Until Dawn -惨劇の山荘-(アンティル・ドーン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Until Dawn -惨劇の山荘-(アンティル・ドーン)』とは、ソニー・コンピュータエンタテインメントより2015年に発売された、PlayStation 4用のホラーアドベンチャーゲーム。休暇中に真冬の山荘に集った8人の若い男女。楽しいはずの休暇はやがて恐怖の夜へと変貌し、謎の怪奇現象や殺人鬼が若者たちを襲う。吹雪によって外の世界と閉ざされた状況で、プレイヤーは若者たちの生死を左右する選択を迫られる。

“1952”の手掛かり

事故後の炭鉱で共食いが行われていたこと、生き残った作業員はウェンディゴになってしまったことが分かる診断書。

1952年にブラックウッド山で起きた炭鉱の事故に関するアイテム。新聞や診断書、炭鉱作業員の日記などを収集すると、ブラックウッド山の炭鉱で落盤事故が起きたこと、生き延びるために事故で死んだ者の肉を食べた作業員たちがウェンディゴへ変貌を遂げたことが明らかになる。

“謎の男”の手掛かり

ジョッシュが仲間たちに復讐心を燃やしていて、怖がらせようとしていたことが分かる偽の脅迫状。

山荘に出没する謎の覆面男に関するアイテム。隠しカメラやバッテリー、偽の脅迫状などを収集すると、覆面男の正体がジョッシュだと判明する。偽の脅迫状や内臓がくりぬかれた豚の死骸からは、デスゲームで自分の死を偽造してまでも、妹たちが失踪する原因を作った仲間へ復讐しようとするジョッシュの狂気が感じられる。

『Until Dawn -惨劇の山荘-(アンティル・ドーン)』の用語

ブラックウッド山

ブラックウッド山とは、若者たちが集まった山荘がある土地の名前。また、ウェンディゴと深い関わりがある場所である。
この山にはクリー族という先住民族が住み、山を神聖な場所と崇めてこの場所では決して狩りを行わず、「氷の獣(ウェンディゴ)」に敬意を払っていた。1893年、この土地にスズやラジウムといった資源が眠っていることが分かると、人々が押し寄せ、資源を手にする為に山の奥深くまで採掘を始める。これにより、今まで鎮まっていた氷の獣の魂が暴走し、憑依する者を探し回るようになった。そんな時、ブラックウッド山で大規模な落盤事故が起き、作業員が生き埋めになってしまう。飢餓感に勝てず、仲間を殺して肉を口にしてしまった作業員に氷の獣の魂が憑依。その者はウェンディゴとなってしまった。

ウェンディゴ

若者たちを襲っていた怪物の正体。異常に手足が長く、骨と皮だけになった人型の怪物。ブラックウッド山では人間が死者の肉を食らうことによりウェンディゴの魂が憑依し、その人物は呪われてウェンディゴになってしまう。ウェンディゴは炎が弱点で、炎で焼き尽くすことで消滅させることができる。また、嗅覚が利かず動いたものしか捉えられないため、動かずにいればやり過ごせる。

『Until Dawn -惨劇の山荘-(アンティル・ドーン)』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

残虐なシーンの暗転

音とセリフのみで、画面は暗転処理されている規制シーン。

日本版では、人体欠損など特定の残虐な描写があるシーンでは画面全体が暗転処理され、観られなくなっている。音とセリフは聞こえるが、10秒余り画面全体が真っ黒の暗転状態が続くシーンも複数ある。海外版では規制はない。

ジャック・フィドラーを演じたラリー・フェセンデンはこの作品の脚本と制作指揮も担当

ジャック・フィドラーを演じたラリー・フェセンデンは、この作品の脚本と制作指揮も担当している。

伊集院光がラジオで評価

タレントの伊集院光が自身のラジオ番組「深夜の馬鹿力」にて、本作を紹介した。残虐なシーンの暗転規制については苦言を呈しつつ、ホラーファンはそそられるゲームだと面白さを評価した。

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