きみに読む物語 / The Notebook

きみに読む物語 / The Notebook

2004年制作。アメリカ映画。出演のジーナ・ローランズは本作でゴールデン・サテライト賞助演女優賞を受賞した。療養施設にいるデュークは、認知症の老女に物語の読み聞かせをしている。その物語とは、1940年代のある若いカップルの話だった。話を聞くうち、老女は時折記憶を取り戻す。原作はニコラス・スパークス。

beat0804のレビュー・評価・感想

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きみに読む物語 / The Notebook
10

今まで見た映画の中で一番、感動した。

映画の時代設定としては過去から現在にというような感じでストーリーが流れていき、若いころの二人の出会いがあり、同じ時間を過ごすうちにお互いが惹かれあいますが、女性の方は裕福で夏のバカンスで男性が住む地域にある別荘に遊びに来てました。男性の方は貧しく父親と小さい家に二人暮らし。貧富の差から女性の方の両親から付き合うことを反対されます。結局、彼女の方はバカンスが終わり別荘を離れていきます。その後、戦争が始まり男性の方は徴兵され女性の方は両親のすすめで紹介された男性と結婚し、幸せな家庭を築きます。一方、男性の方は結婚もせずに戦争が終わったあとも前と同じように父親と二人暮らし。別れたあとも彼女のことを忘れることが出来ずに手紙を毎日送り続けます。彼女の方は男性との気持ちをハッキリさせるために一度、男性に会いに行きます。母親に説得され連れ戻されますが、その際に男性から以前送られてきていた(両親が隠していた手紙)手紙を見つけます。そこから、彼女は彼とともに生活を始ますがお互い年をとり彼女の方は認知症になりますが男性が記憶を呼び起こそうと自分たちの若い出来事を彼女に聞かせてあげますが....。とても心温まる作品ですので一人でも多くの方に見ていただきたいです。