日常が一変してしまう巻き込まれ系映画まとめ!『ペーパーボーイ 真夏の引力』など

ここでは主人公のごく普通の日常が一変し、常軌を逸した世界に引きずり込まれてしまう映画をまとめた。ある女性に惹かれたことで禁断の世界に足を踏み入れる青年を描いた『ペーパーボーイ 真夏の引力』、狂信的キリスト教団体が生み出す悪夢を描いた『レッド・ステイト』などを紹介している。

▼『コラテラル』

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”殺し屋を乗せてしまったタクシー運転手が巻き込まれる悪夢の様な一夜...。”

マイケル・マン監督、トム・クルーズ、ジェイミー・フォックス、ウィル・スミスの奥方、ジェイダ・ピンケット=スミス主演による2004年の作品。トム・クルーズが非情な殺し屋という悪役を演じると言う事で話題になった。ロサンゼルスでタクシー運転手をしている平凡な男が、殺し屋の男を乗車させてしまった事から、一夜の彼のドライバーをすることになってしまい、彼の殺しの仕事に付き合う事に。しかし、次第に運転手は、殺し屋に抵抗をはじめるが...。

大変だ!タクシーに乗せた人物が殺し屋だった!しかし、このドライバーは自己を見つめなおして反撃に出る!

コラテラル - 予告編

これからの彼の人生は今までとはまったく違ったものになるでしょう、そのきっかけがたとえ殺人の片棒を担がされることであったとしても、それくらいの荒療治もあるいは必要だったのかもしれません。

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、本当に「巻き込まれた」のはどっちなんだろう…とか深読みしてみたり…。映画の最後にわざわざ「コラテラル=巻き込まれ」と出てきたから思わず深読みしちゃいました。

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殺しの犯罪にまきこまれて(コラテラル)いく男マックスを演じるジェイミー・フォックスと殺し屋ヴィンセントを演じるトム・クルーズの二人の演技が凄いです!

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▼『フォーン・ブース』

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”かかって来た電話を取ってしまったがために、命の危険に晒される事に!”

ジョエル・シュマッカー監督、ラリー・コーエン脚本、コリン・ファレル、フォレスト・ウィテカー、ケイティ・ホームズ主演による2003年の作品。携帯電話を片手に口八丁で契約をモノにする、自称一流のコンサルタントであるスチュワートが、ニューヨークの街で電話ボックスに入る。彼は、下心を持っている女性パメラに電話する時だけは公衆電話を利用していた。彼が電話を済ませて外に出た途端にベルが鳴り、思わず受話器を取ると、相手はライフルで自分を狙っており、言う通りにしないと殺すと脅迫してくる。まもなく警察がボックスを包囲するが...。

彼の場合、偶然の巻き込まれでは無く、因果応報なものだったりするのですが...。

携帯電話に履歴を残したくないために利用した電話ボックス。そこにかかってきた電話を取ってしまったがために、彼の悲劇がはじまる。しかし、彼の私生活や秘密を犯人は知っている。一体何が目的なのか...。その犯人というが、登場してビックリな人だった!それまでは声だけの出演だったのだが、最後の最後でいい所をかっさらってしまうのであった!

『フォーン・ブース』予告編

ある日突然、見知らぬ誰かに銃を突きつけられ、正体を見破られその正体を群集に向かって告白しなければならない「不条理」こそが、まぁテーマと云えばテーマです。

出典: e-tsurezure.blog.so-net.ne.jp

偶然事件に巻き込まれたわけではなく自業自得の事件であり、いかに言動を取り繕ったところでいずれはバレる、もしくは必ず誰かに見られているから日々気をつけなさいというメッセージを持った自己反省映画なんでしょう。

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この緊張感こそがこの映画の作り手の狙いだということ。それだけ厳しいプレッシャーやストレスを観客にかけれたという時点で、この映画は成功と言っていいぐらいだ。

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hideking9921
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@hideking9921

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