TM NETWORK(TMN、ティーエム・ネットワーク)の徹底解説まとめ

TM NETWORKとは小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登の三人で構成される日本の音楽ユニット、エレクトロニカバンドである。
1984年4月21日にデビューの後、1987年リリースの「Get Wild」などのヒット作がある。1994年TMNの「プロジェクト終了」のち1999年TM NETWORKとして再始動。個々の活動をしながらTM NETWORKとして活動をする。2015年充電期間に入る。
概要
TM NETWORKは小室哲哉をリーダーとする3人組の音楽ユニット、エレクトロニカバンドである。作曲と編曲はすべて小室、木根が担当している。
1984年4月21日に「金曜日のライオン」でデビューし、1990年名義を「TMN」に名義をリニューアルする。1994年4月21日「プロジェクト終了」を宣言し、同年5月18、19日にて最後のライブを持って終了した。
1999年には再び「TM NETWORK」として再始動する。現時点でシングル、アルバムの総売上は公称で1600万枚を突破している。
メンバー
小室哲哉

1958年11月27日生まれ 東京都出身 A型
TM NETWORKのリーダーであり、作詞、作曲、編曲、プロデュースをしている。
TM NETWORKとしてだけではなく、他のアーティストへの楽曲の提供やプロデュースも数が多い。
自他共に「怒らない性格」であり、腰が低く優しく、親しみやすい性格である。また一年のうちほとんどの時間を音楽スタジオでピアノを弾きながら音楽の構想を考えているようであり、仕事人間というよりは音楽の製作が好きな人であることが伺える。
宇都宮隆

1957年10月25日生まれ 熊本県出身 O型
TM NETWORKのボーカルであり、一部作曲も担当をしている。
1992年以降、T.UTU名義でソロシンガーとして活動開始している。そしてBOYO-BOZO、U_WAVEのユニットとして活動をしている。
生まれは熊本県だが、小学校以降に東京に転居している。TM NETOWORKのメンバーとは小学校低学年から高校までの同級生。敬愛するボーカリストは、ロッド・スチュワート。
木根尚登

1957年9月26日生まれ 東京都出身 B型
TM NETWORKのギタリストであり、一部は作詞、作曲、編曲をしている。SPEEDWEY時代はピアニスト、キーボーディストであった。元々はアコースティックギターを弾いていて、エレクトリックギターはTM NETWORK結成から数年後に始めている。
サングラスが特徴。
音楽の原点はかぐや姫や吉田拓郎などのフォークソングであるため、当初弾いていたのはアコースティックギターである。
音楽活動と共に執筆活動もしている。代表作に、「CALOL」「ユンカース・カム・ヒア」などがある。
略歴

SPEEDWAY時代
TM Networkの前身はSPEEDWAYというバンドだった。その中でのメンバー、宇都宮、木根の二名が小室の提案したTM Networkの結成に同意したため、そのままSPEEDWAYは自然消滅となった。
1984年4月21日シングル「金曜日のライオン」、アルバム「RAINBOW RAINBOW」にてデビュー。キャッチコピーは「金色の夢を見せてあげる」だった。その後はテレビなどで見るものの、大ヒットにはつながらなかった。
危機感の中で1987年4月8日、テレビアニメ「シティーハンター」のエンディング曲に使用された「Get Wild」がヒットする。この曲で今まで模索していた曲の方向性が定まる。
1990年にバンド名を「TMN」と改名する。そして7thアルバム「RHYTHM RED」ではプログレッシブ・ロックの流れを汲んだハードロック路線を全面に打ち出した。
1994年、TMNを「プロジェクト終了」とし、活動を終了する。その後は個々の活動が中心になる。
1999年、TM NETWORKとして再活動。
以降の活動は、終了前よりもメンバーのソロの活動と平行しているため、TM NETWORKとしての活動周期の感覚が長い。主に活動していたのは1999年後半〜2000年、2002年、2004年、2007年後半〜2008年前半。
2014年4月21日。デビュー30周年を迎え、4月22日にはシングル「LOUD」セルフリプロダクトアルバム「DRESS2」を同時リリースし、同年10月29日7年ぶりのオリジナルアルバム「QUIT30」をリリース。
2015年3月22日。充電期間にはいる。
2017年、1987年発表の代表曲である「Get Wild」のリリースから30周年を記念して、同楽曲だけを収録したアルバムやアナログレコードを相次いで発売。
ユニット名
ユニット名の「TM」はメンバーが住んでいたと同時に音楽活動を始めた東京都多摩地域の「Tama」が由来である。
公式にはタイムマシン(timemachine)の略と言うことになっている。
本当の理由は1993年まで公表されなかった。
歌詞
メンバー全員が作詞、作曲をしている曲もあるが、シンガーソングライターで小説家の小室みつ子が担当している曲が多い。また初期には松井五郎、三浦徳子、川村真澄などといった作詞家の他、TMNリニューアル期は脚本家の坂元裕二も詞を提供している。
代表曲
Get Wild
1987年4月8日発売。TM NETWORKとしては10枚目のシングル。
テレビアニメ「シティーハンター」のエンディングテーマになったことから大ヒットした。この曲までTM NETWORKとしてはヒットはなく、小室がどうしたらヒットするのかと試行錯誤した結果この大ヒットに繋がった。
この曲でバンドの方向性が決まった。
1989年9月21日に8cmシングルとして再発売している。
2017年4月12日に完全限定版として再発売されている。
SEVEN DAYS WAR
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目次 - Contents
- 概要
- メンバー
- 小室哲哉
- 宇都宮隆
- 木根尚登
- 略歴
- ユニット名
- 歌詞
- 代表曲
- Get Wild
- SEVEN DAYS WAR
- Nights of The Knife
- オリジナルアルバム
- RAINBOW RAINBOW
- CHILDHOOD'S END
- GORILLA
- Self Control
- humansystem
- CAROL 〜A DAY IN A GIRL'S LIFE 1991〜
- RHYTHM RED
- EXPO
- Major Turn-Round
- キヲクトキロク 〜 Major Turn-Round
- NETWORK -Easy Listening-
- SPEEDWAY
- QUIT30
- ミニアルバム
- TWINKLE NIGHT
- 関連人物
- 松本孝弘(B'z)
- 浅倉大介(access)
- 小室みつ子
- 裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ライブの打ち上げ
- エアギター?