るろうに剣心(るろ剣)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

明治時代を舞台に幕末の人斬り緋村剣心の生き様を描く時代劇漫画。宿敵志々雄誠との死闘を描いた「京都編」では、少年漫画の王道である「正義は勝つ」というセオリーに対し「勝負に勝った者が正義、というのは正しいのか」という疑問を読者に投げかけた。様々な信念を持って生きる魅力的なキャラクターたちが残した名言は少年漫画ならではの「かっこよさ」に留まらず「正義とは何か」を考えさせるものも多い。

『るろうに剣心~明治剣客浪漫譚~』の概要

『るろうに剣心~明治剣客浪漫譚~』(通称:るろ剣)は和月伸宏による日本の漫画。『週刊少年ジャンプ』にて1994から1999年まで連載された。
明治十一年を舞台にした時代劇漫画。主人公・緋村剣心は「人斬り抜刀斎」の名で幕末最強と謳われ、明治維新を陰で支えた剣客。
剣心は、自らが斬った多くの犠牲の上に開けた明治という新時代の中で、人を斬らない刀「逆刃刀(さかばとう)」を手に「不殺(ころさず)」を誓い、日本全国を旅していた。
東京で神谷薫と出会ったことをきっかけに、多くの仲間との関わり、宿敵との闘いを通して、新時代の中で自身の生きる道、贖罪の答えを探していく。
コミックスはジャンプコミックス全28巻のほか「キネマ版」全2巻、宿敵・志々雄誠の視点で描かれた「裏幕~炎を統べる~」全1巻が出版され、累計発行部数は6,000万部以上。
1996年から1998年にかけてテレビアニメが放映。1997年には劇場版アニメが公開されている。
その人気は根強く、連載終了から13年が経った2012年には佐藤健主演で実写版映画が公開。2014年にかけて全3作が公開された。
そのほか小説、OVA、宝塚歌劇団によるミュージカル、ゲームなど様々なメディアミックスが展開されている。
2017年9月から待望の新シリーズである「北海道編」が『ジャンプスクエア』にて連載を開始した。

『るろうに剣心~明治剣客浪漫譚~』の名言・名セリフ 東京編

「誰にだって語りたくない過去の一つ二つあっておかしくないわ」

第一幕より

神谷道場に出入りする喜兵衛の素性を詮索する剣心に向けて薫が放った一言。
この何気ない一言が動乱の時代を駆け抜けてきた剣心にも自分のことのように響いた。
この一言で薫の優しさに触れ、剣心が神谷道場に居候するきっかけになったのかもしれない。

「剣は凶器。剣術は殺人術。どんな綺麗事やお題目を口にしてもそれが真実」

第一幕より

人を活かす剣術を目指す薫に対して剣心が放った言葉。
目的はどうあれ、剣術は人を殺める術にほかならない。
多くの人を斬り捨ててきた剣心にとって、これは誤魔化しようのない真実なのだ。

「けれども拙者はそんな真実よりも、薫殿の言う甘っちょろい戯言の方が好きでござるよ」

第一幕より

上のセリフから続けてのセリフ。
新時代を生きる人々のために剣を振るってきた剣心の心からの願いが強く表れた一言だ。

「抜刀斎の名に未練も愛着も無いが、それでもお前のような奴には譲れんよ」

第一幕より

抜刀斎の名の元に多くの人を殺めてきた剣心。
贖罪の答えを見つけるまで、その名と過去を背負い続けることを決意した剣心にとって、
軽々しくその名を語る輩を許すことはできないのであった。

「剣一本でもこの瞳に止まる人々くらいなら、なんとか守れるでござるよ」

第二幕より

国のために再び力を貸してほしいと懇願する山形有朋に対して。
誰とも言えぬ未来の人々のために剣を振るってきた剣心だったが、今は目の前で自身と関わる一人一人としっかり向き合っていきたいという想いがあったのだろう。
権力に頼らず、自分自身の意思と力だけで何ができるのか。明治という新時代を剣心はそんな想いで生きていきたかったのかもしれない。

「ちくしょう、強くなりてえ」

第四幕より

少年漫画では王道の展開的なセリフ。
しかし全編通して読み終わってから再びここに戻ってくると「弥彦の成長物語はここから始まったのだなぁ」と感慨深くなる一言でもある。
この後、この少年が飛天御剣流と神谷活心流の二つの流派を見事に融合させて受け継いで行くとは、この時は誰も想像できなかったであろう。

「龍槌閃を喰らって倒れなかった男はお主が初めてでござるよ」

第八幕より

名セリフではないが、左之助の打たれ強さを表す一言。
維新志士には絶対に負けられないという左之助の執念に対する、剣心からの称賛の一言とも取れる。

梅屋啓(うめや けい)
梅屋啓(うめや けい)
@kei_umeya

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