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beat0804のレビュー・評価・感想

ドラえもん / Doraemon
9

スネ夫らしい

「ドラえもん のび太の宇宙小戦争」は、スネ夫が「僕、戦えない」っていうところとか、すごくスネ夫らしくて良いなと思いました。でも、スネ夫が普通ですよね。子どもが、戦争だなんて、普通無理だと思います。ママたちとも離れて、それは怖いですよね。
しずかちゃんが勇敢です。
映画のドラえもんは、結構酷い話が多いです。ドラえもんにはタイムマシンとかどこでもドアがあるからいいけど、親としては心配な大冒険ばかりですね。
映画の、最初の映画を作るというところがとても良いです。ドラえもんチームはドラちゃんがいるからすごいのはもちろんですが、ジャイアン、スネ夫、出来杉くんもすごいです。あんなにたくさんの戦艦を作るのもすごいし、それをどのように撮ろうと考えてプロ顔負けです。あのようなこと、子供の時にしたかったなと思いました。
ゲストたちは、パピはもちろん、彼の愛犬ロコロコがとても良かったです。そんなおしゃべりではないと言って、あのおしゃべり、とても面白いし、最後の処刑のところですごく役立っていました。ロコロコのおかげで助かったと言っても過言ではありません。
また、武田鉄矢の曲も話にとても合っていたなあという印象です。
スモールライトの秘密も分かり、なかなか興味深い話でした。

Apex Legends / エーペックスレジェンズ
8

なぜ人気なのか?プレイすれば絶対に分かります!

「このゲーム、何がそんなに人気なのか?どうして多くの人がプレイしているのか?」。ゲームをプレイしてみると理由が分かりました!良い点・悪い点を書きながら自分が思う人気の理由を書いてみますので、少しでも興味が湧いたら一度はプレイしてみることをオススメします。

【良い点】
〇無料でプレイ可能!
やはり無料でプレイできるというのは大きいのではないでしょうか。無料だから甘く評価しているとかでは一切ありません。有料ゲームだと言われても何も疑問を抱かないほどのハイクオリティーゲームです。映像の美しさ、しっくりくる操作性の良さ、何度も挑戦したくなる中毒性、、、どれを取っても質が高いです。

〇唯一無二の能力を持ったキャラクター達が繰り広げる圧倒的バトルロイヤル!
計16体のキャラクター(ゲーム内では”レジェンド”と呼ばれている)が存在しています。そしてどのキャラクターも唯一無二(透過能力、テレポート能力、透明化能力など)の能力を所持しています。自分が好きなキャラクターの能力を活かし相手を翻弄したときの爽快感、優越感はたまりません。プレイすればするほど、このキャラクターを極めたいという欲が出てきます。もちろん、プレイするたびにキャラクターを変えて遊びの幅を増やすこともできます。

〇個性際立つ能力者に“なりきっている感”が味わる!
このゲームはしっくりくる操作性の中で特殊能力持ちのキャラクターを操作します。その結果、あたかも自分が特殊能力者として戦っているかのような“なりきっている感”が味わえます。どのタイミングで能力を使い、どのタイミングで攻撃を仕掛けるのか。どうすれば有利に戦闘を進め最後まで生き残ることができるのか。自然にあなたはキャラクターになりきってプレイしているはずです。この感覚を味わえるからこそ、このゲームは人気があるのではないでしょうか。

〇開発陣の熱心なアップデート!
リリース当初から開発陣は熱心なアップデート(バランス調整、新MAP追加、キャラクター追加)を続けています。開発陣だけの考えでアップデートを重ねるのではなく、ユーザーから意見を収集してゲームに反映させています。ユーザーからの意見の中には鋭い指摘や面白いアイデアも多く、それら意見をゲームに取り入れることによって、ゲームのクオリティーを高め続けています。

〇ゲーム配信者の多さ!
このゲームのプレイ映像を配信している方はとても多いです。初心者の方は、配信者のプレイを見て動き方を学ぶことができます。配信者が多いので、見たい動画が見つからないということもありません。配信者の方の上手なプレイを見ていると、早くプレイしたい!という気持ちになり勝手にモチベーションが上がっていきます。

【悪い点】
〇チーターに遭遇してしまう可能性あり
どのゲームにも必ずチーターは存在します。このゲームも例外ではありません。チーターに出会ってしまうとほぼ勝ち目は無く、瞬殺されるでしょう。楽しくゲームをしているところにチーターが表れると興ざめしてしまいます。チーターは通報することもできるので、即通報し次のゲームに参加しましょう。人口も多いゲームですのですぐに次のゲームに参加できます。

〇キャラクターそれぞれの強さのバランスが少し取れてない
この問題は開発陣も頭を悩ませていることかと思います。計16体もキャラクターがいるため、強さのバランスを調整することは至難の業でしょう。しかし、開発陣もアップデートを熱心にしているのでゲームバランスが大幅に崩れている状態ではないかと思います。

かくしごと / Kakushigoto: My Dad's Secret Ambition
10

隠し事は、描く仕事

主人公の『後藤 可久士(ごとう かくし)』は、10歳の娘の『姫』と、中目黒で父子慎ましくも明るく幸せに暮らしている。

しかし、父、可久士には、娘の姫には言えない『かくしごと』がある。

それは、『描く仕事』。

後藤 可久士の職業は漫画家であり、その内容が下ネタ漫画だからだ。

『父親が下ネタの漫画家なんて知られたら娘に嫌われてしまう』と思い込み、自宅で立派なスーツに着替えて漫画を描く仕事場へと出勤。

途中にあるブティックでTシャツと短パン姿に着替えるが、姫にバレない為の変装兼軽装でないと漫画が描けないという理由からである。

作業場は、何ともクセの強いアシスタントと、有能を自称する担当までおり、賑やかだ。

アシスタント達の名前はみな駄洒落となっており、意味を考えるのが楽しい。

そして、この作品であるが、細かくは語れないが、どうも闇が深そうな作品のような感じがしてならない。

先ずは可久士の娘の姫のクラスメイトだ。

『かくしごと』以前に連載をしていた、『さよなら絶望先生』に出てきた『女子高生』とおぼしきキャラクターが、『小学生』として登場する。

小学生としての彼女達の名前は、『さよなら絶望先生』の女子高生の名前のアナグラムのようになっている事に加え、性格も酷似している。

『さよなら絶望先生』はやや不穏な終わり方をしていたが、それとの繋がりをどうしても考えてしまう。

そして、コミックの冒頭と終盤では、18歳になった姫が登場する。

18歳の誕生日に姫は鎌倉にある海辺の丘上に建つ家の合鍵を何者かから貰い受ける。

そこは、中目黒にある自宅と全く同じ間取りの家だった。

その家に保管してあった漫画原稿から、彼女は父の隠していた仕事を含め、父の過去や母親について知る事となる。

一体、可久士と姫に何があったのか?
前作キャラクターに酷似している姫の友人達は何者なのか、笑いの中にハラハラが止まらない作品である。

はじまりのうた / Begin Again
10

最高に切なく爽快な物語

「音楽で人生は変えられる」と言い切りたくなるような、そんな映画。そして、歪んだ愛も一途な愛も、ぜんぶ「愛」なんだと、そんなクサいセリフを言いたくなるような映画でもある。
『はじまりのうた』は、一躍有名人となった彼氏に振られた主人公の“グレタ”と、家族や会社からも煙たがれる元名プロデューサー“ダン”が繰り広げる物語だ。
この映画は、彼氏に振られ落ち込んでいるグレタが、ギター1本を片手にバーで歌うシーンから始まる。
その切ない歌声に魅了されたダンがグレタをスカウトし、ギターやバイオリニストなどを仲間に引き入れていく。ギター1本の弾き語りからどんどんボリュームアップしていく様子には鳥肌がたった。
とくに、電車が通る地下鉄のホームで歌ったり、路地裏の子供たちをも仲間に入れて歌ったりする様子には感動する。
どの曲も本当に良い曲ばかりで、映画を見終わったあとに映画の中で作られた音楽を購入したほど。
さらに、グレタとダンがお互いのプレイリストを聞き合いながら、夜の街を散歩するシーンにも、ドキドキが止まらない。
「この曲は初めて恋人ができたときに聞いていた曲」だとか「この曲は失敗したときになぐさめてくれた曲」だとか、誰しもきっといくつかの思い出の曲があるだろう。
そんな気恥しい思い出が詰まった互いのプレイリストを聞き合うのだから、言葉では表現できない2人の間柄が垣間見える。
『はじまりのうた』は、音楽と愛を、言葉なくして表現した、最高に切なく爽快な物語だ。

地獄の遊戯 / Avenging Force
9

マンハント(人狩り)アクションの佳作

本来はチャック・ノリスの「地獄のコマンド2」として企画されていた本作。
経緯は不詳ながらその続編としては製作されないまま「アメリカン忍者」でアクションスターの仲間入りしたマイケル・ダディコフ単独主演作として製作された。
”有色人種を根絶し、白人によるアメリカ国家建設”を企む秘密結社「ペンタングル」を叩き潰すために奔走する元CIA工作員マット・ハンターの活躍を描いた作品で、主役を演じたダディコフの元スタントマンらしい颯爽としたアクションやいかにも「秘密結社」めいたペンタングルの活動ぶり、政府からのスパイを処刑する際の若干ホラーっぽい雰囲気等、”大作ではないものの趣きのある佳作”感に溢れていて、まさに思わぬ掘り出し物といった感じなのが嬉しい。
しかし映画後半からはそれまでの設定が一転して「追う者が追われる者」になり、主人公は妹を人質に取られた上、自身には高額の賞金が懸けられとよりスリリングな展開を見せ始め、特殊ボウガンや手製の斧など独特な得物で武装したペンタングルが放つ凄腕の「暗殺者軍団」の追撃を受けつつ、それをいかにしてハンターが倒しながら秘密結社の黒幕にたどり着いていくのかかなりの見せ場になっている。

マトリックス / MATRIX
8

マトリックスの感想

この映画は実際の空間と仮想(バーチャル)の空間を行き来するところがポイントです。
バーチャルの世界には肉体は行かないけれども、バーチャルの世界で怪我をすれば実際の肉体にも影響があります。
主人公たちに敵対している側もまた、バーチャルの世界にも存在して、そこでも対決を展開します。
この2つの世界には過去未来があり、さらに作中の現実世界の設定は現代よりもはるか未来の時代となっています。この複雑な世界設定が、面白いという評価と面白くないという評価に分かれてしまう要因だと思います。
しかし頭をフル回転させて映画を観ることが好きな方や、そもそも映画とはのんびり観るものじゃないという考えの方には合っている作品だと思います。ざっくり言えばコンピューターと人間の戦いをこのような方法で表現しているのかも知れません。
そうなると、現代版のターミネーターとも言えるかもしれません。しかしターミネーターとは違って、もっとソフトウェア的な要素が入っています。時間軸の移動ではなく、バーチャルな空間への移動であることや、敵が金属的な物体でありながら、仮想現実として人間的なバトルアクションをすることなど、より現代にあった設定といえます。
頭脳をフル回転させて展開について行くことで、充実した時間を過ごせる映画です。

りゅうおうのおしごと! / The Ryuo's Work is Never Done!
8

九頭竜八一と幼女達のイチャイチャ将棋アニメ!

16歳という若くして竜王という将棋界のタイトルホルダーの九頭竜八一のもとに9歳の雛鶴あいという可愛い女の子が、弟子になりたいと八一のもとに押しかけてきてきます。最初は自分には弟子なんてと思っていた八一ですが、あいの将棋の才能を見出し、弟子入りを許可します。そんな時八一の姉弟子の空銀子という女流棋士では二冠のツンデレ女子が八一の部屋を訪れてあいにメロメロになった八一に嫉妬し、犯罪者扱い(笑)そんなうらやましい場面を経て、八一の師匠である清滝剛介に相談しに行きます。あいのことは清滝には話が通っていたみたいで、弟子にしてもいいといいんじゃないかと言います。しかしあいのご両親が八一のもとにやってきて、あいの弟子入りをやめさせようとします。しかし、八一はあいの将棋の才能はタイトル取れる女流棋士になれると説得します。あいの母親が八一の年齢やこれまでの弟子を育てた経験などを聞いてきて、経験の浅いあなたに才能なんてわかるのか?と説いてきます。八一は、確かに自分はまだ未熟な部分はあるが将棋界には研修会というものがある、そこでもあいの才能を育てられると説明します。それに対して、母親は研修会に入るための試験で三連勝したら将棋を続けていいと条件をだし、あいは研修会の試験に挑みます。あいは研修会で2連勝するも銀子に敗れてしまい、母親に約束だからと将棋をやめさせようとします。しかし、八一は土下座し、母親に訴えかけ、許可してもらうことに成功します。こうしてあいは正式な内弟子となります。

英雄伝説 空の軌跡 FC Evolution
10

王道RPGだけどストーリーに惚れる

古くはPCゲームとして始まり、今ではPSP、PS3、PS4と媒体を広げている王道RPGシリーズとなります。
主人公のエステル・ブライトは好奇心旺盛で怖いもの知らずな、とにかくお人好しな女の子。この少女と共に幼い頃から一緒に育ってきたヨシュア・ブライトという少年。この2人がRPGの鍵を握ります。
導力魔法という魔法が使われている、空の女神を信仰する世界が物語の舞台です。主人公たちは、遊撃士と呼ばれる民間人の保護を第一優先とした民間の正義の味方です。そのため、民間人からの依頼に際してもちろん戦闘もあります。
戦闘はコマンド入力式ですが、少し変わっていてそのキャラクターの素早さに伴って順番が変わります。また、魔法も発動までには時間がかかるので、それを見据えた戦略を練る必要があります。敵から遅延攻撃を受けて油断してると全滅、ということもありますが、なにより2Dキャラクターがちょこちょこ動くのが可愛らしいです。
また、このevolutionは作画も変わり、綺麗なイラストとコロコロ変わる表情、そしてほぼキャラクターボイス有りと、とても凝った作品になります。少年少女が暮らすのどかで平和なリベール王国の影で起こるテロ行為。これを解決するために少年少女が取った行動とは、そして少年に隠された真実とは...。続き物になりますが、クリアすると絶対に続編を買いたくなるようなゲームです。

めぞん一刻 / Maison Ikkoku
10

受け継がれるるーみっくワールド

らんま1/2や犬夜叉、つい最近まで放映していた境界の輪廻などを手掛ける高橋留美子の作品、めぞん一刻。タイトルなら知っている、という人も多いと思います。これ、現役小学生の娘が見てもハマる面白さです。

漫画とアニメでヒロインの女性の雰囲気やストーリーが若干違うのですが、まるでドラマを見ているかのような世界観。ハタチそこそこで書き出した高橋さん恐るべしです。
冴えない浪人生の五代くん、彼の住む一刻館に管理人として現れた音無さん。管理人さんにはソウイチロウという愛犬がいて、実はこの名前には深い意味があります。恋のライバルには爽やかイケメン、ちょっと抜けた女の子、一刻館の個性溢れすぎる住人達。一人一人のキャラクターが良い意味で濃く、最終話に到達する頃には結構な人数が出てくるんですが、みんな主要メンバーで物語に外せないんですよね。
長編ストーリーにありがちな中だるみも大して感じません。代わりに五代くんや管理人さんの心情や行動にヤキモキする事も多いのですが、これも高橋作品の醍醐味。そのあとに進展があったりすると思わずニヤついてしまいます。携帯のない時代、連絡一つで物語が二転三転。でも見ていると人との繋がりに心が温かくなりこの時代が懐かしく羨ましいと感じてしまいます。
ストーリーが五代くんの浪人編、学生編、就活編と大きく分けて展開するのですが、アニメ版のクールごとに変わる音楽がとにかく素晴らしい。アニメにこんなドラマの主題歌のような曲でいいの?と思ってしまいます。声優さんも豪華なので、製作者側も気合い入ってたのかな、と(当時の方が予算的にも余裕があったのかもしれませんが)。よく管理人さんの台詞(私より一日長く〜というもの)が名シーンとしてあがっていますが、これは是非最初から見て頂いた上で見てほしいです。総合としてはサクサク見れるアニメから入るのがオススメです、そしてよりディープな描写の漫画でるーみっくワールドを二度楽しんで頂きたいです。

きみに読む物語 / The Notebook
10

今まで見た映画の中で一番、感動した。

映画の時代設定としては過去から現在にというような感じでストーリーが流れていき、若いころの二人の出会いがあり、同じ時間を過ごすうちにお互いが惹かれあいますが、女性の方は裕福で夏のバカンスで男性が住む地域にある別荘に遊びに来てました。男性の方は貧しく父親と小さい家に二人暮らし。貧富の差から女性の方の両親から付き合うことを反対されます。結局、彼女の方はバカンスが終わり別荘を離れていきます。その後、戦争が始まり男性の方は徴兵され女性の方は両親のすすめで紹介された男性と結婚し、幸せな家庭を築きます。一方、男性の方は結婚もせずに戦争が終わったあとも前と同じように父親と二人暮らし。別れたあとも彼女のことを忘れることが出来ずに手紙を毎日送り続けます。彼女の方は男性との気持ちをハッキリさせるために一度、男性に会いに行きます。母親に説得され連れ戻されますが、その際に男性から以前送られてきていた(両親が隠していた手紙)手紙を見つけます。そこから、彼女は彼とともに生活を始ますがお互い年をとり彼女の方は認知症になりますが男性が記憶を呼び起こそうと自分たちの若い出来事を彼女に聞かせてあげますが....。とても心温まる作品ですので一人でも多くの方に見ていただきたいです。

ONE PIECE / ワンピース
10

全世界で愛されている漫画

読んだことのない方に是非お勧めしたい1作です。自分が幼少期のころから連載がスタートした作品で、現在に至るまで、今なお読み続けている作品です。
ONE PIECEの良さを一言で表現させていただくとすれば、とにかくかっこいい!男の子ならば求めてしまうカッコよさ!このカッコよさが幾度となく登場します。登場人物が話す言葉や、敵を倒す描写に、あらゆる名言や名場面が存在します。そんな数あるかっこいいいシーンの中で、自分が一番気に入っているシーンは、エニエスロビー編です。主人公ルフィの仲間、ニコ・ロビンを助けるために、麦わらの一味全員で、あろうことか、世界政府の島に突撃します。常人ならば受付で追い返されてしまうところですが、ONE PIECEでは関係ありません。殴りこみます!仲間一人を救うため人、全世界を敵に回しても助け出そうとする、ルフィたち。ニコ・ロビンはその壮絶な過去により、助け出されることを何度も拒否しますが、それでもルフィたちは助け出すのをやめません。そこまできたルフィたちに対してなお、ニコ・ロビンは、もう死にたいんだと叫びます。その言葉に対してルフィは、そういうことは俺たちのそばでいえ!とあきらめません。そこでニコ・ロビンの過去を聞いたルフィたちは、世界政府の旗を撃ち抜き、世界政府に対して、宣戦布告します。そして言います。「生きたいと言え!」ついにニコ・ロビンの心の闇は晴れ、仲間たちの光が差し込みます。そしてニコ・ロビンの心の叫びが「生きたい!」と初めて仲間たちに告げるのです!そして物語は、世界政府との全面対決に発展していきます。このシーンが自分的には一番好きなシーンです。このエニエスロビー編では、ほかにもかっこいいシーンや、新しい技が続々と登場します。ONEPIECEを読むうえでは、欠かせない物語でしょう。ONEPIECEは老若男女問わず、全世界で愛されている漫画です。読んだことがない方は是非読んでみてください。一度読み始めてしまえば、きっと読み進める手が止まらなくなることでしょう。

王室教師ハイネ / The Royal Tutor
9

ハイネ先生の奇才ぶりが…半端ない‼︎

グランツライヒ王国の新しく王室教師(王子専属の家庭教師)となったハイネ先生。国王候補である優秀な長男のように、下の4人の王子も立派な国王候補となるよう教育していくのが仕事です。
彼の奇才ぶりは半端ないもので、歴代の王室教師を拒絶し続けて来たカイ、ブルーノ、レオンハルト、リヒト:4人の王子の心をわしづかみにし、本音を聞き出していきます。ハイネ先生の愛のムチとも言える『教育的指導』という言葉が印象的!
王子とのやり取りはコメディタッチで笑えるけど、なるほどなぁと感心させられることが沢山ありました。彼の指導のおかげで、王子たちは少しずつ成長していきます。
まず第1巻は、4人の王子との面談のお話で、それぞれの自己紹介的に描かれているから、個性が分かり易いです。王子の個性に合わせた指導は、家庭教育にも利用できるかも⁉︎と思います。
私は、漫画からハマりました。王子たちの少しずつ成長していく様子が楽しみで、どんどん読み進めてしまうでしょう。これから劇場アニメ化もされるので、また話題になっています。漫画・アニメ・ミュージカルと、どれも興味深い作品で楽しめます。この作品は、ぜひオススメの一品です。

B'z / ビーズ
9

30年以上も圧巻の迫力

30年以上も活動を続けている点がすごい。CMのタイアップ曲やおなじみのウルトラソウルの楽曲など年齢が高くても低くても耳にしたことが一つはあるのではないかと思う。
30年もつづけてやっていることだけでも尊敬するが、特にライブでのパフォーマンスはすべての人が行ってよかったなあと思えるような、客とB’Zの二人の団結力みたいな一体感が楽しいです。クチパクや手抜きの演奏もよく聞かれるなかで全身全霊でギターを演奏し生で歌ってくれる迫力はいつも最高です。今年はサマソニのヘッドライナーをされるようで、年齢にも負けずパワフルに活躍される姿にいつも元気をもらえます。ギターをひくこと、音楽をつくること、歌うことドレも長く続ける秘訣って何なのかといつも不思議に思いますが楽しそうに2人がライブでいる姿にほっとします。
テレビ出演などない人なのでライブに行くと実在する人なんだと改めて感じ、お二人の人柄に笑えたりほっとしたりできます。以外と二人はかわいくておちゃめだったりする姿を見れるのはライブしかありません。とはいえライブのチケットがいつもなかなか取れず、まだまだ人気だなと実感します。フェスなどでも芸能人の人が見に来たりされるのでほんとにすごいです。

どうぶつの森 ポケットキャンプ / ポケ森 / Animal Crossing: Pocket Camp
6

帰宅後特にすることがない、という方にお勧め

従来の「どうぶつの森」シリーズと同じように、動物たちから課せられる「おねがい」を達成することでレベルが上がっていきます。ただ、イベントなどは、かなりやりこむか課金をしないとなかなかクリアできないので、暇つぶしというよりも、タイトル通り「帰宅後特にすることがない」か、据え置き型のゲームのように数十分~数時間ほどやりこむ人でないとゴールまでたどり着けないと思います。
具体的にお話しすると、例えば「ガーデン」で花を育ててその花に発生する「虫」あるいは「虫のようなもの」を採取することで少しずつレベルが上がっていき、必要な採取数も増えていきますが、この花が種をまいてから3時間経たないと開花しません。早く開花させようとおもうと、「ひりょう」あるいはゲーム内の通貨「リーフチケット」を使わないといけません。「リーフチケット」は主に課金によって充填されます。
課金なしで得られるものは、ほとんどが引くまで何が出るかわからない無課金のガチャのようなものです。動物たちからのお題に答えるために集めなくてはならない素材の半分以上(虫、魚)がこれなので、思っている以上に根気のいるゲームだと思います。
上記の理由から、サクサクレベリングしたい人には向いていないですが、こつこつ進めたい、イベントは完遂を重視していないという方にオススメです。

あいみょん / AIMYON
8

歌声も曲も歌詞も好きです。

兵庫県出身のシンガーソングライターです。メジャーデビューして2年足らずですが、彼女の楽曲がドラマの主題歌やCMソングなどになっていて、着実に人気と知名度を上げてきています。また、平成最後の紅白歌合戦の出場も決定しています。自ら歌うだけでなく、他のアーティストへの楽曲提供もしていて、最近では映画音楽の挿入歌も手がけています。

毎年春に人気アーティストが参加して歌われている、FM802の春のキャンペーンソングがあるのですが、2018年版にはクリープパイプの尾崎世界観やスガシカオらと共に、紅一点あいみょんが参加しています。私はこのキャンペーンソング『栞』を聴いてあいみょんの存在を知ったのですが、少しハスキーで影のあるような彼女の歌声は、他のアーティストより存在感があってどんな人が歌っているのか調べずにはいられませんでした。

彼女の歌声だけではなく、彼女が書く曲も歌詞も好きで、女性目線から書かれているものもあれば、『愛を伝えたいだとか』などの男性目線で書かれたものもあります。個人的には女性目線からの歌詞より、男性目線から書かれた歌詞の方が好きです。

あいみょんの見た目は普通の20代前半の可愛らしい女の子なのに、歌うとロックなかっこいい女性になるところも魅力の一つだと思います。

舞妓さんちのまかないさん / Kiyo in Kyoto:From the Maiko House
10

「華」を支えるバックステージストーリー

舞妓さんに憧れて中学卒業後、青森から京都へとやってきたキヨちゃんとすーちゃん。
キヨちゃんは、ひょんなことから舞妓さんの住まう屋形のまかないさんとなり、すーちゃんを始めとする舞妓さんの生活を支えます。

この漫画はあくまで「ご飯」がメインです。なので今までの舞妓さん漫画に比べ、女の戦いの描写は全くなく、ほんわかはんなりした平和な空気が漂います。
「これ今度作ってみようかな」と思えるレシピが沢山あります。個人的に鏡餅で作るかき餅、長芋すいとん辺りに心を掴まれてしまいました。実際真似したレシピが美味しいのは流石です!
コミックにはおまけとして一話一話の後に作者さんのご飯エピソードがあります。
作者さん自身が料理を作ること、食べることが本当に好きなんだなとしみじみ伝わってきます。

この漫画はストーリーの中で季節も時間が流れています。
季節ごとの舞妓さんのイベントのエピソードご飯もありつつ、新しい仕込みさんの理子も登場し、さらに賑やかになります。静かに、しかし確実に変わっている環境の中でもキヨちゃんとすーちゃんの絆は変わりません。そこに安心し、何度でもつい読み返してしまいたくなる作品です。
ただご飯の描写が美味しそうなので、寝る前に読むのはなかなか危険なので注意が必要です。

スワロウテイル / Swallowtail
10

何度見ても、時代が変わっても、何度も見たくなる作品。

舞台は日本の片隅で移民たちが様々な事情を持って暮らしている、無国籍で無法地帯な都市、yentown。
この街で暮らす人々は、日々消費されていく生活の中で、一攫千金、ジャパニーズマネーを稼ぐことに夢を馳せていた。
その街で生活していたが、母を亡くしてから身寄りがなく、名前もない少女(後にアゲハという名前をもらう)。ふとしたことから、そのアゲハを引き取ることになってしまった歌手を夢見ていた娼婦のグリコ。
二人が出会い心を許していく中、ある日、彼女たちの日常が一変するような殺人事件が起こってしまう。
その事件をきっかけに、一攫千金をつかめるかもしれないチャンスとその事件によりマフィアに追われる身となってしまうグリコ達。彼女たちの周りの人々も巻き込みながら、思いもよらないストーリー展開に飲み込まれていく。

本作は1996年に公開された、岩井俊二監督の映画。現金偽造、殺人、ドラッグ、セックスなどの問題描写が強く当時R指定だった作品。
戦後の日本の街のようでもあり、香港や東南アジアの片隅の街のようでもあり、気鋭の映画監督が描くyentownは、強い描写とともに当時、話題になった作品。
犯罪、貧困、社会問題、と並行して、夢、一筋の希望、愛すること、現実、そして失望。
何度見ても、時代が変わっても、何度も見たくなる作品。

Dead by Daylight / デッド バイ デイライト
10

あの本田翼がゲーム実況した大人気サバイバルホラーゲーム!!

2016年に発売以来累計販売数500万本を突破した『Dead by Daylight 』。
何故このゲームがここまで爆発的にヒットしたのかを、じっくり紐解いていこうと思います。
まずこのゲームの内容をざっくりと簡潔に言うと、1人のキラー(殺人鬼)と4人のサバイバー(生存者)での『かくれんぼ』&『鬼ごっこ』ゲームである。

そもそも、この4対1という非対称(通常の対戦ゲームは1対1や4対4が多い)対戦形式がここまで人気が出たケースというのは前例がない。エヴォなんちゃらなんてゲームもあった気がするがここでは敢えて触れないことにする。
何故非対称のマルチ対戦ゲームが流行らなかったかというと、一言でいえばパワーバランスにあると言っても過言ではない。
プレイヤー対コンピュータの1対4であれば、別段珍しくはなく、やり手のテクニック次第でどうにかなることは他のゲームにおいても多々見受けられるが、それがプレイヤー対プレイヤーになると話は大きく変わる。

では何故、このゲームだけがここまで爆発的にヒットしたのか。
それは、絶対に覆らない狩る側と狩られる側という対戦ゲームだからではないだろうか。
ちょっと何言ってるのかわからないと思うが、ひとつ想像して頂きたい。
あなたは今、かっこいいライオンを操作して相手のライオンを倒すゲームをプレイしているとする。勿論色んな技を駆使して戦うことで一定の楽しさは得られるとは思う。
しかし結局はプレイヤースキル(簡単に言えばゲームの上手さ)で決まる為、余程勝てない限りは飽きてしまうのが大半だと思う。

では、同じようにライオンを操作するとして相手は4羽のうさぎと想像してみてほしい。うさぎが何羽集まろうと1頭のライオンには決して勝てない。それくらいの力の差があり、絶対に覆らない狩る側と狩られる側というのが存在する。Dead by Daylightはまさしくそういうゲームなのだ。

その力の差でも対戦が成り立つのは、キラー側とサバイバー側で勝利の条件が全く異なるからである。圧倒的な力を持つキラーは、文字通り生存者を1人でも多く殺害することが勝利条件であり、力のないサバイバー側は戦いの場からなんとか脱出することが勝利の条件となっており、そこにはプレイヤースキルだけではないそのプレイヤーの人間性や、性格が顕著に表れゲームを盛り上げる。
サバイバー側に限っては、4人協力しなければ脱出は難しく自分だけ生き延びるという考えでは勝利が遠のくゲーム性になっているのもまた面白い。時には自分の命を犠牲にして残りの3人を脱出させることも少なくない。こんな対戦ゲームが他にあっただろうか? 私が知っている限りではDead by Daylightだけなのである。

殺人鬼と生存者、5人のプレイヤーがそれぞれの勝利を目指して行動するこのゲームに限っては、通常の対戦ゲームでは口にするまでもない『ゲームが上手い人が勝つ』という方程式が必ずしも当てはまらないこともまた飽きさせない大きなファクターになっているのだろう。

私はこのゲームをプレイして1年近く経とうとしているが、同じ展開の試合というのは1回もない。良くも悪くも人間性が出る、まさに人間ドラマがそこでは繰り広げられているのだ。
だからこそ、そこに私は惹かれているのだろう。

ブラッククローバー / Black Clover / ブラクロ
10

魔法が全ての国の最低の魔法騎士団

魔法が全ての国で、主人公『アスタ』は魔法が使えません。クローバー王国には魔法騎士団と言う組織があり、アスタは幼馴染の『ユノ』と共に魔法騎士団に入りを目指し、魔法騎士団のトップである魔法帝にどちらかがなるんだと約束を果たします。クローバー王国では15歳になると魔力を高める『グリモワール』と言う魔導書が与えられます。しかしグリモワール授与式ではアスタに授与されたグリモワールでは魔法が使えないままで、ユノの元にはなかなかお目にかかれない四葉のグリモワールが授与されます。『魔法の使えないアスタ』がこの先どのようにして強くなっていくのか?どうやって戦うのか?『四葉のグリモワール保持者ユノ』はなぜ才能の無いアスタに対して友情を保ち続けることが出来るのかを考えながら毎週ジャンプを読んでいます。
魔法騎士団に入るための入団試験では、当然魔法の能力が試されます。四葉のグリモワールを持っているだけで目立ってしまうユノに対し、全く魔法が使えないアスタ。九つある魔法騎士団全てから入団許可が出たユノは魔法騎士団の中でも最も強い『金色の夜明け』に入ります。アスタは魔法騎士団の中でも最悪と言われる『黒の暴牛』だけが入団を許可されました。
そんな黒の暴牛の仲間達(やる気が無くて最悪なチーム)と一緒に切磋琢磨しながらアスタは成長していきます。その中でもヒロインキャラでアスタと同じ時期に黒の暴牛に入団した『ノエル』。とても可愛いくてものすごく魔力を持っているのですが王族でありながら魔力コントロールが出来ず家族からも揶揄され続けていたため最低の騎士団の入団となってしまっています。そのノエルと共に成長していく姿がとても感動的で面白いです。

そして父になる / Like Father, Like Son
10

涙なしには見られない。

『そして父になる』は、万引き家族でアカデミー賞を受賞した是枝裕和監督が監督されたものです。テーマは子供入れ違いによって、実の息子と過ごした6年間をとるか、それとも実の我が子との血を選ぶのかということです。
福山雅治さんが演じる父親が、実の息子との血を選ぼうとするのに対して、奥さんはこれまで育ててきた息子を簡単には手放せないと葛藤します。一方の子供は相手の親子と過ごす中で徐々に打ち解けて行きながらも、大人たちの表情から不安感を募らせて行きます。

是枝監督は子役の演技に対して台本は渡さず、その場で教えたセリフを感じたままに演じてもらうことで、よりリアルな子供の表情を表現することができ、観ててる側もそんなリアルな子供の演技に引き込まれて行きます。紆余曲折を経て最終的には子供達は定期的に元の親に面会する機会を設けることで、子供の交換は行わないことになりましたが、今の日本の世の中にも決して起こらないとは言えない事象なだけに、病院の在り方から家族とは、一緒に過ごした時間が築いた絆や愛なのか、それとも将来自分に似てくるという血筋なのか、はたまたお金で全てを解決することが子供にとって一番幸せなのか、自分の家族の愛の形を再確認することができる、とても素晴らしい涙なしには見られない感動作です。

ブリジット・ジョーンズの日記 / Bridget Jones's Diary
8

そのままの自分でいいんです。

自分の何かを変えたい!そんな人に送る、元気の出る映画だと思います。
主人公のブリジットは、うだつの上がらない30歳過ぎの女性。自分を変えるために一念発起して日記をつけ始めます。そうすることで徐々にいろんなことが変わり始め、素敵な出会いがあったり、失敗したり・傷ついても前に進んで行こうとしていきます。
早速、勤務先の出版社の上司であるダニエルと恋仲になりますが、最悪な破局を迎えます。「こんな私じゃダメだ!」と思っているところに「そのままの君が好きだ」という男性が現れます。それが、第一印象最悪だったの男性マーク・ダーシー。
ブリジットに記憶はないのですが、幼いころに水着で遊んだ仲らしく、何十年も経って再開した際には、ダサいセーターをまとい、お堅い人権派の弁護士と、最悪の印象だったのに、なぜかその再会以来、ブリジットの仕事現場でよく顔を合わせるようになります。
そんなマークに「そのままの君が好きだ」といわれて驚くブリジットですが、その後マークがブリジットの仕事を手助けし、大成功を収めます。徐々に仲良くなっていく二人ですが、ダニエルが復縁を求めてブリジットの前に現れます。ダニエルとマークは犬猿の仲。昔、ダニエルはマークの嫁を寝取ってしまったのです。しかし、ブリジットは「マークに嫁を寝取られた」と聞かされていたのです。
あるきっかけで事実を知ったブリジットは、マークへの想いを伝えます。
何かを変えていこう、行動しようということはとっても素敵なことですが、それでも最終的には「そのままの自分でいいんだ」そして、そのままの自分を愛してくれる人がいるんだということを教えてくれる映画です。

銀魂(実写映画)
10

何回見ても飽きない!!

始まって1分も経たないのに面白い!予告とか映画見た人のコメントで面白いだろうなーって分かっていてもいざ見ると笑わずにはいられなくなる。
前半はキャバクラのバイトの話や将軍の話ですんごく面白くて、後半になると、近藤さんを救うため鬼の副長土方を取り戻すために万事屋と新選組が力を合わせて戦うところが感動できる!!

そして、なんと言ってもキャストが素晴らしく良い!アニメに劣らないこんなに再現度の高い実写化は他にはないと言っても過言ではない!
個人的に好きなのは沖田総悟役を演じている吉沢亮!!沖田くんのドSのキャラクターにぴったり!今回の映画でも沖田くんは一瞬裏切ったかのように感じるけど実際はスパイをしてて近藤さんを守るために1人で昔仲間だった新選組相手に戦うところが見どころ!トシもいろいろあったけど最後には自分を取り戻し、伊東鴨太郎との最後のシーンは感動できる!!

最初の登場シーンから最後のエンディングシーンまでずーーっと笑える映画は銀魂が1番!実写じゃ再現できないだろうと思っていたシーンもしっかりと再現してあってクオリティが高すぎる!この映画を見たら1とかミツバ編とかアニメとか…とりあえず見返したくなってしまう。面白くてかっこよすぎてもう2回も見てしまった…。

東京喰種トーキョーグール / Tokyo Ghoul
7

最終巻を読み終えて

東京喰種を最近、最終巻まで読み終えました。
結論を言いますと、かなりおもしろかったです。
内容ですが、本作品は人とグールの2つの種族が存在しグールは人しか食べられないため、人とグールは対立しグールが隠れて暮らしているといった世界観で主人公は、元人間の半分グールといった境遇になります。
対立のもとは、グールの人間しか食べられないという特性故のもので和解しようがないような設定となっています。
グール側はほとんど同じ生物である人間を食べることに苦悩を感じるものや、また人間を動物の肉を食べる感覚で食べる人もいます。
人間側は、人を食べるグールというものを受け入れようとしません。
そういった、設定の中どう折り合いをつけてどういった結末になるのかが見どころの一つでした。
そういった中で、主人公の半分人間で半分グールという境遇がカギとなっていきます。
主人公は、物語の中でグール側の穏健派で活動したりグール側の好戦的な組織で活動したり、また記憶がなくなり人間側で活動することもありました。
そんな苛烈な人生のなかで主人公の性格は、環境とともに変化していきます。
しかし、根底には仲間や家族を求めていたり、愛情や友情を大事にする面がありました。
そういったところから、人間、グール双方の中で関係を築いていきます。
最終的に、グールと人間双方の争いの中で生まれた怪物を前に主人公を中心とした協力関係により打破し、ようやく双方の争いが終わるという話でした。
長い物語の中、対立や争いなど経ても主人公が築き大切にしていた人間関係が最後主人公を助け2つの種族を結びつけていました。
物語の中で主人公に降りかかる困難が多かったため最終回は感慨深いものがありました。

SHIROBAKO
9

日々頑張っている人に観てもらいたいアニメ

SHIROBAKOは、アニメ制作会社で「制作進行」として働く女性が主人公のアニメです。

仕事をするうえで、遠回りをしたり、行き詰ったり…。何度も危機に直面します。
思うように仕事が進まず、この先やっていけるのかという不安を抱えるキャラクターたち。
そんな中でも、自分自身のやりたいことを見つけて一歩ずつ前進する姿、そして着実に成長する姿には胸を打たれます。

全24話あり、それぞれの登場人物にフォーカスした回も充実しています。
メインキャラクターたちが印象的で可愛らしく、観ていて飽きないことは勿論、
それを取り巻く人々にも一人ひとりの物語があり、見ごたえ抜群です。
信念を持って仕事をしているキャラクターたちを見ていると、つい応援したい気持ちが湧いてきます。
登場人物はかなり多いですが、一人ずつ丁寧に描写されているおかげで混乱することはないかと思います。

個性的な人々に囲まれ、自分がこれから何を目指すのか、目指したい場所は何なのか考え始める主人公。
主人公たちと自分を重ねて、この先自分はどうなりたいのか、何がしたいのか…考えさせられます。
また、頑張っているキャラクターたちを見て、心の栄養にし、自分も頑張ろうと思えます。
日々仕事に、勉強に、頑張っている人にこそ、観てもらいたい作品です。