ペット2(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ペット2』とは、2019年公開のアメリカのアニメーション・コメディ映画で、『ペット』の続編である。製作会社はイルミネーション・エンターテインメント。監督は引き続きクリス・ルノー。共同監督はジョナサン・デル・ヴァル、脚本はブライアン・リンチが務めている。ペットがどう考え過ごしているのかというのが描かれた物語である。小型犬マックスは大型犬デュークと平和に過ごしていたが飼い主が妊娠しリアムが産まれたことで、心配性のマックスは行動障害を起こす。そんな性格のマックスの成長が見られる作品である。

『ペット2』の概要

『ペット2』とは、2019年公開のアメリカのアニメーション・コメディ映画で、2016年に公開された『ペット』の続編である。製作会社はイルミネーション・エンターテインメント。監督は引き続きクリス・ルノー。共同監督はジョナサン・デル・ヴァル、脚本はブライアン・リンチが務めている。ペットがどう考え過ごしているのかを描いた物語である。
本作はアメリカ合衆国で2019年6月7日にユニバーサル・ピクチャーズより公開。イギリスでは1週早い2019年5月27日に、日本では2019年7月26日に公開された。
本作は8,000万ドルの制作予算に対して全世界で4億3,000万ドルを売り上げた。

小型犬マックスは大型犬デュークと平和に過ごしていたが、飼い主・ケイティが妊娠しリアムが産まれたことで、事態が一変する。リアムを危険から守ろうとするあまり心配性のマックスは首元を掻く行動障害を起こす。その後、マックスたちは皆で農場に旅行に出かけた。そこでマックスは犬・ルースターと出会う。マックスの成長を手助けするルースターと、心配性で怖がりのマックスが成長していく作品である。

『ペット2』のあらすじ・ストーリー

出産したリアム

リアム(真ん中)と遊ぶ、デューク(左)とマックス(右)

ある日、公園へ遊びに来ていた小型犬のマックスと大型犬のデューク。公園で走り回る子供たちを見てマックスは「子供が苦手だ」と話していた。

その後マックスとデュークの飼い主のケイティは、チャックと出会い結婚をした。ケイティは妊娠し、息子のリアムが生まれる。
マックスはリアムと距離を取ろうとするが、成長したリアムがマックスを抱きしめ「大好きマックス」と言ったため、その時からマックスの考えが全て変わった。

マックスはリアムを可愛がり、常に一緒に行動して危険を察知するようになった。

マックスの病気

別の家に住むうさぎのスノーボールは、飼い主のモリーと一緒に朝食を食べていた。モリーが学校へ出かけた後、スノーボールはベランダに出る。すると上の階に住んでいたマックスに話し掛けられた。
スノーボールはマックスにモリーの自慢話をする。マックスも負けまいとリアムの自慢話をし始めた。するとデュークが現れ、リアムが出かけたことを報告してくる。

実際にはリアムはチャックと一緒に出かけただけだった。しかしマックスは、トランシーバーで友人たちに「誰か姿は見えるか?」と聞く。
ダックスフンドのバディとパグのメルは、「見ていない」と答える。ねずみのノーマンはラジコンに乗りリアムを尾行していたので、リアムの様子をマックスに報告する。

ノーマンからリアムの無事を聞いたマックスは安心した。マックスが首元を掻いていたので、デュークは「また痒いのか?」と聞く。マックスは最近よく首元を掻くようになっていた。しかし、マックスは痒いことは気にせず、リアムの心配をするのだった。

その後、ケイティがマックスに「お散歩に行かない?」と言って外に出かける。マックスは喜んで外へ出たが、着いたのは動物病院だった。ケイティはマックスがよく首元を掻くことに気づいており、その治療をするためだった。

ミツバチボールのお世話係を探すマックス

動物病院でエリザベスカラーをつけられたマックスは、ケイティと一緒に家に帰った。ケイティはマックスを励ましてから別室に移動する。残されたマックスは首を掻こうとするが、エリザベスカラーに当たって直接掻けない。

マックスはテーブルの下にミツバチの形をしたボールが落ちていることに気づき、取りに走る。しかし、テーブルにエリザベスカラーが当たり取れない。そうしていると興奮したデュークがマックスの傍に来た。そしてチャックが皆で旅行に行こうと言っていたことを伝える。

マックスはミツバチボールを咥え、旅行に行っている間ミツバチボールを見てくれる人を探し始めた。最初に猫のクロエの家に向かったが、クロエはドアのストッパーで遊んでおり、話を聞いてくれなかった。
そのため、マックスはクロエに頼むことは諦め、友人である犬のギジェットの家に向かう。

ギジェットは家の食洗器をお風呂にしていた。マックスがギジェットにミツバチボールをお願いすると、ギジェットは快く引き受けてくれる。

マックスが家に帰った後、ギジェットはベランダの側でミツバチボールを抱きしめて寝ていた。すると夢の内容を現実と間違えミツバチボールを踏んでしまい、ミツバチボールはベランダの外へ飛び跳ねてしまった。

ギジェットは走って追いかけるが、ミツバチボールは猫がたくさんいる家に入ってしまう。ギジェットが家の中の様子を見ると、老婆の猫おばさんがテレビを見て過ごしていた。ミツバチボールを見つけた猫たちは興奮して遊び始める。そんな猫たちを見たギジェットは、一旦その場を退散することにした。

スノーボールとデイジーの出会い

スノーボールは自宅でダンベルを持ち上げようとしていた。家に遊びに来ていたクロエはミニテーブルの上に座って、ミニテーブルに置いてあるロウソクや花瓶を落として遊んでいた。

するとベランダから犬のデイジーが、「キャプテンスノーボールって知ってたりする?」と訪ねてきた。スノーボールが知っていると言うと、デイジーが「哀れで可愛い動物がとらわれてるの。スノーボールに極秘で救い出して欲しいの」とお願いする。スノーボールは突然「用事を思い出した!」と言い、奥の部屋へと走り去った。
スノーボールは奥の部屋でスーパーヒーローの格好に着替えてから、デイジーの元に戻り「待たせたな諸君」と言う。デイジーは「あら誰かしら」と話に乗ってあげる。

スノーボールが「話してみろ」と言うと、デイジーが詳しく話し始める。内容はデイジーが飼い主と旅行から戻って来る途中の話であった。飛行機に乗る時、ペットたちは荷物と一緒に入れられるため、ペットたちはペットキャリーバッグから出て預け荷物で遊んでいた。
奥から物音が聞こえたデイジーは、物音がする場所まで進むと「セルゲイのハッピーサーカス」と書かれている布を見つける。デイジーがその布を剥がすと、虎のフーは鎖で繋がれて檻に閉じ込められていた。

そしてデイジーは「着陸した後にまたフーを見かけた。その飼い主はとんでもなく残酷でねじくれてるサーカスの団長だった」と言う。最後に「キャプテンにフーを助けてほしい」とお願いした。スノーボールは話に乗りデイジーと一緒にベランダに出るが、クロエは自宅に残った。

チャックたちは祖父であるシェップの農場に着いた。デュークは初めての場所に興奮し、マックスと一緒に農場の奥に進む。
しかし、農場の奥にいた牛からは犬をバカにされ、七面鳥からは追いかけまわされる。それを見ていた犬のルースターにマックス達は助けられる。

一方ギジェットはクロエの家に向かっていた。ギジェットはミツバチボールを取り返すため、クロエに猫になる術を教えてもらおうとした。

フーの救出

一方、スノーボールとデイジーはセルゲイのサーカスにたどり着いていた。テントの中を覗くと、フーは飛び台の上にいた。練習が終わり檻に閉じ込められたフーは、落ち込んでいた。セルゲイは柱に鎖で繋がれている狼たちに、フーを見張るように指示してその場を去った。

隠れていたデイジーがフーに近寄ろうとするが、狼に威嚇されて近寄れない。しかし、上手いこと狼の鎖が絡まるよう誘導して撃退し、フーを助けることに成功する。

農場ではマックスとデューイは外で寝ていたが、リアムの様子が気になるマックスが窓から中の様子を覗く。寝ているリアムに安心して寝ようとするが、マックスは鳥の声に怯えて叫んでしまい、その叫び声を聞いて狐が襲い掛かってきた。

するとそこにルースターが現れ、マックスを助ける。マックスはカラーのせいで見えなかったと言い訳をすると、ルースターは「カラーは外せばいい」とアドバイスをする。マックスは医者の話を無視して、ルースターにマックスのエリザベスカラーを外させた。

フーの安全場所の確保

ポップスに可愛い顔をしてお願いするフーと子犬たち

サーカスから逃げ出したスノーボールとデイジーは、フーの安全な場所を探すため、老犬のポップスの自宅へ向かった。フーをベランダで待たせて、スノーボールとデイジーはポップスの家に入る。ポップスの家には見慣れない子犬たちがおり、ポップスのテストを受けていた。

スノーボールがポップスに、今の状況を聞いた。するとポップスは、ポップスの飼い主が、子犬のタイニーを新しく飼い始めたと話し始める。そしてタイニーの教育係になったポップスは評判になってしまい、あちこちから子犬が殺到したと言う。

子犬のピクルスなどが泣きながらポップスに相談しているとき、フーがベランダで待てず中に入ってきた。ポップスはフーを見つけて驚いているが、スノーボールは気にせず「フーはこれから、このうちに住む」とポップスに言う。
ポップスは怒って帰れと言うが、フーを見つけた子犬たちはフーと遊ぼうとじゃれつく。ポップスは懐くなと注意するが、子犬たちは可愛い表情でポップスにお願いする。ポップスは子犬たちの表情を見て「一晩だけだ」と許すことにした。

翌日サーカスに行ったセルゲイは、フーがいないことに気づき狼を怒る。セルゲイが怒っている時、狼たちはデイジーの落とした髪飾りを見つける。セルゲイはその髪飾りを拾い、狼たちに匂いを覚えさせ「虎を連れ戻すんだ」と命令した。

ミツバチボールの救出成功

一方ギジェットとノーマンは、ミツバチボールを取り返すために猫屋敷のベランダに来ていた。ノーマンは換気口で待機し、ギジェットは猫のフリをしながら家への侵入を成功させる。ギジェットはミツバチボールを見つけたが、大きな猫がミツバチボールを握って寝ていた。

ギジェットはミツバチボールを奪うことに成功するが、大きな猫が起きてしまい追いかけっこになる。間一髪のところで、ノーマンはレーザーをギジェットの足元に当て、ギジェットはレーザーを口に入れて飲み込むフリをした。

それを見ていた猫たちは「赤い点を捕まえた」と喜び、ギジェットはミツバチボールを回収することができた。猫たちはギジェットに「女王陛下万歳」と言う。

子羊のコットンを救出

農場ではルースターが牛たちを誘導していた。その姿を見てデュークとマックスが文句を言っていると、豚が1頭柵から出ていることに気づく。
マックスはルースターのマネをして豚を動かそうとするが、豚は興奮して暴れてしまう。暴れた衝撃で羊の柵が壊れてしまい、羊たちは皆脱走してしまった。

そこにルースターがやってきて、羊に柵の中へ戻るよう指示する。しかし、子羊のコットンがいないことに気づいたルースターは、違う羊に行方を聞く。すると森に行ったことが分かったため、マックスに「俺と一緒に来い」と言う。
ルースターと2人きりは嫌だと思ったマックスはデュークを誘うが、ルースターに「お前だけだ」と怒られてしまう。しぶしぶマックスはルースターと共に森の奥へ進んでいった。

ルースターたちがコットンのもとへ辿り着いた時、コットンは崖の途中の木になっているりんごを食べていた。この木は細く、ルースターは自身の体重を支えきれないと考え、マックスに助けてこいと言う。
マックスは絶対に無理だと断るが、ルースターは「怖いのか」と何度も煽る。するとマックスは「怖くなんかない」と答え、ギリギリのところでコットンを救出した。

ルースターとの別れ

狼たちはニオイを頼りに、デイジーを探していた。そんなことを知らないデイジーは、公園で友人たちに狼のことを話していた。しかし話の途中、狼がやってきてデイジーを追い詰める。デイジーは「(フーは)あそこにいる」と嘘をつくことで、狼から逃げることができた。

一方マックスの家に侵入していたスノーボールのところに、子犬たちがフーを連れてきた。スノーボールはどうしたのか聞くと、ポップスはフーが部屋を荒らすと怒りながら言う。そして、フーを置いて帰っていってしまった。フーが家に入り、マックスのベッドで横になる。スノーボールはその隙にベランダに出て「問題解決」とつぶやいた。

次の日の朝、農場では皆帰るため車に乗り込んでいく。車の中からマックスとデュークは、ルースターに別れを告げる。ルースターは何も言わず、去っていく車を見つめていた。

集結

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