キラ・ヤマト（機動戦士ガンダムSEED）とは【徹底解説・考察まとめ】
キラ・ヤマトとは、『機動戦士ガンダムSEED』の主人公。続編の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』でも「主軸となる3人の人物」の1人を演じている。
ヘリオポリスコロニーの学生だったが、地球連合軍の秘密兵器「ガンダム」を目撃してしまったことで、地球連合とプラントの戦争に巻き込まれていく。強化人種コーディネイターの中でも最高傑作とされる「スーパーコーディネイター」であり、身体能力や機械への適性などあらゆる能力が極めて高い。幾多の悲劇を経験しながら、戦いを終わらせる術を模索していった。
「それでも！守りたい世界があるんだ！」
クルーゼに「この世界は滅びなければ良くならない」との現実を突きつけられ、心の支えの1つだったフレイを目の前で殺され、絶望に囚われるキラ。しかし、それでも己の胸の内に「アスランはきっと自分を信じてまだ戦っている」、「ラクスもカガリも自分を信じて耐えている、守らなければならない」との思いが残っているのを知ったキラは、「それでも！守りたい世界があるんだ！」と絶叫して再びクルーゼに立ち向かう。
C.E.の世界は、『ガンダムシリーズ』の中でも特に先に希望の見えない世界であることで知られており、キラがクルーゼの言葉に理論的な反論ができなかったのもそれが理由である。しかし「それでも」と世界の暗澹たる現実を認めた上でなお守ろうとするキラの姿は、悲しくも勇壮な迫力に満ちている。
キラ・ヤマトの裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
新條まゆの『愛俺! 〜男子校の姫と女子校の王子〜』はキラに着想を得た作品
眉目秀麗にしてあらゆる分野で優れた能力を持つ、まさに「天才」というべきキラ・ヤマトというキャラクターは、視聴者のみならずクリエイターの側にも様々な影響を与えた。中でも少女漫画家の新條まゆは強い印象を受け、キラをモデルにした主人公白石秋羅（しらいし あきら）が活躍する『愛俺! 〜男子校の姫と女子校の王子〜』という漫画を描いている。
秋羅は声優もキラと同じ保志総一朗が務めており、作者のこだわりが感じられるキャラクターとなっている。
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目次 - Contents
- キラ・ヤマトの概要
- キラ・ヤマトのプロフィール・人物像
- キラ・ヤマトの来歴・活躍
- 物語開始前
- スーパーコーディネイターとして誕生
- 幼年期
- 『機動戦士ガンダムSEED』での活躍
- 親友との再会
- 憎悪の末の対峙
- 自由の旗印
- 第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦
- 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』での活躍
- 新たな暗雲
- シン・アスカとの戦い
- メサイア攻略戦
- キラ・ヤマトの関連人物・キャラクター
- アスラン・ザラ
- ラクス・クライン
- カガリ・ユラ・アスハ
- シン・アスカ
- キラ・ヤマトの名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 「やめてよね」
- 「それでも！守りたい世界があるんだ！」
- キラ・ヤマトの裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 新條まゆの『愛俺! 〜男子校の姫と女子校の王子〜』はキラに着想を得た作品