ファイアーエムブレム エンゲージ(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ファイアーエムブレム エンゲージ』とはNintendo Switch用ゲームソフトであり、1990年から発売されている『ファイアーエムブレムシリーズ』の18作品目となるシュミレーションRPG。
歴代のキャラクターも登場し、新要素である「エンゲージ」することで戦局を大きく変えることができるようになっている。
1000年の眠りから目覚めた主人公は、エレオス大陸を危機に陥れる邪竜を倒すために12の指輪を巡る戦いに身を投じる。旅の中で出会う仲間と共に、主人公自身に降りかかる運命を知ることになる。

紋章士の指輪、腕輪を装備したユニットが紋章士と一体化すること。エンゲージは3ターンまで持続し、3ターン以降は解除される。エンゲージは「エンゲージカウント」が最大までたまった状態で行い、「エンゲージカウント」は敵を攻撃することで溜まる。地形ギミックである紋章氣の上で待機すると「エンゲージカウント」を最大まで回復することができる。
物語終盤で紋章士となる主人公とは「エンゲージ+」を行うことができ、出撃している味方全員と可能である。主人公とエンゲージした相手どちらもエンゲージ状態になる。

絆レベル

絆レベルが上がると、シンクロスキルやエンゲージ武器などが解放される

紋章士の指輪、腕輪を装備して戦闘を行ったり、ソラネルで紋章士と「特別指名鍛」を行うことで絆経験値がたまり、絆レベルが上がる。
絆レベルが上がるとシンクロした際のスキルやエンゲージ武器が増えるなどの効果がある。ある程度の絆経験値を溜めると紋章士との「絆会話」を見ることができ、絆レベルが上がる。紋章士の外伝をクリアすると絆レベルの上限が限界突破し、さらに強化することができる。
どの紋章士でも絆レベルが5になれば、「スキル継承」を行うことができ、シンクロスキルをユニットに継承することが可能になる。
物語の終盤で、主人公も紋章士となる。主人公との絆レベルは支援レベルを上げることによって上昇する。

シンクロスキル

紋章士の指輪を装備しているだけで発動できるスキル。紋章士との絆レベルを上げると、シンクロスキルの種類が増える。「スキル継承」でシンクロスキルをユニットに継承することが可能だが、SPの消費が必要になる。
物語終盤で紋章士になる主人公にはシンクロスキルはなく、エンゲージスキルのみとなっている。

マルス

自分から攻撃した際、敵の追撃が当たりにくくなる「見切り」や、相手をブレイクさせた際に、ダメージ50%の追撃を行うことが可能な「たたみかけ」などがある。

セリカ

異形兵から受けたダメージを一部相手に返すことができる「異形リベンジ」や、魔導書で攻撃した際、自分のHPを1消費して相手のダメージを+2にする「共鳴の黒魔法」などがある。

シグルド

攻撃後にもう一度移動が可能になる「再移動」や、移動後に攻撃した際に移動した1マス分だけ攻撃力が1上昇する「助走」などがある。

リーフ

敵との武器相性が有利な場合、受けるダメージを半減させる「急所ずらし」や、敵から攻撃された際、自分のHPが25%以下なら先に攻撃できる「待ち伏せ」などがある。

ロイ

自分のHPが30%以下なら瀕死のダメージを受けても1残る「踏ん張り」などがある。
2マス先の敵に近づいて攻撃する「踏み込み」というコマンドが表示される。

リン

ユニットの速さが敵よりも大きく上回っている際に、敵の攻撃よりも先に追撃が可能になる「攻め立て」や、敵を撃破するごとに速さが+2になる「速さの吸収」がある。

エイリーク

オルタネイトを使用してエイリークからエフラムに切り替える

「オルタネイト」というコマンドが表示され、エイリークからエフラムに、エフラムからエイリークに紋章士を交代することができる。味方全員のスキル「月の腕輪」「優風」と「太陽の腕輪」「勇空」を入れ替える。
「月の腕輪」:エイリークのシンクロスキル。敵の守備が高いほどダメージを与えることができる。
「優風」:エイリークのシンクロスキル。敵から受けるダメージを-3にする。
「太陽の腕輪」:エフラムのシンクロスキル。敵に与えたダメージを応じてHPを回復する。
「勇空」:エフラムのシンクロスキル。敵に与えるダメージを+3にする。

アイク

HPが75%以下になると守備と魔防が上がる「勇将」や、扉や障害物などを破壊する際に一撃で破壊可能になる「破壊」などがある。

ミカヤ

madoka1118
madoka1118
@madoka1118

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