目次

  1. T-34/76
  2. T-34/85
  3. KV-2
  4. IS-2
  5. 関連記事

T-34/76

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全長     6.75m
車体長    5.92m
全幅     3.00m
全高     2.60m
全備重量  30.9t
最大出力  500hp/1,800rpm
最大速度  55km/h
航続距離  350km
武装    41.5口径76.2mm戦車砲F-34×1 (100発)
7.62mm機関銃DT×2 (2,394発)
装甲厚    16~70mm
乗員     4名

ソ連中戦車。枢軸側に「T-34ショック」を引き起こした大戦中最優秀中戦車の評価を受けた戦車。
当時の水準においては高水準のディーゼルエンジンを搭載し、車体砲塔全体的に傾斜による避弾経始を取り入れ、対戦車戦を想定した高初速砲を搭載する事で機動性を犠牲にせずに優秀な防御力を備えた敵戦車を容易に撃破出来る戦車という結果となりました。また、大量生産を想定し開発された為、各部パーツにブレを想定した設計を行っており、工場ごとに技術差が存在しても製品として問題ないレベルに品質を保つことができる様に開発されています。
しかし、傾斜装甲を取り入れた為戦闘室は極めて狭く、車長が砲手を兼任していたり、当時のソ連の工業力技術不足により、43年になっても通信機を搭載しない車両が多数存在したり、砲弾が直撃すると貫通するのではなく砲塔が割れる等初期生産型は多くの欠陥を抱えてもいました。
投入当初は搭乗員の練度不足・運用方法の失敗により生産された1200両近くの内1000両近くが撃破される程でありましたが、その後集中運用への転換や練度向上によりモスクワ攻防戦で戦局を覆し、終戦を迎えるまで前線で活躍し続けました。
兵士からも絶大な人気があり、「ロジーナ」(祖国の意)の愛称で親しまれ終戦までで40000両以上、終戦後も輸出などで生産され最終的にバリエーションを含め90000両近く生産されました。
逸話も多く、ドイツ砲が音を立てるだけで貫通しなく「ドアノッカー」という不名誉な名で呼ばれたり、終戦後に荒地等に放置されているT-34にガソリンを入れ、軽く整備するだけで動き始める程、整備も容易だったりと逸話も優秀な戦車であった事を物語っています。

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T-34/85

T 34 85

全長     8.15m
車体長    6.10m
全幅     3.00m
全高     2.743m
全備重量  32.0t
最大出力  500hp/1,800rpm
最大速度  55km/h
航続距離  300km
武装     51.6口径85mm戦車砲D-5T×1 (56発)
7.62mm機関銃DT×2 (1,953発)
装甲厚    16~90mm
乗員     5名

ソ連中戦車。T-34中戦車に重戦車用の85mm砲身を搭載した中戦車。
T-34やKV1ではドイツの新型新型重戦車ティーガーⅠに対抗できなくなってきた為、鹵獲したティーガーⅠを検証し開発された85mm戦車砲を搭載する為、T-34より大きな砲塔へ変化した車両です。砲塔が大きくなった為、前車のT-34では2人乗りだった砲塔は3人乗りへと変わり、車長は指揮に専念できるようになりました。
終戦後最も諸外国に排出された戦車であり、朝鮮戦争・中東戦争だけでなく1990年代に起こったユーゴスラヴィア内戦にてもその活躍が記録されています。

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砲身固定部の形が少し違う

KV-2

Kv 2

全長     6.95m
全幅     3.32m
全高     3.24m
全備重量  52.0t
最大出力  600hp/2,000rpm
最大速度  34km/h
航続距離  250km
武装     20口径152mm榴弾砲M-10 M1938/40×1 (36発)
        7.62mm機関銃DT×3 (3,087発)
装甲厚    30~75mm
乗員     6名

ソ連重戦車。T-34ショックと共に恐れられたKV1シリーズ同型車両でKV1と同時期に開発された戦車。
フィンランドとの国境戦で対要塞への必要性を感じたソ連にて、強力な装甲防御力を持ち、152mmないし203mm口径の榴弾砲搭載の重戦車の開発が求められ開発されました。車体はKV1とほぼ変わらず、搭載された榴弾砲は旧式の火薬分離式の榴弾砲を用いていたおり装填手が2名必要で、砲塔内に車長・砲手・装填手2名の計4名搭乗する必用があった為新しい砲塔は巨大な箱型の形となりました。
防御力は極めて高く、48発の37mm対戦車砲を受けても支障が出ず、将兵達からは「ドレッドノート」の愛称で親しまれました。しかし、KV1であっても重量で機動性が酷く低下していただけにKV2では平地ですら時速20km程度であり、砲塔旋回は砲手が12tもの砲塔を一人で操作しなければならず、車体が少しでも傾斜しようものなら砲塔旋回が出来なくなる程でした。
実戦においては対要塞・対陣地と限定的ではありましたが、絶大な威力と強固な防御力は高い評価を受けた戦車になっています。

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IS-2

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全長     9.83m
車体長    6.77m
全幅     3.07m
全高     2.735m
全備重量  46.08t
最大出力  600hp/2,000rpm
最大速度  37km/h
航続距離  150km
武装     43口径122mm戦車砲D-25T×1 (28発)
12.7mm重機関銃DShK×1 (945発)
7.62mm機関銃DTまたはDTM×2 (2,330発)
装甲厚    20~120mm
乗員     4名

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ソ連重戦車。IS-1重戦車の改良型。ISはヨシフ・スターリン(Iossif Stalin)の略で、スターリン重戦車とも呼ばれます。
本車はドイツ新型戦車の脅威により、既存車両の改良と新型重戦車の開発が命じられ、IS-1が設計されたが直後に同じ85mm戦車砲を搭載したT-34-85中戦車が生産され始めたため、より強力な戦車砲を搭載する為に開発されました。
車体はIS-1とほぼ同型になっており、車体・砲塔共に鋳造製となっており、砲塔に関しては丸みを帯びた傾斜装甲を採用していています。IS-2からは122mm戦車砲を搭載した為、砲塔内は極めて狭く、25kgもある砲弾の装填は疲労と時間を要し、搭載弾数も28発ほどしかありませんでした。また操縦手用覗き穴のバイザーはKVシリーズ・ISシリーズの弱点であった為、傾斜を利用した固定バイザーに改良を加えましたが、練度の高いドイツ戦車兵の中には跳弾を利用し撃破したり、対物ライフルで撃ち抜かれて撃破されたという資料も残っています。
しかし実戦においては、高火力の砲撃は対陣地だけに留まらず、ドイツ新型戦車のティーガーⅠやパンターを容易く撃破し生存性も高かった為、ドイツ側では「猛獣殺し」の異名を受け、IS-2とは極力戦闘を避けるように厳命が出るほどでした。
終戦後も生産・開発が続けられ、中国や北朝鮮など社会主義国家へと輸出されていきましたが、社会主義崩壊後スターリン批判が始まるとISシリーズはソ連重戦車の中から消えて行きました。

プラウダ高校所有ソ連戦車の紹介は終わります。如何でしょうか?
ガールズ&パンツァーを見ると監督やスタッフの戦車の細部に至るまでの拘りの描写や演出が見れます。
そういった時に戦車の詳細なスペック等を知っておくと尚楽しめると思いますよ!!

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