伝説のクソ映画・実写版『デビルマン』まとめ

ここでは「クソ映画」の金字塔とも言うべき傑作(?)実写版『デビルマン』についてまとめた。永井豪の漫画『デビルマン』は日本の漫画史に残る傑作として名高いが、その実写映画はB級映画の顔ともいうべき作品に仕上がっている。そのクオリティは、実写版『デビルマン』を観れば大抵のB級作品は普通に観られる、とまで言われるほどだ。

2004年10月9日の公開から20周年!!

ハッピーバースデイ!デビルマン!

みんなで棒読みで言いましょう。

いまや伝説となった駄作「実写版デビルマン」

出典: shinshu.fm

シレーヌ(冨永愛)

冨永愛さん、なんでこんなのに出たんでしょうね

『デビルマン』(DEVILMAN)は、2004年10月9日東映系公開の日本の特撮映画。永井豪の漫画『デビルマン』の実写映画。PG-12指定。

出典: ja.wikipedia.org

デビルマン(実写映画)は、2004年10月9日東映系公開の日本のコメディ映画。永井豪の人気漫画『デビルマン』のパロディ。

出典: ja.uncyclopedia.info

正しくはこっちでしょう

出典: ameblo.jp

なんかちゃっちい真・女神転生3みたいですね

movie.maeda-y.com

出典: ubik.is-mine.net

初代プレステっぽいCG

概要、制作過程だけ読むとなんだか超大作の気がしてくる

「原作漫画の完全実写映画化」というキャッチフレーズのもと、制作費10億円をつぎ込み、VFXをふんだんに用いて製作された。当初、公開は2004年5月頃を予定したが、「驚異の映像をふんだんに駆使し、満足のいくクオリティーに仕上げる事」を確約するため10月に延期した。特撮映画・テレビを手掛ける東映と、アニメを手掛ける東映アニメーションがタッグを組んで特撮シーンが製作され、それを「T-Visual」と名づけて売り出した。先にアニメによる作画を行い、それにしたがってCGに動きをつけたり、CGカットの中に一瞬だけ手描きの絵が挿入されたりと、「アニメと実写の融合」という新しい表現を試みている

出典: ja.wikipedia.org

出典: blog.goo.ne.jp

ポスターだけは素晴らしい

しかし、公開される前からファンからすでに不安の声が上がっていた

『デビルマン』劇場予告編

当初は原作寄りのストーリーという事で期待の声もあったものの、キャストの発表など映画の概要が判明するにつれ、次第にファンの間で地雷臭を指摘する声が多く聞かれ、不安の意見が各種掲示板でも頻発。
さらに予告編が公開されるや、原作のエロス要素を台無しにするシレーヌの衣装、キャストの棒読み演技っぷりが明らかとなり、この時点で既に公式サイトの掲示板が大炎上していた。
さらに監督の「デビルマンは、当時少年ジャンプで読んでいました」(連載されていたのは少年マガジン)、その他キャストのコメントが色々と常軌を逸するものであったり、公開も当初の予定から半年遅れていた有様のため、公開前から既に各所の掲示板は大荒れ状態だった。

出典: dic.pixiv.net

一応イケメン俳優を起用した

実際の内容は…

不完全なエピソードのつぎはぎでファンも「??」、デビルマン未読者には超展開

例えばジンメン関連のシーンを矢印を使って簡単に説明すると、
不動が親友の声を追って海に→海の中を見てみるが分からず→デビルマンになって空から探す→林の中に降り立って謎のポーズで探索開始→親友を取り込んだジンメン現れる→「滅びろ、ジンメン!」(棒読み)→デビルパンチでジンメン死亡
「??」となった方、貴方の感想は正しい。

出典: dic.nicovideo.jp

出典: d.hatena.ne.jp

みんなのトラウマ

多くの不可解な点

・主役の演技がほとんど棒読み!特に戦闘中の叫び声に当たる「あー!あー!」はもはや脱力感しか無く全くと言っていいほど緊迫感が伝わらない。それ以前に役者としての経験が皆無のB級アイドルを主役に抜擢するだけでも十分狂気を感じるw

出典: syumibanzai.blog.fc2.com

なんじゃこりゃ

どっかの大学の学園祭のおばけ屋敷?

・超スピードで物語が展開する。何かよくわからないうちに場所が変わるのは序の口で、いつの間にか世界戦争が起こってたり東京にミサイルが被弾してたりしているw

出典: syumibanzai.blog.fc2.com

misaki5701
misaki5701
@misaki5701

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