目次

  1. 『ドラえもんの一番長い日』(2009年)
  2. 『決戦!ネコ型ロボットVSイヌ型ロボット』(2010年)
  3. 『走れドラえもん銀河グランプリ』(2011年)
  4. 『アリガトデスからの大脱走』(2012年)

『ドラえもんの一番長い日』(2009年)

「定期健診なんかいやだ!」と、いつも通り駄々をこねるドラえもん。「体だけ調べるんだから」と「いれかえロープ」でこっそりドラミちゃんと入れ替わろうとするんですが・・・そのもくろみは失敗に終わりました。その少し前、赤い巨体を持ったロボット、「デンジャ」が銀行を襲い、逃走の最中に事故って担ぎ込まれました。ドラえもんと同じ部屋に。四次元ポケットからのぞく「いれかえロープ」でドラえもんと入れ替わるデンジャ。一方のドラえもんは・・・?

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「極悪ロボット」と入れ替え「させられた」ドラえもん

飽くまで自分でなくのび太のためにと21世紀に戻ろうとするんですよね、ドラえもん。ひみつ道具を手に入れてしまったがためにデンジャはある種最強状態。しかものび太という人質もいるし、周りもデンジャをドラえもんと信じ込んでいる。というか、疑う要素がそもそもない。そんな中、のび太だけが「何か変」と勘づくのがまた・・・「甘いものが嫌い」なデンジャが食べ残したどら焼き、やたら張り切って野球の試合に臨む姿にも違和感を抱くのです。

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ドラえもんVSデンジャ

裏山での決闘!デンジャにもドラえもんにも譲れない、守るべきものがあります。いっそしらを切りとおせば、のび太の記憶をどうにでもいじくればよかったものの、デンジャは「自首」をし、逮捕される道を選びました。自分のボディを攻撃していたのは、いっそドラえもんに成り代わって一からやり直そうとしてのことだったのかもしれません。

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自分の猛攻でボロボロになったボディのまま連行されるデンジャ。何か意味深です。

でも、デンジャにはのび太とドラえもんの築いてきた絆、思い出がない。「意味がない」ことに気づいたんでしょう。「いつかばれる」とかではなく。のび太の言葉で怒鳴るあたり、まだ更生の余地はありますね。そもそも事故の原因は、子犬をよけようとしてのことでした。刑期を終えたらのび太に会いに来てほしいです。というか再登場希望。みんなで野球やろう!デンジャ!

『決戦!ネコ型ロボットVSイヌ型ロボット』(2010年)

「ドラえもんがのび太をロクにしつけられていない」。そんな一データだけで、ドラえもんと同型のネコ型ロボットがすべて犬型と交換。優秀な犬型ロボットに任せれば、子供たちも安心・・・いろいろ突っ込みどころがありますが、何だか「新しくて、よりいいものにすぐ飛びつく」ということへの批判にとれますね。家族同然のネコ型ロボットの誕生日を祝っていたくせに、イヌ型が来るや、子供たちまで大喜びです。

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のび太のもとにも、「ワンダフル」という名前のイヌ型ロボットが。のび太に自主的に宿題させるわ、問題教えるわのいいロボットです。「平均的な10歳の子の能力を持った」ロボットとの対決までさせられるのび太ですが、彼がダメなのは別にドラえもんのせいじゃない気が・・・「一側面からしか物事を見ない大人」への批判もあるのかもしれません、このエピソード。最後の合同誕生会が色々な意味でいいシーンでした。ワンダフルの名言も。

『走れドラえもん銀河グランプリ』(2011年)

同窓会のため22世紀に帰ったドラえもん。「ギャラクシーカーレース」の人気レーサー、デポンから「たぬき」呼ばわりされます。で、色々あっていつもの5人が22世紀に赴き、のび太、ドラえもんもレースに参加することに・・・。泥ひっかけといて謝りもしない上「はいはい、サインしてあげるよ」「ネコ型?耳ないじゃん」デポン、結構ドライです。彼も一応ネコ型ロボットなんですが、子守り用でないためか、作られた場所が違うのか、より猫っぽいデザインです。

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さすがは人気のレーサーだけあって、言うことには説得力がある。女性ファンにサインする時キザったらしいこと言ってましたが、ファンを大切にするタイプなんでしょう。ドラえもんにサインしてたのは・・・勢いなのか。最終的には認めてましたし。

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それはそうと、パワえもんと待ち合わせするほど仲良くなってたのがちょっとうれしい・・・。

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これは『2112年ドラえもん誕生』から。

「青くなった理由」がまた「鏡見て青ざめた」になってましたが、設定が二転三転しますね・・・耳をかじられる前の、「ネズミを威嚇する」貴重なドラえもんも見られます。そこからの「耳をかじられて搬送されるドラえもん」がショッキングではあるんですが。

『アリガトデスからの大脱走』(2012年)

遂に囚人になっちゃいます。ドラえもん。歴史改変の罪ではなく、「怒った」ということで。

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すべてはのび太の「叱られたくない、怒られたくない」という気持ちからでした。「どうして君を叱るか分からない?」というドラえもんの言葉も聞き流して、「もしもボックス」で「怒ったり叱ったりしちゃいけない世界」にしてしまいます。ドラえもんは22世紀へ。