相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ

相楽左之助(さがらさのすけ)とは、『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』に登場するキャラクターで、主人公・緋村剣心の友人であり戦友である。馬ごと切り倒すほどの巨大刀剣、斬馬刀を使用して戦うことから、裏社会での異名は斬左。少年期に所属していた隊がニセ官軍汚名を着せられた絶望から、喧嘩に興じることで日々を過ごしていた。剣心と出会うまで喧嘩では負け知らずであったが、剣心に敗北し明治維新はまだ途中と諭される。それからは明治維新が生んだ軋轢に巻き込まれながら剣心らと共闘し、その中で戦術を身に付け成長していく。

二重の極みを志々雄真実(左下)の顔面に喰らわす、相楽左之助(右上)

京都編の最終章志々雄真実との対戦に望む、先鋒の剣心は紅蓮腕(ぐれんかいな)の爆撃により気絶してしまい、斎藤一による不意打ちの牙突も志々雄の額に鉢金に阻まれ、一蹴された。続く四之森蒼紫も応戦するが倒れ、立っているのは左之助のみの状況になった。左之助よりも実力も経験も勝る三人が倒され、圧倒的な実力差を見せつけられる。そんな中でも左之助は二重の極みにて立ち向かうが、顔面にヒットさせても全く効いている様子がない。そこから拳打を一発額に返され、一発でノックアウトされてしまった。拳打の遣い手としては屈辱的な負けを喫する。

その後、剣心は起き上がり猛攻を仕掛け、天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)が決定打となるが、剣心も満身創痍であり意識を保つのがやっとの状態になった。その中で、志々雄は異常体温により発火し、自らを焼き尽くし灰となった。自暴自棄になった志々雄の側近・佐渡嶋方治はアジトの起爆スイッチを押して、生存する者もろとも消し去ろうとしたが、左之助は瀕死状態の剣心を抱えながら何とか生還した。

戌亥番神(いぬいばんじん)との対戦

戌亥番神(左)の鉄甲に二重の極みを打ちこむ相楽左之助(右)

雪代縁は緋村剣心に実の姉を殺されたことを恨んでいた。天誅を自分自身が実行する「人誅(じんちゅう)」と称して、剣心への復習に向け、十年間準備をしていた。
緋村剣心に対し私怨があるものを集め、神谷道場へ向かい、剣心を討つ計画をしていた。その選りすぐりの6名のうちの一人である戌亥番神と左之助が対決する。

番神は手の甲からひじにかけて鉄鋼製の防具のようなものを付けており、その鉄鋼製の防具で攻撃することであらゆるものを破壊することができる。術式・無敵流と自身で呼んでおり、どんな弾丸をもはじき返すという。左之助はその打撃を浴びるが、持ち前のタフさで耐える。
ことのき、左之助は二重の極みを打てる右手を負傷しており、右手を看ていた高荷恵からは二重の極みを打つことを禁じられていた。しかし、左之助は番神の鉄鋼のガードの上から二重の極みを打ち、鉄鋼を打ち破る。当然、左之助の右手は完全に使えなくなってしまったが、時間差で番神の体を破壊し、頭突きでとどめを差して完全勝利した。

悠久山安慈との対戦時と比較して、二重の極みの破壊力は格段に上がっており、この戦いでは二重の極みは一発のみだった。

不動沢一味との戦い

不動沢(上コマ)を二重の極みで倒す相楽左之助(左下コマ)

不動沢は左之助の故郷である諏訪の宿場町で絹糸の事業で儲けようと考えていたが、相楽左之助の父である東谷上下ェ門のみそれに応じようとしないことに苛立っていた。
不動沢は上下ェ門一家の農地を荒らしたり網笠の卸しを妨害したりして、生活の邪魔をしており、その最中で左之助と上下ェ門は再会する。

左之助は喧嘩屋として不動沢の依頼で上下ェ門と対峙することになってしまうが、上下ェ門の抱えている問題を知った。
不動沢が一味百名以上を連れ、上下ェ門を討とうとしていることを知った左之助は、一人で迎え撃とうとする上下ェ門気絶させ、左之助一人で立ち向かう。
配下を従えた不動沢を左之助は一人で迎え撃ち、約200名を倒してしまった。

その後、左之助は神谷薫と緋村剣心のいない神谷道場へ戻る。

相楽左之助の関連人物・キャラクター

緋村剣心(ひむらけんしん)

緋村剣心

双方にとって、唯一無二の友人であり戦友である。お互いのことを「左之」、「剣心」と呼んでいる。左之助のことを「左之」と呼んでいるのは剣心だけであり、剣心にとっては特別親密な関係であることがわかる。『るろうに剣心』本編の28巻(最終巻)では言葉を交わさなくとも手をたたき合うだけで分かり合えるという描写がなされていた。

左之助は剣心との初めての戦いで、惨敗しさらには剣心のおかげで心を入れ替えることが出来た。そういう意味では左之助にとって人生のキーマンである。
剣心の「不殺」の精神で、小さな幸せを紡いでく姿に感銘を受けて、時間を共にするようになった。左之助にとっての師匠は相楽総三ではあるものの、剣心にも心酔したといえる。
剣心と左之助は九つの歳の差があるが、上下関係はなく、それでいてお互いを尊敬している。剣心もまだまだ粗削りな左之助を心から信頼しており、一番頼りになる男と評している。

神谷薫(かみやかおる)

神谷薫

神谷薫は相楽左之助も入り浸っている神谷道場の主。神谷活心流の師範代である。左之助は薫のことを「嬢ちゃん」と呼び、兄貴的な立場で接している。

薫は料理が苦手で、全般的に味が不味い。緋村剣心や明神弥彦などほかの者は、居候していたり養ってもらっているため、料理が不味いとははっきりと言いづらく、その後も何とか食べるのだが、左之助はっきりと不味いと言ってしまう。左之助が不要な発言などをして、薫に殴り飛ばされたり竹刀で叩かれたりすることもあり、薫とのやり取りはコミカルなものが多い。
一方で、左之助が薫に冷静に諭すような場面も見られる。

左之助は薫が剣心に対して好意を抱いていることに早々に気付いており、剣心と近づくようにとお節介と思われるような言動をして、薫が照れるのを楽しんでいる。
左之助自身が薫に対して好意があるような描写は見られない。左之助にとって一番の親友である剣心と、薫が結ばれることは心から祝福している。

明神弥彦(みょうじんやひこ)

明神弥彦

明神弥彦は神谷道場で共に居候する、左之助にとっては弟的な存在で、本編での年齢は10才。
弥彦は神谷活心流唯一の門下生である。左之助が弥彦を子ども扱いし、そのことに弥彦が怒って殴りかかったり、飛び蹴りをくらわせようとする。しかし、左之助は軽く受け流している。
基本的には兄弟のような間柄で、冗談を言い合ったりして心置けない仲である。
弥彦自身で解決できることに関しては、左之助はできるだけ静観するようにして弥彦の成長を促すようにしている。

弥彦も戦いの中で、成長していき、左之助にとって守る者から共闘する者に移り変わっていく。
雪代縁との戦いの後、お尋ね者になった左之助は弥彦とも別れることになるが、「お前に期待しているのは何も剣心達だけじゃないってコトさ」と言い弥彦の強さと成長を認めている。

斎藤一(さいとうはじめ)

斎藤一

斎藤一は相楽左之助の戦友の一人であり、志々雄真実一派との戦いや追憶編で共闘している。
斎藤は当初の左之助のことを、志々雄一派を倒すためには足手まといになると弱い者としていみていた。
左之助が京都に向かおうとした際には、実力の差を見せつけ止めようとした。
短気で感情的になりやすい左之助は、斎藤から終始「阿呆(あほう)」と言われている。斎藤は左之助が発言するたびに、小馬鹿にして話の腰を折ったり、いなしたりして、左之助を怒らせるというのがお決まりになっている。
斎藤は、二重の極みを習得してからの左之助の実力をある程度認め得ているものの、素直に認めようとはしない。ただ、簡単にはくたばらない男として左之助のことを信用するまでになっている。
左之助としても共闘するなかで、斎藤の強さも行動原理も分かってきており、「剣心以外に負ける気がしねぇ」とこぼすほど、戦いの中における斎藤に対しては絶大の信頼を置いている。

悠久山安慈(ゆうきゅうざんあんじ)

悠久山安慈

悠久山安慈は本編の中盤から左之助の攻撃の軸になる二重の極みを教えた本人である。
安慈は二重の極みを左之助に教え、その代わりに習得できなかった場合は死んでもらうという条件を突きつけた。安慈は大方難しいだろうと高を括っていたが、左之助はやってのけた。安慈は左之助を男と認めたが、その後敵として対峙することになる。
お互い、明治政府に対する嫌悪感ももっていた。安慈の考えは道に背くものを「救世」と称して制裁するというものであった。左之助は緋村剣心と同様に殺しを良しとしなかったため、そんな両者の思いがぶつかり合う戦いとなった。
戦いは左之助が安慈を説き伏せる形で決着した。物理的な強さで言えば安慈が勝っており、左之助と比較すれば軽傷だった。左之助の想いに打たれた安慈はそのあと、左之助の応急処置をした。
安慈は志々雄一派から身を引くことを決めたのである。

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BAKUMATSU(第3話『龍馬アンサツ? 過去からの刺客!』)のあらすじと感想・考察まとめ

無限斎に吹き飛ばされた高杉晋作は、桂小五郎と坂本龍馬、岡田以蔵と合流する。意見の食い違いにより決別する高杉晋作と坂本龍馬。高杉晋作は坂本龍馬との思い出を回想する。刻(とき)を操る力を使って時代を作り変えたい坂本龍馬は、高杉晋作と別れた後、独自に刻を操る力を持つ青年・晴明を捜索する。そこに現れた晴明の姿を装った十二将松尾芭蕉。坂本龍馬と松尾芭蕉の戦いが始まる。 今回は「BAKUMATSU」第3話『龍馬アンサツ? 過去からの刺客!』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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BAKUMATSU(第7話『暴走トッキュウ 死ぬな、桂!』)のあらすじと感想・考察まとめ

巨城スサノオへ物資を運んでいる蒸気機関車の偵察に来た高杉晋作と桂小五郎。高杉晋作は一刻も早く蒸気機関車を破壊しようとする。そこに沖田総司が現れ、逃げる二人は走り出した蒸気機関車に乗り込む。蒸気機関車の中には、ある物を護衛する土方歳三が居た。土方歳三に蒸気機関車の外に蹴り出された高杉晋作は、機関車の後を追いかけていた坂本龍馬達と合流し、桂小五郎の救出に向かう。 今回は「BAKUMATSU」第7話『暴走トッキュウ 死ぬな、桂!』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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