向田紗栄子(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

向田紗栄子(むこうださえこ)とは『龍が如くシリーズ』に登場するキャバクラ店の雇われママである。店を経営する野々宮勲が何者かに殺されたことをきっかけに春日一番と知り合い、彼らと共に野々宮の死の真相を探っていく。
気が強い性格でカタギの女性でありながら腕っぷしもある。一番のパーティーに加わった後は、極道の人間を相手にしても物怖じすることなく戦っている。またかなりの酒豪であり、一番たちが酔いつぶれても顔が赤くならないほどである。

向田紗栄子の来歴・活躍

家族との衝突

紗栄子は両親と双子の妹・菜乃葉の4人暮らしだった。気の強かった紗栄子は、弱気でうだつが上がらない父や父に似て弱気な妹とはあまり仲が良くなかった。しかし紗栄子は「妹はダメな子だから私がフォローしてあげないと」という思いから何かにつけて口出ししており、そんな紗栄子と家族の仲を母親が取り持っていた。しかしその母親が亡くなると、「家族の家計を支えている」が一層強くなり、紗栄子と家族の関係がよりこじれていく。それが決定的になったのは、菜乃葉の彼氏に対して口出ししたことだった。紗栄子としては菜乃葉に苦労させたくないという思いからであったが、彼氏のことに口出しされて菜乃葉の溜まっていた鬱憤が爆発し、口論になる。それをきっかけに父親も泣き出し、「娘が自分より稼ぐようになったからって不貞腐れていたせいで菜乃葉を助けてやれなかった」という趣旨の発言が飛び出した。まるで自分が菜乃葉を苛めているような言葉を投げつけられたことで、自分が家族から疎まれていることを知った紗栄子は家を離れ、それからは実質上の絶縁状態となった。
その後、紗栄子は職を転々とし、異人町でソープランドのオーナーを務める野々宮勲が経営しているキャバクラ店の雇われママにおさまった。

一番たちとの出会い

一番たちに野々宮のことを話す紗栄子

2019年12月に紗栄子は野々宮から実家の危機を知らされた。その時、初めて妹が彼のソープで働いていたことを聞かされる。野々宮は新しく入ったボーイが紗栄子の家族を助けるために奮闘していることを話すが、その最中に何者かともめている物音が入り、通話が途切れてしまう。その後、野々宮の首つり死体が見つかった。
野々宮が自殺したことを警察から聞いた紗栄子は不審に思い、事情聴取で彼との最後の通話内容について洗いざらい話した。警察も熱心に聞いていたが、紗栄子が「ラオマー」という言葉を聞いたと話すと、態度を一変させて、そのまま自殺として処理されてしまった。
真相を知りたかった紗栄子は野々宮の葬式で一番とナンバ、元刑事の足立宏一たちを発見する。野々宮から新人ボーイとして一番たちの名前を聞いていた紗栄子は彼らが「野々宮はどうして自殺したんだ」と話していたところに「あの店長は一流のクズよ。自分で死ぬワケないでしょ」と割って入った。一番たちは紗栄子のことを菜乃葉だと勘違いしたが、自分は菜乃葉の双子の姉だと明かして、それから野々宮との電話のことを話した。すると刑事だった足立が「”ラオマー”というのは、中国マフィア横浜流氓(ハンピンリュウマン)の幹部、馬淵のことだ」と言う。

紗栄子は家を飛び出した自分に曲がりなりにも居場所をくれた野々宮が殺されたことに対し、感情を爆発させて涙を見せた。一番たちはその様子を見て、彼女と共に野々宮の死の真相を追うことを決意。紗栄子が一番のパーティーに加わった。

異人三の均衡を壊すことを企む馬淵

紗栄子をパーティーに加えた一番たちは、馬淵のアジトを探すために横浜流氓のたまり場である「飯店小路」へ向かうが、なかなか手掛かりがつかめなかった。そこで前にホームレスに対して集金に来ていた横浜流氓の下っ端である鄭(てい)に話を聞くことを思いつく。紗栄子はキャバ嬢に扮して中華パブ「凛凛」に潜入し、そこで鄭と接触。彼から馬淵は一番太いシノギである「横濱貿易公司」の倉庫を管理しているということを聞き出した。
一番たちはハローワークを介して横濱貿易公司のバイトとして潜り込み、そこで偽札の人民元を製造していることを知る。その証拠を押さえるために偽札を盗み出そうとするが見つかり、一番たちは最終的に突っ込んできたトラックの爆発により意識を失ってしまった。

目を覚ますと一番、ナンバ、足立、紗栄子の4人は捕まっていた。目の前には馬淵がいた。その馬淵は「野々宮をやったのは俺だ」と語る。馬淵は異人町で3すくみを形成している横浜流氓、ヤクザの横浜星龍会、韓国系の裏組織コミジュルの中で、星龍会と横浜流氓の間に亀裂を生ませるつもりだという。馬淵が去った後、一番たちは彼の部下に殺されそうになるが、黒いマスクの男「ハン・ジュンギ」に助けられて危機を脱する。そして横浜流氓と星龍会の抗争を止めるべく再度飯店小路へ向かった。しかしすでに飯店小路には星龍会の幹部・高部がいた。高部は部下を殺されたことで怒り狂っており、馬淵の企みを気づいても止まりそうにない。そこに横浜流氓の総帥、趙天佑(ちょうてんゆう)が現れた。一番が趙に馬淵のことを話しても、趙は「証拠があるのか」と取り合わない。そして高部を人質にして、「野々宮を殺したのが馬淵だという証拠を持ってこい」と言って一番たちを追い返した。

馬淵との決着

馬淵がもし異人三の均衡を壊すつもりならコミジュルが気づかないわけがないという趙の言葉を頼りに、コミジュルのアジトへ向かう一番たち。そこで馬淵から助けてくれたのが、コミジュルの参謀であるハン・ジュンギだと判明する。そして総帥のヨンスから、異人三が関わる偽札作りのことを知らされた。消えた弟の行方を捜すため、偽札のことを追っていたナンバはコミジュルと敵対。一番たちはコミジュルからナンバを逃がしたものの、その後で異人三のトップ3人から異人町の均衡のことを聞き、町を東城会や近江連合といったよそ者に荒らされないよう、偽札のことを暴露して均衡を壊そうとするナンバを止める立場になる。
ナンバを追ってブリーチジャパンというNPO法人のところへ行くと、そこに馬淵が現れた。馬淵はブリーチジャパンの代表・小笠原の命令によって野々宮を殺したという。一番は馬淵を殴りつけるが、弟の行方を知りたいナンバは馬淵と共に去っていった。

その後、馬淵たちが異人三のトップが会合を行っていたことを漏らしたことで、各組織でクーデターが起こる。一番たちは趙の連絡でコミジュルのアジトへ向かい、クーデターを鎮める。そこにナンバも現れたが、弟がコミジュルに軟禁という名の保護を受けている事実を知り、一番たちと和解した。紗栄子も笑顔で迎え入れた。
コミジュルでの暴動は鎮圧したものの、趙とは連絡が取れなくなっていた。趙を探していた一番たちは、馬淵と再び対峙することとなる。そこで一番たちは馬淵を撃破。紗栄子はついに野々宮を殺した馬淵との決着を着けることができた。
だが馬淵たちによって異人町の均衡は崩れてしまった。黒幕は現東京都知事の青木遼こと荒川真斗だ。真斗は一番にとって因縁深い相手である。紗栄子は一番たちに同行し、一番と真斗の決着を見守った。

菜乃葉との関係

サブストーリーでは菜乃葉との関係が語られる。店のキャバ嬢たちの調べで、菜乃葉が以前の彼氏である桂川に「よりを戻そう」と言い寄られていることが判明すると、桂川の目的が菜乃葉が乙姫ランドで働いて稼いでいることを知った上で経営するコンサル会社の業績不振と言い寄って金を騙し取ることだというのを調べ上げる。紗栄子はこれ以上菜乃葉が金をだまし取られたりなど、酷い目に遭わないよう一番の助言で菜乃葉に成り済まし、桂川に会いに行った。桂川に返金と別れを断られると、以前から菜乃葉に想いを寄せていた山下という男を味方に加えた。
紗栄子は桂川の怒りを買って襲われたが、一番と山下の力によって撃退。山下が「桂川は事業を失敗して街を出た、借りていた金は預かっている」と菜乃葉に伝えて返金したことで解決をみた。紗栄子は山下のことを認めて菜乃葉の幸せを願いつつも、彼女に会わない決意を固めた。

桐生のエンディングノート

シルキークイーンで働く紗栄子

『龍が如く8』では、紗栄子は亡き恩人である野々宮の遺志を継ぎ、キャバクラ「シルキークイーン」のオーナー兼キャストになっていた。『龍が如く7 光と闇の行方』の後で半年ぶりに一番たちと会うことになった紗栄子は、飲み会の帰りに一番から告白された。しかしそれが自分の思い描いていたものとは程遠く、紗栄子は言葉を濁して立ち去った。一番は紗栄子を怒らせたと思い、2人はそれから1年も連絡を取り合うことがなかった。

ある日、紗栄子の店をナンバとソンヒ、そして一番が元いた東城会四代目会長の桐生一馬(きりゅうかずま)が訪れる。よく分からない組み合わせに紗栄子は思わず「なに、このメンツ」と呟いた。話を聞くと、桐生が癌に侵されていて、エンディングノートを作っているのだという。ナンバはエンディングノートに書かれた「やりたいこと」を皆でやってしまおうと考えていた。「仲間になってほしい」というナンバの頼みを聞いた紗栄子は「むしろ私を外しちゃお話にならないじゃん」と喜んで引き受けた。

一番と対照的な海老名

エンディングノートに書かれた通り、カラオケを楽しんでいた4人のもとに星龍会の動きが怪しいという連絡が入った。星龍会は若頭の海老名正孝(えびなまさたか)と主導のもと、元ヤクザたちに雇用を与えて社会復帰を促すという活動をしていたが、社会復帰できていた者も集めているというのだ。一行は星龍会に取り込んでどういうことなのかと聞きに行くものの、その様子がひそかに撮影され、多々良チャンネルという暴露系の配信チャンネルで「桐生一馬は東城会の復活を目論んでいる」というガセネタを発信されてしまった。
桐生たちは海老名とともに行動する、一番のかつての兄貴分だった沢城丈(さわしろじょう)に話を聞きに行くことに。沢城は部下の手前、桐生たちに戦いを挑んできたが、後に監視の目がないところで自分の真意を伝えた。沢城は星龍会が掲げる「第二次極道大解散」を本気で実現させようとしていた。しかし海老名は「第二次極道大解散」を出しに何かを企んでいるというのだ。

沢城の頼みを聞いて、桐生たちは元東城会の堂島大吾(どうじまだいご)、真島吾朗(まじまごろう)、冴島大河(さえじまたいが)の3人に会いに行くこととなった。話をするのは桐生1人で、紗栄子たちは外で待っていたが、交渉は決裂し彼らの協力は得られなかった。しかし桐生は彼らから、海老名が荒川真澄の息子かもしれないという情報を入手する。

桐生はハワイに行っていた一番たちと合流し、お互いの持つ情報を共有した。ハワイでも海老名のビジネスパートナーが良からぬことを企んでおり、予断を許さない状況であった。そこに沢城を人質にとった海老名からの連絡が入った。桐生はハワイの問題を一番に任せ、自分は海老名を止めることを決意した。紗栄子はナンバやソンヒ、趙とともに桐生についていくと宣言した。
桐生たちが海老名のもとにたどり着くと、海老名は自らの出自を明かしてヤクザに対する激しい憎しみを語る。彼は「第二次極道大解散」の名目でヤクザを集め、誰の目も届かないハワイのネレ島という場所で、ヤクザたちに復讐を果たそうとしていた。同じ真澄の息子である一番のことを引き合いに出して「対照的だ」と笑った。紗栄子はそれを聞いて、確かに対照的だとしながら「一番はあんたと違って本気で元暴の社会復帰を目指していた」と強い口調で語った。一番は東城会と近江連合の大解散の後、ハローワークで働きながら本気でひとり残らず元ヤクザを社会復帰させようとしていた。それを見ていた紗栄子は、海老名の態度が許せなかったのだ。
激闘の末、桐生たちが勝利を収めた。しかしその直後、無理がたたって桐生が倒れてしまう。紗栄子たちはヘリを呼んで桐生を病院へと搬送した。

素早い処置のおかげで桐生は一命をとりとめた。1か月後、桐生や一部のメンバーを除いて一同はバー「サバイバー」に集まった。そのすぐ外で、紗栄子は一番から改めて告白された。まっすぐ愛の言葉を伝えられた紗栄子は快諾し、2人は和解を果たす。しかしその直後、一番が「I LOVE SAEKO」という衝撃的なデザインのシャツをプレゼントしようとしたため、紗栄子は足早に立ち去った。

向田紗栄子の関連人物・キャラクター

春日一番(かすがいちばん)

『龍が如く7 光と闇の行方』の主人公。紗栄子とは野々宮が死んだことをきっかけに知り合う。事前に菜乃葉と知り合っていた一番は紗栄子のことを菜乃葉だと勘違いするが、すぐに訂正された。一番は紗栄子のことを「サッちゃん」と呼び、紗栄子からは「イッちゃん」や「一番」と呼ばれる。紗栄子は一番に好意を寄せているような節があり、恋愛イベントも用意されている。しかし『龍が如く8』では、一番が紗栄子に振られたらしいということが明らかになる。その内容は紗栄子が一番に怒るほどのものだったという。

renote.net

足立宏一(あだちこういち)

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龍が如くシリーズの近江連合まとめ

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『龍が如くシリーズ』はセガが開発・販売するアクションアドベンチャーゲームのシリーズ。極道をテーマにした作品で、裏社会を生きる人々の抗争や生き方、人間模様が描かれる。 近江連合(おうみれんごう)はシリーズに登場する関西一円を束ねる広域指定暴力団である。拠点は大阪の蒼天堀。主人公の桐生一馬が所属する東城会とは反目しあっており、シリーズを追うごとに弱体化する東城会に反し、近江連合は拡大傾向にある。『龍が如く7 光と闇の行方』では東城会と共に解散する。

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「龍が如く7 光と闇の行方」がコマンドRPGになり炎上!?「汚いペルソナ」などと言われネタにされる

「龍が如く7 光と闇の行方」がコマンドRPGになり炎上!?「汚いペルソナ」などと言われネタにされる

『龍が如く7 光と闇の行方』は、アクションバトルだった過去作とはゲームの仕様が変わり、コマンドRPGになったことでちょっとした騒動になったことがありました。この記事では、発売当時の情報や、ファンの意見などをまとめています。『ペルソナ』シリーズとゲームの操作が似ていることから、「汚いペルソナ」「ペルソナが如く」と言われ、ネタにされていたようです。

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『龍が如く7 光と闇の行方』のプレイ画像&ツイートまとめ!スジモンを集める面白要素も!?

『龍が如く7 光と闇の行方』のプレイ画像&ツイートまとめ!スジモンを集める面白要素も!?

『龍が如く7 光と闇の行方』が発売されて間もない頃のプレイ画像や感想ツイートをまとめました。『ポケットモンスター』や『ドラゴンクエスト』をオマージュした面白い要素などもあるようです。楽しいミニゲームもたくさんあり、いくらでもやりこめるので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

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『龍が如く7 光と闇の行』のゲームシステムを紹介!ハローワークで勇者に転職できる!?

『龍が如く7 光と闇の行』のゲームシステムを紹介!ハローワークで勇者に転職できる!?

『龍が如く7 光と闇の行方』のゲームシステムや過去作との違いを紹介します。主人公が変わっていたり、アクションバトルがコマンドバトルになっていたり、それまでの作品を楽しんできたファンにとっては驚きの内容だったようです。ハローワークでホストや用心棒、勇者にまで転職できるというシステムも大きな話題になりました。

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