篠原涼子主演の『オトナ女子』がまさかの視聴率1桁!?低調のワケを徹底解説
2015年10月からスタートした篠原涼子主演のドラマ『オトナ女子』。アラフォー女性の大人なラブストーリーということで注目されましたが、視聴率は1桁台という低調な滑り出しとなりました。篠原涼子を始めそうそうたる顔ぶれにもかかわらず、なぜドラマは不評なのでしょうか?その理由をまとめました。
ネット上では、視聴者から「普通に面白いんだけど、ベタすぎて恥ずかしくなる」「昔のトレンディドラマを目指しすぎ」「篠原を前面に押し出した、昭和のドラマ」といった批判が噴出
▼過去のドラマの二番煎じを思わせる設定
出典: www.amazon.co.jp
すべてが二番煎じのいいとこ取りの寄せ集めという感じの同ドラマ
出典: www.asagei.com
ドラマは、88年に人気を博した『抱きしめたい!』(フジテレビ系)の焼き直しでしかない。主役の篠原が不必要に髪をかき上げては『悪かったわね、40で』とひとり毒づくたび、W浅野の顔を思い出さずにはいられない
篠原演じる中原亜紀の同棲相手として斎藤工が登場。冒頭からバックハグやキスシーンで「昼顔」効果を狙ったのはミエミエ。また、中原の人物設定が「ラストシンデレラ」のキャラと被る
出典: www.asagei.com
主演・篠原涼子、演出・田中亮という組み合わせは、2年前のフジテレビのドラマ『ラストシンデレラ』と同じコンビ。『ラスト〜』は恋に不器用な40手前の女性が奮闘するコメディ色の強いドラマでしたが、『オトナ女子』も内容はあまり代わり映えのない仕上がり
出典: news.ameba.jp
視聴者の感想として「ラストシンデレラとなんか似てる」「終始、髪をかき上げてるのがW浅野を思い出す」「口調もしぐさも一昔前のイイ女像のテンプレですね」などの鋭いツッコミが多く見られた
出典: www.asagei.com
▼ターゲットであるアラフォー女性からの不支持
女性人気高い篠原使って主人公みたいな仕事中心に生きてきたアラフォー女性ターゲットにしてて、そういう女に夢を与える作品にしたいのはわかるが、狙いすぎ
出典: mera.red
40歳前後の女性を“オトナ女子”と命名し、実年齢40代の篠原涼子、吉瀬美智子、鈴木砂羽の3名を起用したというのに、ターゲットであるはずのアラフォー女性からはブーイングの嵐
ドラマの中で主人公が男性から浴びせられる厳しい言葉や、独身女性に対する後輩の陰口など、アラフォーが耳を塞ぎたくなるような台詞が繰り返されるため、視聴ターゲットとなる女性からは、あまり支持が得られていない
出典: www.asagei.com
ネット上でも「リアリティなさすぎ」「展開ありがち」「つまんない」など、女性からの酷評が目立つ
▼劇中の過激なシーンも問題に
ドラマの初回は、いきなり篠原と、同棲中の年下の売れないミュージシャン役の斎藤工とのキスシーンからスタート。さすがに、この時点でドン引きして、チャンネルを替えた視聴者もいたかもしれない
出典: npn.co.jp
冒頭から、会社に行こうとする篠原を斎藤が強引にキスしたかと思えば、その後もソファの上でイチャイチャしたりキッチンで抱き合ったりと、キスやハグなど当たり前といった感じ
過激なキスシーンやベッドシーンが満載で、視聴者側が赤面するほど。これでは、子どもには見せられない
出典: npn.co.jp
▼女優・俳優陣の存在感も影響しているよう
出典: www.amazon.co.jp
ベテラン俳優たちの実人生が、ラブストーリーを邪魔する同ドラマ。篠原涼子は、現実生活では二児の母。結婚相手も市村正親と有名人ゆえに、何かと私生活がクローズアップされる。そのイメージが時に邪魔をする
相変わらずの虚ろな瞳と淡々とした演技で、駄目男を演じきった斎藤工だが、ドラマ(視聴率)のためを思うなら、斎藤にクズをやらせるわけがない。彼と一緒に視聴者もたくさん退場してしまった
出典: top.tsite.jp
江口洋介も「シニカルな人気脚本家」というよりも、森高千里の良き夫で理想の有名人夫婦。谷原章介も、子だくさんのいいお父さんだとみんなが知っている。今回のプレイボーイのチャラい社長役としては、どこか上滑り
Related Articles関連記事
SUNNY 強い気持ち・強い愛(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』とは、韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』を原作とした2018年公開の青春音楽映画。90年代、社会の中心にいた“コギャル”たち。コギャルとして青春を共に過ごした“SUNNY”の6人は、ある事件の後バラバラになってしまう。20年以上の時を経て、あるきっかけから一人、またひとりと再会していく。光と影、理想と現実をそれぞれ抱えて生きてきた6人の複雑な思いが、懐かしい90年代ヒットソングに乗せて、90年代と2018年の場面が交差しながら展開される愛と青春の音楽ストーリー。
Read Article
ダウンタウンのごっつええ感じとは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『ダウンタウンのごっつええ感じ』とは、フジテレビ系列で放送されていた伝説のお笑い番組である。通称は『ごっつ』。ダウンタウン、今田耕司、130R、東野幸治、YOU、篠原涼子、西端弥生などが出演していた。1991年から1997年まで放送されていて、「ゴレンジャイ」、「兄貴」、「オカンとマー君」、「MR. BATER」といった数多くのコントを生み出した。また、セクハラや暴力が頻繁にあり、いじめや差別につながるかも知れない企画などが多いため、クレームが殺到していたことも有名である。
Read Article
ダウンタウンのごっつええ感じ(ごっつ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
「ダウンタウンの伝説の番組」といえば「ごっつええ感じ」を抜きには語れない。1991年12月~1997年11月まで放送されたこのバラエティー番組は、見ないと学校で月曜日の話題に取り残されたものだった。この番組の人気は、ダウンタウンだけではなく、メインキャストの名を一気に全国区に押し上げていくこととなる。90年代に少年時代を過ごした人達にとっては、忘れられない衝撃だった。
Read Article
アンフェア(ドラマ・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『アンフェア』とは、2006年にフジテレビ系列で放送が開始された、女性が主人公のハードボイルド系の刑事ドラマ。硬派なストーリー展開が特徴である。主人公の女性刑事・雪平夏見(ゆきひらなつみ)が、刑事だった父が殺害された事件の真相を追いつつ、数々の難事件を解決していく姿を描いた。テレビドラマ放送終了後も幅広い層から高い人気を集め、スピンオフも含めてスペシャルドラマ4作品と映画3作品が公開された。原作は奏建日子の『推理小説』。主人公の雪平夏見役を篠原涼子が演じた。
Read Article
ラスト・シンデレラ(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『ラスト・シンデレラ』とは2013年4月に22時からフジテレビで放送されたドラマ。脚本を中谷まゆみ、主演を篠原涼子が務めている。彼氏いない歴10年の39歳独身・遠山桜は自分のことに無頓着なおやじ女子だった。そんな彼女の人生は、佐伯広斗との出会いをきっかけに変化し、恋に落ちていく。不器用な桜と肉食系男子の広斗の恋愛や、彼女を取り巻く人々の人間関係を明るく描いており、気軽にみられる大人なラブコメディーである。
Read Article
silent(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『silent』とは、2022年10月から12月まで放送された、聴力を失ったかつての恋人との関係が主題のテレビドラマ。恋人同士だった青羽紬(あおばつむぎ)と佐倉想(さくらそう)だが、想が病気で耳が聞こえなくなってしまい、理由も言わずに別れを告げて姿を消してしまう。久々に想に再会した紬は、想への思いに戸惑いながらも現実に向き合っていくというストーリー。スピッツの楽曲がテーマになっているのが特徴。TVerのお気に入り登録が全番組で最多の246万人を突破し、若い女性を中心に大きな話題となった。
Read Article
アットホーム・ダッド(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『アットホーム・ダッド』とは、2004年にフジテレビの火曜22時枠で放送されたドラマ。脚本は旺季志ずかと尾崎将也が手掛ける。主演は阿部寛。その他、篠原涼子や宮迫博之などが出演している。大手広告会社に勤める山村和之は、念願のマイホームを手に入れ、妻と娘と幸せに暮らしていたが、突然リストラされ、失業してしまう。和之は仕事が見つかるまで、専業主夫として家事をすることになった。家事は女の仕事だと馬鹿にしていた和之だが、妻の大変さを思い知り、家族について考え直すのだった。
Read Article
今日も嫌がらせ弁当(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】
『今日も嫌がらせ弁当』とは、シングルマザーの母親と反抗期の娘がお弁当を通じて交流する実話に基づくヒューマンストーリー。原作は人気ブロガーKaori(ttkk)の2015年に出版されたエッセイ『今日も嫌がらせ弁当』である。監督・脚本を塚本連平が担当し、篠原涼子主演で2019年6月に映画化された。舞台は東京・八丈島。シングルマザーの持丸かおり(演:篠原涼子)が、反抗期の娘である持丸双葉(演:芳根京子)に対抗して始まった嫌がらせ弁当によって、気持ちが通じ合っていく心温まる物語。
Read Article
キレイすぎる!日本のアラフォー女優まとめ【篠原涼子ほか】
ここでは日本のアラフォー世代の女優・モデル・歌手などの画像をまとめた。篠原涼子、深津絵里、天海祐希など、年齢を感じさせない美しい人ばかりだ。
Read Article
【安達祐実】人気女優の濡れ場シーンがある映画まとめ【篠原涼子など】
テレビやドラマ、CMなどで活躍する有名女優の濡れ場がある映画をまとめて紹介。安達祐実が遊女役でオールヌードを披露する「花宵道中」や、篠原涼子が出演する「ラストシンデレラ」など。普段のテレビで見る姿からは想像できない意外な人物の出演も多い。
Read Article
『オトナ女子』篠原涼子の色っぽいフェミニンコーデまとめ
ここではフジテレビドラマ『オトナ女子』の主演を務めた篠原涼子のコーディネートをまとめた。アラフォーのキャリアウーマンという設定らしく、ハイブランドで固めた大人の女性のファッションになっている。ブランドのHPや公式通販サイトなども合わせて掲載している。
Read Article
【篠原涼子】実は歌手だった!?紅白歌合戦に出場していた女優・芸人まとめ【ドリフターズ】
メディアで様々に活躍する女優や芸人たち。その中には、過去に『NHK紅白歌合戦』に歌手として出場していたことがある人物がいます。この記事では、そんな彼ら/彼女らについてまとめました。これを読めば、きっとあなたも「え、あの人も出てたの!?」と驚かずにはいられないでしょう。
Read Article
フジテレビ「ボクたちのドラマシリーズ」の作品まとめ!篠原涼子や木村拓哉が出演
ここでは1992年〜1994年にかけてフジテレビの放送枠にあった「ボクたちのドラマシリーズ」の作品をまとめた。篠原涼子や木村拓哉など、後の大スターが出演する作品を多く輩出した。『放課後』、『その時、ハートは盗まれた』などを紹介している。
Read Article
『ハケンの品格』第1話のあらすじを画像で紹介
2007年に放送されたドラマ『ハケンの品格』の第1話のあらすじ・ストーリーを画像で紹介。「正社員が一番」といった考えや終身雇用制度が見直されるなどの現実社会を反映した内容は、新しいお仕事エンタテイメントドラマとして人気を博しました。
Read Article
篠原涼子や新垣結衣など特撮出身の芸能人まとめ!
ドラマで主演を演じることも多い松坂桃李・新垣結衣・篠原涼子・水谷豊・綾野剛などが、実は特撮作品でデビューしていることをご存じだろうか。本記事では特撮出身の芸能人をまとめて紹介する。意外な役での出演に驚きを隠せないかもしれない。
Read Article
AKB48向井地美音の子役時代からの軌跡まとめ!『アンフェア the end』にも出演
ここではアイドルグループ「AKB48」の3代目総監督、向井地美音の子役時代からの軌跡をまとめた。幼い頃に子役女優として活動をスタートし、ドラマ『アンフェア』シリーズで主人公の娘役を演じる。子役を卒業した後も、映画『アンフェア the end』で同じ役を演じた。
Read Article
『ダウンタウンのごっつええ感じ』の歴史・画像まとめ
ここではフジテレビで放送されていたバラエティー番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』の歴史や画像をまとめた。レギュラーメンバーの変遷や、レギュラー放送が終了した後に放送された特別番組などについて掲載している。
Read Article
【半沢直樹】年間ドラマ平均視聴率ランキング!2013年版【ラスト・シンデレラ】
2013年はドラマの当たり年といわれており、数々の話題作が登場しました。この記事では、そんな2013年に放送されたドラマの平均視聴率をランキング化してまとめています。1位は、文句なしにあのドラマ!そう、「倍返しだ!!」のフレーズが社会現象になった『半沢直樹』ですね。他にもいろいろと注目作がたくさんあるので、ドラマ好きの人は要チェック!
Read Article
目次 - Contents
- ・2015年10月期に始まった篠原涼子さん主演のドラマ「オトナ女子」
- ・アラフォー女性の大人のラブストーリーということで注目された同ドラマ
- ・が、始まってみれば視聴率一桁台の低調なスタートに…
- ・なぜドラマは低視聴率になってしまったのか?
- ▼古くさいとされる演出
- ▼過去のドラマの二番煎じを思わせる設定
- ▼ターゲットであるアラフォー女性からの不支持
- ▼劇中の過激なシーンも問題に
- ▼女優・俳優陣の存在感も影響しているよう
- ・一方で、評価する声もある同ドラマ
- ・近年は全体的に視聴率の低迷が伝えられるフジテレビの期待も高かったドラマだったが…
- ・なんとフジの社長までがドラマの低視聴率に言及するまでになっている
- ・始まったばかりのドラマだが、今後の展開で巻き返せるか?
- 関連サイト
- 関連まとめ