怪盗グルーのミニオン危機一発(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『怪盗グルーのミニオン危機一発』とは、『怪盗グルーシリーズ』の第2作目で2013年公開の3Dアニメーションのコメディ映画。
日本の興行収入は25億円となった大ヒット作品。
監督は前作同様、ピエール・コフィンとクリス・ルノーが務める。
前作で三姉妹マーゴ、イディス、アグネスとすっかり打ち解けたグルーは悪党稼業から足を洗いよき父となり、すっかりマイホームパパになっていた。しかし、巨大磁石でとある極秘研究所が盗まれるという事件が起き、反悪党同盟はグルーに協力を仰ぐことになる。

『怪盗グルーのミニオン危機一発』の概要

『怪盗グルーのミニオン危機一発』(原題: Despicable Me2)とは『怪盗グルーシリーズ』の第2作目で、2013年公開された3Dアニメーションのコメディ映画。
東宝東和配給・イルミネーション・エンターテインメント制作、ユニバーサルピクチャーズ配給。
監督は前作同様、ピエール・コフィンとクリス・ルノーが務める。
また、監督であるピエール・コフィンとクリス・ルノーはミニオンの声優として作品中に参加している。
日本の興行収入は25億円となった大ヒット作品。
前作で三姉妹マーゴ、イディス、アグネスとすっかり打ち解けたグルーは悪党稼業から足を洗いよき父となり、すっかりマイホームパパになっていた。しかし、巨大磁石で極秘研究所が盗まれるという事件が起き、反悪党同盟はグルーに協力を仰ぐことになる。
前作より出番が増えさらに人気となったミニオンの活躍が増えた本作はミニオンファンにも見どころであり、またミニオンのかわいさ以外にも良き父親となろうとするグルーの奮闘や、グルーの恋愛といった要素も追加され、子供だけでなく大人も楽しめる作品となっている。
声の出演は前作同様、『フォックスキャッチャー』に出演したスティーヴ・カレルがグルー役、前作でアグネスたちがいた養護施設の経営者ハッティー役を演じたクリステン・ウィグがルーシー役を演じている。

『怪盗グルーのミニオン危機一発』のあらすじ・ストーリー

誘拐されるグルー

アグネスの誕生日パーティーを開くグルー

人里離れた北極圏にある極秘研究所が、巨大な磁石で盗まれてしまうという事件が起こった。
3週間経っても泥棒の手掛かりは掴めず、反悪党同盟のサイラス局長は頭を悩ませていた。

グルーはアグネスのために子供たちを集め自宅で誕生日パーティーを開いていたのだが、サプライズとして用意したお姫様役のアルバイトが当日ドタキャンをして困っていた。
アグネスをがっかりさせるわけにはいかないと考えたグルーは、自身でお姫様役をやればいいと考え、お姫様の衣装に着替える。
お姫様の恰好をしたグルーはアグネスたちの前に現れるとアグネスや子供たちは大喜び、グルーは無事に役目を終えたと思っていると、アグネスがそばに来て、本当はグルーとわかっているが、ほかの子供たちに合わせて気が付かないふりをしていると耳打ちされてしまうのであった。

グルーに声をかけたルーシー

そんなことがありながらも、誕生日会は終わり、庭でペットのカイルのトイレをさせていると突然ルーシーと名乗る女性がグルーに話しかけてきた。
彼女は名乗った後、グルーについてきてほしいとどこかに連れ出そうとしたのだが、不審に思ったグルーは冷凍光線銃をルーシーに向けて撃ったのだが、ルーシーは逆に火炎光線銃をグルーに向けて撃ち、その後電気ショックを与えることができるリップスティック光線銃をグルーに撃ち気絶させてしまう。
気絶したグルーを車に押し込めるルーシー、その様子をミニオンたちが見ていた。
グルーの一大事だと慌てたミニオンたちは急いで車にくっつき追いかけるが、途中でルーシーに気付かれてしまい、グルーと同じくリップスティック光線銃を撃たれ気絶させられてしまう。
気絶させたミニオンも車にのせたルーシーはそのまま海に飛び込む。
すると、車は潜水艦に変化し海の中を走ることが可能となった。
そのままルーシーは海底にある建物に入り、そこでグルーを起こす。
目が覚めたグルーは一人の男性に連れ去られた理由を聞かされることとなる。
その男性はサイラスと名乗り、悪党と戦う超極秘組織である反悪党同盟の局長を務めていると説明をしてきた。
その後、ルーシーが3週間前に起こった北極圏の研究所が消えてしまった事件の話をグルーに聞かせる。
その研究所ではPX-41という突然変異薬を実験しており、その薬を動物に打つと動物は変異し人間を襲うほど凶暴になってしまう。
この薬が悪党にわたってしまうと危険なため、サイラスは回収をしたいと考えていた。
すでに追跡システムを使ってパラダイスモールというショッピング施設のどこかの店のオーナーが薬を隠し持っているという情報は入手しているため、元悪党であるグルーにそこに潜入して探してもらいたいという相談をサイラスが持ち掛けてきた。
しかし、グルーは悪党業界から足を洗い今は真っ当に生きてジャムとゼリーを作る実業家となっているので依頼は受けられないと断り、家に帰ろうとするが、ルーシーに電話番号が書かれた紙を渡され、「また悪党のスリルが味わいたくなったら電話して」と言われる。

反悪党同盟

ゼリーをつくる工場で働くミニオン

グルーは家に帰り、三姉妹を寝かしつけていると次女のイディスが日ごろ女っけがないグルーのことを心配した友人のジリアンから紹介されていた人とデートするのかと訊ねてくる。
グルーはジリアンが紹介してくる風変りな女性の数々にうんざりしていたこともあり、「しない」と返事をするが、グルーが好きだった女の子に話しかけるため腕を触ると、気持ち悪いと大声で叫ばれた子供時代の出来事を思い出してしまう。
イディスはグルーが女の人を怖がっているからデートをしないのかと疑っているが、グルーはそんなことはないと断言し子供部屋から出て、ミニオンたちがゼリーを作っている地下工場に向かう。
ミニオンはちょうど新作のゼリーを味見しているところであり、一口ゼリーを食べたミニオンはまずいと大騒ぎをしていた。
ネファリオ博士は以前グルーと悪党をやっていたことが忘れられず、今のゼリーを作ることに対し少し不満を持っており、ほかの発明をしないのかとグルーに訊ねる。
するとグルーはジャムを作ることも考えていると笑顔で答え、その答えを聞いたネファリオ博士は悲しそうな顔をして、ほかの研究所から引き抜きを受けていることを打ち明ける。
グルーは今まで自分と一緒にいてくれたことを感謝し、博士の新たな門出を送り出すこととなる。

一方、ミニオンが部屋を掃除していると、玄関のベルが鳴りドアを開ける。
すると、何者かによってミニオンが連れ去らわれてしまう。
その時、マーゴとイディスとアグネスはグルーにお見合い相手を見つけてあげようと勝手にお見合いサイトに登録してしまう。
グルーはそのことに気が付きパソコンを取り上げる。
そしてお見合いをするよりも自分はスパイとなって世界を救うと子供たちに宣言し、反悪党同盟のスパイとなる決心をする。

次の日、グルーはパラダイスモールにスパイとして潜入するためカップケーキ屋を開く。
開店準備をしているグルーのもとにルーシーが現れ、グルーの相棒になるよう命令を受けたと話す。
バディを組んだグルーとルーシーはパラダイスモールの店長を一人一人監察しながら薬を隠し持っていそうな人物を探し始める。
すると、サルサ料理店の店長エドアルドという男性がパーティーの為に200個のカップケーキを注文してくる。
注文を受けたグルーは、今の店長がエルマッチョという悪党にそっくりだとルーシーに話しかける。
エルマッチョとは20年前に活躍した悪党で、自慢の怪力で銀行輸送車から現金を強奪する大強盗であったが、最後はダイナマイトを身体に巻き付け火山に飛び込み、死体は上がらなかったけれど焦げた胸毛だけが見つかりそれ以降彼について知っている人はいないと告げるグルー。

その夜、グルーが家でゴルフをして遊んでいると、外から物音が聞こえた。
様子を見に外に出ると、2匹のミニオンが連れ去られるところを目撃してしまう。
その後、ルーシーと連絡をとり、グルーはエドアルドの店に忍び込む。
すると店にいたエドアルドのペットのニワトリのコッコちゃんに攻撃されてしまう。
なんとかルーシーがコッコちゃんをなだめさらに店の中を調べると、グルーが絵画の後ろに金庫があるのを発見する。
PX-41が金庫にしまわれていると確信した二人は、金庫の鍵を開け扉を開けるとそこにはサルサソースが大切に保管されていた。
目当てのものがなくがっかりする二人であった、お店のドアを開ける音が聞こえ様子を見に行くとエドアルドがお店に入ってきてしまった。
慌ててお店から飛び出し、エドアルドに見つかることなく店を後にした。

アイスを買いに来たミニオン

次の日、グルーの家の前にジェラート屋車が止まった。
それを見つけたミニオンは喜んでアイスを食べに行くが、アイスを食べていると大きなホースが車から現れ一人残らず吸い取られてしまう。
一方、グルーはエドアルドの店の金庫から薬が発見されなかったためエルマッチョであるという容疑をかけるのをやめ、ほかの店の店長を観察するようにする。
すると、パラダイスモールのグルーの店にアグネスたち3姉妹が遊びに来る。
初対面のルーシーは子供たちにあいさつをすると、アグネスはルーシーに結婚をしているかどうかを訊ねる。
いきなりの質問に驚いたグルーは、ほかのところで遊ぶよう3人に行って店から追い出してしまう。
グルーの店を後にしたマーゴは一人パラダイスモールを歩いていると、一人の男の子に一目ぼれをしてしまう。
男の子に声をかけデートを始めた二人、その様子を見たアグネスとイディスはグルーに報告しに行く。
慌ててマーゴを探しエドアルドの店にいることを発見したグルーはマーゴにデートをやめ帰るよう邪魔をしだすと、エドアルドが登場する。
登場したエドアルドのことを「パパ」と呼んだ男の子、彼の名はアントニオと言ってエルアドルの息子であった。
驚いたグルーであったが、そのまま反悪党同盟の基地に向かう。
そして、昨日容疑者の候補としてリストから外したエドアドルを再び容疑者としてリストに追加してほしいとサイラス局長に依頼をする。
理由を局長が訊ねると、グルーはマーゴとデートしていたアントニオが気に入らなかったため親子ともども逮捕してほしいからだと話しをする。
親ばか丸出しのグルーにあきれる局長であった。

PX-41が発見される

PX-41が発見されたウィッグ専門店の店主イーグル

次の日、パラダイスモールに来るとサイラス局長がいたのを見つけたグルーは理由を訊ねる。
すると、局長はウィッグ専門店からPX-41の空の瓶が見つかったので店長のイーグルを逮捕しに来たのだと話す。
逮捕されたイーグルは自分ははめられたのだと叫んでいるが、反悪党同盟の職員に連れ去られてしまう。
イーグルが逮捕されたことで任務が完了したグルーとルーシー。
バディは解消となり、ルーシーはオーストラリア支局に異動が決まったことをグルーに話す。
グルーはそれを聞くと悲しそうな表情を浮かべながら「頑張って」とルーシーに告げる。
ルーシーも悲しそうな顔をしながらも、お別れのプレゼントと言って愛用のリップスティック光線銃をグルーにあげた。

一方、ジェラート屋の車で誘拐されたミニオンたちはどこかのビーチにいた。
すっかりバカンスを楽しんでいるミニオンであったが、突如薬を打たれ凶暴なイーブルミニオンに変身させられてしまう。
マーゴとアントニオが仲良くなった縁からエドアルドにパーティーに招待されたグルー。
エドアルドの家で子供たちが遊んでいる様子を見ていると、エドアルドが周りを警戒しながらどこかに行くのを発見する。
不審に思ったグルーはエドアルドの後をつけると、エドアルドは地下に降りていく。
そして、地下にある隠し部屋でエドアルドがエルマッチョのコスチュームを身に着けているのを見てしまう。
グルーはエルマッチョが生きていたことに興奮してエルマッチョに声をかけると、エルマッチョは一緒に世界を征服しないかと誘いを持ち掛ける。
すると、グルーは自分にはやらなければいけないことがあるからと煮え切らない様子でその場から逃げるように走り去ってしまう。
グルーの態度を怪しんだエルマッチョは、イーブルミニオンを呼び出し、グルーの尾行を命じる。
エドアルドの正体を知ったグルーは、アグネスたちを連れて家に帰ることにする。

一方、ルーシーはオーストラリアに向かう飛行機に乗っていた。
しかし、グルーのことが忘れられないルーシーは、飛行機を降りグルーに会いに行こうとする。
そしてグルーがいるエドアルドのパーティー会場を訪れグルーを探していると、ルーシーはそこでエドアルドに話しかけられる。
ルーシーはグルーを探すことに夢中になっていたため、反悪党同盟の身分証明書を落としたことに気が付かず、エドアルドに拾われてしまう。
スパイだと気づかれたルーシーはエドアルドに誘拐されてしまう。
その現場を偶然近くにいたネファリオ博士が見ており、グルーにそのことを連絡し、連絡を受けたグルーはルーシーを救うためエドアルドの家に向かう。

家にいるアグネスたちにエドアルドの命令を受けたイーブルミニオンが襲い掛かってくる。
3人は地下の研究室に逃げ込むが、イーブルミニオンに追い詰められてしまう。
絶体絶命と思われたところに、ネファリオ博士が現れ、自身が開発したPXー41の解毒剤をイーブルミニオンに投与する。
すると、いつものミニオンに戻ったため、ネファリオ博士とアグネスたちは解毒剤をもってグルーのもとへと向かう。

グルーに襲い掛かるイーブルミニオン

エドアルドの家に潜入したグルーであったが、大量のイーブルミニオンに襲われる。
追い詰められたグルーは屋上に逃げると、そこに飛行船が現れる。
そこには解毒剤を持ったアグネスたちが乗っており、空中から解毒剤をまき、ミニオンをもとに戻す。
もとの姿に戻ったミニオンを連れ、グルーはルーシーを探す。
するとロケットに括りつけられたルーシーを発見する。
グルーに気が付いたエルマッチョは、ルーシーのロケットは火山に突っ込む仕掛けとなっており、その発射ボタンを自分が持っていると告げる。
エルマッチョを止めようとするグルーであったが、エルマッチョはPX-41を飲んで凶暴化する。
グルーは冷凍光線銃でエルマッチョを凍らせようとするが、凶暴化したエルマッチョには全く効かなかった。
どうしようもなくなったグルーであったが、ルーシーからもらったリップスティック光線銃の存在を思い出し、エルマッチョに向けリップスティック光線銃を撃つ。
電気ショックはエルマッチョに効果があったようで、銃を撃たれエルマッチョは気絶する。
エルマッチョを倒したグルーは慌ててルーシーを助ける。
ルーシーを助けたグルーは、ルーシーに「もしデートに誘ったらなんて答える?」と訊ねると、ルーシーは「もちろんイエスよ」と答える。

そのまま2人はデートを重ね147回のデートをした後、2人は結婚式を挙げ、ルーシーを含めた家族全員で写真を撮るのであった。

『怪盗グルーのミニオン危機一発』の登場人物・キャラクター

フェロニアス・グルー

CV:スティーヴ・カレル / 吹き替え版: 笑福亭鶴
前作で子供たちに馴染む前のグルーが別人に思えるほど、三姉妹を溺愛し、すっかりマイホームパパになっている。
悪党稼業から足を洗い、ミニオンズとゼリーやジャムを作って暮らしている。
全く女性の影がなかったグルーを心配して友人のジリアンが女性を紹介するが、変わった女性ばかりでうんざりしている。
超極秘組織「反悪党同盟」に引き抜かれた際、女性エージェントのルーシーと出会い、次第に陽気で快活な彼女に惹かれていく。

ネファリオ博士

keeper
keeper
@keeper

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