフが放たれている。

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