SAKAMOTO DAYS(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『SAKAMOTO DAYS』とは、『週刊少年ジャンプ』において漫画家・鈴木祐斗が描くバトル・アクション漫画である。2020年から連載がスタートした。次にくるマンガ大賞2021」ではコミック部門では9位に入り、さらに特別賞U-NEXT賞を受賞している。
引退した伝説の殺し屋・坂本太郎が前と変わらぬ強さを武器に、家族と普通の日常を守っていく物語。主人公・坂本太郎のもとに様々な困難が舞い込んでくるが、圧倒的な強さで解決する爽快アクションストーリーでもある。

1巻のシンが絶体絶命の時現れた、引退して太ったとは思えない動きで、敵を倒す坂本。鈴木祐斗はアクションの構図が上手いと評価が高く、他にもアクションの見せ方が上手いシーンはたくさんあるが、その中でも特にファンの中で人気が高いのがこのシーンである。

坂本太郎「何が大切かなんて、他人が決める事じゃない」

第5話のVSソンヒ・バチョウで、ルーを追いかけてきた殺し屋兄弟の2人がルーに対して、「お前の両親も無様に死んでったけな」と煽った。ルーが煽りに乗り突進しようとすると坂本に止められる。そして殺し屋がルーを殺そうとするも坂本が防いだ。殺し屋が坂本に「おいおい邪魔するなよ、せっかく両親に会わせてやろうと思ったのに」と言った後、坂本は「何が大切かなんて、他人が決める事じゃない」と言い静かな怒りを見せた。

『SAKAMOTO DAYS』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

主人公・坂本太郎が『SLAM DUNK』の安西先生に激似

連載当初、話題になったのは主人公・坂本太郎が『SLAM DUNK』(スラムダンク)の安西先生に似ているということである。『SLAM DUNK』とはバスケットボールを題材にした井上雄彦による作品でバスケットブームを起こしたほどの人気漫画。その中に登場するのが安西先生。本名は安西光義で「ホッホッホ」という笑い声が特徴。主人公・桜木花道(さくらぎはなみち)らが所属するバスケ部の監督を務め、普段は「ケンタッキーおじさん」などと言われるほど動かないが、いざ試合となると要所要所で的確な作戦を打ち出し、監督自ら最後まで勝ちに行く姿勢を見せるなど勝負師の顔を見せる。「あきらめたらそこで試合終了だよ」という名言を残した人物。

似ているという人とあまり似ていないという人と読者は真っ二つに分かれている。
「安西先生なのに動けてる」など、その顔と動きのギャップに多くの人が驚いた。

坂本祐斗の読切漫画『骸区』のキャラクターが登場

読切漫画『骸区(ガラク)』の主人公のジジィ。至近距離から放たれた銃弾を刀の鞘で受けて凌いでいる。

殺連の中でも凄腕の殺し屋集団である「ORDER」。その中に異次元の強さを持つ老人・篁(たかむら)が登場した。これは『SAKAMOTO DAYS』の作者・鈴木祐斗のデビュー作品・読切漫画『骸区(ガラク)』に登場したジジィがモデルとなっている(もしくは本人)。『骸区』は公開から1週間で59万プレビューを叩き出した大ヒット読切漫画であり、鈴木祐斗が注目されるきっかけとなった作品でもある。『骸区』の中ではキャラクター名はなく、終始「ジジィ」となっており名前は不明。その謎めいた強さから読者から圧倒的な支持を得ていたため、『SAKAMOTO DAYS』で篁という名で登場した時は、インターネット上は大いに盛り上がった。

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