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sugap04915のレビュー・評価・感想 (2/2)

宇宙よりも遠い場所 / よりもい / A Place Further Than The Universe
9

女子高生、南極に行く!

南極に行きたいと思った人はいるだろうか?宇宙に行きたい人は多いかもしれないが、南極は少ないだろう。南極なんて、寒いだけだ。
しかし、その場所に行くという野望を持った、女子高生がいた。女子高生の名は、「小淵沢報瀬」。南極に行くために、アルバイトで100万円を貯める猛者だ。報瀬は努力家だが、ポンコツである。彼女は、100万円を落としてしまったのだ!それを拾ったのが、キマリこと主人公の「玉木マリ」。キマリは高校二年生になっても、まだ青春を送れていない自分にヤキモキしていた。そんなキマリが力強く『南極に行く!』と宣言をする報瀬に応援すると伝える。
すると、報瀬は『じゃあ、一緒に行く?』と応えるのだ。キマリと同じバイト先の「三宅日向」やアイドルの「白石結月」を加えて4人は南極へ向かう。

熱い。展開が熱い。南極のくせに熱いのだ。この熱さを後押しするのは、報瀬が南極に行く理由だ。報瀬の母親は、南極調査員で、南極で行方不明となっている。母はもう亡くなっているだろう。でも、南極になにかがあるかもしれない。その希望を胸に、報瀬は南極に行くのだ。

アニメとしての面白さだけでなく、南極の教養としても面白い。船の説明と作業内容など、細かく調査しているのがわかる。ネットなどでも、「よりもい」と呼ばれ、大人気だ。ぜひとも鑑賞してほしい。

はたらく細胞 / Cells at Work!
10

勉強になる!アニメ「はたらく細胞」

「はたらく細胞」というアニメ、そのタイトル通り、はたらく細胞について、教えてくれるアニメです。
細胞なんて、小難しいなと思われがちかもしれませんが、このアニメは細胞たちが擬人化されていて、それぞれのキャラが立っていて、とても見やすいです。個人的なことですが、私自身が医療関係者ということもあり、今後、細胞などを取り扱う生物学ような分野に、多くの人材を必要とする時代がやってくるかもしれないと考えたら、学校でも見せたほうが良いのではないかと思うくらいです。とても、入り込みやすいですし、子どもたちもきっと自分の体の中の細胞たちの事を、身近に感じられるのではないでしょうか?
1話完結が多く、途中からでも入りやすいですし、さまざまな体の状態を、面白おかしく描いています。
例えば、熱中症の症状では、枯れ果てた砂漠のような土地に白血球や赤血球、血小板といったキャラクターたちが暮らしている絵が描かれています。
熱中症の対応として、点滴(輸液)を処置しますが、細胞たちの世界に針のようなものが空に現れて、そこから水(輸液)が出てきて、潤いを取り戻したりします。
小さい子には親が横で解説しながら見るのも楽しいかもしれません。

細胞など、医療用語のようなものに抵抗がある人でも、楽しめる、勉強になる良いアニメだと思います。

夏目友人帳 / Natsume's Book of Friends / 夏友帳
8

心温まる妖怪ストーリー

ストーリーや絵柄など、独特の雰囲気や世界観があり、読む人の好き不好きが分かれる作品かと思います。絵柄が気にならない、妖怪ものが嫌いではない方には、大変オススメです。

主人公の夏目が特異な生い立ちのため、ほのぼのとしたストーリーだけではなく、少しシリアスな、胸がぎゅっとするようなストーリーもあり、楽しんで読み進めることができる作品です。
妖怪と人間の出会いや別れ、そして関わり方に優しい夏目は心を痛め、四苦八苦しつつも、大切な仲間を見つけて共に助け合い、成長していく夏目を、暖かく見守りたい気持ちにさせられます。

一話完結型のお話もいくつかあるため、気軽に読み進めることができます。単行本のラストには、作者緑川ゆきさんからの各話の解説を読むこともできるため、作者の作品への思いや感情をより深く知ることもできます。

また、この作品はアニメ化もされており、現在6作が放送されていますが、2018年9月には劇場版も公開予定です。
本作品のキャラクター、ニャンコ先生という猫のキャラクターがとても人気で、ぬいぐるみやキーホルダーなどのグッズ化もされています。

漫画を読んでうるっとしたい方、心温まりたい方は是非夏目友人帳を読んでみてはいかがでしょうか?

ペンギン・ハイウェイ / Penguin Highway
9

世界観がSF感満載で終始楽しめた!

予告の映像のペンギンの可愛さにやられ、友人とペンギンハイウェイの映画を観ましたが、自分の想像以上のSFチックな表現が満載で圧倒されました。
もともと小説が原作の映画ですが、小説を読んで映画を見るのも、映画を見て小説を読むのも、どちらも楽しめそうだなと思う内容でした。
私は小説を読まずに映画を見たのですが、原作の小説の中でこの映画に描かれなかったことがあるのだろうかと探求心をくすぐられます。
主人公の男の子、アオヤマ君はかなり学者体質のようで、映画内で彼の書くノートの中身はかなり年相応の小学生が書くものなのかと思うくらいの文字や、観察対象の絵などの内容が詰め込まれていました。
そんな彼を取り巻く登場キャラクターも魅力的で、アオヤマくんの思いを寄せるお姉さんは劇中で名前が出ることなくミステリアスな印象があり、セリフも謎掛けのようなことを言ったりと、思わず引き込まれるようなものが多かったです。
彼の住む町で不思議な事がおき始めますが、そのことの始まりにこの作中には欠かせないペンギンの出現です。
劇中で可愛くたくさん活躍するシーンもあるので、ペンギンが観たかった私にとっては大満足でした。
劇中どんどん明かされていく謎も、子供目線で進んでいく描写、残る疑問もこの映画の見どころなんだなと思いました。
ラストシーンあたりに世界感がいっきにSFの表現が際立っていくのですが、これもまた映像の表現力の高さも相まって圧巻でした。
たくさんの人におすすめできる映画だと思います。

ひぐらしのなく頃に / Higurashi When They Cry
8

ただのホラーマンガじゃない

簡単に言うと、可愛い萌え系のキャラクターが血なまぐさい物語を展開させていきます。ですがそれだけではありません。まずは「ひぐらしのなく頃に」で謎がたくさん散りばめられた物語が展開され、特に目明し編はめちゃめちゃ怖いし、グロテスクです。
1番初めの鬼隠し編でも、ただのマンガなのにビクッと驚かされてしまうページがありました。祟殺し編は辛く、だいたいこの3つの編が出題編と言われています。こちらはだいぶ怖く、え、何故?のように全く何が起きて、何故この人達が死んだのか一切わからない。超人的な力による祟りなのか、はたまた殺人なのか?そこから全く何もわからない状態です。その後、「ひぐらしのなく頃に解」という解答編と呼ばれるものに続き、やっとなぞが紐解けていく形になります。例えば、出題編の鬼隠し編の裏側や、何が起こっていたのかがが解答編の罪滅し編でわかるような作りになっています。特にこの2つの編は映画化もされており、私は1番感動させられました。全ての謎が解答編の最後の祭囃し編で収束させられ、なるほどとなります。
このマンガは、ただ可愛いキャラクターのホラー物語ではなく、感動させられるようなものになっています。解答編からは涙無しには読み進められないと私は思います。

リディー&スールのアトリエ 〜不思議な絵画の錬金術士〜
9

タイトルなし

20周年続くアトリエシリーズの最新作、リディーアンドスールのアトリエは、ゲームのシステム面が現代に合わせて様々な面で最適化されている。
アトリエシリーズの目玉である、「調合システム」は、素材を調合して、素材の特性を利用し、強力な装備品やアイテムを自ら工夫して作り出すシステムだ。

少しややこしかったり、強いアイテムを作り出すのに、今までは手こずりやすいこの調合システムだったが今作では、今までよりさらに工夫して調合しやすくなっている仕様となっていて、プレイしていて強いアイテムを作るための工夫がしやすい調整がしてあり、様々な装備やアイテム攻撃を試せて面白かった。今までは日数制限があり、日数を過ぎるとゲームオーバーとなってしまったが、最近のシリーズでは廃止されているか、楽な条件にしてあるかなので、より新規ユーザーも入りやすくなってきている。

ゲームの難易度が落ちてしまうのは賛否両論があるかもしれないが、個人的にはゆったりプレイが出来るので、時間をかけてじっくり楽しみつつ工夫して頭を使う、やりこみRPGとして非常に楽しくプレイさせていただきました。

軽快な綺麗なBGMと、世界観が織りなす綺麗さや、美少年、美少女キャラクターののんびりした会話は、「ゆったりゲームをしつつ、やりがいを感じるゲームをしたい」という人には非常にお勧めできる。

しろくまカフェ / Shirokuma Cafe
8

とても不思議な世界なのですが、そこが何故かとても心地良い

名前の通り、しろくまさんがカフェを営んでいます。
動物のみがいる世界ではなく、人と動物が不思議と自然に一緒に言葉を交わしたり、仲良くなったりします。
BGMも基本的に柔らかく、コミカルなときも耳になじみます。
とても不思議な世界なのですが、そこが何故かとても心地良いです。
一話目にぱんだくんが糸が絡まってしまった蝶々を助けてあげようと追いかけ、しろくまカフェにたどり着くシーンが印象的です。
その間のBGMも不思議な世界に連れて行ってもらえそうな音楽で少しわくわくドキドキします。
気ままで自由なキャラクターがとても多いです。
ゆるく、ふんわりとしたお話。コミカルなお話。少しじんわりと感動するお話と様々な回があります。
ゴロゴロするのに忙しくて基本的に頑張りたくない、働きたくないとゆる~いぱんだくん。
カフェを営んではいるけど、なかなか自由なところもあったりダジャレ披露が好きなしろくまさん。
ツッコミポジションになることが多く、性格も少し面倒なところがあるペンギンさん。
ひっそりと、静かに目立ちたいという願望を持つラマさん。
しろくまさんのカフェ店員さんの、優しく基本的には1番常識をもっているけど時々不思議な笹子さん。
パンダくんの働く動物園の飼育係さんの、優しくて子供やお年寄りや動物には好かれるけど女の子にモテないことに少し悩む半田さん。
様々なキャラクターが、様々な日常を過ごしています。
個人的にはお花見の回が好きです。

UNISON SQUARE GARDEN / ユニゾン・スクエア・ガーデン
10

ロックポップスの新境地

UNISON SQUARE GARDENは2004年に結成し、2008年にデビューを果たした3ピースロックバンド。
彼らは数々のアニメタイアップ曲で有名になりました。
その中でも彼らの代表曲、「シュガーソングとビターステップ」はエンディングに流れるアニメ映像と見事にマッチしており、多くのファンの間で「神曲」と呼ばれました。
彼らの最大の武器は、ロックバンドでありながらのキャッチーなサウンド、そこにのせられる独特な言葉、これに尽きます。一回聴いたら耳から離れなくなる事間違いなしです。
一見スタイリッシュな彼らですがライブパフォーマンスはとても熱く、女性ファンだけでなく男性ファンも多いです。
世に言う「煽り」と言うものは一切なく、バンド対1人で成り立つライブは本当にかっこいいです。
人気が出てくるとなかなかチケットが取れなくなったり、ステージとの距離が遠くなったりしてしまう。あるあるな事だと思います。
でも彼らはその分沢山ライブをする、地方にも来てくれる、地元の会場にいけるように配慮をしてくれます。このバンドを好きになってよかったなと心から思います。
純粋に音楽を楽しんでいる彼らを見てこっちも元気をもらえます。
これからも彼らを応援していきます。

ザ・フレイ
8

コロラド出身のバンドThe Frayはサウンドに重厚感があってカッコいい

The Frayは2002年にアメリカのコロラド州デンバーにて結成されました。
中心はボーカルのアイザック・スライド、彼がバンドの楽曲のほとんど作詞作曲しています。リードギターにジョー・キング、リズムギターにベン・ワイソッキー、そしてドラムにはデイヴ・ウェルシュ。オルタナティブロック、ポップロックといったハードロックよりもポップスに近い楽曲ですが、サウンドには厚みがあって聴きごたえ満点です。
2005年9月にリリースされたファーストアルバム「How To Save A Life」は全米での総売り上げが200万枚を越える大ヒットとなりました。そのアルバムからシングルスカットされたファーストシングル「Over My Head(cable car)」は特にサビのノリがよい一曲です。
セカンドシングルはアルバムと同タイトルの「How To Save A Life」ですが、アメリカで放送されて大好評を博した連続ドラマ「グレイズアナトミー~恋の解剖学~」のシーズン2で挿入歌に使用されるやいなや、人気が高まった一曲です。歌詞の世界はどこか意味深で、一人の友人を失った、とサビにはあります。ドラマは病院を舞台に研修医達の活躍を描いた医療ものですが、ここぞというシーンに掛かってドラマを盛り上げてくれました。
洗練された楽曲が数多く詰まった「How To Save A Life 」が、特にThe Frayのアルバムの中でオススメです。

恋するアプリ
10

新しい感情を生み出してくれる

きっかけは、インスタグラムの無料漫画アプリの広告でした。時間があったので、暇つぶしにと思いインストールし、さっそく開いてみたら、ほかの漫画のタッチとは異彩を放つ本作品に惹かれ、また、圧倒的支持率を保っていたため、読み始めました。
物語の軸は、二つ。
一つは「三角関係」。暗い過去がありながら、明るく健気に生きる様子がとても勇気をくれる素敵な女の子。その子を取り巻く俺様気質のイケメン王子と、THEいいヤツの王子の親友との三角関係を軸に様々な人や環境が絡み合い物語が展開されていきます。その中でも最も大きい影響を与えるのが、もう一つの軸である「ラブアラーム」というアプリです。そのアプリが実によく出来ていて、それが生まれたためにおかしくなる世の中。ただの恋愛漫画ではなく、人生の向き合い方や考え方を教えてくれる素敵な漫画です。簡略的な作画ですが、絶妙な心の動きが描かれた漫画で、それぞれのキャラクターがとっても魅力的であり、誰かが誰かを想う気持ちに、こんっなに切なくなったことはありません。特に私が好きなのが、イケメン王子のヒカル君です。高校生の時からの物語ですが、そこからの彼の成長がめざましく、自分を犠牲にしてまでも大切な人を想う気持ちには、心を痛めてしまうほど感動しました。ネットで漫画を読むという、漫画の概念を変えてくれました。とっても深く作り込まれた作品を、ぜひ多くの方に見て欲しいです。

遊☆戯☆王デュエルモンスターズ
9

これを見たから、初代のカードが欲しくなった。

僕はこのアニメを見て古い遊戯王のカードに魅了されてしまいました。見所はやっぱり武藤遊戯のライバル・海馬瀬人の使うブルーアイズ・ホワイトドラゴンが登場するシーンですね。昔のカードはよく覚えていないんですが、ブルーアイズ自体のカードは大体覚えています。攻撃力も3000ありますし、イラストもバリエーション豊富で、アニメでブルーアイズが登場するところには目が離せません。ちなみに海馬瀬人とは、本編で海馬コーポレーションの社長をやっていましたが、最近の再放送を見た時に第1話でなぜかブルーアイズは最初から持っていた訳ではなかったようでした。偶然、遊戯の祖父の貰い物を見て驚いていました。後に3枚のブルーアイズを揃えてから遊戯と初めてデュエルするシーンは、再放送で見ました。ブルーアイズも良かったんですが、遊戯の封印されしエクゾディアで逆転するシーンも見所です。そこから、海馬は少しずつ自分のデッキに思いを抱くようになって行くところが素晴らしいと思いました。
このアニメを見て、実際のカードゲームのブルーアイズやエクゾディアパーツなどという初代に関係のあるカードをたまにパックやカードショップで買うようになりました。最近だと、「遊戯王ブレインズ」のカードも出てますが、そこまではついていけないので、初代までにしました。基本的には、観賞用としてファイルに入れています。

バカとテストと召喚獣 / バカテス / Baka and Test
10

電車や人の多いところで見てはいけない

主人公を含め、Fクラスを中心とした学園もののストーリーとなっています。
他にも、ラブコメ・ギャグ要素もありますが、不意に来る1枚絵で爆笑してしまう恐れがあったり、ストーリーも面白いので1人または、友達とみるくらいの環境で見ることをお勧めします。

学校の制度としてクラスをテストの順位で編成しています。
AクラスからFクラスでランク分けされ、このランクは教室の設備と連動しています。Fクラスはちゃぶ台が勉強机です。戦いを挑み勝つと上のクラスと設備を交換できる制度となっています。

序盤のストーリーは打倒Aクラス!Aクラスに最初から勝負を仕掛けますが、学力が最低なFクラスでは返り討ちに。
そこから頭が悪くてもAクラスを倒すために勉強だけでなく、他のクラスを味方につけたり、脅したりするなど試行錯誤します。どうなるかを見届けてもらいたいです!

戦いは同学年だけでなく、上級生と肝試し対決をしたり、文化祭ではなぜか女装をすることになったりとただの勉強バトルだけでは終わりません!
アニメを見る時間がとても短く次の内容も気になる作品となっていますので、笑いながら成長していく彼らをぜひ見てください!

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて / DQ11 / ドラクエ11 / Dragon Quest XI: Echoes of an Elusive Age / ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S
9

DQ史上最高傑作

ドラゴンクエスト11は堀井雄二さんが「鳥山さん、すぎやまさんと作る最後のドラクエ」と意気込んでいただけあってストーリー、キャラの個性、画質、音楽のどれをとってもハイレベルなものとなっており、同時にこの御三家の作る最後のドラクエという寂しさもある。
またDQファンにとっても「ロトシリーズ」の原点を知る物語であること、要所要所に懐かしい音楽が流れていること、復活の呪文でゲームを再開できることはなんといってもたまらないものではないだろうか。
特に上記にも記したようにDQ11は「ロトシリーズ」との関連が非常に強く、DQ1、DQ3とは特に結びつきが強い。例えば、16歳の成人を迎えるた日に城へ出向くのはDQ3と同じである。クリア後のフィールドのBGMもDQ3と被っており、DQ3と同じように黒幕を倒した後にロトの勇者として語り継がれる。そのあとに流れるEDの最後にDQ1の主人公が竜王の城に挑もうとする瞬間が流れる。スタッフロールの終わりにはDQ3の最初に城に行く前の主人公が母親から起こされているであろうシーンが流れている。他にも例を挙げればきりがないほどあるが、それは歴代DQファンにはとてもうれしいことである。
もちろんストーリーはDQ11として独立できているので、DQシリーズを始めてプレイされる方にも安心して楽しめるようになっている。このような点をふまえて私はDQ11がDQシリーズ最高傑作であること、そしてDQシリーズという枠をこえてテレビゲームとしてとても面白いものだということを主張したい。

パラノーマル・エクスペリエンス
8

B級SF上質スリラー映画

いい加減好きな映画は見つくしたという通のSFあるいはスリラー好きの方々向け。邦題は安っぽいのですが、内容・演技・カメラワークもしっかりしています。
ある程度ネタバレしてしまいますが、この映画はそれでつまらなくなる心配もないのでいいでしょう。
ジャーナリストの主人公は、行方不明になった親友を調査します。彼はMKウルトラ(洗脳実験)に関しての幻覚剤を試していて奇妙なビデオを残して失踪していたのです。主人公が行動する過程でCIAのテープや謎の短波放送、ホームレスから成り上がった個性的な作家などが絡みながら、遂には正体不明の人間とは異なる存在に遭遇します。そうしてその驚くべき真相とは!
最終的にはショッキングな終わり方ではあるものの、総じて提起されていく疑問に対する答えは映画の中ではほとんど解決されてはいない。それがかえってリアルさを演出している。例えれば、あのブレアウィッチプロジェクトの雰囲気を彷彿とさせています。謎そのものに惹かれるという、いわゆるオカルト系が好きだという方にもお勧めできる作品となっています。これは傑作だ!というものでもないのですが、全体的雰囲気のおかげなのか、私は他に何もない時は繰り返し観ていて飽きません。暇を持て余している際はお試しあれ。

オーバーロード / Overlord
8

ただの異世界モノではない!

最近ではSAOをはじめ、異世界モノのアニメ作品が多くなって来ましたが、この作品は他とは異質というか、とにかく違うんです!
まず主人公の強さなのですが、最初っから最強レベルの強さです!最初っから主人公最強なのは結構有りがちですが、他と違うのは主人公が骨のアンデットということです。アンデットになったことで、人間だった頃より少し思考が残酷になっており、人間を亡き者にしても何とも思わなくなっています。この辺が良いんですよね!全然正義の味方ではないんです。むしろ悪ですね。
また異世界に転移する際、かつてオンラインゲームで仲間たちと作った巨大なギルド基地的なものと一緒に転移しており、自分たちで作ったNPCキャラが全員自我を持ち、主人公に従います。このNPCキャラがとても個性的で面白いです。しかも殆どが異世界では最強クラスというチートっぷり。例えば異世界ではLV30ほどでも英雄と呼ばれるほどの存在ですが、ギルド基地にはそれより強いのがウジャウジャいます。やばいですよね。
そんなチートすぎるほどの戦力を持っている主人公ですが、基本的には無用な争いは好まないので、まず人間たちの街に正体を隠して潜入し、現地調査を始めます。ここからは話してしまうとネタバレになってしまうので話しませんが、最近の異世界モノはワンパターンでつまらないと思っている方もそうでない方も、一度見てみることをオススメします!絶対面白いです!

スパデート
8

主人公にドハマり中!

学生時代から聖千秋先生の大ファンで、ずっと新作を買い続けています。その中でもこの作品は久々に胸躍るマンガでした。凄くカッコいい男子が、普通の女の子に恋をする話ですが、こういうマンガの中ではよくあるベタな内容が実は一番読みたい作品だったりします。先生の別の作品「そーだそーだぁ!」でも、普通の女の子と学園一のモテ男がくっつく話があるんですが、それの進化系といった感じです。性格重視…という訳ではなく、凄い美人とも付き合っていたのに、その普通の子(でもとてつもなくやさしくて良い子)を、可愛いと思う。友達に「おまえってブス専だったっけ?」と言われて本気で怒る。でも、彼女にガンガンのアプローチとかできない、ちょっと人付き合いが下手なところも尚良し。かなりハマってしまいました。冗談なのか何なのか、この普通の女の子が実は特殊な能力を持ってかもしれない…?といったところとか、このイケメン・モテ男の主人公が女性の顔はみんな動物とかキャラに見えて、見分けがつかないとか、不思議感覚の設定も入っていて、そこがまた面白いなと思いました。今後の展開がとても楽しみです。