ロード・エルメロイII世の事件簿(The Case Files of Lord El-Melloi II)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ロード・エルメロイII世の事件簿』とは、TYPE-MOON作のビジュアルノベルゲーム『Fate/stay night』シリーズのスピンアウト小説である。
過酷にして熾烈な第四次聖杯戦争を生き延びたウェイバー・ベルベットは、ロード・エルメロイII世と名を変えて時計塔の講師となっていた。魔術師たちの総本山である時計塔は権謀術数のるつぼでもあり、陰謀、策略、不可思議な事件には事欠かない。エルメロイII世もまたそれらに次々と巻き込まれ、内弟子のグレイや自身の教室の生徒たちと共に解決していく。

聖杯戦争で各マスターに配られる切り札であり、聖杯戦争への参戦権そのもの。
サーヴァントへの絶対的な命令権、サーヴァントの大幅な強化、サーヴァントを瞬時に自分の元へ呼び寄せるなどの効果をもたらす。
使用回数は基本的に3回であり、身体のどこかに赤い入れ墨のような形で刻まれる。

魔術関連

魔術刻印

魔術師の家系で受け継がれる、魔術的な遺産。固定化した神秘(魔術)を刻印に収めて、子孫へと長く受け継がれる。その家の魔術研究の成果全てが詰まってる家宝。臓器のような特性を持ち、家系以外の人間には適合せず、また同じ血縁者でも適合率には差が生まれる。

魔術回路

魔術師の体内に存在する、魔術行使時に使用する疑似神経であり基盤。
生命力を魔力に変換し、大魔術式に繋げることが出来る。回路の数は生まれつきのものであり、そのまま魔術師としての実力に直結する要素の1つ。

魔眼

本来は外部の情報を得るために使用される眼球が、外部に影響を与えることが出来るようになったもの。
魔術師の器官の1つでありつつも、それ自体が半ば独立した魔術回路であるという特性を持つ。ごく稀だが魔術師ではない一般人に魔眼が出現することもある。その種類は非常に多彩であり、魅了から絶対的な死をもたらすものまで様々に存在する。

『ロード・エルメロイII世の事件簿』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

ロード・エルメロイⅡ世「誤認こそが我々だ。誤解こそが我々の世界だ。」

物語の序盤、ロード・エルメロイII世とグレイが死んだ野良猫を埋葬したシーンで語った言葉の一部。

彼は何かを救って得られる満足感を「脳の誤認だ」と切り捨て、「誰かを助けても自分は救われない」「助けたと思っても、実際に相手が救われたかわからない」とさらに突き放した言葉を重ねた。
それでも、そんな滑稽な誤解と繰り返しが「我々」であり、「我々の生きている世界」である、と捻くれながらも受け入れる。
自分たちが触れることが出来るのは多種多様な「事実」であり、賢者がどれだけ時間をかけても「真実」に辿り着けない。
彼の自虐と諦観と捻くれが入り交じった価値観は、「魔術というプロセスを経て、根源へ至る」という魔術師の価値観すら否定した。
しかしこの作品における、ロード・エルメロイII世の複雑な内面を表す象徴的なシーンとなっている。

ロード・エルメロイⅡ世「どうだ、幸せな人生だろう。それをお前なんかに指図されてたまるか」

精神世界に囚われたロード・エルメロイII世が、人の心を抉り傷つけ、蝕んで死に至らしめる呪いに対峙したシーン。
彼は劣等感に囚われていた自分が大きく成長するきっかけになった、かつて聖杯戦争を共に駆け抜けた「王」からもらったものを呪いに突きつける。
敬愛する「王」から貰った最大の栄誉を「後払いの栄誉」と表現し、だからこそ「栄誉にふさわしい人物にならなければいけない」と心を奮い立たせてきた。

「生きろ、ウェイバー。すべてを見届け、そして生き存えて語るのだ。貴様の王の在り方を。このイスカンダルの疾走を」

その言葉を胸に刻み付けて生き続けた、そんな己の今までの道を「幸せな人生」と肯定した彼は、多くの魔術師を屠った呪いを見事に弾き飛ばした。

グレイ「拙、は、師匠を、みんなを、守り、たい。守れる、自分で、いたい」

「case.魔眼蒐集列車」内でのグレイの言葉。

迫りくる危機的状況を前にして不安に満ちていた彼女は、カラボーに諭されながら、拙いながらも必死に自分が望む在り方を口にした。
霊園の生まれでありながらも霊を恐れ、故郷で崇められながらも望まれた存在になれなかった。
どっちもつかずのままだった彼女は、ロード・エルメロイII世や彼を慕う仲間に囲まれ、初めてなりたい自分を見つけ出した重要なシーン。

『ロード・エルメロイII世の事件簿』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

彼がエルメロイ「Ⅱ世」である理由

時計塔では学部長がロード(君主)であり、その地位に就いた者は故に学部長は「ロード・○○(苗字)」で呼称される。この役割を担うのは選ばれた13の家の当主たちであり、どの家が務めているかが重要であるために本来は〇世といったナンバリングが行われることはない。
しかしウェイバー・ベルベットのロード就任はライネスとの契約によるもので異例中の異例であり、彼がその地位を得た元のきっかけを辿れば、第四次聖杯戦争によるケイネスの死である。ケイネスは本来なら征服王イスカンダルを召喚する予定だったが、時計塔側の手違いによりウェイバーが召喚に使用する聖遺物を奪ってしまった。そのせいでケイネスは急遽別のサーヴァントを召喚することになり、ウェイバーは間接的にだがその死に関わることになった。ケイネスの死に負い目を感じているウェイバーは契約に従って「ロード・エルメロイ」の名を受け取ったものの、あくまで仮のロードである、という意味合いを込めて「II世」を付けたのだ。

本作が作られた経緯

作品を執筆するきっかけは三田誠が2012年に開催された「TYPE-MOON Fes.」にて、「Fate/Zero」のアニメ映像を大スクリーンで視聴したことから始まる。
「Fate/Zero」を執筆した虚淵玄との対談の中で、彼は以下のように答えている。

このフェスで流れた映像は、ものすごくキャラクターを掘り下げる感じに作られていまして。特にウェイバーに関しては「ウェイバーはこれから人生のスタートを切るんだ」「これからライダーの与えた使命に向かい合わなきゃいけない」という見せ方だったんです。これは、ある意味とても幸せなことで、人生にそれだけの意味を与えられた人間はどれだけいるだろうって思ったんですよね。そして、だったら、彼のこれからを、誰かが書かなければならないんじゃないかと。

出典: natalie.mu

フェスの数日後、三田誠はFateシリーズの生みの親である奈須きのこ氏に伝えると、彼は即座に快く許可を出してくれたとのこと。しかし当初の構想は『Fate/stay night』に登場する冬木市にある聖杯戦争の解体、を題材にすることを考えていたようだ。実際に2006年に発売された設定集時点では、「ロード・エルメロイII世」は「冬木市における聖杯戦争を解体した人物』と書かれていたことからの発想だった。
だが同時期に『Fate/Grand Order』の企画が動き出し、『Fate/Apocrypha』など新たな『Fate』が誕生しており、TYPE-MOONの世界の架け橋になる存在として、「TYPE-MOON×ミステリー」の企画としてまとめられる。当初は5つのエピソードからなる短編集を想定していたが、奈須きのこが長編を望み、短編のエピソードは5つの章となった。

『ロード・エルメロイII世の事件簿』の主題歌・挿入歌

OP(オープニング):梶浦由記「starting the case : Rail Zeppelin」

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