エウレカセブンシリーズの登場メカニックまとめ

『エウレカセブンシリーズ』とは株式会社ボンズ制作のSFロボットアニメ。
スカブ・コーラルという珊瑚礁のようなものに覆われた大地と、未知の粒子トラパーの波が大気中を漂うある惑星を舞台に、主人公のレントンは反政府組織ゲッコーステイトのメンバーである不思議な少女エウレカと出会う。レントンの憧れであり、ゲッコーステイトのリーダー・ホランドに誘われレントンはゲッコーステイトのメンバーとなる。メンバーとなったレントンはエウレカと恋に落ち、様々な経験を積んで少年から徐々に大人へと成長していく姿を描いた物語。

ボードに乗るデビルフィッシュ

ホランドの搭乗機。ターミナスシリーズ初期機体であるが、搭乗前に大量の薬物投与をして、パイロットの頭部にヘッドギアを装着する。強力な運動性能を発揮するため、パイロット自身に大きな負荷がかかる。そのため、開発データをジエンドに引き継いだ後、開発元のトレゾア技研によって封印された。
背面と専用のボード上にブースターを装備しているため、大気圏外でも戦闘可能である。装備はロングレーザー砲、ホーミングレーザー砲、格闘専用のブレード。
デューイとの最終決戦の際に銀河号に特攻し、共に大破した。

ターミナス type B505

過去にホランドが搭乗していた505

軍の特殊機動部隊SOFに配属されていたKLF。軍所属時代のホランドが搭乗していた機体でもある。
軍が最初に正式採用したターミナスシリーズである。インディゴの機体の色をしている。

ターミナス type R606

滑空する606

ゲッコーステイト・マシューが搭乗する橙色のLFOで、前衛担当。頭部がなく、コックピットが広く造られている。
装備を少なくし、機動性と作動時間を向上させた。そのため、戦闘以外でも買い出しや荷物を運ぶ・積む作業にも使用されている。
装備はブーメランナイフとレーザーライフル。

ターミナス type R808

戦闘シーンの808

ゲッコーステイト・ヒルダが搭乗する青と白のLFO。後衛を担当。ロングレーザー砲を備えており、ブーメランナイフと併せて月光号搭載のLFOの中で一番の火力を誇る。
しかし、消費電力の高さから活動限界が低下。少々扱いづらい機体の一つである。

ターミナス type R909

空中戦時の909

ゲッコーステイト・マシュー、ホランドが搭乗する赤紫と白の外観からなるターミナスシリーズの最終機のLFO。装備はブーメランナイフとロングレーザー砲。
高性能だが、扱いづらく前衛用にと購入したが、前衛担当のマシューが気に入らず、ホランドが主に乗っている。
遠距離・近距離共にオールラウンダーに活躍していたが、ジエンドによって破壊されてしまう。

スピアヘッド SH-101

左がチャールズ、右がレイの機体

ビームス夫妻の所有機。夫のチャールズが軍を抜ける際に退職金代わりに贈られたもの。青がチャールズ、赤が妻のレイの機体。元は連邦軍SOF専用に開発されたターミナスの発展試作機で、操縦系統はターミナス系の設計を引き継いでいる。また、特殊な飛行モジュール、サーカス・マニューバを展開してトラパー波を捉え、ボードなしでの飛行が可能である。
その他にも6個のカメラアイを搭載しており、他の機体にない独自の開発が組み込まれている。
装備は内臓式ソード、誘導爆弾。頭部には名前にもある通り、近接用武器のスピアを装備。また小口径レーザー砲も備えられている。
白鳥号からのリモートによる無人操縦で激しい戦闘の後、ホランドの乗る909のロングレーザー砲で両機共に大破した。

モンスーノ

滑空するモンスーノ

塔州連邦軍の正式なKLFシリーズ。ターミナスより出力と機動性は劣るが、火力・装甲CFSによって補っている。
季節風を表す気象用語・モンスーンに由来している。

モンスーノ type MS10 / MS20

モンスーノ type MS10

塔州連邦軍の現行主力であるKLF。機体色はネイビーブルー。LFOとしては大型で、火力と耐久性に優れている。
比較的安全なCFSが搭載されており、KLFライダーを一定の実力を持たせながら増員させることに成功している。
装備はブーメランナイフ、サドル・マウント(鞍型)弾倉式マシンガン、小型レーザーにミサイルポッドを装備するtype MS10とミサイルポッドがロングレーザー砲に換装した重装備型のtype MS20が存在する。

モンスーノ type VC10

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