春日一番(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

春日一番(かすがいちばん)とは、『龍が如く7 光と闇の行方』の主人公。『龍が如くシリーズ』の2代目主人公であり、気心の知れた相手からは「イチ」と呼ばれている。初代主人公の桐生一馬とは対照的に、フランクで明るい性格をしている。
もとは東城会系三次団体「荒川組」の構成員だった。しかし尊敬する荒川真澄の懇願で他人が犯した殺人の罪を被り、警察署に出頭。出所後に荒川と再会した際には銃を向けられ、実の父のように敬愛した彼に撃たれてしまう。

無名の風俗嬢であった茜の務める神室町のさびれたソープランドの上で産まれた一番。茜は、産まれた子を父親に引き渡す手段として、コインロッカーに入れておき、後に父親が引き取りに来るという手筈を整えた。その後、ソープランドの店長である春日次郎が失敗を考慮してコインロッカーのもとに行くと、赤ん坊が残されたままだった。次郎は引き渡しが失敗したものと考え、赤ん坊に「一番」と名付けて引き取ることにした。

次郎や神室町の人々によって育てられた一番は、中学を卒業する頃に次郎が他界したことで高校へは行かずにアルバイトをして生計を立てていた。未成年でありながら酒や女、賭博などに染まる荒れた生活を送っていたが、ある日、評判の悪いヤクザの下っ端を病院送りにした報復としてそのヤクザの組に囚われてしまう。彼らから拷問を受けた一番は恐怖のあまり、とっさに「自分は武闘派極道”荒川真澄”率いる荒川組の一員で、手を出したら組が黙っていない」と嘘をついた。ヤクザは真相確かめるべく、荒川をその場に呼びだした。
一番は会った事もないヤクザの名を口走ったことを後悔したが、やってきた荒川は一番のことを本当に自身の部下の様に接し、自らそのケジメとして、その場で指を詰めた。荒川は「お前の為ではなく荒川組の看板を傷つけないため」に一番を救ったと語るが、同時に「こんな自分のことを知ってくれてたガキの前でカッコつけたかったのかも」と言う。荒川の行動に男惚れした一番は、翌日、荒川組の門を叩いた。
当初は誰からも相手にされずに追い返されていたが、それでも一番は事務所の門の前に立ち続け、100日目に荒川に「親は既におらず、頼れる親族もいない天涯孤独である」と打ち明けて懇願したことで、ついに憧れの荒川と親子盃を交わし、荒川組の組員になった。以降、一番は荒川を実の父のように慕い、荒川からも「イチ」と呼ばれるようになっていく。

『龍が如く ONLINE』

第1部 荒川との関係

2000年12月31日、一番は荒川から呼び出され、「同じ組の若頭である沢城が犯した殺人の罪を被ってほしい」と懇願された。一番は「ようやく親っさんに恩返しできる」としてこれを快諾、自ら警察署に出頭して長い間服役することになる。服役中も荒川からは手紙が届くなど、良好な関係が続いていたと思われたが、一番が刑期を終えて出所した時には誰の出迎えもなかった。そのことを不審に思いながら、一番は神室町に帰ってくる。懐かしの店は潰れ、親しかった住民達の姿は消えていたことに困惑する一番の前に北村義一という刑事が現れ、「会わせたい男がいる」と言ってきたが、一番は無視して荒川組事務所に急いだ。
しかしそこももぬけの殻。追いかけてきた北村によって一番はある場所へと連れていかれ、"X"を名乗る男から荒川の殺害を依頼された。一番は当然断ったものの、Xや北村から荒川が神室町と東城会を関西一円のヤクザを束ねる近江連合に売ったという衝撃の話を聞かされる。
一番は真相を確かめるべく、荒川組の事務所であるミレニアムタワーへ向かった。そこで再会した荒川は一番のことを「用済みだ」と言って、笑みを浮かべながら銃を発砲した。撃たれた一番は薄れゆく意識の中、かつて荒川が言った「ヤクザが笑うのは本当にヤバい時だけ」という言葉を思い出していた。

3週間後、一番は病院のベッドの上で目を覚ました。弾丸が急所を外れていたことと、Xが事前に事態を予測して救急車を手配してくれていたことで助かったのだ。一番は撃つ時に荒川が笑っていたこと、急所を外していたことから、荒川が助けを求めていると感じ、Xの神室町から近江を追い出す作戦に乗る形で荒川を救おうと決意する。
一番は北村たちと共に、神室町を支配している「近江四天王」と呼ばれる4つの組に立ち向かっていく。そして因縁のある荒川組若頭の沢城を含めた近江四天王をすべて撃破したところで、荒川から「全部、終わりにしようじゃないか」と連絡が届いた。

第2部 黄龍放浪記

1999年を舞台に、近江連合5代目会長の郷田仁の息子である郷田龍司を主役とする第2部では第4章より登場する。
龍司と、韓国マフィア「ジングォン派」ボスであるハン・ジュンギの暗殺の仕事を荒川に任された一番は、元堂島組若頭補佐・久瀬大作とペアを組み2人を襲う。一番はハンの様子を見て、龍司が悪い奴ではないと考え、龍司を撃って殺したと見せかけ、彼をかくまうことに。その後は龍司が蒼天堀に向かった際に助っ人として参戦した。事件終結後、一番は荒川から「殺しの荒川組」として認められた。

『龍が如く7 光と闇の行方』

renote.net

荒川の裏切り

一番に銃を向ける荒川

2001年1月1日、荒川から電話で呼び出されて事務所へ向かうと、沢城が直系坂木組の組員を射殺したことを知らされた。荒川組の若頭が直系の組員を殺害したとあっては破門で済む話ではなく、今の情勢では組の存続のために沢城を失うわけにはいかないとして、荒川は「沢城の代わりに自首して欲しい」と懇願する。一番は「恩返しさせて下さい」とその頼みを快く受け入れ、警察署に出頭した。
刑期は15年であったものの、服役中にもめ事を起こしたせいで一番が出所できたのは18年が経過してからだった。服役中にも荒川から手紙が来ていて、出迎えをするという旨が書いてあったものの、いざ出所すると誰からも迎えがなかった。待ち構えていたのは足立宏一という刑事1人。その足立から、荒川が東城会を裏切って内部情報を近江連合と警察にリークすることで東城会の神室町撤退と近江連合侵攻の手助けをしたことなどを聞かされたが当然信じられず、一番は荒川組の事務所を目指した。その道中で自分が知っている神室町の景色との違いを目の当たりにし、自分だけが取り残されているという思いを強くする。同時に足立の話が真実だと実感し、追ってきた足立と協力関係を結ぶことに。
高級中華料理店に荒川が出向くと聞いた2人は店に侵入し、近江連合組員やかつての兄貴分である沢城を退けて荒川のもとへたどり着いた。しかし一番を出迎えたのは、荒川が自分に向ける銃口であった。実の父のように敬愛した荒川から撃たれたことで、一番は生死の境をさまようことになる。

異人町のホームレス

ナンバに助けられる一番

一番が目を覚ましたのは横浜にある異人町(いじんちょう)のホームレス街であった。信頼した荒川に裏切られ、何もかも失った一番は打ちひしがれていたが、自分の命を救ってくれたホームレスのナンバや自分を追ってきた足立、風俗店の店長の野々宮勲が経営するスナックの雇われママ・向田紗栄子と協力し、ドン底から這い上がる決意を固める。その中で異人町唯一の極道組織「横浜星龍会」、韓国系マフィア「コミジュル」、中国系マフィア「横浜流氓」による三すくみ「異人三」の“肉の壁”というパワーバランスを知る。
当初は「異人三」と対立していた一番たちだったが、野々宮の死をきっかけにして調査を行っていく中で、“肉の壁”を壊そうとする近江連合とNPO法人「ブリーチジャパン」の暗躍が浮き彫りになる。そしてブリーチジャパン横浜支部に潜入した一番は、東京都知事である青木遼が「病死した」と伝えられていた荒川真斗であることを知った。

荒川真斗との対立

真斗は幼い頃から多臓器不全により車椅子での生活を送っていた。その病気のせいで亡くなったとされていたが、実は「青木遼」という別人の戸籍を入手し、アメリカで手術をして障害を克服していた。
真斗は病気により障害を負った体と「ヤクザの息子」というレッテルにコンプレックスを抱いていた。克服後はその反動から「ヤクザを利用して表の世界で成り上がる」という野心に駆られ、ブリーチジャパンや近江連合を利用して政界へと進出したのだ。東京都知事となった真斗はさらに異人町のパワーバランスを崩そうとしていた。
真斗から直接そのことを聞かされた一番は、異人町は行き場のない者たちの「最後の受け皿」となっていることや、味方であっても不要ならば容赦なく粛清する真斗の現状を良しとできないことから、彼と対立する。そして異人三を形作る組織と協力して、彼の企みを阻止しようと動く。一番はその中で、自分が捨てられたコインロッカーには赤ん坊が2人いたこと、そこで取り違えが起こってしまったことを知る。実は一番の実の父親は荒川真澄だった。コインロッカーで取り違えが起きたために、真斗は荒川のもとで育てられ、一番は次郎のもとで育てられたのだ。真実を知った一番は、運命に翻弄された真斗を絶対に止めることを決心する。

衆議院解散総選挙の開票日、歴史的な勝利を果たした真斗が記者会見でコメントをしていた時に「本当の名前が荒川組組長の息子・荒川真斗だということ」が暴露され、一番の策によって黒い本性が世間に知れ渡ってしまう。一番はなおもあがく真斗を止めようと、勝負を挑む。最後に真斗が逃げたのは、新宿のコインロッカーだった。一番と真斗の原点ともいえる場所だ。そこで一番は泣きながら真斗への想いを告げ、真斗はようやく根負けし、出頭を決意した。しかしその直後、自分がさんざん利用してきたブリーチジャパンの支部長・久米颯太に刺されてしまう。真斗は一番の腕の中で命を落とした。

『龍が如く8』

沢城の頼み

大解散を成し遂げた後、ハローワークで元極道者の社会復帰に奔走していた一番。しかしある日、職場で急に契約終了を告げられた。原因は「多々良チャンネル」というバーチャル動画配信者が投稿した動画だった。その動画で「春日一番は仕事の斡旋を見返りとして元極道を食い物にしている」という事実無根の告発をされたのである。そして多々良チャンネルのせいで、足立やナンバも失職する羽目になった。そんな折、足立から星龍会が怪しい動きをしているという話を聞く。元ヤクザ達が星龍会の門を叩いているというのだ。真相を探るべく、一番は星龍会へ侵入。会長室には会長代行の地位につく海老名正孝(えびなまさたか)がいた。海老名に真意を問うと、処分に困った違法物の管理というビジネスを元ヤクザ達に与えているという。そのうえで、残る地方の極道組織を解散させる「第二次大解散」を計画していると語った。さらに海老名は一番と沢城を引き合わせた。

刑務所にいるはずの沢城が星龍会にいることに驚く一番。しかも沢城は前星龍会会長の星野を殺害しているのだ。それがなぜ星龍会に、と動揺する一番に、沢城は星野殺害の真相を語った。沢城が星野殺害の命を受けたことは事実だが、彼が星野のもとにたどり着いたときにはすでに殺されていたのである。沢城のことを信用していなかった真斗は、別に殺し屋を差し向けていた。その事実を知った海老名が警察に掛け合い、沢城を釈放させたのだった。
沢城が一番に話したいこととは、彼の実母である茜のことだった。死亡したと思われていた茜が、ハワイで生きているという。沢城は真澄の死後、茜から「一番に会いたい」と連絡を受けた。その願いを叶えようと、沢城は一番に対して「茜に会いに行ってほしい」と頼んだ。

桐生との再会

悩んだ一番はハワイに行くことを決意する。ハワイへ向かう飛行機の中で、一番は三田村英二(みたむらえいじ)という車いすの青年と知り合う。三田村とはすぐに別れたが、ハワイでエリック・トミザワというタクシー運転手から強盗に遭ったとき、三田村が助けに入ってくれた。一番が強盗に茜の住所が記された封筒が強盗にとられて困っていると、三田村が撮影していた動画から復元できるかもしれないという。三田村に復元してもらっている最中、一番たちはトミザワとその親分である山井豊(やまいゆたか)の襲撃に遭う。どうにかそれを退けた一番は、三田村が復元してくれた情報を頼りに、茜の住宅へと向かった。

茜の家には茜本人はおらず、不二宮千歳(ふじのみやちとせ)というハウスキーパーがいるだけだった。彼女から歓待を受けた一番だったが、彼女が仕込んだ睡眠薬で眠らされた挙句、全裸でビーチに放置されてしまうことに。警察に捕らえられ、ありもしない罪を着せられそうになった一番は逃亡を図る。そんな中、一番は日本政財界の裏組織「大道寺一派」のエージェントとして同じく茜を探している桐生と出会った。そして一番の説得を受け山井のもとから離反したトミザワと3人で、千歳を探し始める。

山井との決着

動画を撮影する一番

千歳にとられた一番のパスポートの線から、彼女がホノルルシティ最大勢力のマフィア、バラクーダのアジトに逃げ込むつもりだという情報を一番たちは入手する。そしてバラクーダが巣くう第5地区にて千歳と再会。千歳はボスの書斎で茜の資料を見つけたことで、バラクーダから追われる身であるという。一番は千歳を仲間に引き入れ、ボスのドワイト・メンデスのもとへ乗り込んだ。バラクーダは謎の依頼主から茜の身柄を確保するように頼まれていただけで、茜の居場所を知っているわけではなかった。

その後、茜の情報を整理していると宗教団体・パレカナが運営する養護施設で働いていたことが判明する。さらに調べていくとパレカナの代表ブライス・フェアチャイルドから茜がパレカナに入信することになったきっかけなどを知ることができたが、肝心の茜の居場所は判明しなかった。
捜索が手詰まりになってきたとき、千歳から「動画配信をして茜に気づいてもらおう」という提案がなされた。そこで一番が刺青をアピールしながらハワイをまわるという、インパクトのある動画を投稿。すると中華マフィア「ガンジョー」に因縁をつけられることに。そのガンジョーが茜の情報を持っているのではないかと考え、総帥のウォン・トーに会う。しかしガンジョーもまた、「ハワイのオーナー」という人物から頼まれただけで、茜の居場所などについては知らなかった。
「ハワイのオーナー」はウォン・トーの裏切りを察知し、彼の息子を誘拐。さらにウォン・トーも刺されて重傷を負ってしまう。そのウォン・トーから、オーナーの正体がブライスだと聞かされた一番たち。ブライスは茜と共に逃亡した少女ラニの命を狙っているのだという。
一番たちはウォン・トーを追ってきた山井と対決する。一番はトミザワの車で無事に逃げ切ることができたが、癌を患っている桐生が吐血し逃げ遅れてしまった。一番は駆けつけた足立やナンバと共に、山井のアジトであるナイトスクエアに乗り込む。そこで桐生がシアタービルという場所にいることを聞き出した。山井は元々東城会直系田端組構成員であり、桐生に憧れを抱いていた。そのため癌に苦しむ桐生を医者に見せていたのだ。
そして山井が茜を探していたのは、ハワイの裏社会がこぞって探しているからで、詳しい事情までは知らなかった。一番から茜を取り巻く事情を聞くと、山井は手を引くことを約束した。
桐生が目を覚ました後、一番は彼を説得して治療に専念させるべく帰国させ、自身は足立やトミザワ、千歳と共に引き続きハワイで茜を追うこととなった。

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三田村英二(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

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三田村英二(みたむらえいじ)は『龍が如く8』に登場する車いすの青年。主人公の春日一番とは、ハワイに向かう飛行機の中で出会う。座席から車いすに移動するのに苦労していたところを一番に助けられ、「ボン・ヴォヤージュ(良い旅を)」と言って別れた。 プログラミングに長けており、パソコンを使って窮地の一番を助けるようなシーンがある。また語学も堪能であるのか、一番が警官に銃を向けられているところに現れて、警官を制止するような場面も存在する。

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エリック・トミザワ(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

エリック・トミザワ(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

エリック・トミザワは『龍が如く8』に登場するハワイのタクシー運転手。ハワイを訪れた主人公・春日一番を自分のタクシーに乗せるが、突如として車を暴走させて銃で脅しつける。実はハワイの暴力集団「山井一派」の頭目である山井豊の部下。しかし作中で山井と敵対す一番のパーティーメンバーに加わることになる。トミザワを演じるKing Gnuの井口理によれば、情けないところがありつつもどこか頼りになる性格とのこと。

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錦山彰(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

錦山彰(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

錦山彰(にしきやまあきら)とは、『龍が如く』シリーズに登場するキャラクターで、東城会直系「錦山組」の組長。メインの主人公である桐生一馬とは幼馴染で、同じ児童養護施設の出身である。シリーズ1作目の『龍が如く1』から登場しており、過去編である『龍が如く0 誓いの場所』では堂島組若衆だった頃の姿が描かれていた。

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郷田龍司(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

郷田龍司(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

郷田龍司(ごうだりゅうじ)は『龍が如くシリーズ』の五代目近江連合直参郷龍会二代目会長である。関東で「堂島の龍」として名の通っていた桐生一馬に匹敵する存在感から「関西の龍」と呼ばれるが、本人は「龍の二つ名は唯一無二の存在であるべき」という考えから「関西」の部分を良く思っていない。 『龍が如く2』では近江連合が桐生の所属する東城会と五分の盃を交わすことを不満に思い、クーデターを起こして桐生率いる東城会と全面衝突を起こす。

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鎌滝えり(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

鎌滝えり(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

鎌滝えり(かまたきえり)は『龍が如く7 光と闇の行方』に登場する和菓子屋「一番製菓」の社長。サブストーリー「異人町の受け皿」で主人公の春日一番と深く関わる。ミニゲームの「会社経営」を進めていくと仲間にできる、任意加入キャラクターとなっている。 ただの経営者でありながら腕っぷしは強く、戦闘では事務用品を武器に、素早い身のこなしで戦う。一方で想定外のことに対面すると動揺してしまうなど、メンタルが弱い一面が見られる。

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龍が如くシリーズの歴代出演芸能人・有名人(キャラクターモデル)まとめ

龍が如くシリーズの歴代出演芸能人・有名人(キャラクターモデル)まとめ

『龍が如くシリーズ』はセガが開発・販売しているアクションアドベンチャーゲームである。極道をテーマに、裏社会を生きる人々の抗争や生き方などを描いている。 『龍が如くシリーズ』ではメインキャラクターの声優に、俳優やタレントを起用することが多い。『龍が如く 見参!』からはキャラクターの声優を務める俳優やタレントが、そのキャラクターの顔のモデルとして起用されており、まるで映画のように物語を楽しめるようになっている。

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龍が如くシリーズの東城会まとめ

龍が如くシリーズの東城会まとめ

『龍が如くシリーズ』はセガが開発・販売する、裏社会を生きる人々の抗争や生き方を描いたゲーム。初代から『龍が如く6 命の詩。』が桐生一馬を主人公としたアクションアドベンチャー、『龍が如く7 光と闇の行方』からは春日一番を主人公としたRPGとなっている。 東城会(とうじょうかい)はシリーズに登場する架空の広域指定暴力団であり、桐生一馬も所属する。春日一番も東城会系荒川組の若衆だった。他にも多くの重要人物が所属しており、東城会の権力争いがストーリーの中心になっていることも多い。

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龍が如くシリーズの近江連合まとめ

龍が如くシリーズの近江連合まとめ

『龍が如くシリーズ』はセガが開発・販売するアクションアドベンチャーゲームのシリーズ。極道をテーマにした作品で、裏社会を生きる人々の抗争や生き方、人間模様が描かれる。 近江連合(おうみれんごう)はシリーズに登場する関西一円を束ねる広域指定暴力団である。拠点は大阪の蒼天堀。主人公の桐生一馬が所属する東城会とは反目しあっており、シリーズを追うごとに弱体化する東城会に反し、近江連合は拡大傾向にある。『龍が如く7 光と闇の行方』では東城会と共に解散する。

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「龍が如く7 光と闇の行方」がコマンドRPGになり炎上!?「汚いペルソナ」などと言われネタにされる

「龍が如く7 光と闇の行方」がコマンドRPGになり炎上!?「汚いペルソナ」などと言われネタにされる

『龍が如く7 光と闇の行方』は、アクションバトルだった過去作とはゲームの仕様が変わり、コマンドRPGになったことでちょっとした騒動になったことがありました。この記事では、発売当時の情報や、ファンの意見などをまとめています。『ペルソナ』シリーズとゲームの操作が似ていることから、「汚いペルソナ」「ペルソナが如く」と言われ、ネタにされていたようです。

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『龍が如く7 光と闇の行方』のプレイ画像&ツイートまとめ!スジモンを集める面白要素も!?

『龍が如く7 光と闇の行方』のプレイ画像&ツイートまとめ!スジモンを集める面白要素も!?

『龍が如く7 光と闇の行方』が発売されて間もない頃のプレイ画像や感想ツイートをまとめました。『ポケットモンスター』や『ドラゴンクエスト』をオマージュした面白い要素などもあるようです。楽しいミニゲームもたくさんあり、いくらでもやりこめるので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

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