目次

  1. チャーチル歩兵戦車Mk.VII
  2. 歩兵戦車Mk.II マチルダII Mk.III/IV
  3. 巡航戦車Mk.VI クルセイダーMk.III
  4. 関連記事

チャーチル歩兵戦車Mk.VII

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全長 7.44 m
全幅 2.74 m
全高 3.45 m
重量 40.64 t
速度 20.0 km/h(整地)
13 km/h(不整地)
行動距離 144.8 km(路上)
主砲 75mm戦車砲M3 1門
副武装 2インチ擲弾投射器
7.92 mm ベサ機関銃x2
装甲 50〜152 mm
乗員 5 名

イギリス戦車。
多砲塔戦車のA20をベースに作られたチャーチル歩兵戦車を改良した戦車。
markⅧまで開発された戦車であり、marⅥまでは初期車両のマイナーチェンジであったので対し、markⅦからは車両の全てを対戦車を想定し再設計された車両になっています。リベット・ボルト構造から完全溶接構造に変わり、最大装甲厚が150cmと車体全体的に装甲が強化した車両となりました。しかしベースが歩兵に随伴する歩兵戦車という基本構想とエンジンと比べると1トン辺り10馬力も無い貧弱なエンジンに装甲を増加させた為に最大速度は20km/hまで落ちてしまいました。実戦では、もはや連合国側が有利に変わっており、撤退する敵を追いかけるには鈍足だったのですが、分厚い装甲を利用した露払いや、悪路や急斜面等を得意とする歩兵戦車の立ち位置を活かして、待ち伏せする枢軸軍を後ろや側面から奇襲するといった活躍もあり、朝鮮戦争にも投入された。
イギリス本国では本車シリーズは1952年に引退しているが、派生型であるチャーチル架橋戦車は1970年代でも現役でした。
本アニメでは聖グロリアーナ女学院の隊長車として登場している。

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歩兵戦車Mk.II マチルダII Mk.III/IV

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全長 5.61 m
全幅 2.59 m
全高 2.52 m
重量 27.0 t
速度 24.1 km/h
行動距離 257 km
主砲 52口径2ポンド戦車砲×1
(弾薬搭載量 93発)
副武装 7.92mmベサ機関銃×1
(弾薬搭載量 2925発)
装甲 砲塔
全周75 mm 上面20 mm
車体
前面上部75 mm
傾斜部47 mm
下部78 - 45 mm
側面上部70 mm
側面下部45 mm
サイドスカート25 mm
上・底面前部20 mm
底面後部13 mm
乗員 4 名

イギリス戦車。歩兵戦車のマチルダⅠを改良しようにも小型過ぎた為、再設計で開発された戦車であり、歩兵戦車という種類の最初期の車輌。
歩兵戦車の名に恥じぬ装甲厚と車体・砲塔鋳造構造の為、当時敵対国のドイツの戦車砲の尽くを弾き、北アフリカ戦では「戦場の女王」と評される程でした。
しかし、鋳造構造はベテランの工員ですら苦労し、重装甲は機動力を削ぎ、また搭載した戦車砲は歩兵や野砲等を目標とした榴弾が撃てない2ポンド砲だった為、歩兵戦車であるにも関わらず、陣地攻略には苦労することになりました。(元々、上層部ではどっちつかずの戦車よりそれぞれに特化した戦車を同時運用する構想が広まっていました。間に合いませんでしたけど)
その逸話として有名な物が、前述した北アフリカ戦線で「戦場の女王」と謳われた本戦車はバトルアクス作戦においてドイツ陣地の88mm高射砲の水平発射によって十数両撃破される結果となり、当時のドイツアフリカ軍団指揮官で 「砂漠の狐」と讃えられるエルヴィン・ロンメル元帥は「Mk.IIは『歩兵戦車』と呼ばれているのに、敵歩兵に撃つべき榴弾が用意されていないのは何故だろうか。実に興味深いものだ」との回想を残していると言われています。
レンドリースされた本車は太平洋戦争で日本軍と戦った資料なども残っています。

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巡航戦車Mk.VI クルセイダーMk.III

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全長 5.98m
全幅 2.64m
全高 2.24m
重量 20t
速度 43km/h
行動距離 161km
主砲 6ポンド砲(L/43戦車砲Mk.III×1)
副武装 7.92mmベサ機関銃(同軸機関銃)
装甲 50mm
乗員 3名(車長兼装填手・砲手兼無線手・操縦士)

イギリスの巡航戦車。クルセイダーの名前は「十字軍」
カヴェナンター巡航戦車と並行して開発されていた戦車であったが、カヴェナンター開発中に性能が不十分である可能性が示唆された為、カヴェナンターの車体や部品を流用して生産出来る様に開発された「保険」の戦車でした。
事実、カヴェナンターはトラブルが続出し、すぐにクルセイダーに主力戦車の座が回ってきました。エンジン部分とラジエーターの位置の問題で車体が拡張し転輪の数が増えた事以外は特に目新しい違いのない両車となっています。
当初は5人乗りの設計でしたが、マイナーチェンジを繰り返すにつれ、MKⅢでは乗員は3名まで減ってしまったり、元々の車両信頼が高くない上に、乗員が勝手に最大速度を上げようと速度制限用の調速機を解除した事で故障発生率が上昇「連続36時間重大な故障が発生せず稼働すればそれは奇跡」と評される程、不安定な戦車となってしまいました。
しかし、クルセイダーは既存のイギリス巡航戦車では郡を抜いて快速であり、砂漠地帯でのサスペンションも当時のアメリカ戦車より優秀であった為、長らくイギリスの主力戦車で有り続けました。結果としてアフリカ戦線最後の戦いであるチュニジア戦まで戦って勝利に導き、一線を引いた後は フランス植民地軍に供給されたり、対空戦車型や牽引車型へと発展して後方支援としても活躍しました。

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聖グロリアーナ女学院所有イギリス戦車の紹介は終わります。如何でしょうか?
ガールズ&パンツァーを見ると監督やスタッフの戦車の細部に至るまでの拘りの描写や演出が見れます。
そういった時に戦車の詳細なスペック等を知っておくと尚楽しめると思いますよ!!

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