原神(Genshin Impact)のネタバレ解説・考察まとめ

『原神(Genshin Impact)』とは、テイワット大陸を舞台に、離れ離れになった双子の兄弟と再会するため冒険する主人公を中心に、様々な楽しみ方が盛り込まれたオープンワールドアクションRPG。開発会社はmiHoYo。スマートフォン・PC・PS4・Nitendo Switchでプレイが可能なマルチプラットフォームに対応している。
2000万人以上の事前登録者がいるなどリリース前からゲームファンの高い関心を集め、リリース後も数日でダウンロード数が1700万を突破した。

本作の舞台で、主人公が迷い込んだ異世界。英語表記だと「TEYVAT」。
大陸部と島嶼部とで構成され、7つの地方をそれぞれ火・水・風・雷・草・氷・岩の7つの元素をつかさどる神々が治めている。
それぞれの地方に応じて異なる文化圏が形成されており、街並みや雰囲気、暮らす人々などが地域によって大きく異なっている。
500年前にとある国が滅亡したことをきっかけに起きた天変地異の影響がいまだに続いており、テイワットで暮らす生き物にも今なお大きな影響を与えている。

モンド

テイワット大陸の北東、シードル湖の中心に位置する中世ヨーロッパ風の町。
町の中心部には「モンド城」がそびえたち、風神バルバトスを祀っている。
「自由」を重んじており、ジンを代理団長とする西風騎士団という自警団によって治安維持が図られている。

璃月(リーユエ)

テイワット大陸の東部に位置する、岩神を祀った中華風の港町。
テイワット大陸では最大の貿易港であり、一般の港とは比べ物にならないほどの貨物量を誇っている。
それらに由来してか、ここで暮らす人々は「契約」を重んじる考えを持つ人が多い。
護法夜叉である魈(しょう)たち「三眼五顕仙人」達により守護されており、「璃月七星」と呼ばれる人々によって治められている。

元素

氷元素による攻撃技。

作中では火・水・風・雷・草・氷・岩が登場し、キャラクターはそれぞれこれらの元素のいずれかを身にまとった技・攻撃を行う。
テイワットでははるか昔から元素を活用しており、神々に信仰をささげることで元素を操る力を手に入れた、といわれている。

天空のライアー

物語序盤で入手することになる、ハープのような見た目をした楽器であり、風龍・トワリンとの意志相通のために必要なアイテム。
定期的に開催される祭事のときにしか基本的には持ち出せず、普段はモンドの大聖堂で厳重に保管されている。
トワリンの狂暴化の影響で本来の力を失っており、力を取り戻すためにはトワリンの涙である「結晶」が必要になるが、トワリンが狂暴化した状態の結晶は赤く染まっており力の源として使える状態ではなかった。しかし主人公には、その赤い結晶を浄化し、元の青い状態に戻すことができる不思議な力が備わっていた。
その能力を活用しながら、天空のライアーの本来の力を取り戻すために、主人公はウェンティとともに大聖堂へ忍び込む。

『原神』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

リリース前から、話題性の高かった本作は何かと世間を騒がせることになった。
代表的なものが以下の2つの騒動である。

『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』のパクリ騒動

2019年6月に『原神』の詳細が発表された時点から現在に至るまで、本作は『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド(以降BotW)』との類似点が多々指摘されていた。
ゲーム性やグラフィック、登場するキャラクターや敵、アイテムに至るまで、『BotW』との類似点があまりにも目立ちすぎていた。
実際に2020年にリリースされた際も「盗用ではないか」という批判が相次ぐこととなった。

具体的な類似点は枚挙に暇がない。例えば『原神』では、仮面をかぶった敵キャラである「ヒルチャール」とフィールドの各地で出会う。
その中には建物を作って集落を形成するものもいるが、これらはすべて『BotW』における敵キャラの「ボゴブリン」とほぼ同じ見た目、特性を示している。
また、『原神』におけるスタミナゲージが『BotW』における「がんばりゲージ」と酷似していたり、環境音やエフェクトに至るまでかなりの部分が『BotW』をベースとした光景で構成される。

左が『BotW』の、右が『原神』のプレイ画面。

事実miHoYoの開発陣が「『BotW』はインスピレーションの一つである」と各媒体で語っている通り、大きな影響を受けていることは間違いない。

---このゲームは、多くのメディアやゲーマーによって『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と比較されています。 もちろん、ゲームには多くのオリジナルの要素が含まれ、多くのジャンルがブレンドされていますが、そういった本作と「ゼルダ」の比較は公平だと思いますか? 「ゼルダ」や他のゲームから具体的にどのようなインスピレーションを得ましたか?

『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』はゲーム業界でもっとも人気で、尊敬されているゲームタイトルのひとつであり、私たちスタッフもつねに同作に敬意を払っています。
去年開発チームが公式ブログで書いた「旅人さんへの手紙」でも述べたように、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が開発チームのインスピレーションの一つであり、特にオープンワールドの探索の構成に影響を受けて私たちはオープンワールドアクションRPGとして『原神』の開発に着手し始めました。

当然、「オープンワールドの冒険」は非常に大きなテーマです。どうやってこの大きなフレームに充分で豊富な内容を入れるか、どうやってプレイヤーにオープンワールドの魅力を楽しんでいただけるかなど、どちらも重要です。
オープンワールドで起きるランダムクエストやクエストシステム、あるいは戦闘システムや元素要素など、プレイヤーは『原神』のオープンワールドで没入感のある体験を得られると思います。『原神』の開発チームはまだまだ経験が浅く、プロジェクトの経験については、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の開発チームとは比べものになりません。
『原神』にとって、これからは長い道のりになります。同時により多くのプレイヤーに『原神』を体験していただきたいと思っております。『原神』ならではの楽しみを発見してください。今後のゲーム内容を調整していくためにプレイヤーの皆さんのご意見を心からお待ちしております。

出典: jp.ign.com

ただ本作は、あくまでも『BotW』のゲーム性や雰囲気をベースにしつつも、元素の組み合わせやパーティメンバーの入れ替わりをベースにした戦術、多様なキャラクター・地方などの世界観設定といったような、これまでになかった要素を取り込み組み合わせた意欲作であるという考え方も十分にできる。

また本作では、『BotW』にはなかったマルチプレイ要素を取り入れ、オンライン上で複数人のプレイヤーで同時に冒険を進めることができる楽しみ方も存在する。一概に盗作とは決して言えず、あくまで『BotW』のゲーム性を基盤としてさらなる要素を上積みすることで、楽しみ方の幅を広げたゲームといえるだろう。

スパイウェア騒動

リリース直後、本作をインストールするとバックグラウンドで起動し、ゲーム終了してもアンインストールしても裏で動き続ける謎のプログラム「mhyprot2」が存在することがユーザーからの指摘で発覚した。
ネット上では「スパイウェアではないか」と騒ぎになり、一時Twitterのトレンド入りするなど物議をかもした。

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