プラネテス（ΠΛΑΝΗΤΕΣ、PLANETES）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

木星往還船「フォン・ブラウン号」の乗組員に抜擢されるほどの実力者だが、裏では過激派組織の「宇宙防衛戦線」のリーダーとして行動している。アニメではリーダーではなく、スパイとして活躍する。CVは大友龍三郎。

サリー・シルバーストーン

木星往還船「フォン・ブラウン号」の乗組員。CVは勝生真沙子。ハチマキの同僚で良き理解者となる。
面倒見のいい性格であり、自分よりも他人を大事にする。アニメ版ではハチマキとともに選考会の2次試験を受ける。

ノノ

世界に4人しかいない月生まれ月育ちの月面人（ルナリアン）。そのため12歳でありながらも高身長である。CVはこおろぎさとみ。
地球の重力に耐えられない身体ではあるが、地球に降りて海を見に行くことを夢見ている。

ハリー・ローランド

小惑星帯を初めて有人探査した、キャリア20年超えのベテラン航宙士。CVは秋元羊介。
宇宙白血病を患いながらも現実を受け入れられず、最終的に月面でその生涯を終える。アニメ版ではハチマキとハキムの師匠であるギガルトの師匠という設定が追加されている。

星野 九太郎（ほしの きゅうたろう）

八郎太の弟。CVは保志総一朗。父や兄とは違ってロケット技術者を目指しており、廃材置き場から材料を集めてロケットを造っては実験の繰り返しをしている。登場当時は低身長であったが、約1年後では187cmまで成長している。

星野 ハルコ（ほしの はるこ）

八郎太と九太郎の母。CVは藤田淑子。「良い宇宙飛行士の条件は生きて帰ってくること」が口癖の専業主婦で家族全員が好物のトンカツが得意料理。
テレビアニメ版ではフォン・ブラウン号が出発する際にテレビ中継がおこなわれたが、動じずに洗濯物を干しているなど肝っ玉の座った人物として描かれている。

『プラネテス』の名シーン・名場面

「I copy.」「You copy.」

主人公たちが宇宙空間にて作業をおこなう際に確認を取るためのセリフ。元ネタは無線通信で相手に無線が届いているか確認するために合言葉である「I copy.」である。

「結婚しよう」

主人公の八郎太がヒロインに告白するシーンのセリフ。宇宙空間で2人きりとなり、しりとりの最中に告白をする。それまでの試練や障害を乗り越えて結ばれるこのシーンは非常に感慨深いものとなっている。

「全部オレのもんだ。孤独も苦痛も不安も後悔ももったいなくてタナベなんかにやれるかってんだよ」