風間譲二（龍が如く）とは【徹底解説・考察まとめ】

風間譲二の概要

風間譲二（かざまじょうじ）とは、『龍が如く3』に登場するキャラクターで、アメリカの諜報機関「CIA」のエージェント。東城会の大幹部だった風間新太郎の実弟で、彼とそっくりな顔立ちをしている。あまりにも似ているため、主人公の桐生一馬から「親っさん」と呼ばれることもあった。
かつては警察庁長官官房国際課に所属しており、民自党防衛大臣・田宮隆造とは同期で親友だった。しかし兄が東城会の幹部だったことから職場で敬遠され、辞任した後は自分を実力のみで評価してくれたCIAへ入局する。そのため、CIAに対する忠誠心は高い。
遠距離からでも拳銃でヘッドショットを決めるなど、兄譲りの射撃の腕を持つ。また、柔術や空手の使い手でもあるため、戦闘能力はかなり高い。

風間譲二のプロフィール・人物像

性別：男
年齢：60歳（『龍が如く3』登場時）
身長：178cm
体重：79kg
血液型：B型
所属：CIA
CV：渡哲也

兄とそっくりな顔立ちをしており、兄のことを知っている人と初めて会った際には間違われることが多い。合気柔術と空手の達人で、桐生からも「あんたが若かったら勝てたかどうか分からんな」と言われるほど戦闘能力が高い。仕事柄アメリカにいることも多いからか、英語交じりの日本語で話す。

風間譲二の来歴・活躍

任務中に出会った桐生一馬との激闘

「武器密売組織・ブラックマンデーの首領を捕まえる」という任務を受けた風間は、田宮と共に沖縄のリゾート開発の関係者に近づく。東城会直系・白峯会の会長を務める峯義孝と内通していた田宮の秘書・當眞昌洋を殺そうとしたところを桐生に阻止され、彼と対決することとなった。
激闘の末に敗北した風間は、當眞の殺害を諦めて桐生に事情を話す。そして、峯とブラックマンデーの野望を阻止するために共闘関係を結んだ。

桐生一馬と協力関係を結んで事件の解決へ

桐生と協力関係になった後は、沖縄駐留米軍の伝手を頼って超音速戦闘機による東京までの最速飛行を提供する。
最終決戦後は、遥と共にヘリコプターに同乗して東都大病院の屋上へ駆けつけ、桐生と東城会六代目会長・堂島大吾を救出した。風間のターゲットだったブラックマンデー首領であるアンドレ・リチャードソンは、峯とともにその生涯を終えていた。

風間譲二の関連人物・キャラクター

桐生一馬（きりゅうかずま）

『龍が如く』シリーズのメイン主人公である人物。「堂島の龍」「伝説の龍」「伝説の極道」などの異名を持つ元ヤクザ。懐が深く、面倒見が良い。その上、1度決めたら譲らない頑固さや、腕っぷしの強さも兼ね備えているため、彼を慕って極道になる者もいるほどのカリスマ性がある。
『龍が如く3』では、民自党防衛大臣・田宮隆造の秘書を殺そうとした風間を止め、彼と戦うこととなる。激闘の末に勝利した後は風間から事情を聞き、ブラックマンデーの野望を阻止するために協力することになった。父親的存在であった風間新太郎に似ている彼のことを「親っさん」と呼んでしまうシーンがある。

風間新太郎（かざましんたろう）

東城会直系・堂島組の若頭であり、堂島組内の風間組組長を務めた人物。風間譲二の実兄で、そっくりな顔立ちをしている。

風間譲二の名言・名セリフ／名シーン・名場面

「お前もかつて極道に生きた男なら 親の命令がどれだけのものか分かるだろう？」

田宮の秘書である當眞を銃殺しようとし、桐生にそれを阻止された際のセリフ。
CIAの命令に従い當眞を殺そうとしていた風間は、田宮に事情を聞いていた桐生に阻止されてしまう。それでもなお任務を続行しようとすると、「あんた……本当に當眞を殺す気か？」と桐生に問われた。それに対して、彼がかつて東城会に所属していた極道だと知った上で「お前もかつて極道に生きた男なら 親の命令がどれだけのものか分かるだろう？」「俺にとってCIAは親」と返したのだった。

桐生と出会って初めて直接会話する印象的なシーンであり、CIAへの忠誠心の高さが分かる名セリフである。また、極道にとって「親」といえる組織の長の命令が絶対であることを理解しており、立場は違うものの風間自身も後に引けない状況であることを物語っている言葉だ。

風間譲二の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

戦闘モーションは『バーチャファイター』のジャン紅條と一緒