SING/シング(映画)のネタバレ解説まとめ

SINGとは、「ミニオンズ」「ペット」などを手がけたイルミネーション・スタジオが贈る、コメディ映画。2016年に12月21日にアメリカ合衆国で公開。日本では2017年3月17日に公開された。
子供の頃、舞台に惹かれたバスターは劇場支配人になるも、夢見た世界とはかけ離れた生活を送っていた。そこで彼は賞金1000ドルをかけた歌唱コンテストを開催、バスターの最後の賭けが始まろうとしていた。

あらすじ・ストーリー

6歳のころ、父に連れられ見に来た劇場で、バスター・ムーン少年は舞台の美しさとその上に立つ女優・ナナに魅せられる。
数年後、バスターは劇場支配人になるも、夢見た世界を実現できずにいた。
そこで彼は現状を変える為に、1000ドルをかけた歌唱コンテストを開催を決意。
しかし劇場事務員のミス・クローリーのミスで、賞金「10万ドル」と書かれたポスターが街に広まってしまう。

翌日、噂を聞きつけ街からやってきた多くの動物たち。
オーディションを突破し、見事最終ステージまで勝ち進んだのはパンクロックを愛するアッシュ、窃盗団のボス、ビッグダディの息子ジョニー。
専業主婦のロジータ、そしてストリートミュージシャンのマイクの計4名だった。
バスターは彼らをむかえ、本番に臨むつもりだったが、その時ようやく賞金が10万ドルになっていることに気づく。
事前に900ドルしか用意できなかったバスターは、急いでお金を持ち合わせるべく、お金持ちの息子であり友人のエディと共にエディの祖母・ナナの元へ訪れる。バスターは彼女を説得し、リハーサル内容を見てから資金援助について検討してもらうことにした。

一方その頃、コンテスト参加者達は不幸に見舞われていた。アッシュは恋人の浮気現場に遭遇し、破局をむかえてしまう。
ロジータは練習相手のグンターと馬が合わず、さらに家事に時間をとられ、思うように練習できないでいた。
ジョニーは父の窃盗計画を台無しにしてしまい、絶縁を告げられる。
マイクは高い実力を持つがゆえに、油断してカジノで遊びほうけてしまったうえにイカサマがばれて、ゴロツキ達に追われる羽目に陥る。
そして、オーディションに不合格してしまったミーナはもう一度チャンスをもらいにムーンのもとへ訪れるも話を聞いてもらえず、舞台係を押し付けられてしまう。

バスターはエディとミーナと共に巨大な水槽の中でホタルイカがダンスをするという派手な演出をするために、舞台の背景と床を作り直した。
そしてやってきたリハーサル当日、ナナを特別席にむかえリハーサルがスタート。
前もってしこんでおいた演出はナナを魅了するが、マイクの出番が回って来たときにマイクを追っていたゴロツキ達が突如乱入してきたのだ。
慌てて止めに入るバスター達だが、その騒ぎの最中で10万ドルが用意されてないことが発覚してしまった。
さらに水槽も重量オーバーで割れ、そのせいで劇場は崩壊してしまう。
リハーサルは悲惨な結果に終わり、自宅としても使用していた劇場の土地は銀行に差し押さえられてしまった。

すべて失ってすっかり落ち込んでしまったバスターは、エディの部屋に閉じこもってしまう。
そんなバスターを心配して皆は声をかけるが、そんな慰めもバスターには届かず、逆に厄介者扱いされてしまう。
その後、バスターはミス・クローリーと共に父と同じ洗車屋を営むことにした。エディの手伝いもあり、洗車屋はたちまち繁盛するようになった。
しばらくしたある日、バスターはある歌声を耳にする。
声の在り処をたどってみると、廃墟と化したムーン劇場で歌を歌っているミーナの姿がそこにあった。
バスターはミーナの歌に元気づけられ、再度劇場を開くことを決意した。

即席で用意した野外劇場だったが、それでもあの日オーディション最終ステージまで残った4名とミーナの力で、
身内程度だった客席に街中から動物達が集まり、たちまちステージは大盛り上がりとなった。
後日、野外劇場を見ていたナナが土地を買い取ることで、バスターは劇場をとりもどすことができた。

登場人物・キャラクター

バスター・ムーン(CV:マシューマコノヒー/内村光良)

コアラの男性。
子供の頃は宇宙飛行士を目指していたが、舞台に惹かれ、劇場支配人になった。
勝手に他人の建物の電気を使ったり、給水塔の水を無断で利用するなど非常識的なところもあるが超楽天的で、ショーに対する熱意は本物。

ミーナ(CV:トリー・ケリー/MISIA)

ゾウの少女。
両親に認められるほどの歌唱力を持つが、あがり症なために、なかなか歌を披露できずにいる。
普段はヘッドホンを耳にかけながら出歩くなどするが、基本的に常識人で、お人よし。
終盤は彼女の歌が元気をなくしたバスターを奮い立たせるきっかけになる。

アッシュ(CV:スカーレット・ヨハンソン/長澤まさみ)

ヤマアラシの少女。
パンクロックをこよなく愛するが、バスターからポップな歌を勧められてしまう。
ランスという彼氏がおり、元々はランスと共にロックバンドを組んでいたが、声量はアッシュのほうが多い。
歌唱コンテストに二人で参加するもアッシュのみ通過し、これが原因でランスとは別れてしまう。

ジョニー(CV:タロン・エガートン/大橋卓弥)

ゴリラの少年。
音楽を愛し、シンガーを目指しているが、窃盗団のボスの父に言いだせずにいる。
「根っからの歌手」とバスターから評されるほどの才能の持ち主。過去にピアノの弾いた経験があるらしく、ステージでピアノを担当すことになったときは、「もう何年も引いてないと」と話している。
作中で計画の邪魔をして父から絶縁を告げられ、関係を取り戻そうとバスターが用意した賞金を夜な夜な盗み出そうとするが、バスターのメモを見て踏みとどまる。

グンター(CV:ニック・クロール/斎藤司)

ブタの男性。
オーディションに参加するも落選したが、バスターからロジータとペアを組まされることになった。
社交的で、ロジータを励ましたりと意外にも男気がある。グンター自身はロジータを導くことを使命と考えている。
ダンサーでありシンガーでもある。

ロジータ(CV:リース・ウィザースプーン/坂本真綾)

ブタの主婦。25人の子供と育児に興味がない夫に手を焼かされる毎日を送っていた中、コンテストのポスターを見て、
忘れてしまった本来の「自分」を取り戻すためにオーディションに参加。家事、育児に追われる主婦ゆえに地味な見た目で、それを補うためにグンターとペアを組むことになったが、相性はあまりよろしくない。

マイク(CV:セス・マクファーレン/山寺宏一)

ネズミの男性。
ストリートミュージシャンとして生計を立てれるほどの、高い実力を持つが、自己中心的な性格。
自分より図体がでかい相手が気に入らない。音楽院出身。
物語終盤、無報酬の野外ライブには消極的だったが、予想以上の盛り上がりを見せたステージに影響され、舞台に参加した。

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