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sugap04915のレビュー・評価・感想

キタニタツヤ
10

マルチな才能を発揮するシンガーソングライター

YouTubeのおすすめにキタニタツヤのトリガーハッピーが出てきて再生したところ一発で好きになりました。
ダンスミュージック調のサウンドと、宗教画と絵文字が融合した独特のMVが複雑な調和を為していてとても強烈なインパクトがありました。
そこから彼の作品を聴きあさったのですがどれも素晴らしい作品ばかりです。
BPMの早いザ・ロックといった曲から王道JPOP、ミクスチャーロックなど様々なタイプの音楽を生み出せるのがキタニの強みだと思います。
また、こんにちは谷田さんという名義でボカロPとしても過去に活躍していて作詞作曲編曲を全て1人で手掛けられる点も驚きました。
初期の曲は難解な歌詞が含まれていたり、希死念慮を歌った楽曲も見られることから、ご本人も物静かで小難しい感じの方なのかなと勝手に想像していました。
しかし実際にYouTubeライブなどでお話ししている姿を見るととても明るい方でそのギャップにびっくりしました笑笑
楽しそうににこにこお話されていたりたまに口が悪くなったりするところがとても人間味があって良いなと思いました。
1人で作詞作曲編曲全てを手掛けることができますが、1人で作るだけではなくいろんな人の影響があってキタニタツヤが成り立っているということをよくおっしゃっています。
4ヶ月連続リリースが決定していますが、全ての作品で誰かとコラボすることをテーマにしていて新しい取り組みにも積極的で、今後の活躍にも期待しています。

ハイキュー!! / Haikyu!!
10

迷子になりつつも切り開かれた道で更なるレベルに到達しようとする最高のバレーボールアニメ

月島や影山だけが先へ進んでしまっていることが何より悔しくてたまらない日向が、そう悔しがっているところから立ち直った瞬間にゾクッとするほど、これから頑張れる日向の成長を感じました。今までどんな強敵に勝ったり負けたりしていく中で、烏野は一人一人それぞれの気持ちと向かい合って、仲間と協力し合って勝利して乗り越えてきたところをさらに一年の三人を中心に成長していくところがまたなんとも言えないぐらいに、素晴らしくて感動しました。やっと春高までいけるのだからもう少し気を抜いても良いんじゃないかと思うよりも、さらなる全国の強敵に勝つために必死に練習しているみんなの姿は本当に尊敬します。自分もこんな風に真剣にスポーツに向き合いたかったなと思いました。それに月島と日向がいる白鳥沢の高校での練習に、もう見れないと思った若利達が登場して、月島達の練習相手になってくれるところにさらに感動し、感激しました。やっぱり若利格好良いし、若利のサーブを受け止めた日向は凄いです。ステップを習得しようとしている、一人一人の動きを見て情報を集めていく日向はもう凄いです。春高ではいったいどんな試合をしてくれるのか、またどんな試合が見られるのかとても楽しみです。最高のバレーボールアニメです。このアニメをきっかけにバレーボールが大好きになりました。

トライアングル(2009年の映画)
8

ループしたくない。

時間ループものです。とても良くできた作品だと思います。ヨットで遭難して近くにいた船に乗ったらそこに殺人鬼がいて、自分以外殺されてガクブルしてたら誰からが船に乗ってきて、よく見ると過去の自分らだった、このまま、殺人鬼に追われるのを繰り返すの?やだ怖い、どうにかしなきゃ、あいつらを殺せば無限ループから抜け出せんじゃねえ?という話です。つまり、最初の殺人鬼は主人公だったのです。それがわかったときは鳥肌が立ちました。よくできています。最初、殺人鬼が出てきたときはそれが主人公だとは思いませんでした。また、なんかモンスターものというか、殺人鬼の幽霊みたいなことかなと思っていたので、騙されたなという感じです。その後もそれだけじゃ終わらなくて、またループが続きます。そこで終わらないところがすごいです。ループものって本当に怖いなと思います。いつ抜け出せるかわからないし、同じことを何度も繰り返すのは辛いです。でも主人公が最後、無間地獄に自ら入っていったのもうなづけます。少なくともその中でなら、息子に会えますから。私でも入るかもしれません。なかなか後味悪く怖い作品でした。ループものの終わり方として、一番いいかもなと思いました。

ポケットモンスター ソード・シールド / ポケモン剣盾 / Pokémon Sword and Shield
7

あの興奮を再び

ポケットモンスターソード・シールドは、子どもだけではなく、大人にとっても遊ぶ楽しさを十分味わえるゲームタイトルであると感じました。

昔は真っ平の画面にドット絵であったが、今は景色を見渡せるような3Dの奥行きのある空間が表現されており、以前より冒険をしているような気分に浸ることができました。
機械音のような鳴き声であったポケモンが、一匹一匹個性ある鳴き声を持っており、過去に登場したポケモンも、より鮮明な声を聞くことができ愛着が深まりました。

今タイトルは発売前から、過去作に登場した特定のポケモンはこのソード・シールドでは登場しない、という公式発表があり、大きな波紋を呼びました。
しかし、アップデートによって世間で言われている「リストラ組」のポケモン達も続々と参戦が発表されているので、あなたのお気に入りのポケモンがソード・シールドに登場していなくても、もしかしたら今後目にする機会があるかもしれません。ですので、その点で迷っている方は、時間をおいてみるのも良いかもしれません。

見た目は以前とは大きく変化したポケットモンスターですが、以前と変わらず私たちに冒険のワクワクと興奮を与えてくれるのは間違いないと言えるでしょう。

小さな恋のメロディ
10

美しい音楽と映像のノスタルジー映画

まるで気持ちの良い5月の朝のような、清々しい気持ちにさせてくれる映画です。
舞台は70年代のイギリスロンドンの公立学校。
11歳のダニーは、友達と、女の子たちのバレエのクラスをこっそり覗きます。
その時、ひときわ輝いて見えた女の子。
ダニーは、メロディに一目惚れします。
最初は上手くいかないながらも惹かれ合う二人。
ほほえましく、またどこか懐かしいような優しい気持ちにさせてくれます。
彼らの友達もキャラが立っていて、愛さずにはいられません。
この映画は最初から終わりまでビージーズの音楽に彩られています。
「In the morning」で始まるオープニングは、そこだけでも十分なストーリー性を感じられます。
誰もが一度は耳にしたことのある有名な楽曲、「melody Fair」や「First of May」も、この映画が元になっています。
また、当時の学校の雰囲気や、街並みも味わうことができます。
かわいいギンガムチェックの制服や、遊園地やビーチも見どころです。
じっくり集中して観るのもいいですが、全編に音楽が使われているので、作業しながらやのんびり過ごしたい時などに、BGMやミュージックビデオのような見かたをするのもオススメです。
かわいくて爽やかで癒される。
そんな映画だと思います。

進撃の巨人 / Attack on Titan
10

最高すぎる

あまりアニメなどを見ない私ですが、初めてハマったアニメがこの進撃の巨人でした。数年前に進撃の巨人が社会現象になるくらい流行っていましたが、ただの人食いアニメだと思ってなにも興味を持たず見向きもしませんでした。ただ、友人がこの進撃の巨人にハマっており前々からオススメされていたので見てみたところ、とても奥が深いものでこのようにしてハマってしまいました。あらすじを説明すると、人類は昔巨人に支配されており、大量に人が殺されてしまいました。これを受け人類は、三重の壁を築き、それから100年の時がすぎていました。物語は、主人公エレンとその友達ミカサ、アルミンといつも通りの日常を送っていました。すると、突如として壁の外から超大型巨人が現れ、壁を破壊してしまいました。破壊された壁の穴から大量に巨人が入ってきて、次々に人が殺されていきました。巨人によって潰された家の瓦礫の下敷きになってしまったエレンの母親カルラは、避難するエレンとミカサの前で巨人に食べられてしまいました。これによってエレンは巨人に憎しみを覚え、「巨人たち全員を駆逐してやる。」といった感情を抱き、その後出来ていく仲間たちとともに巨人たちの謎について迫っていくアニメです。

この素晴らしい世界に祝福を! / このすば / KonoSuba
10

これを見ないなんて人生損してる! 今すぐ見よ!

『この素晴らしい世界に祝福を!』は異世界転生物語である。
主人公は俺tueeeの最強系ではなく、寧ろ逆で最弱に近い。
主人公のサトウ・カズマは、16歳の引き籠りの少年。
ある日、不運な交通事故?(トラクターに轢かれたと勘違いして心臓麻痺)で死亡する。死後の天界で女神アクアによって異世界行きを勧められ、その世界にいる魔王を倒せば何でも一つ願いを叶えてくれるという。成り行きで、転生の際に貰えるチートの代わりにアクアを無理やり連れて異世界へと転生し、魔王を倒す旅が今始まる……ということにはならなかった。
転生先は、駆け出し冒険者の街アクセル。まずは定番の冒険者ギルドで冒険者登録をしようとするも登録料が必要で、無一文でこの世界に来たため払えず出鼻で挫かれる。何とかして登録料を払うも、お金がほとんど無いため馬小屋暮らし。しかも転生して最初の2週間は、何故か土木工事のアルバイトをすることに。何より、チートの代わりに連れて来たアクアが全然使えない。女神なだけあって、素晴らしい美貌と抜群のプロポーションを持ち、圧倒的な魔力を持っていた。が、それ以上に知能と幸運値が低く、カズマにとってはお荷物同然だった。2人ではクエストを達成することが困難なため、パーティーメンバーを募集し新たに2人が仲間に加わるが、この2人もアクア同様ポンコツだった。1人は、1日に1発しか魔法を撃てない中二病の魔法少女めぐみん。もう1人は、攻撃が全く当たらないドMな女騎士ダクネス。アクアを含めたこの3人が次々と問題を起こして苦労するカズマ。
やがて魔王軍にも目をつけられてしまい……。

フォレスト・ガンプ/一期一会 / Forrest Gump
10

あなたの人生を楽にする映画『フォレスト・ガンプ』

トム・ハンクス主演の『フォレスト・ガンプ/一期一会』。1994年に公開され、1995年のアカデミー賞とゴールデングローブ賞を受賞した、今でも語り継がれる、名作中の名作です。

「人生が思い通りにいかない」、「どうすれば、幸せな人生が送れるんだろう?」
そのように悩んでいる方の気持ちをスーッと楽にしてくれる映画です。

冒頭は、トム・ハンクス演じる主人公フォレスト・ガンプの「人生はチョコレートの箱みたい。食べるまで中身はわからない」という言葉から始まります。

その言葉の通り、フォレスト・ガンプの人生は「行き当たりばったり」そのものです。

フォレスト・ガンプは、幼少の頃から知能が低く、いじめにもあっていました。ですが、純粋で真っ直ぐな心を持ち、頭を使わない単純な作業が得意だったガンプは、その才能で次々と人生を切り開いていきます。

目の前のやりたいことに没頭していたフォレストは、望んではないけれど、富と名声をいつの間にか手に入れます。
しかし、フォレストがずっと大切に思っていた女性とはすれ違いばかりでした。

純真で一途で、ちょっと知能の低い、かわいらしい姿にきっと心が救われることでしょう。
『フォレスト・ガンプ/一期一会』は、あなたに
・真っ直ぐな気持ちの大切さ
・人を思う気持ちの尊さ
などを思い出させてくれます。

ぜひ、一度ご覧ください。

ファイナルファンタジータクティクス / FINAL FANTASY TACTICS / FFT
10

どんなに自分が強くても考えるゲーム

ファイナルファンタジーのシミュレーションゲームで、かなりやりこめる作品です。スマホにも移植されている人気ゲームです。自分の好きなキャラをとことん育ててもいいし、攻略に必要なキャラだけでも十分楽しめます。
シミュレーションなのでじっくり考えて進めることができ、腰を据えてゆっくりと遊ぶことができます。人型キャラクターのみで楽しく快適にプレイしてもいいし、モンスターのみのパーティー構成で攻略することも可能で、何回でも遊べて、何度も育成して、何度も攻略してしまう作品でした。人型キャラクターでも個性豊かで、このキャラクターがいれば一人ですべて攻略できてしまうようなキャラクターから、ゆっくりしっかり育成しないとどうしようもできないような偏ったステータスのキャラクターまで、ものすごく多種多様。キャラクター次第で会話の掛け合いも変化がでてくるので、次はこのキャラクターを使ってみようとか、このキャラクターだとどうなるのかなど、何回も試行錯誤してしまう中毒性もひめている作品になっています。ファイナルファンタジー7のキャラクターも出てくるコラボ仕様もファイナルファンタジー作品ファンには必見です。

ソラニン / Solanin
7

邦画らしさ満点

見終わった後に、幸せになれる映画というわけではありません。むしろ、考えさせられる系です。題材は音楽、恋、友情など邦画にありがち。ハッピーエンドが好きな人には向いていないです。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONが主題歌を担当し、同タイトルのシングルを出しています。作品中で主人公が作り、残された恋人が歌います。この曲は素晴らしく映画にもあっており、おすすめです。ちなみにPVも映画を意識した作りになっているので、一見の価値ありだと思います。
日常の中で嫌なこと、不満、小さな幸せ等が詰め込まれていて、共感しやすいことも多いと思います。展開は予想できる部分もありますが、邦画好きは引き込まれるのではないでしょうか。バンドマンで嫌な思いをした女性からは賛否両論ありそうですが、そこは映画、綺麗に終えてくれます。友情についてもありがちな展開ではありますが、こちらも嫌な感じでは終わりません。鬱々としたかんじは、よく出ているように感じました。
良いこと、つらいことを繰り返すのが人生、ただ最終的には前を向いて生きていこう、という内容が好き、または単純に音楽、恋愛ものが好きという方にもおすすめできる内容かと思います。

コードギアス 反逆のルルーシュ / Code Geass: Lelouch of the Rebellion
8

主人公が非常に面白い

主人公のルルーシュは妹の幸せの為、殺された母親の犯人を探す為にギアスという特殊な能力を使い自身が生まれた国と争う。
主人公の友人にスザクという人物がいるが、普通のアニメならこちらを主人公として扱うような性格をしている。このアニメの面白い所の一つとして主人公とライバル、敵となる人物の立ち位置が逆な所。
正当な主人公といえば汚い卑劣な手を使わない正義というテーマに沿ったものが多いがこの主人公ルルーシュは割と卑劣な事をする。どう考えても正義とはいいづらい行動ばかりをとり自身の目的の為には手段を選ばない所は主人公というより悪役に相応しいと思う。この立ち位置が逆な所が他のアニメにはない珍しいもので作品を面白くしている。毎回戦闘ばかりの難しいアニメかと思えば結構ギャグ的な所も多く初めて観る時もその世界観に入りやすい。
主人公はゼロと名乗り仮面で顔を隠し周りの人間には自分がしている事は隠していた。シーズン1のラストではその正体が共に戦っていたヒロインや主人公の友人であり敵でもあるスザクにもバレてしまう所で終わる。その後の展開が非常に気になる所で終わらせる所も面白いやり方だなと思います。ヒロインも可愛い子ばかりです。

米津玄師 / Kenshi Yonezu / ハチ
10

自他ともに認める天才、それが米津玄師

爆発的ヒット曲「Lemon」を生み出したミュージシャン・米津玄師。
彼は自身の事を天才と呼ぶがそれはただの自称ではなく事実である。数多くのアーティストが彼の音楽を認め、評価している。「Lemon」の独特な効果音やメロディは人々の耳に強く印象を残し、YouTubeでは動画再生回数が三億回を超え、様々なニュースや番組で取り上げられた。その音楽を作るセンスは天才と言えるだろう。しかし彼のすごさはもちろんそこだけではない。もし、「Lemon」から興味を持ったのであれば米津玄師の今までのアルバムを一通り聞いてみてほしい。
彼の曲は一つ一つの個性が強く、明るくハイテンポかと思えば讃美歌のような暗く、それでいて美しい曲まで、とにかく幅広い。その中でも「米津玄師」という世界観がしっかりと統一されていて聞く者をぐっと引き込む。そして何よりも注目してほしいのは曲の歌詞だ。一曲聴くとまるで小説を読んだかのような気分になるほど言葉の表現力が強い。曲を聴いた者の想像力を大いに駆り立てる。彼の世界観は万人受けするものではないが強く魅力的だ。彼の独特な音楽性と世界観、そして言葉の表現力すべてを合わせて作られた曲たちは魅かれる者を魅了し続けている。

G・DEFEND
7

G・DEFENDってどんな話?

軽いBLです。DGという架空の仕事に就く人たちの活躍やラブについてですが、ゆるく長く楽しめる作品です。
団体の中で多くのカップリングが存在するので、人を覚えるのが大変だったり、推しのカップルがなかなか出てくれない!ということはありますがわちゃわちゃしているのが好きな人にはお勧めの作品だと思います。これだけのカップルがいるので、自分の好みに合うカップルにも出会えるのではないでしょうか。カップルだけでなく、一人一人をみても皆魅力的なのも、この作品の好きなところです。同期や友人同士の絡みだったり、先輩後輩関係が見られたり全体的になごみます。
危険な仕事なのでシリアスな場面もあります。そのたびにカップル同士や隊員同士の絆が深まります。既に五十巻を超える作品なので、これまで読んできた人にだけわかる空気感などが楽しめるのが、長く続く作品の良いところだと思います。ただやはり話の核はメインカップルに偏る可能性が高いです。メインカップルがお気に入りになる方には夢のような世界でしょう。なんでもない脇役だと思っていた人が突然主役になったり、カップル誕生したり……なかなか油断できないです。キャラクターはイケメン揃いで絵も綺麗です。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
8

「ボヘミアンラプソディー」から見る仲間のありがたさ

「ボヘミアンラプソディー」はフレディ・マーキュリーの人生を振り返っていく映画です。彼の何者でもない時から、スーパースターになり、エイズで死ぬまでの人生を振り返っていく内容となっています。

彼の音楽への情熱や、音楽の作り方、また純粋にクイーンの成り上がっていくまでを見て楽しむというのもありですが、私が特に面白いと思ったのは「仲間」です。
やはりというべきか、成り上がっていき成功する過程で、フレディを利用し、自分だけ利益を得ようとする者が現れます。そして彼自身成功する過程で「さみしさ」というべきものが現れます。このさみしさとはつまりゲイである自分を公表できない、あるいは自分自身うまく消化できないことなどからきているのでしょう。そしてそのさみしさに付け込まれる形で利用されてしまうのです。その時フレディは苦楽を共にしたクイーンのメンバー、かつての恋人に背を向けてしまいます。しかも「お前たちはいらない!」といった激しいものです。何とか彼は利用されていることに気づきそこから脱出し、仲間のところに戻ることができます。ここで仲間たちもフレディに対し怒り、クイーンの再結成に対し厳しい条件を付けることもできたと思います。しかし彼らは暖かくフレディを迎え入れるのです。映画ではさらっと流していましたがこれはかなり難しいことなのではないのでしょうか。特に彼らの場合は巨額なお金も絡みます。しかし仲間たちは許し、迎え入れるのです。その時のシーンはなかなかの見ごたえです。
以上のようにボヘミアンラプソディーはクイーンの歴史を振り返るだけでなく、仲間の大切さ、ありがたさを教えてくれる良い映画です。しかし世代によってはクイーンを全く知らない人たちもいると思いますので、評価として8とさせていただきました。

ULTRA STREET FIGHTER II The Final Challengers
7

手軽にネットでスト2対戦!

ギルティギアXが流行り出した辺りから、所謂コンボゲーと呼ばれる格闘ゲームが乱立していく中、敢えて単発技での差し合い・読み合いを重視した対戦格闘ゲームで、本当の格闘ゲームとは「こういうシンプルな読み合いが面白いんだ!」と思い出させてくれた格闘ゲームでした。
そして、一部キャラのコマンド変更も非常に好感度が高いです。リュウ・豪鬼の灼熱波動拳とダルシムのヨガフレイム・ヨガブラストのコマンドを変更した事で、暴発する心配がなくなりましたし、ケンの鉈落とし蹴りも、前に歩いて足払いを差し込もうとした時に暴発する恐れもなくなり、ザンギエフのバニシングフラットやサガットのタイガーニークラッシュはZEROシリーズ以降のコマンドになり、出しやすく。極めつけは、フェイロンの裂空脚とキャミィのフーリガンコンビネーションのコマンドに斜め上を入力しなくてよくなったのが、非常によく、特にこの2キャラ実戦で使いやすくなり、ウル2でダイヤグラムを大きく上げたに違いありません。
ただ、全てが良いという訳ではなく、バルログがスペインステージで金網に掴まるダッシュ・ターボ時代の性能に戻された上、ステージ選択権が1P側にあるので、2Pでバルログを選んだ時に、1P側が故意にスペインを選ぶイジメが勃発する様になってしまったのは問題でした。それ以上に、普通に選べる様になった豪鬼や、新たに追加された殺意リュウと洗脳ケンが、理不尽な強さで対戦環境を悪くさせたのは大問題でした。豪鬼の斬空波動拳がスパ2Xの頃と同じ性能なので、空中ガードや空中ブロッキングのないこのゲームで、近付くのが難しく、瞬獄殺も性能が非常に高い。殺意リュウは、豪鬼と同じく中竜巻旋風脚で打ち上げた相手に昇龍拳で追い打ち空中コンボを決められる様になったのですが、その威力が高過ぎて、ゲームバランスを崩壊させるレベルだったのが大きくマイナスでした。ジャンプ強キック→しゃがみ中キック→キャンセル中竜巻旋風脚→昇龍拳というちょっとした基本コンボだけで体力が満タンの7割を減らした上で、相手が必ず気絶するのは、宜しくないです。というか、ゲーム終わってます。洗脳ケンは、もはやこのゲーム最大の汚点と言っても過言ではないキャラで、移動技羅刹脚は隙と硬直が少なく、足払いと投げ以外受け付けない上、裏にも回れるので、ソニックブームを溜めてるガイルのタメを潰しながら裏から投げるなんてスタイルが恐ろしく強過ぎた上、中・強昇龍拳に空中コンボ判定が付いており、コレもまた理不尽な強さをもっていた上、弱昇龍拳の隙がなさすぎて、至近距離でフェイロンの烈火真拳を弱昇龍拳連発だけで全て避けきれてしまう壊れキャラでした。
他には、カラーエディットで自由に色が各キャラ10色ずつ作れたのは楽しく、デフォルトカラーにないけど欲しい色が作れたのは嬉しかったですが、初期位置が暗めの色に合っている為、肌が浅黒いキャラが乱発したり、公式サイトが緑肌のリュウ等を紹介していたからなのか、肌の色がブランカ並になってしまったキャラが乱立したのは、少々お見苦しく感じました。
問題点や改善点は多かったですが、対戦格闘ゲームとしては、非常に楽しめる1品です。特に実力の近い者同士で、リュウVSガイルをやると本当に面白い読み合いが楽しめます。

天元突破グレンラガン / Gurren Lagann
9

悩み事やスッキリしたい時におススメ! 天も次元も突破したロボットアニメ

何故この天元突破グレンラガンをオススメしたいかというと、このアニメには心に響く名言や熱いシーンが多々散りばめられていらからだ。ロボットアニメに抵抗のある人もいると思うが、見ていくに連れて様々な個性的なロボットにはまっていく事だろう。この「天元突破グレンラガン」を見ていく際に注意して頂きたい点がただ一つあります。「考えるな、感じろ!」という事だ。作中の中では突拍子のないことや大胆な場面がたくさん出てくるからだ。ここで、それを代表するようなシーンを一つ紹介していきたいと思う。作中の第3話、ライバルとのバトルする場面でタイトルにもなっている「グレンラガン」が誕生する回だ。もともとグレン、ラガンと別々のロボット戦っているが、ライバルのロボットとの圧倒的な戦力差で一方的にやられてしまう。そんな中突然の合体をするわけだ。ロボットアニメの合体といば、それ専用の変身バンクなどもあり視聴者はとてもワクワクするシーンの一つであるが、「グレンラガン」の合体はひと味違うのだ。グレンの頭部にラガンを突き刺すという斬新な合体方法で視聴者としては、「そんなむちゃくちゃな...」と思う思うことであろう。その後まさか元は別々のロボットであった「グレン」と「ラガン」が同調し始め「グレンラガン」が生まれるのである。こんな斬新な合体を私は今まで見たことはなく、ここまで勢いで視聴者を引っ張ってくれる作品には出会ったことがなかったので一気に惹き込まれた。先程紹介したのはごく一部で他にもめちゃくちゃな行動で視聴者を置いてきぼりにしていくことがあると思う。だがそれらには必ず筋は通っており、どんな逆境に立とうが、大きな壁が立ち塞がろうが突破していくキャラクターたちに心ひき込まれるであろう。

FLOW / フロウ
9

FLOWの魅力とは

皆さん、FLOWというバンドはご存知でしょうか。アニソンをたくさん歌ってるので、アニメが好きな方は知ってる人も多いと思いますが、FLOWの魅力はそれだけではないんです。
まず第一に、FLOWの音楽性は幅広くアルバム曲やカップリング曲を含めると、バラードや面白い曲、ダークな曲、FLOW持ち前の明るい曲まで本当に色々な曲があるんです。特におすすめのアルバムは、「アイル」というアルバムで、1番曲調が幅広くて聴き飽きないです。
第二に、メンバー同士が仲良くて、PVのメイキングやファンクラブ限定で発売されているDVD映像を見ると、すごくほっこりします。元々知り合い同士なのもありますが、メンバーの誕生日は毎年ちゃんと祝いますし、メンバーだけでハワイに行って、PVを撮ったこともあります。ちなみに、上手にいるヴォーカルのKOHSHIさんとギターのTAKEさんは兄弟です。
第三に、ライブのMCが面白い&熱いです。下手のヴォーカルのKEIGOさんはイケメンだと言われていますが、意外と自虐ネタを言ったり、かと思えば、ライブ中の動きが可愛かったり、最後にはマイクを通さずファンに向けて愛の言葉を叫んだりと、非常にファンサービスがいい人です。一方のKOHSHIさんは、基本下ネタ担当ですが、真面目なMCもしていて、たくさんの名言も残しています。初心者でも充分楽しめるライブだと思うので、ぜひ来てみてください。
ちなみに私は、メンバーの中ではKEIGOさんが1番好きです。他のメンバーは、ベースのGOT'Sさん、ドラムのIWASAKIさんがいて、GOT'Sさんは毒舌だけどちょっと可愛いマスコット的なキャラの人で、IWASAKIさんはメンバー最年長だけどメンバーに結構いじられてる人です。FLOWの魅力は充分伝わりましたでしょうか。これを見て興味を持った方は、ぜひ曲を聴いてライブにも来てみてください。まずは、ベストアルバムから聴くのをおすすめします。

その「おこだわり」、俺にもくれよ!!
10

こだわり人はあなたかも?

清野とおるさんはいつだって面白い。ギャグ漫画の様な作られた笑いではなく、ありのままに存在している普通の人の日常を描いて笑えるから救いがある。ノンフィクションが面白い訳ですから、世の中捨てたもんじゃ無いなぁと気付かされます。
今回おススメする、そのおこだわり俺にもくれよ。という漫画はあるものにこだわったこだわり人にスポットを当てて話が進んでいきます。そのこだわりも巷に溢れるインスタ映えスポットだとか、美味しいレストランとか、そういうのではないんです。日常に溢れる例えば「ツナ缶」だったり、「さけるチーズ」だったり、「グラコロ」だったり、庶民に馴染みのある生活感が感じられるものなんです。そんなものに愛着をもって、それがあるだけで幸せだというおこだわり人は日常にある小さな幸せを見つける達人でもあると思うんです。私達は小さな幸せを見過ごしがちなんです。辛い世の中だからこそそういう気づき、自分だけが知っている小さな幸せが必要なんだと、このギャグ漫画を読んで関心しました。皆さんもこの漫画を読んで幸せになるヒントをおすそ分けしてもらい今みで気がつかなかったものに愛着を持って暮らしていけば幸せになれるかもしれません。

SMITE
8

円熟期を迎えたTPSなMOBA

SmiteはLeague of LegendsやDota 2などのタイトルが有名なMOBA(Multiplayer online battle arena)と呼ばれるジャンルのゲームです。ただし、一般的なMOBAとは決定的に違う点があります。それは視点が上空からではなくTPS視点で、移動方法もクリックした場所にキャラクターが自動で移動するのではなく、前後左右自在に動くことができるのです。つまり、他のMOBAより直感的で臨場感溢れるアクション性の高いゲームになっているのです。
Smiteで使用できるキャラクターは神話に登場する神々や怪物たちになっています。その数なんと約100人から好きなキャラクターを選ぶことができ、それぞれの逸話にちなんだスキルを持っています。例えば、メドゥーサは相手を石化させる能力を持っていますし、ゼウスはもちろん雷を飛ばします。河童なんてのもいたりします。MOBAってなんだか難しそうって思ったあなたに最適な、通常3本のルートが1つにまとまって簡単になったマップを使ったゲームモードもあります。Smiteはパソコン版だけでなく、各家庭用ゲーム機でもF2Pでサービスされていますので一度プレイされてみてはいかがでしょうか。

ファイ・ブレイン 神のパズル
10

パズルとキャラクターの魅力と声優がすごい!

2011年10月よりNHK、Eテレで放送が始まったオリジナルパズルx学園アドベンチャーアニメです!
全3期、合計75話とボリュームたっぷり。しかも、声優が豪華!
また、放送されているパズルをキャラクターと共にパズルを解くことができるので、大人も子供も楽しめます!
毎週新しいパズルに挑戦できるので、脳トレにもなります。

第1期では、ルート学園2年生 大門カイトがPOGから繰り出されるパズルバトルに挑む。
黒幕は幼少期の親友であるルーク・盤城・クロスフィールド。
ルークの狙いは、カイトと共にファイ・ブレインとなり、どちらかが死に残ったものの永遠になること‥‥。
ルークの、カイトに対する執着心はファンだけでなく公式からも「拗らせている」「患っている」と言われるほどすごいものです。
ルーク演じる櫻井孝弘さんの迫力ある演技が魅力的!

第2期では、POGとの戦いが終わったのも束の間に、新たなる敵「オルペウス・オーダー」がバトルを挑んでくる。
1期よりさらにパズルの内容が濃くなり、新キャラクターの声優が豪華!
ラスボスのオルペウス・オーダーのフリーセル。かつてカイトが通っていたクロスフィールド学園で、憧れのカイトとの約束を破られてしまった。
そのせいでママは死んだと信じていたフリーセルは、真実に辿り着いてもなお、カイトと永遠のパズルの挑戦する。
フリーセル演じる神谷浩史さんの、1期キャラクターを凌ぐ迫力は必見!

第3期は、とうとうファイ・ブレインと神のパズルの謎が明かされる!
最後の敵「マスターブレイン」が崇拝しているのは、カイト・ルークにパズルを教えた真方ジン。
1期で記憶喪失になり、カイトたちはその記憶を取り戻すのだが、新たなるライバル、レイツェルが邪魔をしてしまう。
邪魔というより、カイトたちの知っている真方ジンと、レイツェルの知っている真方ジンが別人で、どちらが本当のジンなの?と
ジンの取り合いをする。
真方ジンの正体はいったい‥‥?と謎に引き込まれます。

キャラクターでは、伊藤ノノハというヒロインがいるにも関わらず、1期ではルーク、2期はフリーセル、3期は真方ジンと、男性キャラクターの方がヒロイン感があります。
見た目女の子の男の娘、アナグラムは本当に女子にしか見えないです(声はゆきのさつきさんです)。
声優さんは、主人公が浅沼晋太郎さん、ライバル逆之上ギャモンに福山潤さん、POGには宮野真守さん、谷山紀章さんなど、本当に豪華です!声優好きさんにもおすすめです!

ファンクラブがあり、そこで全シーズン視聴可能なので、気になった方はぜひ見ていただきたいです!
語り切れないこの気持ちを、ツイッターなどで熱く語っていただきたいです!!

斬、
10

人を斬ることの痛みを壮絶に描いた時代劇

独特の暴力描写で世界的に評価されている塚本晋也監督初の時代劇。

江戸末期、農村で農民たちを手伝いながら穏やかに暮らしていた若い浪人の青年が、初老の剣豪に誘われて、明治維新前夜の京で一旗揚げようとします。普通の時代劇なら、彼らの上京の物語こそが軸になるところですが、この映画ではその前に村で事件が起こり、現実の殺人を前に、上京の大義などどうでもよくなってしまうところが凄い。
村の事件は、ほんのちょっとしたいさかいから、あれよというまに事態が悪化し、正視できないような凄惨な殺し合いの恐怖に圧倒されます。後半は、斬れないことに苦悩する青年と、斬らせることに執着する剣豪の、2人の中で膨れ上がっていく狂気のぶつかり合いが映画の軸になり、それを農村で平凡に暮らしていた娘が変わり果てた姿で追いかけていきます。
青年を演じる池松壮亮、前半は彼らしい穏やかで静謐な佇まいなのが、後半になって見たこともないような壮絶な形相を見せます。対する剣豪を演じる塚本監督自身の、穏やかな風情で顔色ひとつ変えずに人を惨殺する冷徹さ、そこから滲み出る狂気も凄い。何より、村で平凡に暮らしていた娘が最後に見せる声にならない絶叫が圧巻で、この「人を斬る」ということの狂気がぶつかり合う物語を、悲劇にほかならないのだと断罪しているようでした。

あたしンち / 新あたしンち
8

どこにでもある、普通の毎日

どこにでもある普通が良いって思える作品です。
主人公のみかんの家は、ごくごく通の家庭で、特に大きな揉め事があるという訳じゃないんですよね。
それなのに、その何でもない毎日こそが実は重要なんだって気がつかせてくれる作品です。
みかんのお母さんは、かなり外見的にはインパクトがあるのですが、中身は本当に普通のお母さんで、見ているとついつい、みかんの気持ちが分かったりします。
例えば、みかんが学校にお弁当を持っていくんですけど、蓋を開けたらミックスベジタブルがおかずだったりして、思わず自分の学生時代のお弁当を思い出してしまったり、お父さんがかなりせっかちで、信号機のボタンを激しく連打する姿に、自分の父親の姿を重ねたりして、いつの間にかご近所さんのような親しみを感じるんですよね。
どこにでもいる普通って、こんなに楽しかったっけ?と、ほのぼのとした気持ちになります。
派手なアクションも、胸キュンするようなシーンもないけれど、見ていると、分かるなぁと共感したり、そんな事ってあるの?と思ったりして、とても身近なアニメでした。
時には、のんびりゆったりしたいという時には、やはりほのぼのとしたアニメが一番だと思います。

重力ピエロ
9

終盤の父のセリフを聞くためにこの映画を見て欲しい

「春が2階から落ちてきた」
その言葉で映画は始まります。

原作は伊坂幸太郎、同名「重力ピエロ」。
連続放火事件と壁の落書きをめぐる謎を2人の兄弟が追うヒューマンサスペンスです。

原作ファンだった私の期待度はキャスティングを見た時点で上がっていました。どの役柄もぴったりだと思います。
物語はサスペンスでありながら、血のつながりとは何か、家族とは何かを問う内容。
本当は血が繋がっていないという事実に悩む弟・春役を岡田将生さん。
そんな弟の心配を拭い去りたい兄・泉役の加瀬亮さん。
そして何よりこの物語で脇役でありながら素晴らしい存在感を放つのが、父役の小日向文世さんと母役の鈴木京香さん。
私もこんな両親のもとに生まれたかったと思わせる2人のセリフと行動の数々。
特に私が好きなのが物語終盤の「お前は俺に似て嘘が下手だなあ」という父のセリフ。
母が受けた暴行によってできた子供・春に向かって父が言うセリフです。
春とその兄・泉は血のつながりがないということに何年も悩んできました。
そして母を暴行した犯人が出所したのを見計らい、その犯人を殺害するのです(実際は春が殺害しましたが、泉も殺害計画を立てていました)。
殺害を終えてやってきた兄弟を見て、父は2人が何をしたのかを察します。
その後発したのが先ほどの言葉。
兄弟は自分たちがしたことを後悔はしていませんでしたが、殺人によって何年も溜め込んでいた思いが解決したわけではありませんでした。
しかしその父の一言で兄弟は救われるのです。
血が繋がっていないことを3人ともがわかっていながら、何でもないようにさらっと父である自分に似ていると言った父の偉大さに感動しました。
終盤のその一言を聞くために映画を見て欲しいといっても過言ではありません。
この他にもこうしたなんでもないように見えて心にしみる言葉が要所要所に出てきますので、是非ご覧になってみてください。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド / The Legend of Zelda: Breath of the Wild / ブレワイ / BotW
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歩いて登って駆けて飛んで、それこそが冒険!

美しく広大なフィールドを縦横無尽に駆け回り探索する、空から眺める、山という山をクライミングで制覇する、それだけなのに感動してゲームが止められない、そんな不思議な魅力に溢れたゲームです。
プレイ開始直後に見せられるフィールドの美しさと広大さに魅せられ、ワクワクしたプレイヤーは多いはず。そしてゲームを進めるうちに行けない所は存在しないのではないか、という事に気付いた時の高揚感。実際には世界の端っこはありますし登れない場所もあるにはあるのですが、そんな事は大して気にならないほど本当にフィールドが広く作りこまれているので、何か変わった場所があれば、自然と何かあるかもしれない行ってみようと思わされます。
広大なマップには時間の概念も存在し、昼夜で全く違った景色や人やモンスターの生活、様々な生き物たちを見せてくれます。探索するのがとにかく楽しいゲームなのです。モンスターの種類が少し物足りないですが、動きも細かく作られています。ストーリーはシンプルながらも魅力あるキャラクターが多く、好感が持てます。アクションが苦手でもクリアできる程度の難易度だと思いますので、従来のRPGでマップはついつい隅々まで探索してしまうなんて人にはぜひプレイしてみて欲しい。プレイを続けていると、いつか現実世界で「あ、あの山登れるな…」と思ってしまった自分に驚くはず。