Fate/stay nightのSSを紹介!セイバー「士郎、クリスマスの予定は?」士郎「ないよ」

ここではセイバーが衛宮士郎にクリスマスの予定を聞くところから始まる、『Fate/stay night』のSSを紹介する。セイバーが士郎にクリスマスの予定を聞くと、彼は何もないと答える。セイバーは士郎に好意を寄せる凛や桜に気を遣い、どうにか一緒に過ごさせようと奮闘する。

◆149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 17:10:49.40 ID:Jz7+BItS0

カレン「さ、こっちです」

士郎「ふご!!」

ライダー「まて!!」

ランサー「待つのはお前だ」

ライダー「ランサー……!!」

ランサー「さぁ、どうする?俺を倒さないと―――」

ライダー「ベルレ―――」

ランサー「え?!」

ライダー「フォーン!!!!」ドォォォン

ランサー「あ―――」

ライダー「―――よし」

桜「ライダー!!急いで!!!先輩がいやらしい休憩所につれていかれちゃう!!」

ライダー「わかりました!!」

凛「アーチャーのやつ……なにやってんのよ……!!」

ギル「ランサー……」グスッ

◆159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 17:15:45.64 ID:Jz7+BItS0

カレン「……追ってきましたか」

ライダー「貴女は走れないのでしたね」

カレン「では、三人でいいことをしましょうか」

ライダー「?!」

カレン「何を驚きますか?ここ、女二人男一人なら入れてくれるのですよ?」

ライダー「い、いや……」

カレン「私は上で構いません。貴女はこの駄犬の粗末な一物を舐ってさしあげてください」

ライダー「そ、それは……」

カレン「何を戸惑いますか?貴方にとってもこの犬にとっても幸せなことです」

ライダー「……」

カレン「さ、行きましょう」

ライダー「……だめだ!!」

カレン「好きなだけ搾り取ってあげてください」

ライダー「しかし……!!」

カレン「ふふ……三人だと色んなことができますよ?」

◆166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 17:21:17.04 ID:Jz7+BItS0

アーチャー「ほれ、どうした。早くしないと衛宮士郎が毒牙にかかるぞ?」

セイバー「シロウが誰と添い遂げようとも私には関係のないことだ!!」

アーチャー「本気か?」

セイバー「シロウを守れればそれでいい!!」

アーチャー「セイバー……」

セイバー「シロウだけは守る……!!」

アーチャー「愛しているが故か?」

セイバー「……!?」

アーチャー「後悔はせんのだな?」

セイバー「……」

アーチャー「……」

セイバー「くどい」

アーチャー「一瞬の迷い。それがお前の答えだろうに」

セイバー「いつかは消える身だ。シロウが私を受け入れてくれるとは思わない!!」

アーチャー(本音が漏れたな……)

◆170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 17:25:11.87 ID:Jz7+BItS0

カレン「いきましょう」

士郎「ふがふが!!」

ライダー「……」

ギル「ここ、僕の経営するホテルですから。無料でいいですよ」

カレン「それはどうも」

ライダー「あ、あの……」

カレン「なんですか?」

ライダー「えと……本当に私が……その……」

カレン「ええ。好きにすればいい。枯れ果てるまで存分に繰り返し、彼の欲を抜き取りましょう」

ライダー「……」

桜「ライダー!!!」

ライダー「……!?!」

凛「なにしてるわけ?」

カレン「5Pですか……栄養ドリンクでも用意しないと」

ギル「任せてください」

◆176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 17:29:32.54 ID:Jz7+BItS0

ライダー「ああああ……えと……!!」

桜「カレンさん……」

カレン「私は右腕だけもらえればそれでいいです」

凛「何の話?」

カレン「手で気持ちよくしてもらいます」

桜「きもち……?!」

ライダー「さ、さくら……あの……」

凛「ふーん……じゃあ、私は士郎の唇でももらおうかしら」

桜「姉さん?!」

カレン「舌で蹂躙してもらうと?まぁ、はしたない」

凛「あんたが言うな」

ライダー「……桜……半分で分けませんか?」

桜「……」

ライダー「あ、いや……私は2割で構いません……」

カレン(さて……そろそろ時間ですが、まだ踏ん切りがつかないようですね)

◆183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 17:35:44.06 ID:Jz7+BItS0

アーチャー「見ろ、どんどん衛宮士郎の周りに蝶が群がっているぞ?」

セイバー「うるさい!!」

アーチャー「……」

セイバー「……」

アーチャー「怖いのだろう?」

セイバー「な……」

アーチャー「もし衛宮士郎が自分を受け入れたとき、いつか消えてしまう最後のときが」

セイバー「違う……」

アーチャー「また、自分を受け入れてくれなかったときが」

セイバー「やめろ……!!」

アーチャー「どちらも怖い……そうだな?」

セイバー「違うといっている!!」

アーチャー「だから、そうして自分を偽り、衛宮士郎を遠ざける」

セイバー「私は……心から……シロウのことを愛している……だから、だから……!!」

アーチャー「困らせたくない。傷つけたくない。別れたくない。―――それでいいのか?」

◆190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 17:41:07.34 ID:Jz7+BItS0

セイバー「じゃあ、どうすればいい!!」

アーチャー「……」

セイバー「私は……どうすれば……いいのですか……」

アーチャー「そうだな……」

セイバー「シロウは優しい……きっと私の想いにも応えてくれる……でも……」

アーチャー「セイバー、先の話だ」

セイバー「でも私は知っている。今の幸福は未来の苦行でしかないこと」

アーチャー「その想いを閉じ込めたまま、彼の者の幸を傍らで見守り続けるのか?」

セイバー「そうだ……それが―――」

アーチャー「それではお前の幸福はどこにいく?」

セイバー「え……」

アーチャー「そろそろ己のことを労わっても罰は当たるまい?」

セイバー「わた……し……は……」

アーチャー「セイバー……とりあえず……いけ!!」ドン

セイバー「な―――」

◆197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 17:45:23.11 ID:Jz7+BItS0

カレン「私のテクニックを用いれば容易く昇天します」

ライダー「え?」

カレン「つまりですね、擦り方が大事なのですよ」

桜「こ、こすりかた……?」

凛「なによそれ」

カレン「いいですか、まずは腕にまたがってですね。ゆっくりと腰を前後に動かすのです」

桜「……」

凛「……」

ギル「マスター、精力剤を箱買いしてき―――」

セイバー「あぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ギル「え―――」

ドォォォォン!!!

ライダー「なにごとですか?!」

セイバー「くっ……アーチャーめ……私を矢にするとは……」

カレン「ようやく来ましたか。臆病ライオン」

◆199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 17:47:11.19 ID:vMDB6WQW0

>>197
矢wwwww

◆198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 17:47:05.38 ID:o6Ziy/8x0

どうやって撃ったんだよwww

◆203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 17:48:54.40 ID:5Drj1S+m0

ドンって蹴ったんじゃないのかwww

◆204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 17:49:04.34 ID:RwNtifhx0

>セイバー「くっ……アーチャーめ……私を矢にするとは……」

どういうことだよwwwwwwwwwww

◆206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 17:49:56.10 ID:Jz7+BItS0

桜「セイバーさん?!」

凛「セイバー……」

セイバー「あ……」

カレン「6Pでもしますか?」

士郎「ふぇいふぁー!!!」

セイバー「シロウ!!―――カレン、シロウを解放しなさい」

カレン「……どうしましょうか?」

ライダー「えと……」

カレン「駄犬の右足ならあいてますよ?」

セイバー「……」

士郎「もがぁ!!」

凛「セイバー、どうするの?私たちで分ける?それとも独り占めする?」

セイバー「い、いや……私は―――」

カレン「そうやってまた逃げるのですね」

セイバー「な、なに……?」

◆215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 17:54:13.84 ID:Jz7+BItS0

カレン「これだけのお膳立ても貴女がそれでは意味がないですね」

セイバー「……?」

カレン「返します」シュルルル

士郎「うわぁぁ!!!」

セイバー「シロウ!!」パシッ

カレン「さようなら」

セイバー「ま、て……」

カレン「サンタクロースになるのは疲れますね」

セイバー「……」

士郎「うーん……」

桜「……」

ライダー「あの……セイバー……1割でも―――」

凛「終わりよ、ライダー」

ライダー「……」

凛「セイバー、あとはよろしくね」

◆220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 17:57:17.00 ID:Jz7+BItS0

公園

士郎「ん……」

セイバー「シロウ……」

士郎「セイバー?!」ガバッ

セイバー「……おはようございます」

士郎「えと……ここは」

セイバー「公園です」

士郎「……」

セイバー「……」

士郎・セイバー「「あの!」」

士郎「あ、なに?」

セイバー「シロウこそ……」

士郎「……」

セイバー「……」

セイバー(何を言えばいいのか……)

◆227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 18:00:40.28 ID:Jz7+BItS0

アーチャー「ふふ……」

凛「なにやってんだが……初恋かよ」

ライダー「……」

桜「先輩……やっぱり……」

アーチャー「まぁ、しばらく進展はないだろう。どちらも朴念仁だ」

凛「それもそうね」

アーチャー「全くもってあきれ返るばかりだ」

ライダー「1割……」

桜「……」ギュゥゥゥ

ライダー「ひゃぁ!!!」

桜「……」

ライダー「お、おしりを抓らないでください……」

桜「私だって我慢してるんだから」

ライダー「はい……」

凛「……」

◆241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 18:04:34.81 ID:Jz7+BItS0

士郎「……」

セイバー「申し訳ありません」

士郎「え?」

セイバー「大河から聞きました。私のために仕事を休みにしたと」

士郎「あ……えと……」

セイバー「……」

士郎「どうしても俺……セイバーと過ごしたくて」

セイバー「シロウ……」

士郎「迷惑だったか?」

セイバー「そんなことは!!」

士郎「よかった……」

セイバー「ですが……私には過ぎた至福です」

士郎「どうして?」

セイバー「私は士郎の傍に居られればそれでいいのです」

士郎「……」

◆251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 18:08:43.88 ID:Jz7+BItS0

セイバー「これ以上、何を求めればいいのかわからないぐらいです」

士郎「セイバー……」

セイバー「こうして言葉を交わし、削られていく時間を切り取るようにして貴方との記憶を得る」

セイバー「それだけで……十分です」

士郎「……」

セイバー「ですから―――」

士郎「セイバーは今がいいのか?」

セイバー「え?」

士郎「今のままでいいのか?」

セイバー「はい」

士郎「本当に?」

セイバー「はい」

士郎「……そっか」

セイバー「士郎?」

士郎「なら、家に帰ろう。いつもの時間を過ごそう」

◆257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 18:11:56.17 ID:Jz7+BItS0

衛宮邸

セイバー「ただいま戻りました」

士郎「ただいまー」

セイバー「誰もいませんね」

士郎「みんなを呼ぶか」

セイバー「え?」

士郎「遠坂も桜もライダーもイリヤも……ついでに藤ねえも」

セイバー「……そうですね」

士郎「それがいつもの時間だもんな」

セイバー「はい」

士郎「じゃあ、居間で待っててくれ。みんなの家に電話してくる」

セイバー「わかりました」

セイバー(これでいい……私に特別など必要がない)

セイバー(この一瞬が既に奇跡なのですから……)

◆266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 18:15:11.71 ID:Jz7+BItS0

セイバー「……」

士郎「え?!無理?!」

セイバー「……?」

士郎「わ、わかった」

セイバー「士郎?」

士郎「みんな用事があるって」

セイバー「クリスマスですからね」

士郎「そうか……」

セイバー「……」

士郎「……」

セイバー「えと……」

士郎「あ、仕方ないな。じゃあ、二人でクリスマスパーティーでもするか」

セイバー「は、はい」

士郎「じゃあ、料理作らないと。下ごしらえは終わってるからすぐだぞ」

セイバー「わ、わかりました」

◆276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 18:19:51.30 ID:Jz7+BItS0

セイバー「この鳥が美味しいですね」モグモグ

士郎「どんどん食べていいぞ」

セイバー「はい」

士郎「……」

セイバー「……」モグモグ

士郎「にしても……藤ねえや遠坂に用事があるって……ちょっと信じがたいな」

セイバー「大河はどのような用事だと?」

士郎「え、ああ。イリヤが電話に出たんだけど、なんでも藤村邸でクリスマス会をするとか」

セイバー「なるほど。凛は?」

士郎「桜と一緒にクリスマス」

セイバー「……」

士郎「……」

セイバー「なら、ここに来ればいいのに、変な話ですね」

士郎「そうだな」

セイバー「……」

◆282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 18:23:18.23 ID:Jz7+BItS0

セイバー「ご馳走様でした」

士郎「じゃあ、片付けるな」

セイバー「はい」

トゥルルルル

士郎「あ、セイバー、代わりに出てくれ」

セイバー「わかりました」トテトテ

セイバー「もしもし、衛宮ですが」

凛『あ、メリークリスマース!!』

セイバー「凛、どうしてこちらにこないのですか?」

凛『そんな甘酸っぱい空間にいくわけないでしょう』

セイバー「甘酸っぱい……?」

凛『あ、そうそう。クリスマスの夜はね、ある決まり事があるって知ってる?』

セイバー「決まりごと?」

凛『ふふ……』

◆287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 18:25:39.00 ID:Jz7+BItS0

遠坂邸

凛「じゃあ、そういうことだから」

ガチャン

凛「ふぅ」

アーチャー「最後の一押しか」

凛「まぁ、ああでもしないとね」

アーチャー「ふっ……」

凛「さてと、もう寝るかな」

アーチャー「添い寝してやろうか?」

凛「令呪で自害せよって命令してほしいの?」

アーチャー「やめろ」

凛「ふん」

アーチャー「……」

凛「いや、本当にしなくていいからね?」

アーチャー「分かっている」

◆296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 18:30:05.54 ID:Jz7+BItS0

セイバー「……」

士郎「終わった。セイバー、これからどうする?」

セイバー「ああ、あの……」

士郎「ん?」

セイバー「お風呂に入ってきてください」

士郎「セイバーが先でいいけど?」

セイバー「わ、わわ、わかりました……」

士郎「セイバー?」

セイバー「は、はい?」

士郎「どうしたんだ?」

セイバー「い、いえ……クリスマスを締めくくりませんと……」

士郎「は?」

セイバー「で、では、お先に失礼します……」

士郎「変なセイバー」

セイバー(ま、まさか……現代のクリスマスがこのようなことになっているは……!!)

◆305:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 18:33:44.65 ID:Jz7+BItS0

セイバー「―――シロウ、どうぞ」

士郎「うん」

セイバー「……あの」

士郎「なに?」

セイバー「寝室で待っていたほうがいい、でしょうか?」

士郎「え?」

セイバー「そそ、それとも、居間でお待ちしていましょうか?」

士郎「えーと……じゃあ、居間で」

セイバー「わ、わかりました!!」

士郎「……?」

セイバー「……」

セイバー「テーブルを使うのでしょうか……?」

セイバー「いや……でも……」

セイバー「あ、座布団をこうしてならべ―――」

セイバー「くっ……クリスマス……なんという魔教なのでしょうか……!!」

◆314:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 18:37:32.27 ID:Jz7+BItS0

士郎「―――はぁ、さっぱりした」

セイバー「……」

士郎「セイバー、何か飲むか?」

セイバー「あああ、あの……」モソモソ

士郎「ん?」

セイバー「ど、どうぞ……」

士郎「ど、どうしたんだ……セイバー?テーブルの上に仰向けになって……」

セイバー「……」

士郎「セイバー?」

セイバー「どうぞ!!」

士郎「……」

セイバー「クリスマスの最後は……女性が男性に蹂躙されるとか!!」

士郎「ぶっ!?」

セイバー「どうぞ!!―――ただ……脇は弱いので……優しくしてもらえる……と……」

士郎「セイバー……」

◆327:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 18:42:12.24 ID:Jz7+BItS0

セイバー「うぅ……」

士郎「セイバー、いいからテーブルから降りろ」

セイバー「え……?」

士郎「どうせ遠坂あたりがなんか吹き込んだんだろ」

セイバー「あの……女性は聖夜の最後のデザートでは?」

士郎「違う。そんなことない」

セイバー「そ、そうですか……よかった……もしシロウに乱暴されたどうしようかと……」

士郎「あはは」

セイバー「笑わないでください!!」

士郎「セイバー」

セイバー「は、はい?」

士郎「好きだ」

セイバー「え……」

士郎「俺……やっぱりセイバーのこと大好きだ」

セイバー「えっと……はい……私も……」

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Fate/strange Fake(フェイト ストレンジフェイク)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fate/strange Fake(フェイト ストレンジフェイク)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Fate/strange Fake』(フェイト ストレンジフェイク)とは、あらゆる願いを叶える聖杯を巡って争う何人もの魔術師と、使い魔として彼らに従う伝説の英雄たちの壮絶な戦いを描いた、成田良悟のラノベ作品。もともとは成田が公開したエイプリルフールのネタ企画だったが、完成度の高さから注目され正式な作品となった。 アメリカの片田舎であるスノーフィールドで、突如として聖杯を巡る戦いが勃発。これを利用しようとする者、鎮圧せんとする者、巻き込まれた者たちの思惑が入り乱れ、戦線は混沌を極めていく。

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Fate/Grand Order(FGO)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

Fate/Grand Order(FGO)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「Fate/Grand Order」とは2015年に配信を開始したスマートフォン用アプリゲーム。原作は2004年に発表されたゲーム「Fate/stay night」で、Fateシリーズのキャラクターや今作のオリジナルキャラなどを召喚して戦うRPG。2016年の年末に第一部のストーリーが完結し、大きな話題となった。その後も動きがあるたびに話題を呼ぶ大人気ゲーム。

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Fate/stay night[UBW] に隠された「アーチャー=衛宮士郎」の共通点と伏線に迫る!

Fate/stay night[UBW] に隠された「アーチャー=衛宮士郎」の共通点と伏線に迫る!

Fate/stay night [Unlimited Blade Works]における最大の秘密と言っても過言ではない「アーチャー=衛宮士郎」のキーワード。それ故に、本編ではこれを示唆する伏線・共通点が巧妙に描かれています。物語途中で気づいちゃった人もそうでない人も、とりあえず踏まえておいて損はないであろうシーンを振り返っていきましょう。

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第五次聖杯戦争に参加したサーヴァントとその宝具まとめ【Fate/stay night】

第五次聖杯戦争に参加したサーヴァントとその宝具まとめ【Fate/stay night】

『Fate/stay night』では冬木市で行われた第五次聖杯戦争の模様が描かれる。本来は7名の魔術師に対応する7騎のサーヴァントしかいないのだが、第四次聖杯戦争で受肉を果たしたギルガメッシュや、柳洞寺の山門を触媒に召喚されたアサシンなどの例外により、7騎を超えるサーヴァントが参加している。

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遠坂凛ルート(Fate/stay night)のネタバレ解説まとめ【Unlimited Blade Works】

遠坂凛ルート(Fate/stay night)のネタバレ解説まとめ【Unlimited Blade Works】

『Fate/stay night』では選択肢によって3つのルートに分岐する。その1つが「Unlimited Blade Works」、遠坂凛ルートである。聖杯戦争を戦う中でヒロインである遠坂凛と主人公の衛宮士郎の関係が親密になっていく。 一方で衛宮士郎が抱える”歪み”にも焦点が当てられることから、衛宮士郎のルートでもあるとされる。

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冬木市のモデル・元ネタとは?Fate/stay nightの聖地まとめ【明石・神戸】

冬木市のモデル・元ネタとは?Fate/stay nightの聖地まとめ【明石・神戸】

『Fate/stay night』は、冬木市で行われる第五次聖杯戦争の様子を描いた作品だ。作中に登場する主人公・衛宮士郎の家や、彼が通う穂群原学園にはモデルとなった建物が存在しており、ファンの間では有名である。ここでは『Fate/stay night』の舞台「冬木市」のモデルとなった聖地をまとめた。

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衛宮士郎の誕生日が判明?ネットでの反応まとめ【Fate/stay night】

衛宮士郎の誕生日が判明?ネットでの反応まとめ【Fate/stay night】

衛宮士郎は『Fate/stay night』における魔術師見習いの主人公である。『Fate/stay night』が発売されてから長らく士郎の誕生日は不明だったが、2015年のufotableと『Fate/stay night』のコラボカフェにて明らかになった。これを受けてファンの間では「有限会社ノーツやTYPE-MOONが認めた公式のものなのか」「生まれた日ではなく士郎が衛宮切嗣に引き取られて”衛宮”姓になった日のことではないのか」など、様々な意見が飛び交っている。

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Fate/stay nightのサーヴァント・マスターまとめ【パラメータや保有スキルの紹介も!】

Fate/stay nightのサーヴァント・マスターまとめ【パラメータや保有スキルの紹介も!】

『Fate/stay night』では冬木市で行われる第五次聖杯戦争が描かれる。聖杯戦争は7人の魔術師がそれぞれサーヴァントを召喚して争うことになるが、冬木市の第五次聖杯戦争では前の戦争で受肉した8人目のサーヴァント・ギルガメッシュが登場したり、キャスターが土地を依代にして強引にアサシンを召喚したりといった、イレギュラーが多数発生している。 ここでは『Fate/stay night』のサーヴァント・マスターをまとめた。

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衛宮士郎(Fate/stay night)のネタバレ解説まとめ【関連人物・キャラクターも!】

衛宮士郎(Fate/stay night)のネタバレ解説まとめ【関連人物・キャラクターも!】

衛宮士郎は『Fate/stay night』における主人公である。10年前に冬木市で起きた大火災の数少ない生存者であり、その際に魔術師の衛宮切嗣に助けられて養子となる。切嗣に憧れて魔術を学ぶが、初歩的な「強化」しか使うことができない。一方で物体の構造を把握することにかけては一流で、穂群原学園では備品の修理などをよく頼まれている。

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ライダー(Fate/stay night)の宝具まとめ

ライダー(Fate/stay night)の宝具まとめ

『Fate/stay night』に登場するライダーのサーヴァントは、間桐桜が召喚した妖艶な美女である。真名はメドゥーサ。ヒロインではないものの、その優れた容姿や、周囲の悪意により化物になってしまうという悲劇的な来歴から非常に人気の高い登場人物・キャラクター。「Heaven's Feel」ルートにおけるセイバーとの宝具の撃ち合いは、作中屈指の名バトルとなっている。

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