吸血鬼すぐ死ぬ(吸死)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『吸血鬼すぐ死ぬ』とは、2015年から『週刊少年チャンピオン』で連載している盆ノ木至原作のコメディ漫画、およびそれを原作とするアニメ作品。主人公の吸血鬼退治人ロナルドがひょんなことからすぐに死んでは復活する不死身の吸血鬼、ドラルクの城を破壊してしまい、同居することになるという吸血鬼退治人と吸血鬼コンビのドタバタコメディを描いている。ハイテンションでスピード感のある怒涛のギャグが魅力の作品。

謎の美女アラネラ

ある日、ドラルクは脚高のアラネアという危険な吸血鬼に遭遇し、塵にされて瓶に詰められてしまう。そこへやってきたロナルドだったが、ドラルクが捕まっていることに気付かず、美しいアラネアをナンパする。塵になったままロナルドにツッコミを入れるドラルクだったが、実はアラネアに夢中になっているように見えたのはロナルドの演技で、ロナルドは見事な作戦でアラネアを倒すのだった。
その後も新横浜にはさまざまな吸血鬼が現れ、トラブルを巻き起こす。そして、今日もロナルドは吸血鬼と戦い、ドラルクはドタバタに巻き込まれて死ぬことになるのだった。

『吸血鬼すぐ死ぬ』の登場人物・キャラクター

主人公

ドラルク

CV:福山潤

本作の主人公で不死身の高等吸血鬼。年齢は208歳。黒ずくめのタキシード姿で、血色の悪い紫色の肌の瘦せこけた男性。祖父が所有する城にアルマジロのジョンと共に暮らしていたが、ロナルドに爆破され崩壊したためロナルドの事務所に居候することになる。不死身で無敵の吸血鬼という噂だったが戦闘能力は皆無で、軽い物理的、精神的ダメージによってすぐに死んで塵になる。しかし不死身であるためすぐに復活する。変身能力を持つが、普段変身しないため作中でうまく変身できた試しはなく、1度死なないと元の姿にも戻れない。

ロナルド

ロナルド(左)とドラルク(右)

CV:古川慎

本作のもう1人の主人公。吸血鬼退治人の青年で、年齢は20代前半。赤いマントにチロリアンハットという特徴的な格好をしている。ハンサムで吸血鬼退治人としての腕も確かだが、なぜかモテず彼女ができたことがない。ドラルクに対してはツッコミに回ることが多く、しょっちゅうドラルクのことを死なせているが、根は優しい性格。オータム書店で『ロナルドウォー戦記』という自叙伝を執筆しており、続刊が刊行されるほど評判が良い。セロリが苦手。ドラルクのことを追い出したいと思っているが、ドラルクの家事スキルの高さや使い魔のジョンの可愛さもあり、扱いには慎重になっている。

ロナルド吸血鬼退治事務所

ジョン

CV:田村睦心

ドラルクと共にロナルド事務所に居候しているドラルクの使い魔の雄のアルマジロ。人の言葉を理解することはできるが話すことはできず、「ヌー」と鳴く。可愛らしい外見に反して、実年齢は180歳ほどと長生きしている。おっとりとした優しい性格をしており、マスコット的なキャラクターとしてロナルドや他の退治人達からも可愛がられている。ドラルクとは深い絆で結ばれた仲で、ロナルドのことも好きではあるが、ドラルクと共にロナルドのことをからかうこともある。

メビヤツ

右側がメビヤツ

本当は「目からビーム出るやつ」という名前だが、略して「メビヤツ」と呼ばれている。元はドラルクの城に設置されていた侵入者対策用のビーム兵器で、攻撃力が高く、映像記録機能や再生機能もある。城が崩壊した後にドラルクが1台だけロナルドの事務所に持ちこんだ。ロナルドに帽子掛けとして愛用されているうちに自我が芽生えた。

キンデメ

CV:若本規夫

吸血鬼化したデメキンで、「吸血デメキン」略して「キンデメ」と呼ばれている。知能が高く、自分のことを「我が輩」と呼称し、人の言葉を話す。元々は夏休みの金魚すくいの屋台にいたが、その後川に流されていたところを捕獲され、ロナルド事務所で飼われるようになった。

吸血鬼死のゲーム

オータム書店の編集長からドラルク宛に送られてきたもので、無機物が吸血鬼化した「ツクモ吸血鬼」のゲームソフト。ゲームがクリアできなければプレイヤーの血を吸いつくして殺すが、ゲームが簡単すぎるため誰も死んでいない。ドラルクがいじったことで超難易度のクソゲーとなってしまい、その後ロナルドに破壊されてしまった。しかし通信機能によって携帯ゲーム機の中に避難し、ロナルドの事務所に住み続けている。

吸血鬼対策課

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