ワンパンマンの名言・名セリフ／名シーン・名場面まとめ

未曽有の事件がたびたび発生し、ヒーローも不足していることに危機を感じたヒーロー協会は裏社会で活動する犯罪者たちを集めていた。ヒーロー協会はヒーローに匹敵する実力を持っている犯罪者たちにも怪人退治を依頼しようと考えたのだ。サイタマを追ってやってきた音速のソニックはヒーロー協会から配られるはずの資料を見たうえでヒーローたちと活動を拒否し、護衛に来ていたヒーローたちもヒーロー活動に犯罪者を利用することを聞いておらず異議を唱える。しかし、ヒーロー協会で設立された対策チームのリーダーであるシッチはヒーローの人手不足を訴え、犯罪者たちに協力を求める。ソニックが投げた資料を見たひとりの犯罪者は大予言が当たっていることに喜び、ここにいる犯罪者たちが束になっても敵わないと豪語する。そして、自身をガロウと名乗り、自身が最強の怪人になるため、「悪を執行する」と犯罪者たちとの戦闘を望む。「悪を執行する」という言葉はサイタマの初登場シーンである「正義執行」と真逆の意味を示し、サイタマとの戦いを示唆するものであると推測できる。

「だったら俺が誰にも負けない最強の怪人になってシナリオを変えてやる」

ヒーロー協会が怪人討伐の協力を要請するために集めた場所で、ガロウはここにいる犯罪者たちとの戦いを望んでいた。そんなガロウを戦闘狂だと思ったヒーロー協会のシッチは護衛に出動していたヒーローに追い出すよう依頼する。しかし、ガロウはそんなヒーローたちにも果敢に立ち向かうのだった。
ガロウは幼少期の頃、テレビで見ていたヒーロー番組の怪人を応援していた。正義が勝つことを理不尽だと感じ、人気者が勝って嫌われ者が負けることを悲劇だと捉えていた。正義のヒーローが勝つシナリオを望まないガロウ「だったら俺が誰にも負けない最強の怪人になってシナリオを変えてやる」と怪人になることを決意したのだった。

「ヒーローを名乗るならいついかなる時も悪の出現に備えてろよ 今の一発で俺を仕留めきれなかったテメェの負けだ」

自身が最強の怪人になるためにヒーロー狩りを始めたガロウ。ガロウは最初にS級ヒーローであるタンクトップマスターや無免ライダー、たまたま居合わせたシルバーファングの弟子で、ガロウの弟弟子にあたるチャランコを倒した。ヒーロー狩りを続ける中で、居酒屋で酒を飲んでいたA級ヒーロー、黄金ボールを見つける。ガロウは黄金ボールを煽り、外に連れ出すことに成功する。ヒーロー狩りをしているガロウの事はすでに知っており、ガロウに攻撃を仕掛ける黄金ボール。黄金ボールはガロウの足を負傷させ、ガロウを追い詰めていたが、ガロウは余裕の表情を隠すことはなかった。黄金ボールは急所を外したのは運が良かったと告げるが、ガロウはお酒に酔っていたせいでコントロールが鈍ってしまい、急所を外したと反論し、「ヒーローを名乗るならいついかなる時も悪の出現に備えてろよ 今の一発で俺を仕留めきれなかったテメェの負けだ」と続ける。黄金ボールは必殺技でガロウを仕留めるつもりだったが、ガロウは黄金ボールの攻撃に目が慣れてしまい、形勢逆転されてしまう。

「…俺はまだまだ強くなる できるなら俺を退治してみろ それまで調子に乗らせてもらうぜ！」

ガロウに追い詰められた黄金ボールの前に現れたのは、同じくA級ヒーローであるバネヒゲだった。バネヒゲの容赦ない攻撃で、上に逃げたガロウを狙ってさらなる攻撃を仕掛けるバネヒゲだが、ガロウが攻撃を防いだことで倒されてしまう。そんなガロウに黄金ボールは「調子に乗るなよ こんなことがいつまでも続けられる訳が無い…」と告げるが、ガロウは余裕の表情で「…俺はまだまだ強くなる できるなら俺を退治してみろ それまで調子に乗らせてもらうぜ！」と反論する。最強の怪人になるため、ヒーロー狩りを続けていくと豪語するのだった。

「よく見とけ！怪人が勝つ瞬間を！！！」

ヒーロー狩りとして数々のヒーローを倒してきたガロウだが、金属バットや番犬マン、そしてサイタマにより深いダメージを負っていた。ガロウは自身の体を休めていた小屋は子どもたちの秘密基地であり、秘密基地から出ていくようお願いしに来た少年が以前公園でヒーロー図鑑を見せてくれたタレオだったことにより、再会を果たす。しかし、その小屋にヒーローたちが集結し、ガロウはタレオに床に伏せるように言い、ヒーローたちに小屋を撃たないよう願う。満身創痍のガロウに容赦なく攻撃するヒーローたち。ガロウは何とか持ちこたえるもののヒーローたちの連係により、追い詰められていた。ガロウはなんとか数人のヒーローを倒すことができ、A級ヒーローであるデスガトリングを残すのみとなった。デスガトリングはガロウの背後にある小屋ごとガロウを攻撃しようとしていた。ガロウはタレオがいることを告げるが、デスガトリングはでたらめだと言って信じようとせず、ガロウは「よく見とけ！怪人が勝つ瞬間を！！！」と叫ぶ。容赦ないデスガトリングの攻撃をガロウは身一つで防ぎ、小屋を守ったのだった。銃火器でも自身を殺せないと喜んだガロウはデスガトリングを倒し、タレオの無事を確認する。タレオは倒れているヒーローとガロウに恐怖し、叫び声をあげて逃げてしまった。

「怪人協会なんて目じゃない どんなヒーローも敵わない！最上の怪人が！ここにいるってみんなに教えてやれ！！！」

デスガトリングたちを倒したガロウの前にジェノスが現れる。ジェノスはガロウが倒したヒーローたちの応援要請を受けて駆け付けたのだった。ジェノスはガロウをヒーロー狩りだと判断し、攻撃を仕掛けるが、ダメージが蓄積しているにもかかわらずガロウはギリギリでジェノスの攻撃を避け、反撃の隙を伺っていた。そんなガロウを他のヒーローが手こずるわけだと納得する。ガロウはジェノスの腕をちぎることに成功するが、その腕で拘束されてしまう。それでもガロウはジェノスの攻撃から回避し、拘束を解き、「怪人協会なんて目じゃない どんなヒーローも敵わない！最上の怪人が！ここにいるってみんなに教えてやれ！！！」と叫ぶ。ガロウはどの怪人よりも強く、ヒーローを倒す存在となることを豪語したのだ。そんなガロウの言葉をジェノスは冷たく「そんな者は存在しない」と告げとどめを刺そうとするが、背後に現れた怪人協会の怪人たちによって邪魔されてしまう。

「こういう時こそ自分が強くなるしかねーんだ」

ガロウはジェノスやシルバーファングとの戦闘中に怪人により、怪人協会のアジトに連れていかれる。そこで出会ったのは怪人協会のボスであるオロチだった。ガロウはオロチから怪人として認められたいのならヒーローの首を持って来いと言われ、ガロウは一人外に飛び出す。ガロウはファミリーレストランで食事をするものの、お金を払わず出て行ってしまう。同じくファミレスに居合わせたサイタマもお金を持っておらず、同席したフブキが自身の頼んだポテトを食べたことによりフブキにお会計を押し付け、食い逃げをしたガロウを追う。一方でガロウはいじめられていたタレオを助け再会を果たし、タレオは先ほどガロウに逃げたことを謝る。タレオはデスガトリングの銃弾から守ってくれたことで正義の味方と告げるが、ガロウは鳥肌が立つとタレオの口をふさぐ。そこに食い逃げをしたガロウを追ったサイタマが現れ、ガロウに注意だけして帰っていく。ガロウは怪人やタレオから情けをかけられたことに怒り、サイタマを倒そうとするが、食い逃げの共犯になると恐れたサイタマに吹っ飛ばされてしまう。気がついたガロウはタレオと話していると、怪人協会からガロウを尾行してきたキリサキングが現れる。ヒーロー名鑑にも載っている怪人に恐怖し、その場にへたり込んでしまうタレオ。ガロウはタレオに逃げるように言うが、タレオは恐怖で動けなくなってしまっていた。そんなタレオに渇を入れ、「立てないからって誰かが手をのばしてくれるとおもうんじゃねえ 誰も助けには来ねぇ！！」「お前のことはお前が守るんだよ」「こういう時こそ自分が強くなるしかねーんだ」と告げ、逃げるように促し、タレオは駆け出す。

金属バットの名言・名セリフ／名シーン・名場面

「俺はそんな甘くねぇよ 勝つまでだ」

ヒーロー協会から重大任務としてヒーロー協会の重役の護衛をすることになった金属バット。金属バットは重役を狙って襲ってくるムカデ型の怪人を相手に挑み、その場に駆け付けたヒーローに重役たちを病院まで連れていくように頼む。さらに現れた大型のムカデ長老との戦闘になるが、ムカデ長老の固い体によりダメージを与えられず、金属バットでは相性が悪い中、さらにS級ヒーロー番犬マンを探していたガロウが現れてしまう。標的を金属バットに変えたガロウは金属バットに攻撃を仕掛け、金属バットもまたガロウとの勝負に挑む。ムカデ怪人たちとの戦闘により、ダメージを蓄積し、さらにガロウの怒涛な攻撃を受けていた金属バットだが、金属バットはダメージを受けるほどに身体能力が上がっていた。金属バットは気合いだと告げ、ガロウの攻撃は続く。倒れない金属バットに向かって死ぬまで続ける気かと笑うが、金属バットは「俺はそんな甘くねぇよ 勝つまでだ」と告げ、ガロウを追い詰めるもとうとう倒れてしまう。とどめを刺そうとしたガロウの前に金属バットの妹であるゼンコが登場。ゼンコは自分の前では喧嘩はしないという金属バットの盾になり、ガロウに戦いは終わりだと告げる。そんな話を聞くガロウではなかったが、ゼンコを傷つけることはせず番犬マンを追ってその場を立ち去る。